-
ロープウエー型ロボで3Dモデル化!凸版印刷とイクシスがインフラ点検システム開発
少子高齢化による労働力不足に対応するため、インフラの点検・維持管理分野では、構造物を一度、3Dモデルやデジタル写真などのデータにしてから、コンピューターを使って損傷箇所を見つけたり、管理したりという方法が導入されつつあります。 そこで問題となるのが、インフラの3Dモデル化です。これまではドローン(無人機)による空撮や、3Dレーザースキャナーを使って点群データ化する方法が使われてきましたが、橋梁のように狭くて複雑な部分がある構造物の内部では、高精細な画像を取得するのが困難でした。 そこで凸版印刷とイクシス(本社:川崎市幸区)は、両社の独自技術を融合させて「社会・産業インフラ向け三次元形状計測・生成・解析プラットフォーム」を共同開発することになりました。 構造物の写真を撮るのに使われる方法には、 ナ、ナ、ナ、ナント、 ロープウエー型ロボット も使われるのです。(凸版印刷のプレスリリースはこちら) 構造物の写真撮影に使われるロープウエー型ロボット「Rope Stroller」(写真:イクシス) イクシスが開発したワイヤつり下げ型目視点検ロボット「Rope Stroller」というものです。橋脚の間にワイヤを水平に架設して、これにぶら下がって移動しながら、中央に取り付けたカメラで構造物に近づいて写真撮影できるものです。 風やワイヤの張り方で本体が傾いても、中央に搭載したジンバル(雲台)機構が働いて、カメラを一定の向きに固定します。 電源は外部から電源ケーブルで給電し、操作もLANケーブルで遠隔操縦します。 Rope Strollerの本体部(写真:イクシス) 橋桁下での使用イメージ(資料:イクシス) 橋桁裏を撮影した写真(写真:イクシス) 橋梁の点検では、ドローンを使った方法も行われていますが、風に弱い、構造物との接触が心配、長時間の連続飛行が難しいなどの問題もあります。 その点、このロープウエー型ロボットは、ワイヤさえ張れば、長時間、じっくりと撮影ができるのでいいですね。また、ワイヤを上下方向に張れば、煙突や立て配管なども撮影できるそうです。 こうして撮った写真から3Dモデルを作るのが、凸版印刷の技術です。同社は民生品のデジタルカメラで撮影した写真だけを使って、高精度の3Dモデルを自動的に生成する技術を持っています。 写真から3Dモデルを作る「フォトグラメトリー」と言われる技術の肝となるのが、複数枚の写真に写った同一点を探し出し、対応させる後術ですが、凸版印刷の場合、 1画素以下の精度で推定 することができるのです。 地表の撮影写真(左)から自動生成した3Dモデル(右)(資料:凸版印刷) また、イクシスはAI(人工知能)による空間の解析や、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)、CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を使った制御技術も持っていますので、出来上がった3Dモデルを解析する作業でも、強みを発揮しそうです。 両社はこのシステムが、社会・産業インフラの現場で広く活用されるプラットフォームになることを目指して共同開発を推進し、インフラ点検企業との実証実験なども行っていきます。そして2020年度中の提供開始を目指すとのことです。 「社会・産業インフラ向け三次元形状計測・生成・解析プラットフォーム」のイメージ図(資料:凸版印刷) このプラットフォームについては、2019年7月24日から26日まで、東京ビッグサイトで開催される「第11回インフラ検査・維持管理展」で、イクシスのブース(W1-G37)で展示される予定ですので、ご興味のある方はどうぞ!
2019/07/10 10:51 株式会社イエイリ・ラボ
-
酒井重工業 第4回「企業100年顕彰」受賞のお知らせ
「企業100年顕彰」の贈賞式が、2019年7月3日東京都内で執り行われました。 100年経営の会主催の「企業100年顕彰」は、中小企業庁、関東経済産業局の後援で、この一世紀に発生した関東大震災等の自然災害や戦争、経済危機といった困難を乗り越え持続的な成長をし続けた創業100年以上の長寿優秀企業を表彰するものです。 弊社は、「優良100年企業表彰」を受賞し、元経済産業省事務次官の北畠隆生会長より表彰状が授与されました。 表彰に先立ち、北畠隆生会長は、受賞者を「長期的な経営視点を持ち、時代環境を読み取り不断の革新を繰り返してきたこと、短期的な利益の極大化よりも長期的な利益の増大を重視すること、何よりも顧客を大事にし、商品のブランドや企業のアイデンティティーを重視している企業である」と紹介されました。 2019年7月3日 東京都千代田区 ホテルグランドパレスでの贈賞式 左 :100年経営の会 北畠隆生会長 右:代表取締役社長 酒井一郎
2019/07/10 10:30 酒井重工業株式会社
-
スクレーパーにもイノベーションを!日本国土開発が「つくば未来センター」を開設
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、AI(人工知能)、ロボットと、建設業のICT(情報通信技術)導入はとどまるところをしりません。 これまで建設とICTは、専攻する人種や文化も違えば、扱うもののスケールや単位も違うという具合に、“水と油”のような関係でしたが、これからは積極的に合体して、建設業や現場を変えていくイノベーションが起こることが期待されているのです。 そこで日本国土開は、同社の伝統である機械土工などの技術と、異種企業や外部研究機関と連携してオープンイノベーションを実現するため、 つくば未来センター という研究施設をオープンしたのです。(つくば未来センターのウェブサイトはこちら) つくば未来センターの建物。建物の環境性能指標である「CASBEE」のSランクを取得している(以下の写真、資料:日本国土開発) つくば未来センターのウェブサイト 2019年7月5日に行われたオープニングセレモニーであいさつする日本国土開発の朝倉健夫社長 つくば未来センターの建物は、S3階建てで延べ床面積2723m2の規模です。 屋上緑化や太陽光発電はもちろん、ダブルスキンガラスによるカーテンウォールや地中熱ヒートポンプ、タスク・アンビエント照明など様々な環境負荷低減技術が導入されています。 その結果、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」の最上位である「Sランク」を取得しました。 研究開発の内容は、日本国土開発が強みとする大型重機土工のほか、汚染度の無害化や超高層建築、太陽光発電、さらには超高層建築まで、幅広い内容となっています。 つくば未来センターの研究内容の一例 オープニングセレモニーでは、建設発生土をリサイクルする回転式破砕混合工法(ツイスター工法)のマシンも公開された 大型重機土工関係の技術では、 ナ、ナ、ナ、ナント、 スクレーパーの刃先データ に、GNSS(全地球測位システム)の位置情報や、ドローン(無人機)による測量情報を統合して、より速く、よりよい燃費で大型土工の効率を30%アップさせる開発にも取り組んでいます。 掘削から積み込み、運搬、敷きならしを1台でこなせるスクレーパー スクレーパーは普通の現場ではなかなかお目にかかることがない珍しい重機です。 この巨大な機械がICTによって自動化されると、大規模工事の生産性がぐっと上がりそうですね。
