【動画付き】キャタピラーが日米間で遠隔操作に成功! 建機オペは国際テレワークの時代へ
そして、さらに来場者が熱狂していたのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
他県の建機を遠隔操作
できる体験コーナーでした。
クローラーキャリアのメーカーである諸岡のブース(G-65)では、茨城県内の試験開発・デモセンターの建機を実際に遠隔操作できる体験コーナーが設けられ、人気を集めていました。
諸岡のブースに設けられた遠隔操作システム体験コーナーでは、茨城県内のクローラーキャリアを実際に運転できる
またキャタピラージャパンのブース(B-80)には、本格的な遠隔操作システムのコックピット「Catコマンド ステーション」のコックピットが展示されていました。
実機同様のシートやジョイスティックレバーなどの入力装置、モニターなどが並んでいます。このシステムでは、インターネットや専用回線などを通じてリモコン式建機と接続し、遠隔操作が行えるようになっています。
2022年に発売する予定で、お値段は「バックホー1台より安いレベル」とのことでした。
キャタピラージャパンのブースに展示されていた「Catコマンド ステーション」の本格的な遠隔操作システム
モニター画面には、遠隔操作中の建機が映っていますが、時刻は午後3時くらいだったにもかかわらず、周囲がなぜか暗くなっていました。
モニター画面に映った建機の映像。なぜか周りは暗かった
それもそのはず、遠隔操作中の建機がある場所は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
米国・アリゾナ州の現場
だったのです。
つまり、幕張メッセからアリゾナ州内のバックホーを遠隔操作していたというわけです。
このシステムでは、バックホーやホイールローダー、ブルドーザーなどを1台のコックピットで遠隔操作できます。
つまり、今日は米国の現場にあるバックホー、明日はドバイにあるブルドーザーというように建機オペの国際的テレワークが可能になるというわけです。
建機オペのテレワーク化は今後、ますます予想以上に加速していきそうですね。
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最終更新:2021/05/1412:34