「三菱ふそうトラック・バス株式会社」のニュース一覧 (202件中41~60件を表示)

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三菱ふそう 燃費性能を向上した新型6R30エンジンを搭載し、フルモデルチェンジした大型トラック「スーパーグレート」新型モデルを発表
-より優れた経済性と快適性、そしてクラストップの安全性を追求した新型「スーパーグレート」が拓く新世代の大型輸送- 2023 年 10 月 25 日 ・ 経済性、安全性、快適性および操作性を改良して6年ぶりにフルモデルチェンジ・ 新型 6R30 エンジン(12.8L)、フェイスリフトキャブで燃費性能を向上・ 「2025 年度重量車燃費基準(JH25 モード)」に適合(*一部機種を除く)・ スーパーハイルーフを新規設定し、より広く快適な室内空間を実現・ ダイムラートラック・グループで最新の先進安全装置を新規搭載し、より広範囲での危険対応をサポート三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、大型トラック「スーパーグレート」の新型モデルを10月25日に発表しました。新型「スーパーグレート」は年内に国内で発売します。2017年から6年ぶりにフルモデルチェンジした新型「スーパーグレート」は、経済性、安全性、快適性、そして操作性の向上をコンセプトに開発し、キャブデザインも一新してさらに進化を遂げました。新型モデルは燃費性能を向上した新型6R30エンジン(12.8L)を搭載し、大型トラックに求められるパワフルな走りと高い燃費性能を両立させました。また、キャブデザインの改良により空気抵抗を改善し、転がり抵抗の少ないタイヤを追加設定することで、「2025年度重量車燃費基準(JH25モー ド)」に適合しました。キャブデザインには小型トラックと大型観光バスでも採用しているふそうのブランドアイデンティティである「ふそうブラックベルトデザイン」を新たに採用し、ふそうブランドと大型トラックにふさわしいデザインに生まれ変わりました。さらに、ダイムラートラック・グループで最も新しく、精度を向上させてより広範囲での危険への対応をサポートする先進安全装備を初搭載し、衝突被害軽減ブレーキを通じた危険予防や右左折時および発進時における安全確保を強化し、大型トラックに求められる高度な安全性に対応しました。物流・運送業界における「2024年問題」に伴い輸送の効率化が急務となる中、長距離輸送が多い大型トラックに求められる快適性や安全性および操作性を強化し、より優れた燃費性能とパワフルな走りを実現した新型「スーパーグレート」は、輸送の効率化に貢献します。MFTBC はダイムラートラック・グループの一員として、自動運転技術を含む高度な先進安全技術の開発を通じ、道路上での安全をより高め、同グループ製トラックやバスによる事故をゼロにすることを目指すミッション「ビジョン・ゼロ」に賛同しています。MFTBC は2019年に国内商用車で初めて*運転自動化レベル2の高度運転支援機能を搭載した「スーパーグレート」を発売し、ダイムラートラックのグローバルネットワークを通じて、より高度な先進安全技術の開発を進めています。MFTBC は、より安全かつ効率的な長距離輸送を可能にする先進安全技術を搭載したトラックのいち早い市場投入を、今後も目指していきます。*2019年10月時点、MFTBC 調べ 新型スーパーグレート(※撮影用特別仕様車) シャシ型式:FS84VVZ1TC(スーパーハイルーフ、エグゼクティブパッケージ仕様)。塗色:ボルドーレッド M(パブコ 特別塗色)。架装:パブコ製 EXEO WING Pro Edition(サイドスカートオプション、特別デカール装飾)、アルミホイー ルはオプション*スーパーハイルーフは型式によって設定の有無があります。■新型「スーパーグレート」の主な特長① パワフルで燃費性能を向上した高性能の新型6R30エンジン(12.8L)を新規搭載新型「スーパーグレート」は、従来モデルから採用している6R20エンジン(総排気量10.7L)及び 6S10エンジン(総排気量7.7L)に加え、パワフルな走りと経済性を両立した新型6R30エンジン(総 排気量12.8L)を新たに追加し、従来車から燃費性能を向上させました。新型6R30エンジンは、圧縮比の増加とターボ改良によるブースト増大によって、燃焼圧力を上げて熱効率を改善しています。エンジン出力に応じた2つのターボチャージャーを設定し、特に低速トルクの増大を実現しています。エンジンの低速トルク増大に合わせて早めにシフトアップし、使用頻度が高くなるエンジン低回転域でのキャリブレーションを最適化しました。また、AMT「ShiftPilot®」と6R30エンジンとの組み合わせ時に、低速トルク増大に合わせて変速タイミングも最適化しました。これらの燃焼系の改善と、エンジン各部の駆動抵抗の低減及びチューニングにより、燃費性能の向上を実現しました。6R30エンジンは低回転域での走行頻度を増やすことで、振動や騒音が少なく、運転の負担やドライバーの疲労軽減にもつながります。大排気量エンジンならではの強いトルクにより、長い坂道などでは余裕のけん引力を備え、加速時の優れたレスポンスを併せ持つことで、運転の快適性向上にもつながります。さらに、6R30エンジンは排気後処理装置で「BlueTec®システム(再生制御式 DPF+尿素 SCR)」による NOx 浄化率も向上させています。「AdBlue®」はドイツ自動車工業会の登録商標です。 「BlueTec®」は Daimler Truck AG の登録商標です。 「ShiftPilot®」は三菱ふそうトラック・バスの登録商標です。
2023/10/26 11:31 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう JAPAN MOBILITY SHOW 2023に出展
2023 年 10 月 13 日 ・ 「共に未来を創り上げる」想いをブースで表現 ・ 新型「eCanter」やEV関連サービスなど、サステナブルな社会の実現に貢献する製品・サービスを展示 ・ 大型トラック「スーパーグレート」新型モデル(プロトタイプ)を世界初公開三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以 下 MFTBC)は、2023年10月26日から11月5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023 (ジャパンモビリティショー)」(主催:一般社団法人 日本自動車工業会、以下「JMS 2023」)に出展します。MFTBC は JMS 2023のブースにおいて、ブランドスローガンである「Future Together」の下、お客様やス テークホルダーの皆様、そして社会と「共に未来を創り上げる」という想いを、積み木(キューブ)で表現しています。ブースでは、カーボンニュートラル化をはじめとするサステナブルな社会の実現に貢献する製品・サービスを、実車や動画、パネルなどでご紹介します。 【主な出展内容】■電気小型トラック「eCanter」新型モデル(ダンプ車両・ごみ収集車) 2023 年 3 月に国内で発売した新型「eCanter」は、動力取り出し装置(ePTO)を搭載することで架装バリエーションを拡大しました。JMS 2023 では、新型「eCanter」の発売によって新たに架装バリエーションに加わったダンプ車両の実車を展示します。「eCanter」は走行時に排ガスを一切出さず、振動や騒音が少ないため、環境や地域の暮らしに配慮した作業を可能にします。同時にごみ収集車(塵芥車)の実車もご紹介します。この車両は EV の持つ都会的なイメージを活かし、建築物との調和と汚れの溜まりにくい構造を目的とする直線を基調にした、フラットなデザインとなっています。 ダンプ架装の「eCanter」 「eCanter」ごみ収集車 ■「eCanter」バッテリー交換式モデル・交換ステーションMFTBC は米国 Ample Inc. (本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、President:John de Souza、CEO: Khaled Hassounah、以下「Ample 社」)と、「eCanter」新型モデルを用いたバッテリー交換技術の共同実証を行っています。Ample 社のモジュールを装着した「eCanter」が Ample 社のバッテリー交換ステーションに入庫すると、ロボットが自動でバッテリーを交換する仕組みです。本共同実証では 5 分でのバッテリー 交換完了を目標にしており、今冬に国内での試験車両の走行を実施します。JMS 2023 のブースでは、 モジュールを装着した「eCanter」新型モデルの車両と、Ample 社のバッテリー交換ステーションを展示します。
2023/10/13 15:24 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新型「eCanter」が台湾で初の先行受注
