三菱ふそう トルコで新型「eCanter」を販売開始

2024/05/0216:59配信

  • トルコでの事業開始から40周年となる2024年に新型「eCanter」を同国に初導入
  • GVW6トン、7.5トン、8.5トンのセグメントで計5モデルを展開

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOカール・デッペン、以下MFTBC)は、トルコ共和国において、電気小型トラック「eCanter」新型モデルを2024年5月に販売開始します。MFTBCは、トルコの現地販売代理店であるTEMSA Global A.Ş.以下「TEMSA社」を通じた同国での事業開始から40周年となる2024年に、「eCanter」をトルコで初めて導入します。

トルコ向けの新型「eCanter」は、車両総重量(6トン、7.5トン及び8.5トンのセグメントで計5モデルを展開します。車両はポルトガルのトラマガル工場で生産され、完成車としてトルコに輸入されます。

トルコ国内でのラストマイル輸送は、経済状況やインフラ整備、活発な消費活動によって、目覚ましい成長と戦略的な投資が進んでいます。振動が少なく、排出ガスを一切出さないゼロエミッション車両の「eCanter」は、トルコ国内の都市内輸送に最適なソリューションとなります。

「TEMSA社とともに、トルコにゼロエミッションの『eCanter』を導入することで、同国のトラックを次のステップに引き上げられることを光栄に思います。これからもTEMSA社と、長期的なパートナーシップを継続し、商用車業界をけん引できることを期待しています」とMFTBCの海外販売・カスタマーサービス本部長のアンドレアス・ドイシュレは話します。

トルコにおいては、TEMSA社がFUSOの小型トラック「キャンター」を全土で販売しており、公共サービス、建設、外食、小売など地域経済を支える幅広い業種で活用されています。同国では、1984年の市場参入当初は川崎製作所から完成車を輸入しており、1992年からノックダウン生産に切り替えました。「eCanter」の導入は、トルコにおける小型トラックの脱炭素化において重要な役割を果たすだけでなく、「キャンター」の顧客基盤である様々な業種の変革にも貢献することが期待されます。

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最終更新:2024/05/0217:17

三菱ふそうトラック・バス株式会社