「三菱ふそうトラック・バス株式会社」のニュース一覧 (195件中41~60件を表示)
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三菱ふそう インドネシア最大のモーターショーGIIAS で同国向け新型車両を発表
2023 年 8 月 14 日 ・ 60 台限定の小型トラック「キャンター」特別仕様車や「キャンターバス」新型を公開 ・ 同国向け中型トラック「ファイターX」のオフロード仕様を展示三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、FUSO製品の現地販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors (本社:ジャカルタ市、社長:田中伸和、以下「KTB 社」)とともに、2023 年 8 月 10~20 日にインドネシアの首都ジャカルタで開催される「第 30 回 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」に 出展しています。今回の GIIAS では、インドネシア市場向けの小型バス「キャンターバス」の新型や小型トラック「キャンター」の特別仕様車など、複数の製品を初公開しました。小型トラック「キャンター」は 2023 年に誕生 60 周年の節目を迎えたことを記念して、ドライバーモニターやディスプレイオーディオなど、ドライバーの快適性や安全性をサポートする機能を備えた特別仕様車両を展示しています。この車両は 60 台限定で販売予定で、内装にも工夫を加えており、60周年記念ロゴ入り特別デザインのシートを採用しています。「キャンター」はインドネシア市場には半世紀以上前に導入以来、同国の小型トラック市場で首位の座を維持し続けてきました。 今年の GIIAS では、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのインドネシア市場での初公開も行いました。新型「eCanter」の販売は、ジャカルタ都市部のお客様を対象に 2024 年に開始する予定です。「eCanter」は、OEM が販売計画を発表したものとしては、初めての OEM 製の電気トラックとなります。また KTB 社は、「キャンターバス」の新型モデルを公開しました。「キャンターバス」は「キャンター」 のシャシーをベースに架装部分をバス仕様に整えた車両です。KTB 社がユーロ IV 排ガス基準に準拠する完成車のバスを販売するのは、今回の「キャンターバス」が初めてです。観光業界からの需要に応えるため、より多くの乗客に快適にご利用いただけるよう配慮し、従来モデルより車体を長く設計し、座席間隔を広げると同時に、座席数増も実現しました。さらに、中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデルも出展しています。資源が豊富なインドネシアにおいて、山林や採石場での資源の収集と運搬が中型トラックの需要につながっています。 2023 年 3 月より販売中のオフロード仕様の「ファイターX」は、未舗装路や不整地での利用に合わせ、通常モデルよりも最低地上高を高く設定し、汚れが目立ちにくいマットブラックのフロントグリルや標準装備のラジエーターガードなど、様々な路面条件に対応する特徴を有しています。これらの新製品に加え、KTB 社はカスタマーサービスにも注力しています。GIIAS では、「キャンター」を移動式整備ステーション「モバイル・ワークショップ」に改造した車両を展示しています。この車両は、販売店を拠点に、整備士やサービススタッフが直接お客様のもとへ出向き、メンテナンス や修理などの要望に応えるためのものです。現在、インドネシアでは 120 台以上の「モバイル・ワ ークショップ」が稼働しています。また、KTB 社は独自開発したコネクティビティ・プラットフォームの 「Runner Telematics 3.0」、カスタマーサービスポータルの「MyFUSO」アプリやオンラインストアなども展開しており、利便性とスピードを重視したカスタマーソリューションを提供しています。販売店訪問の予約やトラックの購入、保有車の状態管理などのデジタル化により、お客様の事業効率と稼働時間を支えます。FUSO ブランドにとって最大の海外市場のインドネシアでは、発展を続ける経済の中で、商用車の需要は今後も堅調に推移することが予想されます。MFTBC と KTB 社は、e モビリティを含む新技術の普及も含め、製品ラインアップとサービスを通じて、インドネシアのお客様のニーズに応えていきます。 電気小型トラック「eCanter」新型モデル インドネシア市場向け小型トラック「キャンター」の特別仕様車 中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデル
2023/08/16 12:28 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 国内商用車メーカー初 補修用部品等のオンラインショップをオープン
2023 年 7 月 18 日 ・ いつでもどこでもネットで注文が可能。お客様の利便性を向上 ・ 5万点以上の部品等をラインアップ。今後も拡充予定 ・ ご使用の車種に合う部品の検索など、検索機能も充実 ・ 従来から販売店とのお取引があるお客様に加え、新規のお客様も利用可能三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、国内の商用車メーカーで初めて* 1となる、補修用部品等のオンラインショップ「三菱ふそう_ショップ」(以下「当ショップ」)を日本国内のお客様向けに2023年7月18日にオープンしました。 * 1 MFTBC 調べ。 当ショップは、フィルターやベルトなどの定期交換部品を中心に、油脂・ケミカル製品やシートカバー、フロアマットといったアクセサリー類も幅広く購入可能なオンラインショップです。必要な部品を、必要な時に、必要な数だけ購入できることで、お客様の利便性が向上します。従来から三菱ふそう販売店* 2でお取引のあったお客様* 3はもちろんのこと、新規のお客様もオンラインでアカウントを作成するだけで購入が可能になります。* 2 MFTBC 地域販売部門の販売店(北海道ふそう・北関東ふそう・南関東ふそう・甲信ふそう・東海ふそう・北陸ふ そう・近畿ふそう・中国ふそう・九州ふそう)を指し、独立系販売会社を除く。 * 3 過去に三菱ふそう販売店で顧客登録をされたことのあるお客様は、利用開始にあたって担当販売店へのご連絡が必要です。一般的な製品カテゴリー検索や部品番号検索に加え、事前に登録いただいたお客様の保有車両情報をもとに、互換性のある部品を検索する機能があります。購入した部品は、指定場所への配送か、全国約180か所の三菱ふそう販売店での受け取りが選択できます。当ショップでは5万種類以上* 4の部品を取りそろえており、今後もさらにラインアップを拡充していくほか、FUSO車両のダイキャストモデルや FUSO オリジナルグッズなど、当ショップ限定の商品もお求めになれます。その他にも、当ショップ限定の割引やキャンペーンなどを随時行っていきます。 * 4 2023年7月18日時点。今後も MFTBC は、お客様に満足いただける製品・サービスの開発と提供に取り組んでまいります。 当ショップの URL:https://shop.mitsubishi-fuso.com/mftbc/ja/【オンラインショップの画面イメージ】 ※画面イメージは開発中のものであり、実際のものとは異なる場合があります。
2023/07/18 13:17 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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ダイムラートラック、三菱ふそう、日野およびトヨタ、 CASE 技術開発の加速を目指すとともに、三菱ふそうと日野を統合する基本合意書を締結
2023 年 5 月 30 日ダイムラートラック社三菱ふそうトラック・バス株式会社日野自動車株式会社トヨタ自動車株式会社 ダイムラートラック社(CEO:マーティン・ダウム、本社:ドイツ ラインフェルデ ン・エヒターディンゲン、以下ダイムラートラック)、三菱ふそうトラック・バス株式会社 (代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、本社:日本 神奈川県川崎市、以下 MFTBC)、日野自動車株式会社(代表取締役社長 CEO:小木曽聡、本社:日本 東京都日 野市、以下 日野)およびトヨタ自動車株式会社(社長 CEO:佐藤恒治、本社:日本 愛 知県豊田市、以下 トヨタ)は、本日、CASE 技術開発の加速を目指すとともに、MFTBC と日野を統合する基本合意書を締結しました。 協業内容は以下の通りです<協業内容> ダイムラートラック、MFTBC、日野およびトヨタは、グローバルでの CASE 技術開発・ 商用車事業の強化を通じたカーボンニュートラルの実現、豊かなモビリティ社会の創造に 向けて協業 ■ MFTBC と日野は対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産分野で協業。 グローバルな競争力のある日本の商用車メーカーを構築 ■ ダイムラートラックとトヨタは、両社統合の持株会社(上場)の株式を同割合で保 有。水素をはじめ CASE 技術開発で協業、統合会社の競争力強化を支える4 社の企業理念に共通するのは、「移動を通じて、豊かな社会に貢献したい」という想い です。これからも私たちが世の中で必要な存在であり続けるために、地球環境に優しいク ルマを普及させ、社会システムの中で移動の価値を高めていきたいと考えております。 人やモノの移動を通じて、暮らしを支えている商用車は、「社会インフラ」ともいえる重 要なモビリティです。