2023 年 10 月 2 日 • 大手物流企業の統一速達社から新型「eCanter」を台湾市場で初受注 • 新型「eCanter」を 2024 年第 1 四半期に台湾に投入予定 • 台湾は FUSO ブランドにとって最大規模の輸出市場三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、社長:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、台湾の合弁販売会社のダイムラー・トラック・アジア台湾社(本社:台北市、CEO:朴正祐、以下 DTAT 社)が統一速達股份有限公司(本社:台北市、ジェネラルマネージャー:徐明輝、以下 統一速達社)から、電気小型トラック「eCanter」の新型モデルの受注したことをお知らせします。「eCanter」は これまで台湾市場で販売しておらず、今回の新型モデル導入が初の台湾市場進出となります。本件は、2024 年に計画している台湾市場へ本格投入に先立つ初の受注です。 2000 年に設立された統一速達社は、現在約 1,690 台の FUSO トラックを含む車両を保有する台湾の大手物流業者です。同社は納車前に検証用の車両で走行実証を行う予定であり、バッテリー1個を搭載した車両総重量(GVW)5 トンの車両を用いて、台北市内の配達ルートを走行します。この走行実証を通じて収集したデータは、2024 年第 1 四半期の正式な市場投入に向け、今後の課題の特定や運用の効率化などに活用されます。台湾は FUSO ブランドにとって最大規模の輸出市場のひとつです。小型から大型までのトラックを揃えており、FUSO は小型セグメントの車両総重量(GVW)5 トンクラスにおいて特に強い存在感を維持してきました。小型トラックは現地の商用車の販売台数の大半を占めており、このセグメントにおける電動化は、今後さらに加速していくことが期待されます。 日本市場初の量産型電気小型トラックとして 2017 年に発売した「eCanter」は、これまでにグローバル全体で累計 800 万キロを超える走行距離を記録しています。また、欧州、オーストラリア、ニュージーランドなど、さまざまなグローバル市場で販売しています。2022 年 9 月には、新たなドライブトレインとモジュール式バッテリーを採用した新型モデルを発表しました。MFTBC は同車を台湾でも展開し、インドネシア、香港、シンガポール、チリなど、さらなる海外市場で近い将来販売を開始する予定です。 統一速達社が走行実証を行う予定の新型「eCanter」
2023/10/04 12:40 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」新型モデル約900台をヤマト運輸に世界初導入
2023 年 9 月 12 日 ・ 新型「eCanter」を世界初導入。2017 年の初代モデル発売開始以降、最大規模の導入 ・ ヤマト運輸では初導入となる最大積載量 2 トンの EV トラック ・ 2023 年 9 月より順次全国に展開 ・ 新型「eCanter」専用のリース商品「FUSO グリーンリース®」を利用三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は電気小型トラック「eCanter」新型モデルの導入を開始し、ヤマト運輸株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾 裕、以下 ヤマト運輸)に、新型モデルを約900台導入します。本導入は「eCanter」の新型モデルとしては世界初の導入となります。1. 背景及び目的 MFTBC が2017年に国内初の量産型電気小型トラックとして発売した「eCanter」は、走行時に CO₂ などの排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少なく環境に配慮した輸送やドライバーの負担を軽減する車両です。2017年の初代モデル発売以降、運転操作がしやすく振動や騒音が少ない 「eCanter」は、ドライバーの負担軽減を可能にするゼロエミッション車両として、これまで導入実績 のある国内外のお客様から高く評価されています。モーター駆動で振動や騒音が少ないため、早朝や深夜の住宅街での配送にも適しており、地域社会のより快適な暮らしに貢献できる車両です。ヤマト運輸は2017年に「eCanter」25台を導入し、宅急便などの集配業務で活用しています。それらの実績を踏まえ、今回国内では第3世代目となる新型「eCanter」約900台を導入します。MFTBC として900台規模での大規模導入は、2017年の初代モデル発売以来初となります。ヤマトグループは、2050年温室効果ガス自社排出量実質ゼロおよび2030年温室効果ガス自社排出量48%削減(2020年度比)の実現に向けた取り組みの一環として、EV の導入を進めており、新型「eCanter」 は、その主要施策の一つとして導入されます。今回の新型「eCanter」は、ドライ・冷蔵・冷凍機能の3室を備えた標準キャブ・S バッテリーのバン車両です。新型モデルで新たにラインアップに追加したキャブ幅が最も狭い標準キャブ車両は、より小回りが利くため、街中での配送に適しています。また、充電口を車両後方に取り付けることで、 日々の充電や荷室から荷物の出し入れがし易い仕様となっています*。最大積載量は2トンとなり、 同クラスの EV トラックの導入はヤマト運輸でも初となります。*充電口を車両後方に取り付ける仕様はオプション設定となります。※普通充電口のみ 2. 概要 (1)導入台数 約900台 (2)導入開始時期 9月より全国に順次導入開始 ヤマト運輸は今回の「eCanter」導入にあたり、ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ハンス-ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ)が提供する「eCanter」専用のリース商品「FUSO グリーンリース®」を利用します。「FUSO グリーンリース」は、EV トラック特有のニーズに応えるリース商品であり、「eCanter」の車両本体に加え、車両のメンテナンスサービスや特別保証を有した、EV トラックの導入・運用に必要な事項を網羅したパッケージ型の商品です。同サービスを通じて、MFTBC はお客様が「eCanter」を導入・運用しやすい環境を整え、より安全・安心かつ効率的な EV トラックの運用をサポートします。■両社長コメント「ヤマトグループは「2050年 GHG 自社排出量実質ゼロ」の実現に向け、様々な取り組みを進めています。なかでも EV 導入は、当社のサステナブル経営を進めるうえで極めて重要な取り組みです。また EV を導入するうえで、環境への配慮や、車両性能はもちろんのこと、働く社員にとって使いやすい車両であることが重要であり、車両メーカーさまのご理解とご協力が不可欠です。今回導入する新型 eCanter は、GHG を排出しないことはもちろん、2トントラックで積載量がありながらコンパクトで小回りが利くなど、集配業務においても非常に使いやすい車両です。今後も、パートナー企業や地域の皆さまと連携して、サステナブル社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。」(ヤマト運輸株式会社 代表取締役社長 長尾裕)「新型 eCanter は振動が少なく、セールスドライバーの作業負荷の軽減や、安全運転をサポートするゼロエミッション車両です。ヤマト運輸は初代 eCanter を2017年に25台導入され、これまでの運用経験を踏まえその有益性を評価いただいています。新型 eCanter がこれから全国で活用されることで、私たちはヤマト運輸が目指すカーボンニュートラル実現の一助としてサポート出来ることを光栄に思います。また、FUSO グリーンリース®を導入いただいたことを喜ばしく思います。このプログラムを通じて、e モビリティへのスムーズな移行を支援してまいります。」(三菱ふそうトラック・ バス 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン) *「FUSO グリーンリース®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 ヤマト運輸に納車する eCanter
2023/09/13 17:39 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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電気小型トラック「eCanter」を南米初となるチリ共和国に投入
2023 年 8 月 21 日 ・ 電気小型トラック「eCanter」を導入する初の南米市場 ・ 販売開始は2023年内を計画 ・ チリ共和国はペルーに次ぐ南米最大規模の海外市場三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・ デッペン、以下 MFTBC)は、南米のチリ共和国にて 2023 年内に電気小型トラック「eCanter」の 販売を開始します。8 月 17 日に首都のサンティアゴ市で開催したイベントにて「eCanter」を披露しました。 2022 年 9 月に日本にて発表した新型電気小型トラック「eCanter」を、南米市場初となるチリへ投入します。車両総重量(GVW)6.5トンから 8.55トンまでの 5 型式を用意し、多様なビジネスニーズを満たす架装への対応を可能にしました。ホイールベースに応じてバッテリーを 1 個から 最大 3 個まで搭載可能なモジュール式バッテリーを採用し、1 回の充電で最大 200km の航続距離を実現しました。また、同国向け「eCanter」は、衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト 5」や「アクティブ・サイドガード・アシスト 1.0」などの先進安全機能を標準搭載し、ドライバーの安全運転を支えます。 2011 年以来、現地販売代理店 Comercial Kaufmann S.A. (本社:チリ・サンティアゴ市、ゼネラルマネージャー:アンドレアス・クーラー、以下 Kaufmann 社)および同社が保有するディーラー網により FUSO ブランドのトラックとバスはチリで販売されてきました。小型トラック「キャンター」は、同国の小型トラックセグメントで18%のシェアを占め*、現地で強い存在感を維持しています。輸送業界で e モビリティ事業の展開が加速する中、Kaufmann 社と MFTBC は今回の 「eCanter」の導入により、同国での FUSO ブランドの更なる成長を目指します。近年、チリ政府はサステナブルな輸送を支える政策を推進しており、2045 年までに貨物輸送用車両の新車販売を 100%ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)に移行する目標を含む「エレクトロモビリティ国家戦略」を掲げています。公共の充電スタンドの数は着実に増加しており、電気自動車に対する税制上の優遇措置もあることから、「eCanter」を含む電気トラックの普及は今後も拡大すると予想されます。 *2022 年 12 月末時点 チリ市場向け小型電気トラック「eCanter」