2019/07/09 10:00 株式会社イエイリ・ラボ
-
建設現場でのICT活用の現状と今後の取組について検討します ~第9回ICT導入協議会の開催~
令和元年7月8日 国土交通省 国土交通省は7月11日(木)、建設現場でのICTの全面的な活用に向けて、産学官関係者よりなる「ICT導入協議会※」を開催します。 今回は、平成30年度の国土交通省のICT活用施工の取組状況や令和元年度の取組内容を踏まえ、今後の国土交通省の取組について議論いただきます。 ※ICT導入協議会について 国土交通省では、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までのあらゆる建設生産プロセスにおいて抜本的な生産性向上を図る、i-Constructionの推進に取り組んでいます。 建設現場へのICTの円滑な導入と普及推進に向け、関係業界等の意見を聴取し、具体的な課題解決に向け共通の認識を得ることを目的に、平成28年に産学官関係者からなる「ICT導入協議会」を設置しました。 記 1.日 時:令和元年7月11日(木)13:00~15:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館 4階 局議室 (住所:東京都千代田区霞が関2-1-3) 3.委 員:別紙のとおり 4.主な議題: (1)ICT施工の普及拡大に向けた取組 (2)ICT施工の対象工種の拡大に向けた取組 (3)安全対策関係の進め方 (4)業協会等からの意見 (5)その他 5.取 材 等: ・会議は公開にて行います。また、カメラ撮りは冒頭のみ可能です。 ・当日は会議開始5分前までに会場へお越しください。 ・会議資料は後日、国土交通省HPに掲載いたします。 ・これまでの開催状況については、以下のURLより参照ください。 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_tk_000031.html 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 別紙(ICT導入協議会名簿)(PDF形式) お問い合わせ先 国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課 課長補佐、施工調整係長 二瓶、斎藤 TEL:03ー5253ー8111 (内線24921、24923) 直通 03-5253-8286 FAX:03-5253-1556 出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo15_hh_000216.html)
2019/07/08 15:45 KENKEY
-
機械受注統計調査報告(2019年5月)
令和元年7月8日 内閣府経済社会総合研究所 調査結果の概要(季節調整値) 1. 機械受注総額の動向をみると、2019(平成31)年4月前月比4.3%増の後、2019(令和元)年5月は同6.0%減の2兆2,119億円となった。 2. 需要者別にみると、民需は前月比8.0%減の1兆35億円、官公需は同19.5%増の3,521億円、外需は同0.8%減の8,015億円、代理店は同0.4%増の1,315億円となった。 3. 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向をみると、2019(平成31)年4月前月比5.2%増の後、2019(令和元)年5月は同7.8%減の8,429億円となった。このうち、製造業は同7.4%減の3,706億円、非製造業(除く船舶・電力)は同9.0%減の4,710億円となった。 (備考) 1. 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。 2. 本調査は、毎年1月調査の時点で季節調整値の改訂を行っており、過去に遡って改訂される。次の改訂までは予測指数による季節調整を行い、過去の値は変わらない。 概要 (PDF形式:147KB) 機械受注統計調査報告(本文) (PDF形式:304KB) 機械受注統計調査報告(グラフ) (PDF形式:165KB) 機械受注統計調査報告(計数表) (PDF形式:651KB) その他、詳しい統計表などはこちらからご確認ください。 出典:内閣府(https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1905juchu.html)
2019/07/08 14:15 KENKEY
-
製造業における外国人従業員向け相談窓口を設置しました
2019年7月8日 経済産業省 改正入管法に基づく外国人材受入れの新制度を活用し、特定技能1号の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の皆様からの相談に応じるため、相談窓口を設置しました。 1. 概要 経済産業省の所管では、①素形材産業分野、②産業機械製造業分野、③電気・電子情報関連産業分野の製造3分野において、「1号特定技能外国人」の受入れ制度が開始されています。そこで、当該分野において「特定技能1号」の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の方への日常生活上の支援を行うため、全国に相談窓口を設置し、相談内容に応じた必要な情報提供等を行います。 2. 相談窓口におけるお問合せ先について 対象者 製造3分野(素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業)において「特定技能1号」の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の方。 