商用車を通じた豊かなモビリティ社会を実現するためには、カーボ ンニュートラルや物流の効率化など、直面している課題を解決していかなければなりませ んが、それには多大な投資がかかります。商用車は乗用車に比べて台数も少なく、日本市 場で商用車メーカー各社が単独で対応するのは大変難しい状況です。我々の日本・アジア における産業・雇用を守るためには、開発・生産など事業効率を高め、競争力を強化しな ければなりません。 MFTBC と日野が一緒になり、開発・生産など事業効率を上げ、日本の商用車メーカー の競争力を磨くことで、日本・アジアの自動車産業の基盤を守り、お客様、ステークホル ダー、そして日本の自動車産業に貢献してまいります。 ダイムラートラックとトヨタは両社とも、地域に合わせた「グローバル・フルラインア ップ」を強みとし、カーボンニュートラルに向け、地域の事情、お客様の使われ方に応じ た多様な選択肢を提供する「マルチパスウェイ」を大切にしています。「CASE 技術は普及 してこそ社会の役に立つ」との思いのもと、両社は力を合わせ、その技術開発力を高め、 コストを削減し、CASE 技術の普及に努めてまいります。 <各社トップコメント> ダイムラートラックは、私たちの製品をとても誇りに思っています。なぜなら、トラック とバスは世界を動かしているのです。明日には、ゼロエミッション車両でも世界を動かし 続けるでしょう。本日の発表は、その未来を経済的にも実現させ、持続可能な輸送をリー ドするための重要な一歩となります。新たな会社は東南アジアで大きな力を発揮し、ダイ ムラートラックファミリーの重要なパートナーとなることでしょう。 (ダイムラートラック CEO:マーティン・ダウム)今回の強固な協業を通じて、運輸業界のカーボンニュートラル化を加速させ、より強い日 本の商用車メーカーを創り上げていきます。三菱ふそうと日野という伝統ある両ブランド のもと、日本、アジア、そして世界のお客様のニーズにこたえるため、引き続き主導的な 役割を担っていきます。 (MFTBC 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン)「移動を支え、社会に貢献したい」との志をひとつにし、益々激しさを増すグローバルな 競争を生き抜くために共に手を携えて先進技術開発を加速させ、カーボンニュートラルな どの社会課題の解決に邁進してまいります。(日野代表取締役社長 CEO:小木曽聡) 今回の4社の協業は、日本の商用車の未来、そしてモビリティ社会の未来を作っていくた めのパートナーシップです。CASE 技術強化によるカーボンニュートラル実現や、社会課 題解決を通じて「商用車の未来を変えていくこと」、そしてその「未来をみんなでつくるこ と」、4社はその想いを共有し一緒に取り組んでまいります。(トヨタ社長 CEO:佐藤恒治)なお、新会社の名称、所在地、体制、協業の範囲や内容については、協議の上、24 年3月 期中の最終契約締結、24 年中の統合完了を目標として進めてまいります。関係者すべてが 合意に達し、関連する取締役会、株主、当局の承認のもと進めます。 (左から)日野代表取締役社長 CEO 小木曽聡、トヨタ社長 CEO 佐藤恒治、 ダイムラートラック CEO マーティン・ダウム、MFTBC 代表取締役社長・CEO カール・デッペン
2023/05/30 16:28 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう オーストラリアで新型「eCanter」を公開
2023 年 5 月 26 日 ・ 2023 年第 4 四半期の受注開始を予定三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、2023 年 5 月 18 日から 21 日までオーストラリア・ブリスベンで開催されたブリスベン・トラックショーにおいて、電気小型トラック「eCanter」新型モデルを同国で初めて公開しました。 「eCanter」は、2021 年に従来モデルをオーストラリア市場に導入して以来、複数の大手物流企業に採用されてきました。新型モデルは電動アクスル(eAxle)を採用し、ドライブトレインをよりコンパクトに設計したことで、従来モデルから大きく進化しました。オーストラリアでの受注開始は 2023 年第 4 四半期の予定です。 オーストラリア市場向けには、総重量 4.5トンから 8.55トンまでの 14 型式を展開します。ホイールベ ースの長さに応じてバッテリー数を 1 個から 3 個まで選択でき、それによって航続距離が選べること、また 2 種類のキャブサイズを取りそろえたことで、多様なビジネスニーズにお応えします。また、日本や欧州市場向けモデルと同様に、オーストラリア向けの車両にも動力取り出し装置 (ePTO)を搭載し、ダンプ、クレーン、冷蔵バンなど、より幅広い架装タイプと用途に対応します。新型モデルは完成車として MFTBC の川崎製作所から輸出する予定です。オーストラリア政府は近年、気候変動対策に力を入れています。2022 年には、2050 年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すと宣言しました。また 2023 年には新燃費基準が発表予定で、 電気自動車の普及につながることが見込まれます。FUSO の「eCanter」は電気トラックのパイオニアとして、オーストラリアの輸送業界を支え続けます。 ブリスベン・トラックショーで公開した電気小型トラック「eCanter」新型モデル
2023/05/29 18:20 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場、カーボンニュートラル化を達成
2023 年 5 月 25 日 ・ 2040 年までのクライメート・ポジティブ化を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、完全子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automóveis, S.A, 本社:ポルトガル・トラマガル、社長:アーネ・バーデン、以下 MFTE)のトラマガル工場が 2022 年末にカーボンニュートラル化を達成したことをお知らせします。また、同工場は 2040 年までにクライメート・ポジティブ*な操業への移行を目指します。*CO₂の排出量よりも吸収量が多い状態トラマガル工場のカーボンニュートラル化達成は、再生可能エネルギー由来の電力の契約、1,200 枚以上の太陽光発電パネルの設置、設備のエネルギー効率のモニタリング、塗装工程の見直し、工場敷地内の社用車の電気小型トラック「eCanter」への変更など、多くの取り組みによる成果です。将来的には、太陽光発電パネルをさらに増設するとともに、天然ガスの使用量を段階的に削減し、工場内で製造するグリーン水素に置き換えることも計画しています。この取り組みは、ダイムラートラックグループがカーボンニュートラルな製造プロセスの確立を目指すグローバルな活動の一環です。MFTBC の川崎製作所も、車両生産による環境負荷の低減に向け、太陽光発電パネルの設置や再生可能エネルギーの利用などを行っています。MFTE は、40 年以上にわたって FUSO のトラックを生産してきました。現在、欧州市場向けの小型トラック「キャンター」と電気小型トラック「eCanter」を製造しています。また、欧州市場向けの電気小型トラック「eCanter」新型モデルの量産を開始し、今後 30 カ国以上に向けて出荷します。 MFTE の生産活動は、2039 年までに欧州、日本、北米の主要 3 市場ですべての新型車両を Tank-to-Wheel でカーボンニュートラル化するというダイムラートラックグループの目標にも大きく貢献しています。 三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場
2023/05/26 11:38 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう ゴミ収集車仕様の新型「eCanter」が「2023 NEW環境展」で初展示
2023 年 5 月 24 日 ・ 新型「eCanter」のゴミ収集車の架装が初めて完了し、「2023 NEW環境展」で初展示 ・ ゴミの排出方式で「押し出し式」と「ダンプ式」の 2 種類の架装が新型「eCanter」で可能に ・ 騒音や振動の少ないゼロエミッションのゴミ収集車で、地域の公共サービスに貢献三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、5月24日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2023NEW 環境展」で、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのゴミ収集車が初めて出展されることをお知らせします。今回展示するゴミ収集車仕様の新型「eCanter」は、極東開発工業株式会社(本社:大阪 市中央区、代表取締役社長:布原達也、以下極東開発工業)および株式会社モリタエコノス(兵庫県三田市、代表取締役・社長執行役員:玉置敏之、以下モリタエコノス)が架装を行いました。同展示会では、両社が架装を行ったゴミ収集車仕様の「eCanter」計2台が両社の出展ブースにて展示されます。また、新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長:五十川龍之、以下 新明和工業)は、新型「eCanter」のゴミ収集車架装に関する紹介を同社のブースにて行います。従来型から車両バリエーションを大幅に拡大した新型「eCanter」は、モーター式の動力取り出し装置(ePTO)を採用することで架装オプションも拡大し、ダンプ、キャリアカー、脱着車、リヤクレーン、ゴミ収集車の架装が可能になりました。新型モデルに搭載した ePTO によって、既存のディーゼル 車用のシステムをそのまま使用することができるため、新たなシステムの開発が不要です。