2023/08/24 15:21 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう FUSO ブランド最大の海外市場インドネシアで新型「eCanter」を初公開
2023 年 8 月 14 日 ・ インドネシア国際オートショーで「eCanter」を展示 ・ 2024 年よりジャカルタ都市部のお客様を対象に販売開始予定三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、2023 年 8 月 10 日から 20 日まで開催される「第 30 回 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」において、電気小型トラック「eCanter」新型モデルをインドネシア市場で初めて披露しました。MFTBC と FUSO の現地販売代理店である PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ市、社長:田中伸和、以下「KTB 社」)は、インドネシアにおける「eCanter」の市場導入を 2024 年に計画しています。インドネシアは従来型の「eCanter」の展開市場ではありませんでした。KTB 社は、同国の大手物流事業者であるトリミトラ・トランス・ペルサダ(B-Log)社やポス・インドネシア(Pos Indonesia)社、ゴートゥ・ゴジェック・トコペディア(GoTo)社などと共同で、2022 年 8 月からバリ島とジャカルタ市において走行距離 1 万 km を超える「eCanter」従来モデルによる配送業務での実用性検証を行い、今回の市場導入を計画しました。 インドネシア政府は、国家中期開発計画の中で、サステナビリティに関する取り組みを積極的に進めています。同国は 2030 年までに世界の大中型車販売の30%をゼロエミッション車両とするという目標*に賛同を表明しています。インドネシアは ASEAN 地域最大の自動車市場であり、FUSO ブランドにとっても最大の海外市場です。*2023 年 4 月に開かれたエネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)での決議事項FUSO の新型「eCanter」は、モーターと後輪を一体化した e アクスルを特徴とするドライブトレインシステムを採用しています。よりコンパクトなドライブトレイン設計によるバッテリーシステムのモジュール化で、お客様のニーズに合わせた航続距離を実現しました。また回生ブレーキシステムは、4 段階の設定で、交通量が多く、ストップ・アンド・ゴー走行が頻繁な都市エリアで役立ちます。さらに新型「eCanter」は、多様なビジネスケースに対応するため、より幅広い架装に対応できる動力取り出し装置(ePTO)を搭載しています。MFTBC と KTB 社は、ジャカルタの首都圏エリアにて新型「eCanter」の販売を行います。急速に成長するインドネシアでは、都市部における大気汚染が深刻な問題となっており、排出ガスを出さず、走行中の騒音も少ない「eCanter」のような電気トラックの普及は、人口約 1 千万人のジャカルタにおける生活の質の向上への貢献が期待されます。 「第 30 回 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」で公開した電気小型トラック「eCanter」新型モデル
2023/08/16 15:41 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう インドネシアの生産2拠点が設立50周年
2023 年 8 月 14 日 ・ FUSO 車両を KD 生産する KRM 社とパワートレインなどの部品を製造する MKM 社 ・ KRM 社で太陽光発電システムの稼働を開始三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、インドネシアでの FUSO 車両のノックダウン(KD)*1生産および部品組立を行っている生産拠点2か所が、設立50周年を迎えたことをお知らせいたします。 * 1 自動車の部品を日本から輸出し、現地で完成車に組み立てる生産方式1973年に設立された PT Krama Yudha Ratu Motor(本社:ジャカルタ市、社長:Lambertus Hutauruk、 以下「KRM 社」)は、インドネシア市場向けに FUSO の小型トラック「キャンター」と中型トラック「ファイターX」の溶接、塗装、組立を行っています。同年に設立され、KRM 社に隣接する PT Mitsubishi Krama Yudha Motors and Manufacturing(本社:ジャカルタ市、社長:齋藤貴宏、以下「MKM 社」)は、「キャンター」のパワートレイン部品の組立と「キャンター」および「ファイターX」のキャブ床などのボディ部品のプレス・溶接を担っています。両社は2023年で設立50周年を迎えました。現在、両社はインドネシアのユーロ IV 排出ガス基準への移行に対応する新車両ラインアップ* 2の市場導入を支えています。* 2 2022年3月30日のリリースを参照MKM 社では、建屋屋上に新たな太陽光発電設備を設置し、2023年8月11日に稼働を開始しました。新設備は、MKM 社のプレス工場が一日に必要とするエネルギーの約14%を発電しています。 MKM 社は LED 照明の使用やグリーン電力証書* 3を活用したカーボン・オフセットなどの取り組みと合わせ、2023年に CO2排出量の前年比実質15%削減を目標としています。バリューチェーン全体におけるカーボンニュートラル化が各国の自動車産業の重要な課題となっている中、MKM 社の取り組みによって、FUSO 製品ではインドネシアにおいてもサステナビリティに配慮した生産活動を行います。* 3 再生可能エネルギーにより発電された電力(グリーン電力)の「環境付加価値」を証書化したもの KRM 社での組立の様子 MKM 社でのエンジン製造の様子
2023/08/16 13:51 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう インドネシア最大のモーターショーGIIAS で同国向け新型車両を発表
2023 年 8 月 14 日 ・ 60 台限定の小型トラック「キャンター」特別仕様車や「キャンターバス」新型を公開 ・ 同国向け中型トラック「ファイターX」のオフロード仕様を展示三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、FUSO製品の現地販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors (本社:ジャカルタ市、社長:田中伸和、以下「KTB 社」)とともに、2023 年 8 月 10~20 日にインドネシアの首都ジャカルタで開催される「第 30 回 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」に 出展しています。今回の GIIAS では、インドネシア市場向けの小型バス「キャンターバス」の新型や小型トラック「キャンター」の特別仕様車など、複数の製品を初公開しました。小型トラック「キャンター」は 2023 年に誕生 60 周年の節目を迎えたことを記念して、ドライバーモニターやディスプレイオーディオなど、ドライバーの快適性や安全性をサポートする機能を備えた特別仕様車両を展示しています。この車両は 60 台限定で販売予定で、内装にも工夫を加えており、60周年記念ロゴ入り特別デザインのシートを採用しています。「キャンター」はインドネシア市場には半世紀以上前に導入以来、同国の小型トラック市場で首位の座を維持し続けてきました。 今年の GIIAS では、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのインドネシア市場での初公開も行いました。新型「eCanter」の販売は、ジャカルタ都市部のお客様を対象に 2024 年に開始する予定です。「eCanter」は、OEM が販売計画を発表したものとしては、初めての OEM 製の電気トラックとなります。また KTB 社は、「キャンターバス」の新型モデルを公開しました。「キャンターバス」は「キャンター」 のシャシーをベースに架装部分をバス仕様に整えた車両です。KTB 社がユーロ IV 排ガス基準に準拠する完成車のバスを販売するのは、今回の「キャンターバス」が初めてです。