三菱ふそう 中型トラック「ファイター」2019 年モデルを発売

2019/09/2616:17配信

2019 年 9 月 26 日



● 様々なシーンを想定した先進安全装置を中型トラックに新規搭載し、安全運転のニーズに対応
● テレマティクス機能「トラックコネクト」を中型トラックにも搭載、運行効率化を実現
● 従来の 4 気筒及び 6 気筒の 2 エンジンによる充実した車種ラインアップに快適性を向上
● 高度な車載式故障診断装置規制(J-OBD II)に対応

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、先進安全装置とテレマティクス機能を新たに搭載し、慢性的なドライバー不足に伴う安全装置や運行効率化といった市場ニーズに対応した中型トラック「ファイター®」*の 2019 年モデルを発表、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて 9 月より販売を開始しました。

4 気筒および 6 気筒エンジンの2エンジンタイプを展開する中型トラック「ファイター」2019 年モデルは、様々なシーンを想定した先進安全装置を新規導入し、安全運転のサポート機能を大幅に強化しました。「ファイター」2019 年モデルに新たに搭載された先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト (Active Sideguard Assist™) (1) (※オプション展開)」は、走行中に車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知し、左操舵または左折ウインカー操作に入ると警報音でドライバーに警告し、左折時の巻き込み事故やレーンチェンジ時の危険性を抑制します。くわえて、高精度ミリ波レーダーを通じて車両を検知しブレーキを自動作動する衝突被害軽減ブレーキ「AMB® plus(エーエムビープラス)(2)」、車両姿勢を検知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、車両の安定性を制御する「車両安定性制御装置(Electronic StabilityProgram:ESP®(3)」、運転注意力モニターの機能と車線逸脱警報システム(LDWS:Lane Departure Warning System)を通じて必要な警告を行う安全装置「アテンション・アシスト」を搭載し、安全性能を大幅に改良したトラックを提供します。

さらに、「ファイター」2019 年モデルは大型トラック「スーパーグレート」や電気小型トラック「eCanter」ですでに導入している MFTBC 独自のテレマティクス機能「Truckonnect®(トラックコネクト)(4)」を中型トラックにも搭載し、運行効率化へのニーズにも対応しました。トラックコネクトデバイスやデジタルタコグラフ等から得られた車両データを用いて車両を遠隔管理する「トラックコネクト」は、車両の位置情報や燃費、遠隔診断を通じた故障の検知などをリアルタイムで確認できます。
トラックから送信される車両情報は MFTBC のカスタマー・アシスタンス・センターへ 24 時間体制で通知され、車両の運行効率化とお客様のさらなるビジネス効率化をサポートします。

くわえて、「ファイター」2019 年モデルはドライバーの快適性もさらに改良しました。視線を動かすことなく手元の感覚で様々なオペレーションが可能になる「ステアリングスイッチ」、リアルタイムで燃費を確認できる「マルチファンクションモニター」、Bluetooth®(5)対応の AM/FM ラジオも装備しているほか、運転席シートヒーター(6)を設定しています。

MFTBC の中型トラックは、市場動向ならびにお客様のニーズに対応すべくこれまで改良を重ねてきました。先進安全装置とコネクティビティを搭載した「ファイター」2019 年モデルの提供を通じ、さらなるお客様のビジネス効率化に貢献します。


*「ファイター®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
(1) 「Active Sideguard Assist™」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の商標です。
(2) 「AMB®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
(3) 「車両安定性制御装置(Electronic Stability Program:ESP®」は Daimler AG の登録商標です。
(4) 「Truckonnect®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。トラックコネクトは別途サービスへのお申込みが必要になります。
(5) 「Bluetooth®」は、Bluetooth SIG.Inc.の商標または登録商標です。
(6) 運転席シートヒーターはプレミアムラインでの設定となります。

「ファイター」2019 年モデル(撮影用特別仕様車)

「ファイター」2019 年モデル

「ファイター」2019 年モデル


■ 「ファイター」2019 年モデルの主な特徴:新たに導入した先進安全装置とテレマティクス機能
アクティブ・サイドガード・アシスト (ASA: Active Sideguard Assist™)*

アクティブ・サイドガード・アシスト

左死角に隠れた危険を警告する安全装置です。ドライバーにとって死角となる箇所をレーダーによりモニタリングし注意を促すとともに、左側方向指示器の作動時やステアリング操作時に警報音とランプで警告します。
※「アクティブ・サイドガード・アシスト」はオプション設定となります。
*「Active Sideguard Assist™」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の商標です。

アクティブ・サイドガード・アシスト

車両前部(A部)と車両後部(B部)のわずかな部分を除き、幅広い検出範囲をカバーします。

車両の仕様によりA部とB部の寸法は若干異なります。


衝突被害軽減ブレーキ (AMB® plus:エーエムビープラス)*

AMB

前方に走行中または停止中の車両があり、高精度ミリ波レーダーが衝突の危険を察知すると、警告や自動ブレーキによって衝突被害を軽減します。
※作動には一定の条件があります。
*「AMB®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。


車両安定性制御装置 (ESP®:Electronic Stability Program)*

車両安定性制御装置

車両姿勢を常にセンサーにて感知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、エンジン出力や 4 輪のブレーキ力を最適に制御し、危険回避をサポートします。
* 「 車 両 安 定 性 制 御 装 置 (Electronic Stability
Program:ESP®」は Daimler AG の登録商標です。

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最終更新:2019/11/2018:09

三菱ふそうトラック・バス株式会社