極東開発工業が架装を手掛けたゴミ収集車の「eCanter」は、プレートによりゴミを圧縮し、かさを減らして荷箱に積み込むプレス式ゴミ収集車の仕様となっています。ゴミの排出方法は、排出板を使ってゴミを荷箱の奥から外へ押し出す「押し出し式」となります。同社のプレス式ごみ収集車「プレスパック®」を採用した新型「eCanter」が今回初めて登場しました。 「eCanter」の従来モデルでゴミ収集車の架装実績を持つ新明和工業は、プレス式の積込方式で押し出し式排出のゴミ収集車「G-PX」の架装をした新型「eCanter」の映像による展示を行います。 また、回転板式の積込方式で押し出し式排出の「G-RX」タイプのゴミ収集車架装も含めて販売を開始します。モリタエコノスが架装を手掛けた車両は、回転板で投入口に放ったゴミを荷箱へかき込み、押し込み板で荷箱の奥に積み込む回転式ゴミ収集車の仕様となります。ごみの排出方法は、荷箱をダンプトラックの様に持ち上げてゴミを一度に排出する「ダンプ式」となります。同社の回転式ゴミ収集車「パックマスター®」を採用した新型[eCanter」が初めて登場しました。また、新型「eCanter」で ダンプ式の排出方式が同社による架装で可能となりました。 走行時に CO2などの排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ない「eCanter」は、住宅街などの地域で用いられるゴミ収集車での用途に適しています。新型「eCanter」は、都市の騒音改善とカーボンニュートラル社会を実現する車両として、今後公共サービスへのさらなる貢献が期待されます。■極東開発工業による架装車両と主な諸元 出展品目: EV Packer(電動シャシ架装 プレス式ごみ収集車) 積み込み方式: プレス式(自動インチング機構付) 排出方式: 排出板押出式 荷箱容積(m³): 4.3 全高(mm): 2,290 全幅(mm): 1,900 全長(mm): 5,250 バッテリーサイズ: S バッテリー モーター性能: 最高出力(KW/PS):110/150 最大トルク(N・m): 430 充電時間: 急速充電(50kW/70kW):約50分/約40分(0→90%) 普通充電(6kW):約8時間(0→100%) バッテリー容量: 41kWh 車両総重量(kg): 6,545
2023/05/25 15:15 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場で欧州市場向けの新型「eCanter」の量産を開始
2023 年 5 月 23 日 ・ 欧州市場向けに 42 型式の「eCanter」を生産 ・ 小型トラック累計生産 25 万台を達成三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、完全子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automóveis, S.A, 本社: ポルトガル・トラマガル、社長: アーネ・バーデン、 以下 MFTE)で電気小型トラック「eCanter」新型モデルの生産を開始しました。5 月 22 日には現地で記念式典を実施し、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相をはじめとする政府関係者が出席しました。「eCanter」は、ダイムラートラックが生産する初の電気小型トラックとして 2017 年に発売されました。以来、MFTBC は 550 台以上の「eCanter」を世界中のお客様に納車してきました。日本のほか欧州、米国、オーストラリア、ニュージーランドで稼働しており、走行距離は合わせて 800 万 km を超えます。2022 年 9 月に MFTBC はフルモデルチェンジした新型「eCanter」を発表しました。よりコンパクトに設計されたドライブトレインの採用により、シャシー、ボディタイプ、走行距離のバリエーションを増やしました。日本の 28 型式に加え、欧州向けに 42 型式、海外市場全体で 100 以上の型式を用意する予定です。車両バリエーションの拡張に加え、充電や車両の運用をサポートするサービスソリューションの提供によって、MFTBC はお客様の EV シフトがこれまで以上に容易になるよう支援します。 MFTBC では 2023 年 3 月から川崎製作所で新型「eCanter」国内向け車両の生産を行っており、それに続いて MFTE トラマガル工場で欧州向けモデルの生産を開始しました。川崎製作所とトラマガル工場では、新型の幅広い仕様に対応しながらもディーゼル車両との混合生産を継続するため、 既存の小型トラックの生産ラインに多くの調整を加えました。欧州市場向けの「eCanter」はすべて トラマガル工場から出荷し、台湾、香港、シンガポール、チリなど、今後展開予定のその他の海外市場向けの車両は日本から輸出します。 また MFTE はこのたび、小型トラックの累計生産台数が 25 万台を突破しました。トラマガル工場 は 1964 年の操業開始以来、ポルトガルの産業に大きく貢献してきた歴史ある生産拠点です。これまで 5 世代の小型トラック「キャンター」を生産しており、欧州市場での FUSO トラックの販売を数十年にわたり支えてきました。三菱ふそうはダイムラートラックグループの一員として、2039 年までに欧州、日本、北米地域で全ての新型車両を Tank-to-Wheel でのカーボンニュートラル化する目標を掲げています。主要市場の政府が排出ガス低減を対象とした環境目標に取り組む中、FUSO の「eCanter」は、世界各国の 輸送産業が持続可能なモビリティを実現する上で重要な役割を果たし続けます。 (右から) ポルトガルのアントニオ・コスタ首相、MFTBC CEO カール・デッペン、 MFTE CEO アーネ・バーデン 欧州市場向けの電気小型トラック「eCanter」新型モデル
2023/05/25 14:59 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新型「eCanter」専用リース商品 「FUSOグリーンリース」の提供を開始
2023 年 4 月 12 日 ・ EVトラック専用のリース商品でお客様のEVシフトを強力にサポート ・ EV車両・メンテナンス・充電設備等の支払いを一本化し、お客様の負担を軽減 ・ 車両に対する補助金申請業務を DTFSA が代行三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)とダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(本社:東京都 港区、代表取締役社長:ハンス-ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ、以下 DTFSA)は、MFTBC が 2023年3月に発売した電気小型トラック「eCanter」新型モデル専用のリース商品「FUSO グリーンリース®」の提供を、日本国内で開始します。 *「FUSO グリーンリース」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 「FUSO グリーンリース」は、EV トラック特有のニーズに応えるリース商品です。「eCanter」の車両本体に加え、車両のメンテナンスサービスや、EV トラックに必要不可欠な充電器など、EV トラックの導入・運用に必要な事項を網羅したパッケージ型の商品となっています。毎月のお支払いを一 本化することでお客様の負担を大きく軽減するとともに、EV 車両の導入に際しての各種補助金の申請業務を、DTFSA がお客様に代わって行い、スムーズな EV トラックの導入をサポートします。 「FUSO グリーンリース」には、車両本体の費用、コネクテッドサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)」、フルカバーメンテナンスサービス、充電器と充電器設置費用、任意保険料が含まれます。 このうち「eCanter」専用のフルカバーメンテナンスサービスでは、車両のメンテナンスに加え、ロードサービス費用、電欠時の代替輸送費用の補償サービス、充電管理システムもご利用いただけます。*「Truckonnect」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。*トラックコネクトの利用には、別途サービスへのお申し込みが必要です。なお、新型 eCanter 向けには、新たに開発されたトラックコネクトの機能が利用いただけます。 ・ eRange 機能:電池の残量と走行可能距離をトラックコネクトのポータル上に表示します。 ・ バッテリーヘルスモニタリング機能:バッテリー容量の低下量をトラックコネクトのポータル上でお知らせします。・ 充電管理システム:最も電力料金の安い時間帯を選ぶなど、タイマーをセットして車両の充電を予約管理できます。上記新機能のうち、充電管理システムはフルカバーサービス契約への加入が必要なオプション機能です。「FUSO グリーンリース」をご契約のお客様は、すべての機能をお使いいただけます。 「FUSO グリーンリース」は、新型「eCanter」の発売に合わせて MFTBC が展開する「FUSO e モビリティソリューションズ」のメニューの一つです。「FUSO e モビリティソリューションズ」は、EV トラックをお客様にお使いいただくうえで必要不可欠な周辺要素を MFTBC の知見と経験でサポートし、お客様の e モビリティへの変革を支援する、包括的ソリューションプログラムです。 MFTBC と DTFSA は「FUSO グリーンリース」の提供を通じて、お客様が「eCanter」を導入・運用しやすい環境を整え、お客様の EV シフトを支援します。
2023/04/13 13:43 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 2022 年、海外の主要市場でトップシェアを維持