観光業界からの需要に応えるため、より多くの乗客に快適にご利用いただけるよう配慮し、従来モデルより車体を長く設計し、座席間隔を広げると同時に、座席数増も実現しました。さらに、中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデルも出展しています。資源が豊富なインドネシアにおいて、山林や採石場での資源の収集と運搬が中型トラックの需要につながっています。 2023 年 3 月より販売中のオフロード仕様の「ファイターX」は、未舗装路や不整地での利用に合わせ、通常モデルよりも最低地上高を高く設定し、汚れが目立ちにくいマットブラックのフロントグリルや標準装備のラジエーターガードなど、様々な路面条件に対応する特徴を有しています。これらの新製品に加え、KTB 社はカスタマーサービスにも注力しています。GIIAS では、「キャンター」を移動式整備ステーション「モバイル・ワークショップ」に改造した車両を展示しています。この車両は、販売店を拠点に、整備士やサービススタッフが直接お客様のもとへ出向き、メンテナンス や修理などの要望に応えるためのものです。現在、インドネシアでは 120 台以上の「モバイル・ワ ークショップ」が稼働しています。また、KTB 社は独自開発したコネクティビティ・プラットフォームの 「Runner Telematics 3.0」、カスタマーサービスポータルの「MyFUSO」アプリやオンラインストアなども展開しており、利便性とスピードを重視したカスタマーソリューションを提供しています。販売店訪問の予約やトラックの購入、保有車の状態管理などのデジタル化により、お客様の事業効率と稼働時間を支えます。FUSO ブランドにとって最大の海外市場のインドネシアでは、発展を続ける経済の中で、商用車の需要は今後も堅調に推移することが予想されます。MFTBC と KTB 社は、e モビリティを含む新技術の普及も含め、製品ラインアップとサービスを通じて、インドネシアのお客様のニーズに応えていきます。 電気小型トラック「eCanter」新型モデル インドネシア市場向け小型トラック「キャンター」の特別仕様車 中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデル
2023/08/16 12:28 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 国内商用車メーカー初 補修用部品等のオンラインショップをオープン
2023 年 7 月 18 日 ・ いつでもどこでもネットで注文が可能。お客様の利便性を向上 ・ 5万点以上の部品等をラインアップ。今後も拡充予定 ・ ご使用の車種に合う部品の検索など、検索機能も充実 ・ 従来から販売店とのお取引があるお客様に加え、新規のお客様も利用可能三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、国内の商用車メーカーで初めて* 1となる、補修用部品等のオンラインショップ「三菱ふそう_ショップ」(以下「当ショップ」)を日本国内のお客様向けに2023年7月18日にオープンしました。 * 1 MFTBC 調べ。 当ショップは、フィルターやベルトなどの定期交換部品を中心に、油脂・ケミカル製品やシートカバー、フロアマットといったアクセサリー類も幅広く購入可能なオンラインショップです。必要な部品を、必要な時に、必要な数だけ購入できることで、お客様の利便性が向上します。従来から三菱ふそう販売店* 2でお取引のあったお客様* 3はもちろんのこと、新規のお客様もオンラインでアカウントを作成するだけで購入が可能になります。* 2 MFTBC 地域販売部門の販売店(北海道ふそう・北関東ふそう・南関東ふそう・甲信ふそう・東海ふそう・北陸ふ そう・近畿ふそう・中国ふそう・九州ふそう)を指し、独立系販売会社を除く。 * 3 過去に三菱ふそう販売店で顧客登録をされたことのあるお客様は、利用開始にあたって担当販売店へのご連絡が必要です。一般的な製品カテゴリー検索や部品番号検索に加え、事前に登録いただいたお客様の保有車両情報をもとに、互換性のある部品を検索する機能があります。購入した部品は、指定場所への配送か、全国約180か所の三菱ふそう販売店での受け取りが選択できます。当ショップでは5万種類以上* 4の部品を取りそろえており、今後もさらにラインアップを拡充していくほか、FUSO車両のダイキャストモデルや FUSO オリジナルグッズなど、当ショップ限定の商品もお求めになれます。その他にも、当ショップ限定の割引やキャンペーンなどを随時行っていきます。 * 4 2023年7月18日時点。今後も MFTBC は、お客様に満足いただける製品・サービスの開発と提供に取り組んでまいります。 当ショップの URL:https://shop.mitsubishi-fuso.com/mftbc/ja/【オンラインショップの画面イメージ】 ※画面イメージは開発中のものであり、実際のものとは異なる場合があります。
2023/07/18 13:17 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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ダイムラートラック、三菱ふそう、日野およびトヨタ、 CASE 技術開発の加速を目指すとともに、三菱ふそうと日野を統合する基本合意書を締結
2023 年 5 月 30 日ダイムラートラック社三菱ふそうトラック・バス株式会社日野自動車株式会社トヨタ自動車株式会社 ダイムラートラック社(CEO:マーティン・ダウム、本社:ドイツ ラインフェルデ ン・エヒターディンゲン、以下ダイムラートラック)、三菱ふそうトラック・バス株式会社 (代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、本社:日本 神奈川県川崎市、以下 MFTBC)、日野自動車株式会社(代表取締役社長 CEO:小木曽聡、本社:日本 東京都日 野市、以下 日野)およびトヨタ自動車株式会社(社長 CEO:佐藤恒治、本社:日本 愛 知県豊田市、以下 トヨタ)は、本日、CASE 技術開発の加速を目指すとともに、MFTBC と日野を統合する基本合意書を締結しました。 協業内容は以下の通りです<協業内容> ダイムラートラック、MFTBC、日野およびトヨタは、グローバルでの CASE 技術開発・ 商用車事業の強化を通じたカーボンニュートラルの実現、豊かなモビリティ社会の創造に 向けて協業 ■ MFTBC と日野は対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産分野で協業。 グローバルな競争力のある日本の商用車メーカーを構築 ■ ダイムラートラックとトヨタは、両社統合の持株会社(上場)の株式を同割合で保 有。水素をはじめ CASE 技術開発で協業、統合会社の競争力強化を支える4 社の企業理念に共通するのは、「移動を通じて、豊かな社会に貢献したい」という想い です。これからも私たちが世の中で必要な存在であり続けるために、地球環境に優しいク ルマを普及させ、社会システムの中で移動の価値を高めていきたいと考えております。 人やモノの移動を通じて、暮らしを支えている商用車は、「社会インフラ」ともいえる重 要なモビリティです。商用車を通じた豊かなモビリティ社会を実現するためには、カーボ ンニュートラルや物流の効率化など、直面している課題を解決していかなければなりませ んが、それには多大な投資がかかります。商用車は乗用車に比べて台数も少なく、日本市 場で商用車メーカー各社が単独で対応するのは大変難しい状況です。我々の日本・アジア における産業・雇用を守るためには、開発・生産など事業効率を高め、競争力を強化しな ければなりません。 MFTBC と日野が一緒になり、開発・生産など事業効率を上げ、日本の商用車メーカー の競争力を磨くことで、日本・アジアの自動車産業の基盤を守り、お客様、ステークホル ダー、そして日本の自動車産業に貢献してまいります。 ダイムラートラックとトヨタは両社とも、地域に合わせた「グローバル・フルラインア ップ」を強みとし、カーボンニュートラルに向け、地域の事情、お客様の使われ方に応じ た多様な選択肢を提供する「マルチパスウェイ」を大切にしています。「CASE 技術は普及 してこそ社会の役に立つ」との思いのもと、両社は力を合わせ、その技術開発力を高め、 コストを削減し、CASE 技術の普及に努めてまいります。 <各社トップコメント> ダイムラートラックは、私たちの製品をとても誇りに思っています。なぜなら、トラック とバスは世界を動かしているのです。明日には、ゼロエミッション車両でも世界を動かし 続けるでしょう。本日の発表は、その未来を経済的にも実現させ、持続可能な輸送をリー ドするための重要な一歩となります。新たな会社は東南アジアで大きな力を発揮し、ダイ ムラートラックファミリーの重要なパートナーとなることでしょう。 (ダイムラートラック CEO:マーティン・ダウム)今回の強固な協業を通じて、運輸業界のカーボンニュートラル化を加速させ、より強い日 本の商用車メーカーを創り上げていきます。三菱ふそうと日野という伝統ある両ブランド のもと、日本、アジア、そして世界のお客様のニーズにこたえるため、引き続き主導的な 役割を担っていきます。 (MFTBC 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン)「移動を支え、社会に貢献したい」との志をひとつにし、益々激しさを増すグローバルな 競争を生き抜くために共に手を携えて先進技術開発を加速させ、カーボンニュートラルな どの社会課題の解決に邁進してまいります。(日野代表取締役社長 CEO:小木曽聡) 今回の4社の協業は、日本の商用車の未来、そしてモビリティ社会の未来を作っていくた めのパートナーシップです。CASE 技術強化によるカーボンニュートラル実現や、社会課 題解決を通じて「商用車の未来を変えていくこと」、そしてその「未来をみんなでつくるこ と」、4社はその想いを共有し一緒に取り組んでまいります。(トヨタ社長 CEO:佐藤恒治)なお、新会社の名称、所在地、体制、協業の範囲や内容については、協議の上、24 年3月 期中の最終契約締結、24 年中の統合完了を目標として進めてまいります。関係者すべてが 合意に達し、関連する取締役会、株主、当局の承認のもと進めます。 (左から)日野代表取締役社長 CEO 小木曽聡、トヨタ社長 CEO 佐藤恒治、 ダイムラートラック CEO マーティン・ダウム、MFTBC 代表取締役社長・CEO カール・デッペン