相談方法 電話 3. 全国相談窓口一覧について(対面式) 対象者 製造3分野(素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業)において「特定技能1号」の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の方。 受付方法 JTBツーリストインフォメーションセンター内のデスクにて受付(事前予約不要) 相談方法 対面式 対応言語 日本語・英語・中国語 ※ベトナム語・インドネシア語・タイ語に関しては3者間通話でのご案内となります。 参考 製造業における外国人材受入れに関する政策ページ ※これまでに公表した政府基本方針、分野別の運用方針/運用要領、説明会の資料等を掲載しています。 60秒解説:外国人材受入れを検討中の製造業の皆様へ(5/28) 担当 本発表資料のお問合せ先 製造産業局 デジタル戦略官 三上 担当者:石山、梶本、山田 電話:03-3501-1511(内線3641~4) 03-3501-1689(直通) 03-3501-6588(FAX) 素形材産業について 製造産業局 素形材産業室長 松本 担当者:鈴木、舩橋、比良 電話:03-3501-1511(内線3827~9) 03-3501-1063(直通) 03-3501-6799(FAX) 産業機械製造業について 製造産業局 産業機械課長 玉井 担当者:和泉、飯沼 電話:03-3501-1511(内線3821~4) 03-3501-1691(直通) 03-3580-6394(FAX) 電気・電子情報関連産業について 商務情報政策局 情報産業課長 菊川 担当者:渡辺、渡部、山本、長谷川 電話:03-3501-1511(内線3981~7) 03-3501-6944(直通) 03-3580-2769(FAX) 出典:経済産業省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/18-30gaiyou.html)
2019/07/08 12:35 KENKEY
-
お客はVRのここを見ていた!ウォークスルーの“視線ログ”がとれるEOPAN Cloud
住宅の新築やリフォームの営業活動では、3DデザインソフトやVR(バーチャル・リアリティー)を活用することが当たり前になりつつあります。 イオグランツ(本社:大阪市中央区)が企画、インフォマティクス(本社:川崎市)と共同開発した「EOPAN Cloud Professional」も、こうした目的に使われているアプリの一つです。工務店は住宅プランを「Walk in home」という住宅プレゼンソフトで3Dモデル化し、クラウドにアップします。 すると、お客さんは提案書に印刷されたQRコードから3Dモデルにアクセスし、スマートフォンアプリと簡易型VRゴーグルでその住宅内を ナ、ナ、ナ、ナント、 VRでウォークスルー できるのです。(イオグランツのプレスリリースはこちら) 一般的な住宅プランの提案書(以下の写真:家入龍太) 提案書に印刷されたQRコードを読み取ると・・・ 住宅のVRモデルが登場する さらにスマホを簡易型VRゴーグルに入れると立体視でリアルに住宅内をウォークスルーできる まあ、ここまでは似たような製品もいろいろと発売されているので、「あー、また住宅のVRソフトか」と、食傷気味に思われる方もいらっしゃるでしょう。 しかし、EOPAN Cloudが違うのはここからです。お客さんが住宅のVRにアクセスすると、工務店にメールで通知されるのです。 お客さんがVRを見たことを知らせるメールが、工務店側に届く つまり、VRにアクセスしたときのログ解析がタイムリーに行えるということですが、同社は2019年5月、この機能について特許を取得しました。(顧客の関心領域とアプローチのタイミングを判定し販促に利用できる情報システム。特許第6530459号) アクセスログの端にある「再生ボタン」をクリックすると、 ナ、ナ、ナ、ナント、 お客さんの視線 がそのまま再生されるのです。 この機能は、法的にはサーバーのアクセスログ解析の一環として扱われるので、特にお客さんには了解をとる必要はありません。しかし、大手工務店など向けには、VRのアクセス解析している旨について、事前に了解をとる画面構成も可能と言うことです。 VRのアクセス日時や視聴時間もわかる。その一端にある「再生ボタン」(赤丸)をクリックすると・・・ お客さんがスマホなどで見たウォークスルー映像がそのまま再生される
2019/07/08 11:17 株式会社イエイリ・ラボ
-
少数台数のリコール届出の公表について(令和元年6月分)
国土交通省 リコール対象が少数である100台未満の届出について、令和元年6月は7件の届出がありましたので、公表します。 添付資料 少数台数のリコール届出(6月分)(PDF形式:87KB) 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003422.html)
2019/07/05 16:52 KENKEY
-
『建設機械の騒音低減に資する技術』の試験方法等に対する 意見募集結果と技術公募について ~新技術の活用に向けて~
令和元年7月5日 国土交通省 大臣官房 技術調査課 (一社)日本建設機械施工協会(以下、JCMA)では、『建設機械の騒音低減に資する技術』の試験方法等に対する意見(意見募集期間 平成31年4月10日~5月10日)を踏まえ、評価項目および試験方法を決定しました。これを基に新技術活用システム活用方式「テーマ設定型(技術公募)※」にて、本技術を令和元年7月5日から令和元年7月26日まで公募します。 ※「テーマ設定型(技術公募)」:現場ニーズに基づき募集する技術テーマを設定し、民間等の優れた新技術を公募して実現場で活用・評価を行う方式 <意見募集の結果について> 1.要求性能に対する意見募集結果等 実施機関HP(https://jcmanet.or.jp/またはhttp://www.cmi.or.jp/)にて公表します。 <技術公募について> 1.募集期間 令和元年7月5日(金)から令和元年7月26日(金) 2.公募要領、応募様式 実施機関HP (https://jcmanet.or.jp/またはhttp://www.cmi.or.jp/)よりダウンロード。 なお、本技術の「テーマ設定型(技術公募)」の実施は、平成30年6月末に第三者機関等として選定されたJCMAが行うものです。 「建設機械の騒音低減に資する技術」実施機関 (一社)日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所 研究第三部 騒音担当 TEL: 0545-35-0212 FAX: 0545-35-3719 E-mail: netis-souon2019@cmi.or.jp ※技術公募に関するお問合せは、実施機関HP(https://jcmanet.or.jp/ または http://www.cmi.or.jp/)もしくは上記連絡先までご連絡ください。 添付資料 記者発表資料本紙(PDF形式) <問い合わせ先> 新技術活用システムおよびNETIS について 国土交通省 大臣官房 技術調査課 菊田 (22343)、福井 (22346) TEL: 03-5253-8111(代表) 03-2523-8125(直通) FAX: 03-5253-1536 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000600.html)