~親会社ダイムラートラックは財務目標を達成~ 2023 年 3 月 22 日 ・ MFTBCの親会社ダイムラートラック社は、2022年の財務目標を達成し、2023 年についても前向きな見通しを発表・ トラック・アジア部門* 1は、2021 年の実績を 9%上回る販売台数を達成 ・ FUSO ブランドはインドネシア(41.1%)、欧州(39.1%)* 2などの重点市場でトップの地位を維持三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、MFTBC の筆頭株主で親会社のダイムラートラック社(Daimler Truck Holding AG)が、主要市場での需要回復を受け、2022年の財務目標を達成したことをお知らせします。ダイムラートラック社の 2022 年のトラック・バスの連結販売台数は 520,291 台と、前年(455,445 台)から 14%増加し、そのうち FUSO ブランドを含むトラック・アジア部門は、前年度比 9%増の 155,967 台を達成しました。 * 1 トラック・アジアの事業セグメントの活動は、FUSO およびバーラト・ベンツブランドのトラック・バスの開発・製造・販売を含みます。また、アジア地域でのメルセデス・ベンツブランドのトラック・バスの販売も含みます。 * 2 欧州の市場シェアは、総重量(GVW)3.5~10 トンのトラックのみを表しています。インドネシアでは、FUSO は欧州排ガス規制「ユーロ 4」 に準拠する新ラインアップを投入したことで、41.1%のシェアを獲得し、首位を維持しました。また、鉱業部門を中心とした需要の回復に支えられ、受注・販売台数は前年を上回りました。さらに、インドネシアのトラック業界において長年の中心的存在である小型トラック「キャンター」 は 2022 年も小型セグメントでトップシェアを獲得し、 引き続き好調を維持しています。欧州では、FUSO は総重量(GVW)3.5~10 トンセグメントのトラックで、2021 年の実績を 2.0%上回る 39.1%の市場シェアを達成しました。フルモデルチェンジ後の電気小型トラック「eCanter」の受注を 2022 年第 4 四半期に欧州市場で開始したことで、サステナブルなラストマイル配送ニーズに応えるブランドとして FUSO のさらなる活躍が見込まれます。アジア太平洋地域のその他の主要市場でも、販売は順調に推移しました。シンガポールでは、22.5%のシェアを獲得し、前年比 2.2%増を達成しました。また、ニュージーランドでは、強い需要や大型トラック「ショーグン」の好調によって、20.1%とトップシェアを維持しました* 3。両国における 新型「eCanter」の市場導入も決定しています。 * 3 ニュージーランドの市場シェアはトラックと小型バスの総計を表します。自動車業界の国際物流網や部品調達に課題が残るにも関わらず、MFTBC は2022年、ほとんどの輸出市場において前年より販売台数を伸ばしました。今後も困難な経済状況が続くと予想される中、ダイムラートラック社は主要市場で堅調な成長を予想しています。欧州と日本での販売開始 に続く「eCanter」の海外展開により、MFTBC は第2四半期以降、e モビリティへの取り組みをさらに強化してまいります。ダイムラートラック社の2022年の業績に関する詳細は、以下のページで公開されています(英語のみ): https://www.daimlertruck.com/en/investors/arc23-press ニュージーランド市場向け大型トラック「ショーグン」 欧州市場向け電気小型トラック「eCanter」
2023/03/23 16:50 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」新型モデルを発売
-車両ラインアップの拡大で、多様な輸送ニーズに対応した新世代 EV トラックが登場― 2023 年 3 月 9 日 ・ 電気駆動で排出ガスが一切出ない「eCanter」がフルモデルチェンジ ・ シャシラインアップを28型式に拡大し、多様なビジネスケースに対応 ・ モジュール式バッテリーを新規に採用し、ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで用途に応じた航続距離を提供・ 新型「eCanter」で、EVトラックによる物流の新たな時代の幕開け三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」の新型モデルを発売しました。新型「eCanter」は、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて3月9 日より受注を開始します。 2017年に国内初*の量産型電気小型トラックとして発売した「eCanter」は、2020年の先進安全装備拡充を経て、シャシラインアップの大幅な拡大と多様なビジネスケースに対応した航続距離を実現した新型モデルに進化しました。モーターを後軸に統合した MFTBC 独自開発の電動アクスル (eAxle)を採用し、ドライブトレインをコンパクトな構造にすることで従来モデルの1型式からシャシ展開の拡大が可能となり、国内モデルでは合計で28型式のシャシラインアップを展開します。動力取り出し装置(ePTO)も新たに採用し、ダンプ、キャリアカー、脱着車、リヤクレーン、ゴミ収集車といった架装にも対応します**。また、ホイールベースの長さに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール式バッテリーを採用し、車種に応じて99km から最大で324km までの航続距離を用意***することで、ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで用途に応じたモデルをご提供します。さらに、エアコン使用や寒冷地での使用によるバッテリー消費を抑える新機能を搭載し、多様なビジネスケースに適した EV トラックとして大きな進化を遂げました。「eCanter」は2017年の発売以降、EVトラックのパイオニアとして、日本をはじめ欧州、米国、オーストラリア、ニュージーランドにおいて様々な用途で活用され、グローバル全体で累計760万km以上を走行しています。走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ない「eCanter」は、環境に配慮した輸送やドライバーの負担を軽減する車両として、国内外の多様な業種のお客様の下で活用されてきました。発売からこれまで過去5年以上の国内外での運用経験とお客様の多様な輸送ニーズを反映した新型「eCanter」は、EVトラックを活用した物流の新たな時代を拓きます。また、eモビリティへのスムーズな移行をサポートする包括的なサービスである「FUSO eモビリティソリューションズ」の各サービスを通じて、商用車のEV化を推進します。「MFTBC は商用車のカーボンニュートラル化において、国内外で先導的役割を担っています。2017年の発売からこれまで培ってきた経験をもとに、『eCanter』は大きな進化を遂げました。これまで『eCanter』を導入された国内外のお客様からは高い評価を受けており、新型モデルの登場によって、さらに実用的で信頼性の高い電気小型トラックをご提供します。私たちはお客様のスムー ズな EV への移行をサポートする包括的なサービスとソリューションを通じて、カーボンニュートラル輸送の実現を可能にします」(三菱ふそうトラック・バス 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン)ダイムラートラックグループとして、MFTBC は2039年までに国内に投入する全てのトラック及びバスの新型車両を CO2ニュートラルにするビジョンの実現を目指しています。「eCanter」はダイムラートラックが目指す輸送のカーボンニュートラル化の実現において、重要な役割を果たします。*2017年10月時点、国内商用車メーカーとして**ダンプはサブフレーム付の架装に対応します。ゴミ収集車は押出し式の架装に対応します。 ***いずれも一充電当たりの走行距離で、国土交通省審査値。実際の走行距離は気候、実際の走行環境や運転方法に応じて大きく異なります。電気小型トラック「eCanter」新型モデル 標準キャブ、S サイズバッテリー車両(バン架装)、ボデーカラー特別色。 フォグランプはメーカーオプション、ドラッグフォイラーはディーラーオプション。 (写真:撮影用特別仕様車)
2023/03/09 13:18 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 小型トラック「キャンター」誕生から 60 周年
