【動画付き】キャタピラーが日米間で遠隔操作に成功! 建機オペは国際テレワークの時代へ

2021/05/1412:14配信

そして、さらに来場者が熱狂していたのは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

他県の建機を遠隔操作

できる体験コーナーでした。

クローラーキャリアのメーカーである諸岡のブース(G-65)では、茨城県内の試験開発・デモセンターの建機を実際に遠隔操作できる体験コーナーが設けられ、人気を集めていました。

諸岡のブースに設けられた遠隔操作システム体験コーナーでは、茨城県内のクローラーキャリアを実際に運転できる

またキャタピラージャパンのブース(B-80)には、本格的な遠隔操作システムのコックピット「Catコマンド ステーション」のコックピットが展示されていました。

実機同様のシートやジョイスティックレバーなどの入力装置、モニターなどが並んでいます。このシステムでは、インターネットや専用回線などを通じてリモコン式建機と接続し、遠隔操作が行えるようになっています。

2022年に発売する予定で、お値段は「バックホー1台より安いレベル」とのことでした。

キャタピラージャパンのブースに展示されていた「Catコマンド ステーション」の本格的な遠隔操作システム

モニター画面には、遠隔操作中の建機が映っていますが、時刻は午後3時くらいだったにもかかわらず、周囲がなぜか暗くなっていました。

モニター画面に映った建機の映像。なぜか周りは暗かった

それもそのはず、遠隔操作中の建機がある場所は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

米国・アリゾナ州の現場

だったのです。

つまり、幕張メッセからアリゾナ州内のバックホーを遠隔操作していたというわけです。

このシステムでは、バックホーやホイールローダー、ブルドーザーなどを1台のコックピットで遠隔操作できます。

つまり、今日は米国の現場にあるバックホー、明日はドバイにあるブルドーザーというように建機オペの国際的テレワークが可能になるというわけです。

建機オペのテレワーク化は今後、ますます予想以上に加速していきそうですね。

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最終更新:2021/05/1412:34

株式会社イエイリ・ラボ