2019/07/05 16:36 KENKEY
-
建設工事受注動態統計調査(大手50社 令和元年5月分)について
国土交通省総合政策局建設経済統計調査室 令 和 元 年 6 月 2 8 日 公 表 民間工事は、製造業、不動産業、金融・保険業等が減少したため、対前年同月 比20.8%減少し、2ヶ月連続で減少した。 総計は、同16.9%減少し、2ヶ月連続で減少した。 建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)の推移(総額) 1.受注総額 ①5月の受注総額は7,410億円。 ②対前年同月比は、16.9%減であり、2ヶ月連続で減少した。 ③国内は民間工事、公共工事ともに減少した。国内計は7,070億円(対前年同月比18.9%減少、2ヶ月連続の減少) 2.民 間 ①5月の民間工事は5,107億円(対前年同月比20.8%減少、2ヶ月連続の減少) ②製造業、非製造業ともに減少した。 ・製造業(同41.8%減),非製造業(同9.4%減) ・発注者別では、製造業、不動産業、金融・保険業等が減少し、サービス業、情報通信業、非製造業その他等が増加した。 ・工事種類別では、建築、土木ともに減少した。工場・発電所、教育研究・文化施設、事務所・庁舎等が減少し、娯楽施設、土地造成、店舗等が増加した。 3.公 共 ①5月の公共工事は1,588億円(対前年同月比18.1%減少、2ヶ月連続の減少) ②国の機関、地方の機関ともに減少した。 ・国の機関(同9.4%減)、地方の機関(同38.1%減) ・発注者別では、国の機関は国、独立行政法人が減少し、政府関連企業が増加した。地方の機関は都道府県、市区町村、地方公営企業が減少し、その他が増加した。 ・工事種類別では、建築、土木ともに減少した。治山・治水、事務所・庁舎、娯楽施設等が減少し、道路、教育研究・文化施設、建築その他等が増加した。 4.海 外 ①5月の海外工事は340億円(対前年同月比68.1%増加、前月の減少から再び増加) ※1 平成20年4月より日本標準産業分類が改訂されたため,民間の発注者分類の名称を変更した。 ・鉱業、建設業 → 鉱業,採石業,砂利採取業,建設業 ・運輸業 → 運輸業,郵便業 ・卸売・小売業 → 卸売業,小売業 ・金融・保険業 → 金融業,保険業 ※2 海外工事の受注額には,現地法人分は含まない。 ※3 施工都道府県別受注高を、平成22年12月分からP.3に追加した。 (施工ブロック別受注高、施工都道府県別受注高は、国内計からその他(駐留軍・外国公館と小口工 事)を除いたもの。) ※4 平成27年4月に調査対象を一部変更している。 添付資料 記者発表資料(PDF形式) 時系列表(Excel形式) 結果表(Excel形式) 寄与度表(Excel形式) 推移グラフ(Excel形式) 季節調整値時系列(Excel形式) 参考資料(東日本大震災からの復旧関係・地域別集計)(Excel形式) お問い合わせ先 国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室 TEL:(03)5253-8111 (内線28-611、28-613) 出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000843.html)
2019/07/05 16:15 KENKEY
-
「自動車運送事業者における心臓疾患・大血管疾患対策ガイドライン」を策定しました
令和元年7月5日 国土交通省 自動車局安全政策課 自動車運送事業者における運転者の心臓健診受診等を促進し、健康起因事故の防止を図るため、心臓疾患対策を進めていくために知っておくべき内容や取り組む際の手順等を具体的に示した「自動車運送事業者における心臓疾患・大血管疾患対策ガイドライン」を策定しました。 近年、事業用自動車の運転者が疾病により運転を継続できなくなる事案が増加傾向を示しています。その中で、心臓疾患は脳血管疾患と並んで最も多く、また、大動脈瘤等の大血管疾患による運転者への影響も考えられることから、事業用自動車の運転者に関する心臓疾患・大血管疾患対策が必要となっています。 このため、国土交通省では、産官学の幅広い関係者からなる「健康起因事故対策協議会」での議論を受けて、心臓疾患・大血管疾患が原因となる事故を防ぐために自動車運送事業者が知っておくべき内容や取り組む際の手順等を具体的に示した「自動車運送事業者における心臓疾患・大血管疾患対策ガイドライン」を策定しました。 また、本ガイドラインの普及を図るための概要版(別添参照)を作成しました。 自動車運送事業者において、本ガイドラインの活用により、心臓健診の受診や治療の必要性について理解が浸透し、事業者による自主的なスクリーニング検査の導入が拡大することが期待されます。 ※本ガイドラインについては、国土交通省・自動車総合安全情報ウェブサイトに掲載しています。 https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/health.html 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 別添(PDF形式) ガイドライン本文(PDF形式) <お問い合わせ先> 自動車局安全政策課 櫻井、塚田、山﨑 TEL:03-5253-8111(内線 41602、41625、41615) 03-5253-8566(直通) FAX:03-5253-1636 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000382.html)