2023/05/30 16:28 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう オーストラリアで新型「eCanter」を公開
2023 年 5 月 26 日 ・ 2023 年第 4 四半期の受注開始を予定三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、2023 年 5 月 18 日から 21 日までオーストラリア・ブリスベンで開催されたブリスベン・トラックショーにおいて、電気小型トラック「eCanter」新型モデルを同国で初めて公開しました。 「eCanter」は、2021 年に従来モデルをオーストラリア市場に導入して以来、複数の大手物流企業に採用されてきました。新型モデルは電動アクスル(eAxle)を採用し、ドライブトレインをよりコンパクトに設計したことで、従来モデルから大きく進化しました。オーストラリアでの受注開始は 2023 年第 4 四半期の予定です。 オーストラリア市場向けには、総重量 4.5トンから 8.55トンまでの 14 型式を展開します。ホイールベ ースの長さに応じてバッテリー数を 1 個から 3 個まで選択でき、それによって航続距離が選べること、また 2 種類のキャブサイズを取りそろえたことで、多様なビジネスニーズにお応えします。また、日本や欧州市場向けモデルと同様に、オーストラリア向けの車両にも動力取り出し装置 (ePTO)を搭載し、ダンプ、クレーン、冷蔵バンなど、より幅広い架装タイプと用途に対応します。新型モデルは完成車として MFTBC の川崎製作所から輸出する予定です。オーストラリア政府は近年、気候変動対策に力を入れています。2022 年には、2050 年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すと宣言しました。また 2023 年には新燃費基準が発表予定で、 電気自動車の普及につながることが見込まれます。FUSO の「eCanter」は電気トラックのパイオニアとして、オーストラリアの輸送業界を支え続けます。 ブリスベン・トラックショーで公開した電気小型トラック「eCanter」新型モデル
2023/05/29 18:20 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場、カーボンニュートラル化を達成
2023 年 5 月 25 日 ・ 2040 年までのクライメート・ポジティブ化を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、完全子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automóveis, S.A, 本社:ポルトガル・トラマガル、社長:アーネ・バーデン、以下 MFTE)のトラマガル工場が 2022 年末にカーボンニュートラル化を達成したことをお知らせします。また、同工場は 2040 年までにクライメート・ポジティブ*な操業への移行を目指します。*CO₂の排出量よりも吸収量が多い状態トラマガル工場のカーボンニュートラル化達成は、再生可能エネルギー由来の電力の契約、1,200 枚以上の太陽光発電パネルの設置、設備のエネルギー効率のモニタリング、塗装工程の見直し、工場敷地内の社用車の電気小型トラック「eCanter」への変更など、多くの取り組みによる成果です。将来的には、太陽光発電パネルをさらに増設するとともに、天然ガスの使用量を段階的に削減し、工場内で製造するグリーン水素に置き換えることも計画しています。この取り組みは、ダイムラートラックグループがカーボンニュートラルな製造プロセスの確立を目指すグローバルな活動の一環です。MFTBC の川崎製作所も、車両生産による環境負荷の低減に向け、太陽光発電パネルの設置や再生可能エネルギーの利用などを行っています。MFTE は、40 年以上にわたって FUSO のトラックを生産してきました。現在、欧州市場向けの小型トラック「キャンター」と電気小型トラック「eCanter」を製造しています。また、欧州市場向けの電気小型トラック「eCanter」新型モデルの量産を開始し、今後 30 カ国以上に向けて出荷します。 MFTE の生産活動は、2039 年までに欧州、日本、北米の主要 3 市場ですべての新型車両を Tank-to-Wheel でカーボンニュートラル化するというダイムラートラックグループの目標にも大きく貢献しています。 三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場
2023/05/26 11:38 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう ゴミ収集車仕様の新型「eCanter」が「2023 NEW環境展」で初展示
2023 年 5 月 24 日 ・ 新型「eCanter」のゴミ収集車の架装が初めて完了し、「2023 NEW環境展」で初展示 ・ ゴミの排出方式で「押し出し式」と「ダンプ式」の 2 種類の架装が新型「eCanter」で可能に ・ 騒音や振動の少ないゼロエミッションのゴミ収集車で、地域の公共サービスに貢献三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、5月24日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2023NEW 環境展」で、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのゴミ収集車が初めて出展されることをお知らせします。今回展示するゴミ収集車仕様の新型「eCanter」は、極東開発工業株式会社(本社:大阪 市中央区、代表取締役社長:布原達也、以下極東開発工業)および株式会社モリタエコノス(兵庫県三田市、代表取締役・社長執行役員:玉置敏之、以下モリタエコノス)が架装を行いました。同展示会では、両社が架装を行ったゴミ収集車仕様の「eCanter」計2台が両社の出展ブースにて展示されます。また、新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長:五十川龍之、以下 新明和工業)は、新型「eCanter」のゴミ収集車架装に関する紹介を同社のブースにて行います。従来型から車両バリエーションを大幅に拡大した新型「eCanter」は、モーター式の動力取り出し装置(ePTO)を採用することで架装オプションも拡大し、ダンプ、キャリアカー、脱着車、リヤクレーン、ゴミ収集車の架装が可能になりました。新型モデルに搭載した ePTO によって、既存のディーゼル 車用のシステムをそのまま使用することができるため、新たなシステムの開発が不要です。極東開発工業が架装を手掛けたゴミ収集車の「eCanter」は、プレートによりゴミを圧縮し、かさを減らして荷箱に積み込むプレス式ゴミ収集車の仕様となっています。ゴミの排出方法は、排出板を使ってゴミを荷箱の奥から外へ押し出す「押し出し式」となります。同社のプレス式ごみ収集車「プレスパック®」を採用した新型「eCanter」が今回初めて登場しました。 「eCanter」の従来モデルでゴミ収集車の架装実績を持つ新明和工業は、プレス式の積込方式で押し出し式排出のゴミ収集車「G-PX」の架装をした新型「eCanter」の映像による展示を行います。 また、回転板式の積込方式で押し出し式排出の「G-RX」タイプのゴミ収集車架装も含めて販売を開始します。モリタエコノスが架装を手掛けた車両は、回転板で投入口に放ったゴミを荷箱へかき込み、押し込み板で荷箱の奥に積み込む回転式ゴミ収集車の仕様となります。ごみの排出方法は、荷箱をダンプトラックの様に持ち上げてゴミを一度に排出する「ダンプ式」となります。同社の回転式ゴミ収集車「パックマスター®」を採用した新型[eCanter」が初めて登場しました。また、新型「eCanter」で ダンプ式の排出方式が同社による架装で可能となりました。 走行時に CO2などの排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ない「eCanter」は、住宅街などの地域で用いられるゴミ収集車での用途に適しています。新型「eCanter」は、都市の騒音改善とカーボンニュートラル社会を実現する車両として、今後公共サービスへのさらなる貢献が期待されます。■極東開発工業による架装車両と主な諸元 出展品目: EV Packer(電動シャシ架装 プレス式ごみ収集車) 積み込み方式: プレス式(自動インチング機構付) 排出方式: 排出板押出式 荷箱容積(m³): 4.3 全高(mm): 2,290 全幅(mm): 1,900 全長(mm): 5,250 バッテリーサイズ: S バッテリー モーター性能: 最高出力(KW/PS):110/150 最大トルク(N・m): 430 充電時間: 急速充電(50kW/70kW):約50分/約40分(0→90%) 普通充電(6kW):約8時間(0→100%) バッテリー容量: 41kWh 車両総重量(kg): 6,545