2023 年 1 月 31 日 ・ 小型トラック「キャンター」が誕生から60周年 ・ 国内外で高い評価を受け、世界70ヵ国以上で販売 ・ 小型トラック「キャンター」60周年を記念し、懸賞キャンペーンを2月1日より開始三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、小型トラック「キャンター」が2023年に誕生から60周年を迎えたことをお知らせします。 初代「キャンター」は1963年3月に小型トラックの分野に FUSO ブランドとして初めて参入し、視界が広く運転操作が容易なキャブオーバータイプの T720型が発売されました。駿馬の健脚と軽快な走りをイメージし、英語で馬が駆け抜けることを意味する「キャンター」と名付けられた同車両は、優れた走行性能にくわえて経済性を兼ね備えた車として、クラス随一の評価を受けました。初代モデルの発売以降、「キャンター」は戦後の復興から高度成長期を経て、輸送の長距離・高速化、そして環境問題や輸送のカーボンニュートラル化がテーマとなった21世紀と、多くの時代を通じて進化を続けてきました。「キャンター」は過去60年の歴史を通じて、その特徴である快適性や走行性能にくわえて、エンジンの改良による省燃費の実現やハイブリッド技術による環境性能の実現、さらなる耐久性と快適性の追求、先進安全技術の開発による安全性の強化や、スタイリッシュな外観の採用など、小型トラックに求められるあらゆる面を高次元で実現してきました。これらの進化を通じて、「キャンター」は、安心で快適な環境に優しいお客様のビジネスを支える車として、トラックが向かうべき新しい方向性を提示してきました。また、1960年代から世界各地で販売地域を拡大し、グローバル市場でも小型商用車セグメントをけん引してきました。インドネシアでは、小型トラックのセグメントで過去48年間トップのシェアを維持し、小型セグメントのロングセラーとなっています。現在12の海外マーケットでノックダウン生産が行われ、MFTBC が初めて海外進出した市場の一つであるインドネシアでは48年間、台湾では 40年にわたりノックダウン生産が行われています。さらに、アフリカや中南米、中近東にも進出し、完成車は世界60ヵ国以上に輸出されています。キャンターはその機動性や使いやすさが海外でも高く評価され、現在世界70ヵ国以上で販売しています。 「キャンター」のこの長い歴史を通じて受け継がれてきたのは、「お客様と社会のために、常に先進であること」という先駆者精神です。MFTBC はトラック開発の進化をけん引し、FUSO ブランドの価値を磨き上げてきました。この先駆者精神に基づいて、MFTBC は小型トラックのセグメントで 2017年に国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」を発売し、2023年にフルモデルチェンジした 次世代モデルの発売も予定しています。「キャンター」は、その先進性を磨き、より安全かつ安心で新しい走りを実現するトラックとして、今後もさらに進化を続けていきます。 ▼「キャンター誕生60周年記念キャンペーン」を2月1日より開始 長年のご愛顧に感謝の気持ちを込めて MFTBC では「キャンター誕生60周年記念キャンペーン」 を2月1日より開始します。本キャンペーンでは、三菱ふそう LINE 公式アカウントを友だち登録の上、応募画面でアンケートにお答え頂いた方の中から、抽選でキャンター購入資金を最大100万円プレゼントするキャンペーンを実施します。本キャンペーンは2月1日(水)~4月30日(日)まで実施しており、キャンペーン期間中は毎月20名様が当選、3ヵ月で合計60名様が当選されます。なお、 毎月抽選を行うため、抽選結果より期間中最大で3回の応募が可能となります。 ▽本キャンペーンの詳細についてはこちら: http://fuso-campaign.jp (※キャンペーン特設サイ トは2月1日午前0時に公開します)■「キャンター」の歩み 1963年:初代キャンター T720型 2トン積みの本格キャブオーバートラックを発売。 68馬力の高性能小型ディーゼルエンジンを搭載し、 粘り強い走りと機動力、優れた経済性を両立 1968年:2代目キャンター T90型シリーズ 初のフルモデルチェンジとなる2代目キャンターは、 ゆとりある積載効率と3タイプのダイナミックパワーのエンジンを搭載
2023/02/07 17:43 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう サウジアラビアで小型トラック「キャンター」の KD 生産を開始
2022 年 12 月 15 日 ・ ダイムラートラック社と販売代理店ジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社の合弁会社 NAI 社が、サウジアラビア初の小型トラック「キャンター」の KD 生産を開始・ 中東地域で最大規模の市場であるサウジアラビアでの拡販を図る三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、サウジアラビア王国で初となる小型トラック「キャンター」の KD(ノックダウン) 生産*1を開始しました。現地での組み立て生産は、販売会社のジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社が運営する工場で行われています。 サウジアラビアでの KD 生産は、GVW(車両総重量)6.5 トンの小型トラック「キャンター」の FE84 を 4 型式、GVW7.2トンの FE85 の 3 型式を対象に生産を開始しました。4D33 エンジンを搭載する同車両は、食品や日用品の物流など、多岐にわたる産業や用途で活用されています。FUSO ブランドのトラックは、同国の過酷な環境下で必要とされる耐久性と信頼性により、ロングセラーとしての実績を築いてきており、現在でもサウジアラビア国内では年間数千台を販売しています。その中でも販売台数が特に多い小型トラックに加えて、中・大型トラック、小型バスを含む充実した FUSO のラインアップを導入しているサウジアラビアは、中東地域においてアラブ首長国連邦に次ぐ市場規模となっています。生産を開始する「キャンター」の KD 部品は、MFTBC の川崎製作所からサウジアラビアの首都リヤドに次ぐ大都市であるジェッダに所在する NAI 社の工場に輸出します。NAI 社の工場では、高い品質が求められるメルセデス・ベンツブランドのトラックの組み立てを約半世紀前に開始しており、長年にわたるトラックの生産を通じて、サウジアラビアの発展に貢献してきました。サウジアラビアは近年、急速な経済成長を遂げており、最新の予測では 2022 年の GDP 成長率は 7%以上*2とされています。石油の輸出を中心とした経済からの脱却を戦略的に示す「ビジョン 2030」を掲げ、複数のインフラや都市開発のメガプロジェクトを推進しています。その中には、サステナブルな設計の新たな観光地、公共交通網、未来技術を対象とした工業団地などが含まれてい ます。市場投入が 1973 年までに遡る FUSO 車は、このような大規模な公共投資により、今後サウジアラビアでさらに重要な役割を果たすと期待されています。*1 自動車の部品を輸出して、現地で完成車に組み立てるという生産方式 *2 https://www.imf.org/en/Countries/SAU ジェッダ市の工場で生産中の小型トラック「キャンター」 小型トラック「キャンター」を組み立てる従業員 ジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社についてジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社はサウジアラビア王国におけるダイムラートラック AG の販売代理店として、メルセデス・ベンツと FUSO ブランドの製品を扱っています。1946 年の設立以来、自動車の生産と販売を通じてサウジアラビアの発展に貢献してきました。同社は 2018 年、FUSO ブランドのトラックとバスの販売代理店として、サービスおよび純正部品供給を含む業務を開始しました。ナショナル・オートモビル・インダストリー社についてナショナル・オートモビル・インダストリー社(NAI 社)はダイムラートラック社と E.A. Juffali & Brothers の合弁会社として1974年設立されました。1977 年、現地で初めて組み立てられたメルセデス・ベンツのトラックが生産開始して以来、サウジアラビア人の手によって 11 万台以上のメルセデス・ベンツのトラックが NAI 社で製造されてきました。
2022/12/15 17:41 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう G20 バリ・サミットの EV 展示会にて「eCanter」を披露
2022 年 11 月 16 日 ・ 電気小型トラック「eCanter」をインドネシア運輸省主催の展示会に展示、同国の排出ガス削減への取り組みを支援 ・ 「eCanter」の市場導入に向け、バリ島・デンパサールに続き首都ジャカルタでの実証実験を開始三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・ デッペン、以下 MFTBC)は、インドネシアの FUSO 正規代理店である PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ市、代表取締役社長:田中伸和、以下、KTB 社)がインドネシア運輸省主催の「Battery-Based Electric Motor Vehicle Exhibition (バッテリー式電気自動車展示会)」に電気小型トラック「eCanter」を出展したことを発表します。バリ島で行われている G20サミット(主要20カ国・地域首脳会議首脳会合)の一環として企画された本展示会は、11月12日から16日まで開催されました。インドネシア政府は現在、国家成長戦略の主要分野の一つとしてグリーン・イニシアティブに注力しており、2022年の G20サミット議長国としての方針のなかで「持続可能なエネルギーへの移行」を3本柱の一つとして位置づけています。今回のG20サミットの開催に合わせて設置された展示は、この持続可能な未来のモビリティ・ソリューションへのコミットメントを示すことを目的としています。これらの国家レベルの二酸化炭素排出量削減への関心を背景に、インドネシアの産業界も電気自動車の導入へ一歩踏み出しています。KTB 社は、2022 年 9 月から 10 月にかけて、現地大手物流輸送会社である PT. Trimitra Trans Persada(以下、B-Log 社)のもとで「eCanter」の実証実験を実施しました。インドネシア国内 40 都市で 3000 台の車両を運用する B-Log 社は、国際空港が位置するジャカルタのタンゲラン地区などで都市部での「eCanter」の実用性を検証するべく、日常の配送業務に試験的に導入しました。ジャカルタでの取り組みは 7 月にバリ島のデンパサールで行った試乗会に続くもので、今後数年以内にインドネシア市場に電気小型トラックを導入するための準備の一環として行われました。KTB 社と MFTBC はこれらの試験を通じて、お客様の利用パターン、潜在的な課題などを把握するとともに、市場特有のニーズを反映した製品開発を行います。また、「eCanter」はインドネシアで日常的な環境下で走行実験を行う唯一の電気トラックであり、ドライバー含めたお客様が新しい技術にふれる機会でもあります。MFTBC と KTB 社は、インドネシアのお客様や様々な業界のパートナー企業と共に、持続可能なモビリティの推進を目指します。 G20 サミットの「Battery-Based Electric Motor Vehicle Exhibition (バッテリー式電気自動車展示会)」にて展示された電気小型トラック「eCanter」