2019/07/05 16:13 KENKEY
-
建設分野の技能実習生に受入人数枠 建設キャリアアップシステム登録も義務化へ ~失踪抑制に向け、技能実習等の基準を強化~
令和元年7月5日 国土交通省 土地・建設産業局建設市場整備課 国土交通省は、建設分野の技能実習生の受入れに当たり、受入人数枠の設定や、建設キャリアアップシステムへの登録等を義務化する内容の告示※を7月5日に制定・公布し、令和2年1月より施行します。 ※「建設関係職種等に属する作業について外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律施行規則に規定する特定の職種及び作業に特有の事情に鑑みて事業所管大臣が定める基準等」(令和元年国土交通省告示第 269 号) 1.背景 ○ 外国人技能実習生のうち、建設分野は失踪者数が分野別で最多であり、実効性ある対策が急務。失踪要因は、報酬の変動や、就労場所が変わり就労管理が難しいなど。 ○ 4月から、改正入管法による新たな在留資格(特定技能)の運用が開始されたことを受け、技能実習制度・外国人建設就労者受入事業においても新制度との整合性を図りながら、適正な運用を図る必要。 2.概要とスケジュール 建設分野の技能実習計画の認定に当たり、以下の基準を追加し、外国人技能実習機構において審査することとする(詳細別紙)。なお、施行日以降新規に受け入れる外国人技能実習生に対して適用され、既に受け入れている実習生は、経過措置により本基準の適用外となる。 (1)技能実習を行わせる体制の基準(令和2年1月1日施行) ・ 申請者が建設業法第3条の許可を受けていること ・ 申請者が建設キャリアアップシステムに登録していること ・ 技能実習生を建設キャリアアップシステムに登録すること (2)技能実習生の待遇の基準(令和2年1月1日施行) ・ 技能実習生に対し、報酬を安定的に支払うこと (3)技能実習生の数(令和4年4月1日施行) ・ 技能実習生の数が常勤職員の総数を超えないこと(優良な実習実施者・監理団体は免除) ※優良な実習実施者以外の団体監理型技能実習で常勤職員数が 9 人未満(1~8人)の場合、現行は最大 9 名の技能実習者を受け入れることが可能ですが、告示施行後は、常勤職員数までしか受け入れられないこととなります。 *外国人建設就労者受入事業についても、「外国人建設就労者受入事業に関する告示の一部を改正する告示」(令和元年国土交通省告示第 268 号)により、同様の措置を講じる。 各制度については、以下のURLをご覧ください。 <建設分野における技能実習制度> https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000119.html <建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置(外国人建設就労者受入事業)> https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000084.html 添付資料 報道発表資料(PDF形式:326KBKB) 別紙1(建設業の特性を踏まえた対策の実施)(PDF形式:369KBKB) 別紙2(建設分野における受入れ基準の見直しについて)(PDF形式:381KBKB) 別紙3(入管法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議)(PDF形式:212KBKB) 【技能実習関係】告示本文(PDF形式:104KBKB) 【外国人建設就労者受入事業関係】告示本文(PDF形式:110KBKB) <問い合せ先> 国土交通省 土地・建設産業局 建設市場整備課労働資材対策室 丹羽・吉見・八郷 TEL:(03)5253-8111(内線 24827、24829、24836)、(03)5253-8283(直通) FAX:(03)5253-1555 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000846.html)
2019/07/05 15:36 KENKEY
-
鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2019年5月分)
2 0 1 9 年 7 月 5 日 経 済 産 業 省 大 臣 官 房 調査統計グループ経済解析室 ■ 鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 ■ 1.鉱工業出荷内訳表(季節調整済指数) 2019年5月の鉱工業出荷は104.3、前月比1.6%と2か月連続の上昇となった。 うち国内向け出荷は104.5、同1.4%の上昇、輸出向け出荷は103.0、同-1.0%の低下となった。 (1) 国内 国内向け出荷の上昇に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(電池、電子計算機等)、「輸送機械工業」(乗用車、トラック等)等、低下に寄与した業種は、「石油・石炭製品工業」(石油製品、石炭製品)、「化学工業(除.医薬品)」(環式中間物、石油化学系基礎製品等)等であった。 (2) 輸出 輸出向け出荷の低下に寄与した業種は、「汎用・業務用機械工業」(ポンプ・圧縮機器、運搬装置等)、「化学工業(除.医薬品)」(無機化学工業製品、プラスチック等)等、上昇に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(電池、回転電気機械等)、「輸送機械工業」(乗用車、バス等)等であった。 (3) 財別 財別にみると、国内向け出荷については、生産財、資本財等が上昇、輸出向け出荷については、生産財、資本財等が低下となった。 2.鉱工業総供給表(季節調整済指数) 2019年5月の鉱工業総供給は104.4、前月比2.2%と2か月連続の上昇となった。 うち国産は104.6、同1.2%の上昇、輸入は104.7、同4.5%の上昇となった。 (1) 総供給 総供給の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、トラック等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、電子計算機等)等、低下に寄与した業種は、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、環式中間物等)、「石油・石炭製品工業」(石油製品)であった。 (2) 輸入 輸入の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、航空機部品等)、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子デバイス等)等、低下に寄与した業種は、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、化学肥料等)「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、農業用機械等)であった。 (3) 財別 財別にみると、総供給については、生産財、資本財等が上昇、輸入については、生産財、非耐久消費財等が上昇となった。 業種別・財別鉱工業出荷・鉱工業総供給季節調整済指数の前月比、寄与度(2019年5月分)等の詳細はこちらからご確認ください。 出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result/b2015_201905j.html)
2019/07/05 12:44 KENKEY
-
日本は50cmメッシュも!NTTデータ、RESTECが2.5mメッシュの全世界3D地図を発売
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)などが普及してきた今、都市計画や自然災害の被害予測にはまず、地表の“現況3Dモデル”を作成することが必要です。 このニーズに対応するため、NTTデータとリモート・センシング技術センター(RESTEC)は世界中の陸地の起伏を5mメッシュの解像度で表したデジタル3D地図サービス「AW3D5m」を提供してきました。(3D地図詳細内容についてはこちら) 現在は世界115カ国以上で利用され、様々な課題解決に役立っています。 そして両社は2019年7月1日、さらに解像度を高め、 ナ、ナ、ナ、ナント、 2.5mメッシュの3D地図 「AW3D2.5m標準版地形データ」を発売したのです。(NTTデータのプレスリリースはこちら) 下の図が、従来の5mメッシュと今回の2.5mメッシュで表した米国のボストンとワシントンDCの3D地図です。 従来の5mメッシュ(左)と今回の2.5mメッシュ(右)で表した米国のボストンとワシントンDCの3D地図(資料:NTTデータ) 左右の3D地図を見比べてみると、2.5mメッシュの方は地形の細かな起伏が表現され、湖の沿岸部埋め立て地や幅の狭い河川などが詳しく表現されているのがわかります。 さらに建物や高架橋などの構造物、道路なども明確になっています。 両社はこのサービスを一部エリアから提供開始し、2019年内に全世界への提供を開始する予定です。気になるお値段ですが、1km2当たり500円から(1万km2未満の場合)となっています。 2.5mメッシュのサービスが始まった背景には、2016年の国連サミットで世界規模の「持続的な開発目標」(SDGs)という17項目からなる世界的な目標が採択されたことがあります。 最近、ロータリークラブや青年会議所などの会合で、17色が放射状にアレンジされたドーナツ型のバッジを着けている人を見かけますが、SDGsの17項目を象徴したものです。 2.5mメッシュの3D地図はこのうち、「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11 住み続けられるまちづくりを」、「13 気候変動に具体的な対策を」、「17パートナーシップで目標を達成しよう」の実現を目指しています。 BIM/CIMやi-Construction関係で使われる技術・サービスも、SDGsのどの部分に貢献できるのかを考えてみると、存在価値がグレードアップしそうですね。 SDGsの17項目を象徴するバッジ(写真:UNDP SHOP) 2.5mメッシュの3D地図が貢献する4つの項目(赤枠で囲んだ部分。資料:国際連合広報センター) 両者はこれに先立つ5月23日に、日本全土をカバーするデジタル3D地図「AW3D日本全国高精細3D地図」も発売しています。 こちらの解像度は、 ナ、ナ、ナ、ナント 50cmメッシュ の解像度なのです。(NTTデータのプレスリリースはこちら) このサービスで提供されるのは地形データ、衛星画像、建物3Dデータです。位置精度は地図縮尺で2500分の1相当と正確です。 50cmメッシュのデジタル3D地図「AW3D日本全国高精細3D地図」で提供される建物3Dデータ。建物1棟ずつの形と高さがデジタル化されている(資料:NTTデータ) オプションのテクスチャー付き建物3Dデータ(資料:NTTデータ) 都市開発や防災対策では、元の地形や街並みの3Dモデルを作るため、航空測量や3Dレーザースキャナーによる計測を行おうと考えがちですが、高精度化されたデジタル3D地図データを探してみると、使えるデータが意外と安価でスピーディーにゲットできるかもしれませんよ。
2019/07/05 10:20 株式会社イエイリ・ラボ
-
TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を広域派遣 ~被災状況の調査を加速化し、迅速な復旧を支援~
令和元年7月4日 国土交通省水管理・国土保全局防災課 令和元年6月下旬からの大雨により、九州地方を中心に、河川の破堤や土砂災害、道路の法面崩壊等が発生したことを踏まえ、水害や土砂災害等の被災状況の調査を加速させるために、TEC-FORCEを広域派遣します。 派遣するのは、各地方整備局の隊員で、迅速に被災状況の全容を把握し、早期復旧を支援します。 ○国土交通省では、令和元年6月末からの豪雨で大きな被害が生じている九州地方に、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を近畿、中国、四国地方整備局から派遣し、ドローン等を活用した被災状況調査を実施します。 〇今回の豪雨で被害を受けた自治体に対し、6 月 30 日より九州地方整備局からTEC-FORCE(リエゾン)を派遣し、被災自治体や被災者のニーズの把握に努めているところです。 ドローンによる調査(九州地方整備局) 被災状況調査(中部地方整備局) 添付資料 報道発表資料(PDF形式) 【問い合わせ先】 国土交通省 水管理・国土保全局 防災課 災害対策室 課 長 補 佐 立松 明憲 TEL:03-5253-8111(内線 35-832) 防災企画係長 木村 潤爾 (内線 35-833) 03-5253-8461(直通) FAX:03-5253-1607 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003423.html)
