PropTechって知ってる?Tシャツの若者がAIやクラウドで不動産業に革命

2019/09/2611:11配信

賃貸不動産の取引は、人間が賃料を査定し、地元の仲介業者が貸し手と借り手をつなぎ、仲介手数料を取るという数十年来の伝統的なビジネスモデルが今なお、生き続けており、他業界に比べて「20年は遅れている」とも言われます。

それが今、AI(人工知能)やクラウドなどのIT(情報通信技術)を武器に、20代~30代の若者たちが大変革を始めようとしています。その“決起集会”とも言えるイベント「PROPTECH STARTUP CONFERENCE 2019」が2019年9月20日、東京・半蔵門で開催されました。


PROPTECH STARTUP CONFERENCE 2019

東京・半蔵門で開催された「PROPTECH STARTUP CONFERENCE 2019」のセミナー会場(以下の写真:家入龍太)



Propというのは、不動産を意味するプロパティー(Property)の略、「Tech」はもちろんテクノロジー(Technology)の略です。

そんな言葉は聞いたことがないという方がほとんどでしょう。それもそのはず、「ここ3カ月で定着してきた言葉」だからです。

従来の伝統的な不動産イベントと違うのは、講演者や参加者の服装です。

ナ、ナ、ナ、ナント、

Tシャツやジーパンが標準

と言っても過言ではないのです。



従来の不動産業では考えられない講演者たちのラフなスタイル

従来の不動産業では考えられない講演者たちのラフなスタイル



展示会場もこの通り。Tシャツ姿があふれていた

展示会場もこの通り。Tシャツ姿があふれていた



で、参加者や出展者はこの会議でどんな不動産業の新ビジネスをPRしているかというと、従来の不動産ビジネスモデルにはなかったものばかりです。

例えば、Propreはネットやデータベースで流れている不動産の情報を毎日1000万件以上もかき集め、AIによって価格や賃料のほかキーワードを分析し、世界中を125m四方に区切ってそのエリアの特徴をマッピングし、ユーザーに対して最適な物件を紹介するビジネスを展開しています。



不動産物件の情報をAIによってキーワード分析する

不動産物件の情報をAIによってキーワード分析する



エリアの雰囲気や賃料などから最適な物件を探し出す

東京都内を細かいゾーンごとに特徴をマッピング。エリアの雰囲気や賃料などから最適な物件を探し出す



また、イタンジはスマートフォンによって開けられるスマートロックを賃貸物件に装着し、お部屋探しをしている人自身が不動産会社スタッフの同行なしで物件を下見できるセルフ内見サービスを展開しています。スマホだけで下見から申し込みまでが完結する、これまでにないビジネスモデルです。



イタンジのセルフ内見サービス。既存のサムターン型キーに後付けできるスマートロックを活用している

イタンジのセルフ内見サービス。既存のサムターン型キーに後付けできるスマートロックを活用している



また、Clinはオフィスの清掃業務を対象としたマッチングサービスを展開しています。ウェブサイト上でオフィスの広さや清掃内容をチェックしていくと、それに応じた見積金額の内訳がどんどん表示されていき、清掃を担当するスタッフの予約や支払いが明朗会計で手軽に行えます。



オフィス清掃業務のマッチングサービスをClinの社長さん

オフィス清掃業務のマッチングサービスをClinの社長さん

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最終更新:2019/09/2613:07

株式会社イエイリ・ラボ

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