2023/05/25 15:15 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場で欧州市場向けの新型「eCanter」の量産を開始
2023 年 5 月 23 日 ・ 欧州市場向けに 42 型式の「eCanter」を生産 ・ 小型トラック累計生産 25 万台を達成三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、完全子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automóveis, S.A, 本社: ポルトガル・トラマガル、社長: アーネ・バーデン、 以下 MFTE)で電気小型トラック「eCanter」新型モデルの生産を開始しました。5 月 22 日には現地で記念式典を実施し、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相をはじめとする政府関係者が出席しました。「eCanter」は、ダイムラートラックが生産する初の電気小型トラックとして 2017 年に発売されました。以来、MFTBC は 550 台以上の「eCanter」を世界中のお客様に納車してきました。日本のほか欧州、米国、オーストラリア、ニュージーランドで稼働しており、走行距離は合わせて 800 万 km を超えます。2022 年 9 月に MFTBC はフルモデルチェンジした新型「eCanter」を発表しました。よりコンパクトに設計されたドライブトレインの採用により、シャシー、ボディタイプ、走行距離のバリエーションを増やしました。日本の 28 型式に加え、欧州向けに 42 型式、海外市場全体で 100 以上の型式を用意する予定です。車両バリエーションの拡張に加え、充電や車両の運用をサポートするサービスソリューションの提供によって、MFTBC はお客様の EV シフトがこれまで以上に容易になるよう支援します。 MFTBC では 2023 年 3 月から川崎製作所で新型「eCanter」国内向け車両の生産を行っており、それに続いて MFTE トラマガル工場で欧州向けモデルの生産を開始しました。川崎製作所とトラマガル工場では、新型の幅広い仕様に対応しながらもディーゼル車両との混合生産を継続するため、 既存の小型トラックの生産ラインに多くの調整を加えました。欧州市場向けの「eCanter」はすべて トラマガル工場から出荷し、台湾、香港、シンガポール、チリなど、今後展開予定のその他の海外市場向けの車両は日本から輸出します。 また MFTE はこのたび、小型トラックの累計生産台数が 25 万台を突破しました。トラマガル工場 は 1964 年の操業開始以来、ポルトガルの産業に大きく貢献してきた歴史ある生産拠点です。これまで 5 世代の小型トラック「キャンター」を生産しており、欧州市場での FUSO トラックの販売を数十年にわたり支えてきました。三菱ふそうはダイムラートラックグループの一員として、2039 年までに欧州、日本、北米地域で全ての新型車両を Tank-to-Wheel でのカーボンニュートラル化する目標を掲げています。主要市場の政府が排出ガス低減を対象とした環境目標に取り組む中、FUSO の「eCanter」は、世界各国の 輸送産業が持続可能なモビリティを実現する上で重要な役割を果たし続けます。 (右から) ポルトガルのアントニオ・コスタ首相、MFTBC CEO カール・デッペン、 MFTE CEO アーネ・バーデン 欧州市場向けの電気小型トラック「eCanter」新型モデル
2023/05/25 14:59 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新型「eCanter」専用リース商品 「FUSOグリーンリース」の提供を開始
2023 年 4 月 12 日 ・ EVトラック専用のリース商品でお客様のEVシフトを強力にサポート ・ EV車両・メンテナンス・充電設備等の支払いを一本化し、お客様の負担を軽減 ・ 車両に対する補助金申請業務を DTFSA が代行三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)とダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(本社:東京都 港区、代表取締役社長:ハンス-ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ、以下 DTFSA)は、MFTBC が 2023年3月に発売した電気小型トラック「eCanter」新型モデル専用のリース商品「FUSO グリーンリース®」の提供を、日本国内で開始します。 *「FUSO グリーンリース」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 「FUSO グリーンリース」は、EV トラック特有のニーズに応えるリース商品です。「eCanter」の車両本体に加え、車両のメンテナンスサービスや、EV トラックに必要不可欠な充電器など、EV トラックの導入・運用に必要な事項を網羅したパッケージ型の商品となっています。毎月のお支払いを一 本化することでお客様の負担を大きく軽減するとともに、EV 車両の導入に際しての各種補助金の申請業務を、DTFSA がお客様に代わって行い、スムーズな EV トラックの導入をサポートします。 「FUSO グリーンリース」には、車両本体の費用、コネクテッドサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)」、フルカバーメンテナンスサービス、充電器と充電器設置費用、任意保険料が含まれます。 このうち「eCanter」専用のフルカバーメンテナンスサービスでは、車両のメンテナンスに加え、ロードサービス費用、電欠時の代替輸送費用の補償サービス、充電管理システムもご利用いただけます。*「Truckonnect」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。*トラックコネクトの利用には、別途サービスへのお申し込みが必要です。なお、新型 eCanter 向けには、新たに開発されたトラックコネクトの機能が利用いただけます。 ・ eRange 機能:電池の残量と走行可能距離をトラックコネクトのポータル上に表示します。 ・ バッテリーヘルスモニタリング機能:バッテリー容量の低下量をトラックコネクトのポータル上でお知らせします。・ 充電管理システム:最も電力料金の安い時間帯を選ぶなど、タイマーをセットして車両の充電を予約管理できます。上記新機能のうち、充電管理システムはフルカバーサービス契約への加入が必要なオプション機能です。「FUSO グリーンリース」をご契約のお客様は、すべての機能をお使いいただけます。 「FUSO グリーンリース」は、新型「eCanter」の発売に合わせて MFTBC が展開する「FUSO e モビリティソリューションズ」のメニューの一つです。「FUSO e モビリティソリューションズ」は、EV トラックをお客様にお使いいただくうえで必要不可欠な周辺要素を MFTBC の知見と経験でサポートし、お客様の e モビリティへの変革を支援する、包括的ソリューションプログラムです。 MFTBC と DTFSA は「FUSO グリーンリース」の提供を通じて、お客様が「eCanter」を導入・運用しやすい環境を整え、お客様の EV シフトを支援します。
2023/04/13 13:43 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 2022 年、海外の主要市場でトップシェアを維持
~親会社ダイムラートラックは財務目標を達成~ 2023 年 3 月 22 日 ・ MFTBCの親会社ダイムラートラック社は、2022年の財務目標を達成し、2023 年についても前向きな見通しを発表・ トラック・アジア部門* 1は、2021 年の実績を 9%上回る販売台数を達成 ・ FUSO ブランドはインドネシア(41.1%)、欧州(39.1%)* 2などの重点市場でトップの地位を維持三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、MFTBC の筆頭株主で親会社のダイムラートラック社(Daimler Truck Holding AG)が、主要市場での需要回復を受け、2022年の財務目標を達成したことをお知らせします。ダイムラートラック社の 2022 年のトラック・バスの連結販売台数は 520,291 台と、前年(455,445 台)から 14%増加し、そのうち FUSO ブランドを含むトラック・アジア部門は、前年度比 9%増の 155,967 台を達成しました。 * 1 トラック・アジアの事業セグメントの活動は、FUSO およびバーラト・ベンツブランドのトラック・バスの開発・製造・販売を含みます。また、アジア地域でのメルセデス・ベンツブランドのトラック・バスの販売も含みます。 * 2 欧州の市場シェアは、総重量(GVW)3.5~10 トンのトラックのみを表しています。