2022/11/16 14:14 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 沖縄ふそう自動車株式会社 南部営業所を新設
2022 年 11 月 1 日 ・ 交通の要衝で沖縄本島南部の物流をサポート三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペ ン、以下 MFTBC)の特約販売会社である沖縄ふそう自動車株式会社(本社:沖縄県浦添市、代表 取締役:與那覇 明、以下「沖縄ふそう」)は、豊見城市に南部営業所を新設し、2022年11月1日(火) にオープンします。 沖縄ふそうは沖縄県に 3 拠点を構える MFTBC の特約販売会社であり、南部営業所は沖縄ふそう として 4 ヶ所目の拠点となります。 同営業所は沖縄本島南部に位置し、豊見城市および周辺2市などを管轄する営業・サービス拠点 です。所在地は那覇空港や沖縄本島を縦断する高速道路のインターチェンジからのアクセス性が 高く、県内物流の要衝を担うエリアへの新設により、お客様の利便性を向上します。 新店舗は従業員の快適な職場環境づくりとともに、最新整備機器の導入と配置の見直しにより作 業動線を考慮した工場レイアウトを実現しました。作業効率および生産性の向上を図るとともに、 お客様へより良いサービスを提供します。 「南部営業所の新規オープンにあたり、ご支援いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げま す。お客様や従業員にとって快適な環境を追求した最新鋭の拠点となりました。従業員一同、さら なるサービスの向上を目指してまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申 し上げます」 (沖縄ふそう自動車株式会社 代表取締役 與那覇 明) <南部営業所の外観> <南部営業所の整備エリア>
2022/11/01 17:14 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう EVトラック向け充電器のワンストップでの導入サービスを提供
2022 年 9 月 28 日・ EVトラック運用パターンに合わせた充電器を選定、設置工事までのプロセスを効率化・ パートナー企業として新たに4社と協業・ お客様のEVトラック導入を支援する「FUSO eモビリティソリューションズ」の一環三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下「MFTBC」)は、EV(電気自動車)トラック向け充電器の導入サービス「充電器・充電器設置サービス」を、2022年9月より開始しました。本サービスは MFTBC の電気小型トラック「eCanter」現行モデルからご利用いただけます。また MFTBC は、「eCanter」次世代モデルの発売を2023年春に予定しています。本サービスでは、車両の準備とともに、お客様の EV トラック運用パターンに合わせた最適な充電器の選定から設置工事までを、MFTBCがワンストップで対応できる体制を整え、お客様の EV トラックの導入・運用をサポートします。また MFTBC は本サービスの提供にあたり、充電器の提供パートナーとして日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長・COO:黒野透、以下「日東工業」)およびニチコン株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役会長:武田一平、以下「ニチコン」)と、また充電器の設置工事パートナーとして株式会社 JM(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大竹弘孝、以下「JM」)ならびに株式会社ミライト・ワン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中山俊樹、以下「ミライト・ワン」) と新たに協業します。MFTBC の物流業界の脱炭素化を支援する姿勢に賛同いただいたパートナー企業とともに、お客様の脱炭素に貢献するソリューションを提供していきます。本サービスでは、まず MFTBC がお客様の EV トラックの用途や運用パターン、ご要望に合わせて、最適な充電器を紹介します。日東工業の普通充電器(AC充電器)*とニチコンの急速充電器(DC充電器)をはじめとしたラインアップをご用意しました。多様な出力レンジを取りそろえており、どれも堅牢性に優れたモデルとなっています。MFTBC 推奨の製品は「eCanter」との互換性を確認しており、安心してお使いいただけます。また MFTBC のパートナーの製品をお使いいただくことで、設置業者と充電器メーカーの密な連携が可能になり、設置後も充実したアフターサービスを利用いただくことが可能です。*AC充電器については、平河ヒューテック株式会社ならびにボッシュ株式会社の製品もお選びいただけます。 日東工業とニチコンの充電器は、「eCanter」次世代モデルの発売以後、FUSO のコネクテッドサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)」を通じたクラウド方式の充電管理システム(CMS)を利用できます。CMS の活用によって、契約電力の超過防止や使用電力の平準化が可能になります。充電ケーブルについても、トラックのサイズを考慮して長いサイズを設定しており、ケーブル長に起因する充電制約を軽減します。 その後の設置工事は、MFTBC が JM もしくはミライト・ワンをお客様にご紹介します。JMとミライト・ワンは、これまで商業施設や公共施設、企業の事業所などへの EV 向け充電器の設置工事を数多く手がけており、豊富な経験と知識をもとにお客様の事業所への EV トラック向け充電器の設置工事をスムーズかつ確実に行います。また全国で事業を展開する2社が施工することで、工事品質の標準化を図ります。 MFTBC は国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」を2017年に発売以来、世界で約450台を納車してきました。「eCanter」の累計走行距離は600万 km を超え、お客様からの豊富なフィードバックをもとに改良を重ねた次世代モデルを2023年春に発売予定です。 同時に、EV トラックをお客様にお使いいただくうえで必要不可欠な周辺要素を MFTBC の知見と経験でサポートし、お客様の e モビリティへの変革を支援する包括的ソリューションプログラム「FUSO e モビリティソリューションズ」の展開を進めます。「充電器・充電器設置サービス」はこの一環であり、MFTBC は今後、「FUSO e モビリティソリューションズ」のプログラムをさらに充実させていきます。「当社は最初の『eCanter』発売からの5年間の学びを生かし、EV シフトをお客様にとって容易なものとするべく、『FUSO e モビリティソリューションズ』を展開します。『充電器・充電器設置サービス』 によってお客様がスムーズかつ安心して EV トラックをお使いいただける環境を整えることで、お客様の EV シフトを後押しし、ひいては社会的な e モビリティの普及拡大につなげていきます」 (MFTBC チーフ・トランスフォーメーション・オフィサー((CTO)) アレクサンダー・ルージング) **「Truckonnect®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
2022/09/29 12:25 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 欧州市場向け電気小型トラック「eCanter」次世代モデルを発表