2019/07/04 16:21 KENKEY
-
「建設資材」分野の物流改善に向けた方策を検討します! ~第2回建設資材物流における生産性向上及び トラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会を開催~
令和元年7月4日 総合政策局物流政策課 自動車局貨物課 国土交通省は、7月8日に第2回懇談会を開催し、「建設資材」分野の物流改善に向けた課題整理を行うとともに、課題解決に向けた取組の方向性等について議論を行います。 国土交通省では、トラックドライバーの長時間労働の改善を図るとともに、物流の生産性向上を図るため、個々の輸送品目ごとにトラック運送事業者、発着荷主等の関係者が連携してサプライチェーン全体での検討を進めており、今般、「第2回建設資材物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会」を下記のとおり開催いたします。 記 1.日 時 令和元年7月8日(月) 15:00~17:00 2.場 所 中央合同庁舎第7号館9階 共用会議室3(905B)(千代田区霞が関3-2-1) 3.委 員 別紙1のとおり 4.内 容 ・物流改善に向けた課題整理 ・課題解決に向けた今年度の取組の方向性 等 ※懇談会は、非公開としますが、冒頭のみカメラ撮りが可能です。頭撮りをご希望の方は、7月5日(金)14時までに、別紙2に、お名前、勤務先、連絡先を記入の上、FAXで下記問い合わせ先まで登録をお願いします。 なお、当日は身分証を持参してください。 また、議事概要・会議資料は、後日、国土交通省ホームページにて公表する予定です。 添付資料 報道発表資料(PDF形式) (別紙1)委員名簿(PDF形式) (別紙2)取材希望申込書(Excel形式) 【問い合わせ先】 自動車局貨物課 鈴木、上中 TEL: 03-5253-8111(内線 41313) 直通:03-5253-8575 FAX:03-5253-1637 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000190.html)
2019/07/04 15:35 KENKEY
-
リコールの届出について(三菱 ふそうキャンター 他)
国土交通省 三菱ふそうトラック・バス株式会社から、令和元年7月4日国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出がありましたので、お知らせします。 添付資料 リコール届出一覧表(PDF形式:119KB) 改善箇所説明図(PDF形式:1248KB) 出典:国土交通省 (http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003423.html)
2019/07/04 15:29 KENKEY
-
現場にクレーンを表示!ブーム角と吊り上げ荷重もわかる戸田建設の「現場AR」
都心のビル工事など、狭い現場でクレーン作業などを行うとき、問題となるのが建機の配置や搬入経路です。 事前に図面上で検討していても、現場に行ってみると「仮設足場があった」「資材が置いてあった」など、実際には配置や搬入ができない場合もあります。 そこで戸田建設は、作業の直前でも現場の状況に応じてこれらを確認できる画期的なツール「現場AR」を開発しました。 タブレット端末を現場に向けると ナ、ナ、ナ、ナント、 建機の3Dモデル を重ねて表示し、現場に納まるかを直感的に確認できるのなのです。(戸田建設のプレスリリースはこちら) 実際の現場の風景(以下の写真、資料:戸田建設) タブレット端末を向けると、現場と高所作業車の3Dモデルが重なって見え、納まりや作業スペースなどを確認できる 文字通り、AR(拡張現実)の技術を使って、現場の風景に建機の3Dモデルを表示し、同じスケール、同じ視点からの見え方で作業中の風景を“バーチャル確認”できるのです。 図面上では建機の配置が可能でも、近隣の建物や上にある障害物のためにクレーンのブームを旋回ができなかったり、ある角度以上に上げられなかったりといった問題がよくあります。 そこで「現場AR」によってクレーン作業などの現場を実寸大でバーチャル確認することで、あたかも作業当日の現場を見ているかのように問題点が細かくわかるというわけです。 タブレット端末に表示するクレーンなどの建機は、ブームの角度や旋回角、アウトリガーの張り出し幅などを自由に変えることができます。また、複数の建機を同時に表示することも可能です。 また、視点は自由に切り替えることができます。例えば、隣のビルの管理者に工事の説明に行くとき、ビル上階からの作業風景を再現して見てもらうことも可能です。 クレーンを現場に搬入したイメージ。旋回やブームの角度に制約があるかも、と気付く クレーンのブームを旋回させたところ。吊り荷と地盤面の境界(赤い矢印部分)を表示することもできる 現場に面したビルの6階から作業風景を見たイメージ。こんな工事説明なら、納得してくれるのも早そうだ そして、工事の安全性をさらに高めるため、クレーンの場合はブームの角度に応じた 許容荷重を表示 する機能も付いているのです。 ブームの角度に応じた許容荷重が自動的に表示される クレーンの場合、ブームを寝かしたり、アウトリガーの張り出し幅を狭くしたりすると、吊り上げられる荷重は小さくなります。クレーンの倒壊事故を防ぐためにも、こうした数値的な確認ができるのはありがたいですね。 戸田建設は今後、建機モデルの拡充や操作性の向上に取り組みます。そして、このシステムを社内で限定することなく、他社も使えるように幅広く公開していく方針です。
2019/07/04 10:00 株式会社イエイリ・ラボ
-
重要物流道路における国際海上コンテナ車(40ft 背高) 特殊車両通行許可不要区間の運用開始日等について ~国際海上コンテナ車による輸送の機動性の強化~