インドネシアでは、FUSO は欧州排ガス規制「ユーロ 4」 に準拠する新ラインアップを投入したことで、41.1%のシェアを獲得し、首位を維持しました。また、鉱業部門を中心とした需要の回復に支えられ、受注・販売台数は前年を上回りました。さらに、インドネシアのトラック業界において長年の中心的存在である小型トラック「キャンター」 は 2022 年も小型セグメントでトップシェアを獲得し、 引き続き好調を維持しています。欧州では、FUSO は総重量(GVW)3.5~10 トンセグメントのトラックで、2021 年の実績を 2.0%上回る 39.1%の市場シェアを達成しました。フルモデルチェンジ後の電気小型トラック「eCanter」の受注を 2022 年第 4 四半期に欧州市場で開始したことで、サステナブルなラストマイル配送ニーズに応えるブランドとして FUSO のさらなる活躍が見込まれます。アジア太平洋地域のその他の主要市場でも、販売は順調に推移しました。シンガポールでは、22.5%のシェアを獲得し、前年比 2.2%増を達成しました。また、ニュージーランドでは、強い需要や大型トラック「ショーグン」の好調によって、20.1%とトップシェアを維持しました* 3。両国における 新型「eCanter」の市場導入も決定しています。 * 3 ニュージーランドの市場シェアはトラックと小型バスの総計を表します。自動車業界の国際物流網や部品調達に課題が残るにも関わらず、MFTBC は2022年、ほとんどの輸出市場において前年より販売台数を伸ばしました。今後も困難な経済状況が続くと予想される中、ダイムラートラック社は主要市場で堅調な成長を予想しています。欧州と日本での販売開始 に続く「eCanter」の海外展開により、MFTBC は第2四半期以降、e モビリティへの取り組みをさらに強化してまいります。ダイムラートラック社の2022年の業績に関する詳細は、以下のページで公開されています(英語のみ): https://www.daimlertruck.com/en/investors/arc23-press ニュージーランド市場向け大型トラック「ショーグン」 欧州市場向け電気小型トラック「eCanter」
2023/03/23 16:50 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」新型モデルを発売
-車両ラインアップの拡大で、多様な輸送ニーズに対応した新世代 EV トラックが登場― 2023 年 3 月 9 日 ・ 電気駆動で排出ガスが一切出ない「eCanter」がフルモデルチェンジ ・ シャシラインアップを28型式に拡大し、多様なビジネスケースに対応 ・ モジュール式バッテリーを新規に採用し、ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで用途に応じた航続距離を提供・ 新型「eCanter」で、EVトラックによる物流の新たな時代の幕開け三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」の新型モデルを発売しました。新型「eCanter」は、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて3月9 日より受注を開始します。 2017年に国内初*の量産型電気小型トラックとして発売した「eCanter」は、2020年の先進安全装備拡充を経て、シャシラインアップの大幅な拡大と多様なビジネスケースに対応した航続距離を実現した新型モデルに進化しました。モーターを後軸に統合した MFTBC 独自開発の電動アクスル (eAxle)を採用し、ドライブトレインをコンパクトな構造にすることで従来モデルの1型式からシャシ展開の拡大が可能となり、国内モデルでは合計で28型式のシャシラインアップを展開します。動力取り出し装置(ePTO)も新たに採用し、ダンプ、キャリアカー、脱着車、リヤクレーン、ゴミ収集車といった架装にも対応します**。また、ホイールベースの長さに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール式バッテリーを採用し、車種に応じて99km から最大で324km までの航続距離を用意***することで、ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで用途に応じたモデルをご提供します。さらに、エアコン使用や寒冷地での使用によるバッテリー消費を抑える新機能を搭載し、多様なビジネスケースに適した EV トラックとして大きな進化を遂げました。「eCanter」は2017年の発売以降、EVトラックのパイオニアとして、日本をはじめ欧州、米国、オーストラリア、ニュージーランドにおいて様々な用途で活用され、グローバル全体で累計760万km以上を走行しています。走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ない「eCanter」は、環境に配慮した輸送やドライバーの負担を軽減する車両として、国内外の多様な業種のお客様の下で活用されてきました。発売からこれまで過去5年以上の国内外での運用経験とお客様の多様な輸送ニーズを反映した新型「eCanter」は、EVトラックを活用した物流の新たな時代を拓きます。また、eモビリティへのスムーズな移行をサポートする包括的なサービスである「FUSO eモビリティソリューションズ」の各サービスを通じて、商用車のEV化を推進します。「MFTBC は商用車のカーボンニュートラル化において、国内外で先導的役割を担っています。2017年の発売からこれまで培ってきた経験をもとに、『eCanter』は大きな進化を遂げました。これまで『eCanter』を導入された国内外のお客様からは高い評価を受けており、新型モデルの登場によって、さらに実用的で信頼性の高い電気小型トラックをご提供します。私たちはお客様のスムー ズな EV への移行をサポートする包括的なサービスとソリューションを通じて、カーボンニュートラル輸送の実現を可能にします」(三菱ふそうトラック・バス 代表取締役社長・CEO:カール・デッペン)ダイムラートラックグループとして、MFTBC は2039年までに国内に投入する全てのトラック及びバスの新型車両を CO2ニュートラルにするビジョンの実現を目指しています。「eCanter」はダイムラートラックが目指す輸送のカーボンニュートラル化の実現において、重要な役割を果たします。*2017年10月時点、国内商用車メーカーとして**ダンプはサブフレーム付の架装に対応します。ゴミ収集車は押出し式の架装に対応します。 ***いずれも一充電当たりの走行距離で、国土交通省審査値。実際の走行距離は気候、実際の走行環境や運転方法に応じて大きく異なります。電気小型トラック「eCanter」新型モデル 標準キャブ、S サイズバッテリー車両(バン架装)、ボデーカラー特別色。 フォグランプはメーカーオプション、ドラッグフォイラーはディーラーオプション。 (写真:撮影用特別仕様車)
2023/03/09 13:18 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 小型トラック「キャンター」誕生から 60 周年
2023 年 1 月 31 日 ・ 小型トラック「キャンター」が誕生から60周年 ・ 国内外で高い評価を受け、世界70ヵ国以上で販売 ・ 小型トラック「キャンター」60周年を記念し、懸賞キャンペーンを2月1日より開始三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、小型トラック「キャンター」が2023年に誕生から60周年を迎えたことをお知らせします。 初代「キャンター」は1963年3月に小型トラックの分野に FUSO ブランドとして初めて参入し、視界が広く運転操作が容易なキャブオーバータイプの T720型が発売されました。駿馬の健脚と軽快な走りをイメージし、英語で馬が駆け抜けることを意味する「キャンター」と名付けられた同車両は、優れた走行性能にくわえて経済性を兼ね備えた車として、クラス随一の評価を受けました。初代モデルの発売以降、「キャンター」は戦後の復興から高度成長期を経て、輸送の長距離・高速化、そして環境問題や輸送のカーボンニュートラル化がテーマとなった21世紀と、多くの時代を通じて進化を続けてきました。「キャンター」は過去60年の歴史を通じて、その特徴である快適性や走行性能にくわえて、エンジンの改良による省燃費の実現やハイブリッド技術による環境性能の実現、さらなる耐久性と快適性の追求、先進安全技術の開発による安全性の強化や、スタイリッシュな外観の採用など、小型トラックに求められるあらゆる面を高次元で実現してきました。これらの進化を通じて、「キャンター」は、安心で快適な環境に優しいお客様のビジネスを支える車として、トラックが向かうべき新しい方向性を提示してきました。また、1960年代から世界各地で販売地域を拡大し、グローバル市場でも小型商用車セグメントをけん引してきました。インドネシアでは、小型トラックのセグメントで過去48年間トップのシェアを維持し、小型セグメントのロングセラーとなっています。現在12の海外マーケットでノックダウン生産が行われ、MFTBC が初めて海外進出した市場の一つであるインドネシアでは48年間、台湾では 40年にわたりノックダウン生産が行われています。さらに、アフリカや中南米、中近東にも進出し、完成車は世界60ヵ国以上に輸出されています。キャンターはその機動性や使いやすさが海外でも高く評価され、現在世界70ヵ国以上で販売しています。 「キャンター」のこの長い歴史を通じて受け継がれてきたのは、「お客様と社会のために、常に先進であること」という先駆者精神です。