「IAA Transportation 2022」にて次世代車両を初公開 2022 年 9 月 18 日・ ドイツ・ハノーバーで開催の「IAA Transportation 2022」にて「eCanter」次世代モデルを公開・ 車両ラインアップを大幅に拡充し、特装車を含む多様な用途に対応・ 2039年までにカーボンニュートラルな製品の市場への新たな一歩・ 今後数年の間に、さらなる市場参入を計画三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、9 月 20 日(金)~25 日(日)に開催される「IAA Transportation 2022」(ドイツ・ハノーバー)でフルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」次世代モデルの欧州市場向け車両を発表しました。2022 年第4四半期に欧州での販売開始*1を計画しており、量産開始は2023年を予定しています。FUSOの電気小型トラック「eCanter」は、当初、ダイムラー・トラックグループ初の量産型電気トラックとして、2017年に発売しました。走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ない「eCanter」は、過去5年間にわたり、さまざまなグローバル企業の物流ニーズとサステナビリティの目標をサポートしてきました。これまでに約450台の「eCanter」が日本、欧州、北米、オーストラリアやニュージーランドで活用されおり、累計走行距離は600万キロを達成しています。今回発売した「eCanter」次世代モデルの欧州市場向け車両は、42種類のバリエーションを取り揃え、より多様な用途に対応します。動力取り出し装置「PTO(Power Take Off)」を搭載することで、建設業を支援するレッカー車やダンプ車、またリアクレーン車の設定が可能になりました。欧州では、車両総重量 (GVW)4.25トンから8.55トン、ホイールベースは6種類から選択することができます。新しいモジュール式バッテリーコンセプトにより、ホイールベースに応じたバッテリー選択により、様々な走行距離を提示します。最大容量のバッテリーでは、1回の充電で約200km*2の走行が可能であり、長距離を走行する用途に適しています。また、現行の「eCanter」と同様に、AC充電とDC急速充電が可能です。さらに、欧州仕様車には、衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA®5)」に加え、被害軽減ブレーキ機能を有する巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」を新規搭載し、運転時の死角になりやすい車両の左側を監視して、左折巻き込み事故のリスクを低減し、衝突時の被害を軽減します。安全機能により、お客様の業務をよりサポートします。「欧州のお客さまに eCanter の次世代モデルをお届けできることを大変光栄に思います。欧州13か国を含む世界中のお客様の5年間の運用データと経験を分析し、より優れた製品をお届けします。さらに、お客様が電動化に移行する際に必要な e モビリティソリューションも提供していきます。世界が待ち望んでいた、柔軟で多様なゼロエミッションの都市交通を提供する準備が整ったと確信しています」(MFTBC 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン) 今後数年間で、「eCanter」の新規市場である、台湾、インドネシア、チリ、シンガポール、香港にも導入をする計画です。これらの市場拡大計画は、MFTBCとダイムラー・トラックが今後数十年にわたって、バッテリー式電気車両、または水素を燃料とした燃料電池車両に移行するにあたっての戦略的な計画のひとつです。MFTBCはダイムラー・トラックの重要な一員として、グループの目標である2039年までに欧州、日本及び北米地域の主要3市場で全ての新型車両を CO2ニュートラル(燃料タンクから走行時まで)化することにコミットしています。■「eCanter」次世代モデル 欧州仕様 *1 発売予定が変更となる可能性がございます。 *2 JE05モードによる社内試験結果をもとにした、実用的な数値を示しています。航続距離に関する記載の数値は、空調無し、半積載、バンボデーのデータです。航続距離には、走行条件、季節などによる変動があります。 ABA®は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。*一部欧州仕様の機能名を使用しています。
2022/09/21 13:36 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 国内初・EVトラック電欠時の代替輸送補償付き保険提供に向け東京海上日動と保険契約を締結
2022 年 9 月 15 日 ・ 「eCanter」次世代モデル向けのフルカバーグリーンリース契約を対象 ・ 2023年春以降に提供開始予定 ・ 万が一の際の代替輸送補償でお客様のEVトラック導入をサポート三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下「MFTBC」)は、EV(電気自動車)トラック向けの電池切れ(電欠)*時に代替輸送費用を補償する保険プログラム(以下「本商品」)の提供に向け、東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:広瀬伸一、以下「東京海上日動」)と保険契約を締結しました。電欠時の代替輸送費用の補償の提供は、乗用車向けも含めて国内初となります。*本商品では、電池残量が10%以下となった場合と定義本商品は、MFTBC が2023年春に発売予定の電気小型トラック「eCanter」次世代モデル向けにダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ハンス-ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ、以下「DTFSA」)が提供するフルカバーサービスの グリーンリース契約に加入いただいた、緑ナンバーの事業用車両が対象です。補償には、電欠だけでなく事故によって積載物の輸送が不可能となった場合も含まれます。それらの場合に、お客様が「eCanter」によって本来運ぶはずだった積載物について、本商品が目的地までの代替輸送費用をカバーします。補償期間は車両のリース契約期間となり、年に1度まで、最大5万円が補償 されます。本商品においては、マーシュ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中西主、以下「マーシュ ジャパン」)が保険代理店として事故時のお客様との連絡や保険金請求手続き等の各種サポートを行い、保険金は東京海上日動からお客様に支払われます。MFTBC は2017年に国内初の電気小型トラック「eCanter」を発売して以来、5年間の間に、お客様から様々なフィードバックをいただいてきました。本商品は、充電インフラが十分でないことなどによる電欠への不安を払しょくし、EVトラック導入に際するお客様の懸念点を解決するものとして開発されました。MFTBC は2023年春に予定している「eCanter」次世代モデルの発売に際し、EVトラックをお客様にお使いいただくうえで必要不可欠な周辺要素を MFTBC の知見と経験でサポートし、お客様の EV シフトを支援する包括的ソリューションプログラム「FUSO e モビリティソリューションズ」の展開を進めており、本商品はその一部です。MFTBC は今後、「FUSO e モビリティソリューションズ」をさらに充実させ、お客様の EV シフトの支援、ひいては社会全体の e モビリティの普及促進に貢献します。 「eCanter」次世代モデル(イメージ)
2022/09/15 13:19 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」次世代モデルを発表
車両ラインアップの大幅な拡充で多様な物流ニーズに対応し、輸送の未来を変革 2022 年 9 月 7 日 ・ 車両ラインアップを大幅に拡充し、特装車を含む多様な用途に対応・ 新たに3タイプのモジュール式バッテリーを採用し、用途に応じた航続距離が選択可能。加えて、従来車に比べ最大航続距離の延長を実現・ 各種先進安全装備を大幅に拡充し、安全運転サポートをさらに強化・ 外部給電機能を備え、災害時の備えにも対応・ 電気トラックに特化したコネクティビティサービスも新規搭載・ 「FUSO eモビリティソリューションズ」を通じて電気トラックへのシフトを加速三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」次世代モデルを、9月7日に発表しました。2017年に国内初の量産型電気小型トラックとして発売した「eCanter」は、電動で駆動することで排出ガスを一切出さず、騒音や振動も少ないため、CO2ゼロの輸送を実現する車両として日本、欧州各国、北米、オーストラリアやニュージーランドで多様な用途にて活用されています。この5年の運用経験に基づいて、「eCanter」次世代モデルは車両ラインアップを大幅に拡充することでより多くの物流ニーズに対応し、カーボンニュートラル輸送の実現を加速するソリューションとして大きな進化を遂げました。日本国内向けの「eCanter」次世代モデルは、2023年春に発売予定です*1。また、海外市場向けモデルも順次展開していきます。 ■「eCanter」次世代モデル ■「eCanter」次世代モデルの商品特長シャシラインアップの大幅拡充*2「eCanter」の次世代モデルは、モーターを後軸に統合した e アクスルを新たに採用し、ドライブトレインをコンパクトな構造にすることで、シャシラインアップの大幅な拡充を実現しました。国内市場向けモデルは28型式、海外市場モデルは約80型式のシャシラインアップを展開し、より幅広い物流ニーズに対応します。また、現行モデルの車両総重量(GVW)7.5トンクラスにくわえて、国内モデルでは最小5トンから最大8トンクラスまで、海外モデルでは4トンクラスから8トンクラスまでのバリエーションを展開します。キャブバリエーションも拡充し、小回りのきく標準幅キャブ(1,700mm)から、より多くの荷箱容積が確保可能な拡幅キャブ(2,130mm)を新たに追加しました。さらに、ホイールベースも最小で2,500mm から、最大で 4,750mm まで展開します。モジュール式バッテリーで航続距離の延長を実現次世代モデルでは、ホイールベースに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール方式を採用しました。定格容量41kWh のバッテリー1個を搭載した車両は約80km、バッテリー2個搭載の車両は約140km、バッテリー3個搭載の車両は約200km と航続距離の延長を実現しました*3。現行モデル と同様に普通充電と急速充電が可能なほか、災害時に車載バッテリーから専用機器を介して住宅などへの外部給電を行う V2X 機能も、次世代モデルで新規搭載しました*4。