令和元年7月3日 国土交通省 道路局企画課 道路交通管理課 国土交通省は、重要物流道路における国際海上コンテナ車(40ft背高)特殊車両通行許可不要区間の詳細についてとりまとめました。運用開始日については、各道路管理者における指定の後、令和元年7月31日を予定しております。 平成30年3月に「重要物流道路制度」が創設され、重要物流道路に係る特別の構造基準が規定されたことにより、国際海上コンテナを運搬するセミトレーラ連結車が特別の許可なく道路を通行することができる環境が整いつつあります。 このため、本年3月、車両制限令を改正し、道路管理者が道路構造等の観点から支障がないと認めて指定した区間に限定して、道路を通行する車両の制限値を引き上げることにより、一定の要件を満たす国際海上コンテナ車(40ft背高)の特殊車両通行許可を不要とする措置を創設したところです。 今般、重要物流道路における国際海上コンテナ車(40ft 背高)特殊車両通行許可不要区間の詳細が別添の通りとりまとまりましたので、お知らせします。 ※特殊車両通行許可不要区間の指定予定区間は以下のページで公表しています。 http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/butsuryu/Top03-02-03.htm 添付資料 ・記者発表資料(PDF形式) ・別添1 国際海上コンテナ車(40ft背高)特殊車両通行許可不要区間について(概要)(PDF形式) ・別添2 特殊車両通行許可不要区間の通行要件について(PDF形式) <問い合わせ先> 国土交通省代表番号:03-5253-8111 国土交通省 道路局 企画課 米田(内線:37622 直通:03-5253-8487 FAX:03-5253-1618) 道路交通管理課 瀬戸(内線:37432 直通:03-5253-8483 FAX:03-5253-1617) 出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001185.html)
2019/07/03 15:42 KENKEY
-
令和元年版 国土交通白書 i-Constructionの推進 ~建設現場の生産性向上~
建設業は社会資本の整備の担い手であると同時に、社会の安全・安心の確保を担う、我が国の国土保全上必要不可欠な「地域の守り手」である。人口減少や高齢化が進む中にあっても、これらの役割を果たすため、建設業の賃金水準の向上や休日の拡大等による働き方改革とともに、生産性向上が必要不可欠である。 国土交通省では、ICTの活用等により調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までのあらゆる建設生産プロセスにおいて、抜本的な生産性向上を目指す「i-Construction」に取り組んでいる。 平成28年度から土工、平成29年度からは舗装工、浚渫工へICTを導入し、例えば土工では3 割以上の時間短縮効果が確認された。さらに平成30年度からは河川浚渫や点検などの維持管理分野、官庁営繕工事などの建築分野へのICTの導入拡大を進めるとともに、積算基準の改定や自治体発注工事に対する専門家の派遣等、自治体や中小企業が更にICTを導入しやすくなるような環境整備を行った。 さらに、コンクリートの施工の効率化、国庫債務負担行為の活用等による施工時期等の平準化に取り組んでおり、施工時期の平準化については、平成30 年度の4 月から6 月の閑散期の稼働件数が対前年度比約5%増加した。また、コンクリートの施工の効率化についても、例えばスランプ値の見直しにより、時間当たりの打設量の2割増加と作業人員の2割縮減といった効果などを確認した。 3次元設計(BIM/CIM)については、平成24年度から橋梁やダム等を対象に導入し、着実に実施件数を伸ばしている。今年度は、原則大規模構造物における詳細設計について、BIM/CIMの活用を導入することとし、工事・設計業務合わせて平成29 年度は132 件で取り組んだ。 今年度の国土交通省当初予算として新たに計上された「新技術導入促進調査経費」を活用して、実用段階に達していない技術シーズ・要素技術の現場実証や、技術シーズの試行・検証や新技術の現場実装に取り組むとともに、内閣府の官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)の予算を活用して、建設現場のデータのリアルタイムな取得・活用などの革新的技術を導入・活用するモデルプロジェクト33件を始動するなど、革新的技術を活用した建設現場の一層の生産性向上を推進した。 また、平成29年1月に設立した産学官連携のi-Construction推進コンソーシアムでは、1,000者以上の会員の参画のもと、現場ニーズと技術シーズのマッチングの取組みを各地方整備局等に拡大するなど、技術開発・導入の促進などに取り組んでいる。 加えて、建設現場の生産性向上に係る優れた取組みを表彰するために平成29 年度に創設した「i-Construction大賞」について、表彰対象を地方公共団体等の発注工事や、i-Construction推進コンソーシアム会員の取組みなどに対象を拡大するなど、i-Constructionの更なる普及・促進に取り組んだ。 今後は、生産性革命「貫徹の年」として、例えば道路工事であれば、土工や舗装工などの工事の一部だけでなく、地盤改良工や付帯構造物工などへICT導入拡大を進め、一つの工事全体で3 次元データやICT等の新技術を一貫して活用できる基準等の整備を行うとともに、3 次元データ等を活用してi-Constructionの取組みをリードするモデル事務所を設置し、設計から維持管理までの先導的な3次元データの活用やICT等の新技術の導入を加速化するなど、建設現場を3次元データで繋ぐというこれまでの取組みの「貫徹」に取り組んでいく。 出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/statistics/file000004.html)
2019/07/03 14:21 KENKEY
- 95
- 102
新着お知らせ
ニュースアクセスランキング
-
1
三菱ふそう 燃費性能を向上した新型6R30エンジンを搭載し、フルモデルチェンジした大型トラック「スー...
2023/10/2611:31 三菱ふそうトラック・バス株式会社
-
2
BHP 社サウス・フランク鉄鉱山(西オーストラリア ピルバラ地区)へ 41 台の超大型ダンプトラック...
2019/09/0511:12 株式会社小松製作所
-
3
国交省がiPhoneによる点群計測を正式採用へ! 小規模ICT施工への2022年度導入を目指す
2021/09/0817:30 株式会社イエイリ・ラボ
-
4
清水建設の新東名現場を直撃! そこは“i-Constructionの総合商社”だった
2020/11/0417:50 株式会社イエイリ・ラボ
-
5
三菱ふそう 金沢支店を移転しオープン
2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社