MFTBC はトラック開発の進化をけん引し、FUSO ブランドの価値を磨き上げてきました。この先駆者精神に基づいて、MFTBC は小型トラックのセグメントで 2017年に国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」を発売し、2023年にフルモデルチェンジした 次世代モデルの発売も予定しています。「キャンター」は、その先進性を磨き、より安全かつ安心で新しい走りを実現するトラックとして、今後もさらに進化を続けていきます。 ▼「キャンター誕生60周年記念キャンペーン」を2月1日より開始 長年のご愛顧に感謝の気持ちを込めて MFTBC では「キャンター誕生60周年記念キャンペーン」 を2月1日より開始します。本キャンペーンでは、三菱ふそう LINE 公式アカウントを友だち登録の上、応募画面でアンケートにお答え頂いた方の中から、抽選でキャンター購入資金を最大100万円プレゼントするキャンペーンを実施します。本キャンペーンは2月1日(水)~4月30日(日)まで実施しており、キャンペーン期間中は毎月20名様が当選、3ヵ月で合計60名様が当選されます。なお、 毎月抽選を行うため、抽選結果より期間中最大で3回の応募が可能となります。 ▽本キャンペーンの詳細についてはこちら: http://fuso-campaign.jp (※キャンペーン特設サイ トは2月1日午前0時に公開します)■「キャンター」の歩み 1963年:初代キャンター T720型 2トン積みの本格キャブオーバートラックを発売。 68馬力の高性能小型ディーゼルエンジンを搭載し、 粘り強い走りと機動力、優れた経済性を両立 1968年:2代目キャンター T90型シリーズ 初のフルモデルチェンジとなる2代目キャンターは、 ゆとりある積載効率と3タイプのダイナミックパワーのエンジンを搭載
2023/02/07 17:43 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう サウジアラビアで小型トラック「キャンター」の KD 生産を開始
2022 年 12 月 15 日 ・ ダイムラートラック社と販売代理店ジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社の合弁会社 NAI 社が、サウジアラビア初の小型トラック「キャンター」の KD 生産を開始・ 中東地域で最大規模の市場であるサウジアラビアでの拡販を図る三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、サウジアラビア王国で初となる小型トラック「キャンター」の KD(ノックダウン) 生産*1を開始しました。現地での組み立て生産は、販売会社のジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社が運営する工場で行われています。 サウジアラビアでの KD 生産は、GVW(車両総重量)6.5 トンの小型トラック「キャンター」の FE84 を 4 型式、GVW7.2トンの FE85 の 3 型式を対象に生産を開始しました。4D33 エンジンを搭載する同車両は、食品や日用品の物流など、多岐にわたる産業や用途で活用されています。FUSO ブランドのトラックは、同国の過酷な環境下で必要とされる耐久性と信頼性により、ロングセラーとしての実績を築いてきており、現在でもサウジアラビア国内では年間数千台を販売しています。その中でも販売台数が特に多い小型トラックに加えて、中・大型トラック、小型バスを含む充実した FUSO のラインアップを導入しているサウジアラビアは、中東地域においてアラブ首長国連邦に次ぐ市場規模となっています。生産を開始する「キャンター」の KD 部品は、MFTBC の川崎製作所からサウジアラビアの首都リヤドに次ぐ大都市であるジェッダに所在する NAI 社の工場に輸出します。NAI 社の工場では、高い品質が求められるメルセデス・ベンツブランドのトラックの組み立てを約半世紀前に開始しており、長年にわたるトラックの生産を通じて、サウジアラビアの発展に貢献してきました。サウジアラビアは近年、急速な経済成長を遂げており、最新の予測では 2022 年の GDP 成長率は 7%以上*2とされています。石油の輸出を中心とした経済からの脱却を戦略的に示す「ビジョン 2030」を掲げ、複数のインフラや都市開発のメガプロジェクトを推進しています。その中には、サステナブルな設計の新たな観光地、公共交通網、未来技術を対象とした工業団地などが含まれてい ます。市場投入が 1973 年までに遡る FUSO 車は、このような大規模な公共投資により、今後サウジアラビアでさらに重要な役割を果たすと期待されています。*1 自動車の部品を輸出して、現地で完成車に組み立てるという生産方式 *2 https://www.imf.org/en/Countries/SAU ジェッダ市の工場で生産中の小型トラック「キャンター」 小型トラック「キャンター」を組み立てる従業員 ジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社についてジュファリ・コマーシャル・ビークルズ社はサウジアラビア王国におけるダイムラートラック AG の販売代理店として、メルセデス・ベンツと FUSO ブランドの製品を扱っています。1946 年の設立以来、自動車の生産と販売を通じてサウジアラビアの発展に貢献してきました。同社は 2018 年、FUSO ブランドのトラックとバスの販売代理店として、サービスおよび純正部品供給を含む業務を開始しました。ナショナル・オートモビル・インダストリー社についてナショナル・オートモビル・インダストリー社(NAI 社)はダイムラートラック社と E.A. Juffali & Brothers の合弁会社として1974年設立されました。1977 年、現地で初めて組み立てられたメルセデス・ベンツのトラックが生産開始して以来、サウジアラビア人の手によって 11 万台以上のメルセデス・ベンツのトラックが NAI 社で製造されてきました。
2022/12/15 17:41 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう G20 バリ・サミットの EV 展示会にて「eCanter」を披露
2022 年 11 月 16 日 ・ 電気小型トラック「eCanter」をインドネシア運輸省主催の展示会に展示、同国の排出ガス削減への取り組みを支援 ・ 「eCanter」の市場導入に向け、バリ島・デンパサールに続き首都ジャカルタでの実証実験を開始三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・ デッペン、以下 MFTBC)は、インドネシアの FUSO 正規代理店である PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ市、代表取締役社長:田中伸和、以下、KTB 社)がインドネシア運輸省主催の「Battery-Based Electric Motor Vehicle Exhibition (バッテリー式電気自動車展示会)」に電気小型トラック「eCanter」を出展したことを発表します。バリ島で行われている G20サミット(主要20カ国・地域首脳会議首脳会合)の一環として企画された本展示会は、11月12日から16日まで開催されました。インドネシア政府は現在、国家成長戦略の主要分野の一つとしてグリーン・イニシアティブに注力しており、2022年の G20サミット議長国としての方針のなかで「持続可能なエネルギーへの移行」を3本柱の一つとして位置づけています。今回のG20サミットの開催に合わせて設置された展示は、この持続可能な未来のモビリティ・ソリューションへのコミットメントを示すことを目的としています。これらの国家レベルの二酸化炭素排出量削減への関心を背景に、インドネシアの産業界も電気自動車の導入へ一歩踏み出しています。KTB 社は、2022 年 9 月から 10 月にかけて、現地大手物流輸送会社である PT. Trimitra Trans Persada(以下、B-Log 社)のもとで「eCanter」の実証実験を実施しました。インドネシア国内 40 都市で 3000 台の車両を運用する B-Log 社は、国際空港が位置するジャカルタのタンゲラン地区などで都市部での「eCanter」の実用性を検証するべく、日常の配送業務に試験的に導入しました。ジャカルタでの取り組みは 7 月にバリ島のデンパサールで行った試乗会に続くもので、今後数年以内にインドネシア市場に電気小型トラックを導入するための準備の一環として行われました。KTB 社と MFTBC はこれらの試験を通じて、お客様の利用パターン、潜在的な課題などを把握するとともに、市場特有のニーズを反映した製品開発を行います。また、「eCanter」はインドネシアで日常的な環境下で走行実験を行う唯一の電気トラックであり、ドライバー含めたお客様が新しい技術にふれる機会でもあります。MFTBC と KTB 社は、インドネシアのお客様や様々な業界のパートナー企業と共に、持続可能なモビリティの推進を目指します。 G20 サミットの「Battery-Based Electric Motor Vehicle Exhibition (バッテリー式電気自動車展示会)」にて展示された電気小型トラック「eCanter」
2022/11/16 14:14 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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