多様な架装仕様に対応する ePTO も装備*5次世代モデルでは、動力取り出し装置「ePTO(Electric Power Take Off)」も装備し、ダンプ、リアクレーン、 ごみ収集車、冷蔵車、脱着車といった架装にも対応します。電気トラック特有の機能をさらに充実*6電気トラック特有の機能を充実させ、回生ブレーキが4段階のレベルでコントロールできるようになり、電費やドライバビリティの向上に大きく貢献します。また、冬場でも走行時のエネルギー消費を節約できる「ヒーターカットスイッチ」や普通充電時にバッテリーを出発時刻に合わせてタイマーで予熱できる「バッテリープレコンディショニング」機能を設定したほか、シートやステアリング等の必要な箇所のみを温める 「省エネ暖房」機能も追加しました。先進安全装置の大幅拡充*7 次世代モデルでは先進安全装置も大幅に拡充し、安全運転のサポートも強化しました。FUSOの小型トラックでは初となる、被害軽減ブレーキ機能を有する巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」を新規搭載し、運転時の死角になりやすい車両の左側を監視して、左折巻き込み事故のリスクを低減し、衝突時の被害を軽減します。 衝突被害軽減ブレーキをさらにアップグレードさせ、「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA®5)」を全モデルに新規搭載し、車両前方の空間の把握と歩行者への検知精度を向上しました。 運転注意力の低下を白線認識カメラや各種センサー、顔認識カメラを通じて認識するドライバー注意監視システム「アクティブ・アテンション・アシスト」も新たに搭載し、運転注意力の低下をブザーやフル液晶メーターへの表示で警告します。 自動でハイビーム又はロービームに切り替える「インテリジェント・ヘッドライト・コントロール」や、カメラが認識した前方の交通標識をフル液晶メーターに表示する交通標識認識機能「トラフィック・サイン・レコグニション」も新規搭載しました。 坂道などで安定した制動力を保持する「電動パーキングブレーキ」や、バックカメラで後退時の事故のリスクを軽減する「バックアイカメラシステム」も新たに装備し、安全サポートを強化しました。次世代電気トラックにふさわしいデザインで内外装を一新*8 次世代モデルでは内外装も一新し、次世代の電気トラックにふさわしい印象的な外装デザインに進化しました。FUSOブランドを象徴するブラックベルトに、電気トラックのキーカラーであるオレンジとブルーを組み合わせ、先進的な表情に仕立てました。LEDヘッドライト、ならびにデイタイムランニングライトも装備したほか、最新型の LED リヤコンビネーションランプも搭載し、安全走行をサポートします。 内装デザインも快適な運転のためにアップグレードしました。高さを抑え、広々した空間を提供する新形状のダッシュボード、上下寸法を広げ、より多くのお客様への使い勝手を向上させた乗降グリップ、随所にキーカラーのオレンジとブルーを配したほか、ステアリングスイッチと連動した10インチのフル液晶メーターを新たに搭載しました。FUSO小型トラックで採用した「FUSOイージーアクセスキー」も搭載し、利便性もアップしました。
2022/09/07 14:33 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう インドネシア・バリ島で電気小型トラック「eCanter」の実証実験を実施
2022 年 7 月 28 日 ・バリ島のデンパサール地区で現地の配送業務に使用 ・日系自動車メーカー5 社の現地法人の共同プロジェクト「EV Smart Mobility - Joint Project」の一環三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、インドネシアの FUSO 正規代理店である PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ市、代表取締役社長:田中伸和、以下、KTB 社)が、2022 年8月よりインドネシア・バリ島において、現地のお客様のもとで電気小型トラック「eCanter」 の実証実験を行うことをお知らせします。FUSO ブランド最大の海外市場であるインドネシ アでは、今回が初めての「eCanter」の実証実験となります。この取り組みは、7 月 27 日に バリ島で開催された日系自動車メーカー5 社*の現地法人の共同プロジェクト「EVスマートモビリティー・ジョイントプロジェクト」の共同記者会見の中で発表されました。 今回の実証実験では、「eCanter」はバリ島のデンパサール地区で、工場の原材料の配送や郵便物の配達に使用される予定です。お客様のニーズや電気トラックの運用における潜在的な課題を洗い出す集める貴重な機会となります。また MFTBC と KTB 社は、この「eCanter」 の実証実験を通じて、温室効果ガス排出削減を目指すインドネシアの政策をサポートします。インドネシア政府は 2015 年に「2030 年までに温室効果ガス排出量を 29%削減する」 という目標を掲げ、その実現に向けて電気自動車(EV)の導入を支援するさまざまな政策を打ち出してきました。また、2022 年の G20 サミット議長国をに務めるインドネシアは、議長国としての任期中にサステナビリティを戦略的な柱の一つとして位置づけており、現地の物流事業者は電気自動車の導入を検討しています。「eCanter」を含めた実証実験の計画は 2022 年 7 月 27 日にバリ島で行われた日系自動車 5 社による共同プロジェクト「EVスマートモビリティー・ジョイントプロジェクト」の発表会で公開されました。同プロジェクトは、日本の自動車メーカー5 社の現地法人がそれぞれ主力の EV を提供し、インドネシアにおける EV エコシステムの将来性を調査・検証します。 FUSO の「eCanter」を含む商用車はバリ島での物流をサポートし、乗用車は観光客向けのサステナブルな移動手段として活用される予定です。同プロジェクトの実証実験を通じて、参加社は EV の普及や関連インフラの整備に役立つ重要な知識を得ることを目指します。MFTBC と KTB 社はこれまでに「eCanter」を「Gaikindo Indonesia International Commercial Vehicle Expo(GIICOMVEC)2020」や「Gaikindo Indonesia International Auto Show(GIIAS)2017」など大規模なモーターショーに出展しており、インドネシア国内で高い関心を集めてきました。 今回のバリ島での実証実験は、MFTBC が「eCanter」のさらなる海外市場開拓を検討するうえで貴重な機会となります。FUSO の商用車は、インドネシア市場を代表するブランドとして、50 年以上にわたり現地企業とともに同国の発展に貢献してきました。特に小型ディーゼルトラック「キャンター」は、過去数十年にわたるベストセラーです。MFTBC と KTB 社は、インドネシアの物流業界が e モビリティへの変革に向けて準備を進めている中、その取り組みを共同でサポートしてまいります。*いすゞ自動車株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社、三菱 ふそうトラック・バス株式会社 (50 音順) 参加社が提供した主力 EV FUSO の電気小型トラック「eCanter」を含む商用車はバリ島での配送業務に使用
2022/07/28 16:45 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」による EV ごみ収集車、国内 2 台目を納車
2022 年 7 月 28 日 ・ 「eCanter」によるEVごみ収集車の民間企業への納車は初 ・ ゼロエミッションに加え、周辺環境に配慮した静かな収集・運搬を実現三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カー ル・デッペン、以下 MFTBC)は、電気小型トラック「eCanter」による EV ごみ収集車 1 台 を有限会社古川新興(本社:東京都府中市、代表取締役:古川幸司、以下、古川新興)に納車しました。「eCanter」による EV ごみ収集車は国内 2 台目、民間企業では初めての納車です*。古川新興は東京・多摩地区を中心に、関東地方で廃棄物収集運搬業を営んでいます。今回納車した EV ごみ収集車は、多摩地区でのコンビニエンスストアの廃棄物収集と府中市からの委託事業として、同市内の廃棄物を収集運搬します。2022 年 7 月下旬より稼働する予定です。「eCanter」は走行時に二酸化炭素(CO2)を含む排出ガスを一切出さないため、廃棄物運搬のカーボンニュートラル化に貢献します。「eCanter」は走行中のカーボンニュートラルを達成するだけではなく、従来のディーゼル車よりも騒音、振動とも低いという特徴があります。そのため、早朝から稼働することの多いごみ収集車という用途において、「eCanter」 は住民に配慮した廃棄物収集を可能にし、運転手の疲労軽減にも貢献します。古川新興は SDGs(持続可能な開発目標)に賛同して地球の未来を真剣に考える企業として、 脱炭素の分野で業界の先駆けとなる行動を府中市から起こしたいという思いから、もっとも CO₂削減に貢献できる車両として「eCanter」の EV ごみ収集車を採用しました。「eCanter」は 2017 年の発売以来、国内外のお客様から高く評価されてきました。MFTBC は今後も「eCanter」をお客様のニーズにお応えすべく、ご使用用途に合わせた 「eCanter」の仕様を提案することで、カーボンニュートラルな輸送を目指すお客様のビジネスに貢献してまいります。 *2022 年 3 月に、神奈川県厚木市に「eCanter」による EV ごみ収集車を納入しています。詳細はこちら
2022/07/28 16:22 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社