「三菱ふそうトラック・バス株式会社」のニュース一覧 (202件中21~40件を表示)

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三菱ふそう インドネシアで電気小型トラック「eCanter」の販売を開始
インドネシア国際オートショーで「eCanter」の初号車をお客様に納車FUSOブランド最大の海外市場であるインドネシアに初となる電気トラックの販売開始インドネシアで量産型小型電気トラックをお客様に納車した初のメーカー三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、インドネシアにおいて小型電気トラック「eCanter」の販売を開始しました。7月18日から28日まで同国で開催される「第31回GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS)」において、MFTBCとFUSOの現地販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ市、社長:岡本大資、以下 KTB社)は、郵船ロジスティクスのインドネシア法人であるPT.Yusen Logistics Indonesia(本社:ジャカルタ市、社長:青山哲也、以下YLID社)に小型電気トラック「eCanter」の初号車を納車しました。MFTBCがインドネシアで発売した電気小型トラック「eCanter」は、2023年のGIIASでインドネシアで初公開し、その後KTB社は同国での市場投入に向けて十数社の現地大手企業と共同で大規模な試験的導入を実施してきました。今回の導入により、MFTBCは同国で量産型電気トラックをお客様に初めて導入した企業になります。東南アジア最大の経済大国であるインドネシアは、2060年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成する目標を掲げ、自動車産業の電動化を加速させることを公約しています。同国ではバイクを含む電動車が着実に増加しています。「MFTBCはインドネシアにおける電気トラックのパイオニアであり、YLID社もインドネシアで最初のeCanterのユーザーとしてパイオニアになります」(KTB社、社長:岡本大資)「eCanterの導入により、当社の2050年までのネット・ゼロエミッション化目標の達成に一歩近づくことができます。eCanterの導入はインドネシアの物流業界全体にとって歴史的な一歩です。私たちは、インドネシアの物流業界におけるカーボンニュートラルの目標達成に貢献するため、多くのお顧客様やステークホルダーの方々と協力していきます。当社はニーズに応じてeCanterの台数を増やしていく計画です」(YLID社、社長:青山哲也)「eCanter」は2017年の発売以降、世界中で1,200万km以上の距離を走行しており、普通充電と急速充電に対応するゼロエミッション車両です。「eCanter」の充電は、お客様の物流拠点となる倉庫や、インドネシアでの販売が集中することが見込まれるジャカルタ広域などの大都市圏の公共充電ステーションで行うことができます。「eCanter」のドライバーからは、ディーゼル車に比べて騒音や振動が少ない静寂性、スムーズでレスポンスの良い加速性、4段階の回生ブレーキなど、車両の快適性や安全性、そして使いやすさなどが高く評価されています。インドネシア向け「eCanter」は、容量83kWhのMサイズバッテリーを搭載した、車両総重量(GVW)6トン、ホイールベース3.4メートルのモデルを展開します。高トルクな性質により、より多くの荷物を力強く運ぶ輸送ニーズに適しています。現在200以上の販売ネットワークを有しており、53年連続して商用車市場でトップシェアを維持しており、お客様からの高い信頼を得ています。「eCanter」は同国にて、先行して3拠点のディーラーより販売を行います。「eCanterは品質、快適性、耐久性、安全性すべての面を考慮して設計した、ダイムラートラックの先進技術を搭載した製品です。私たちはeCanterの試験をお客様の下で厳しい環境下で行っており、お客様が業務を行う環境での運用に対応しています。世界中のお客様がeCanterの信頼性、効率性、安全性そして性能を認め、国内外で活用されています。」(MFTBC代表取締役社長・CEO:カール・デッペン) インドネシアで販売を開始した「eCanter」
2024/07/22 13:20 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 両備グループと中国地方4県エリアでの販売会社 「ふそう中国地区販売株式会社(仮称)」の設立を決定
両備グループと共同出資会社を設立島根、鳥取、広島、山口の4県の販売・サービスを新会社に統合地域密着の経営体制を整え、中国地域でのシェアナンバーワンを目指す2025年2月より事業開始予定三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、両備ホールディングス株式会社(本社:岡山市、代表取締役社長:松田敏之、以下、両備ホールディングス)と株式会社両備ファイナンス(本社:岡山市、代表取締役社長:松田敏之、以下、両備ファイナンス)とともに、中国地方4県エリアでの販売会社「ふそう中国地区販売株式会社(仮称、以下 新会社)」を新たに設立します。これまで島根、鳥取、広島、山口の4県はMFTBCの地域販売部門が販売・サービスを担ってきましたが、両備ホールディングスと両備ファイナンスとのパートナーシップによって新会社に事業を統合することで、経営体質を強化するとともに、より地域に密着し、お客様へのきめ細かで充実したサービス体制の構築と販売強化を目指します。両備ホールディングスと両備ファイナンスは、交通事業を中心として事業を展開する両備グループの中核企業です。両備ホールディングスは、1962年に岡山県内におけるFUSO車両の販売と・サービスを担う特約販売会社として岡山三菱ふそう自動車販売株式会社(本社:岡山市、代表取締役社長:石田尚行、以下、岡山ふそう)をMFTBCとともに設立して以来、60年以上にわたり安定的な事業を継続しています。岡山県内の販売・サービスは、引き続き岡山ふそうが事業を推進し、中国地方の他4県は新会社が事業を担い、岡山県で培った経営ノウハウを両社で活かします。新会社の事業開始は、関連する当局からの承認を経て2025年2月を予定しています。
2024/07/03 15:20 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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「eCanter」のオンラインシミュレーター 「FUSOコンフィギュレーター」を公式ウェブサイト上に一般公開
EVトラック購入を検討するお客様向けに「eCanter」を知るオンラインでの顧客体験を提供車両のバーチャルな試作を通じて、車体や架装などの仕様や、ビジネスに用いるEVトラックに必要なサービスをシミュレーションEV関連サービスの情報を確認可能なうえ、FUSOディーラーに見積もり等を依頼する機能も実装三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、電気小型トラック「eCanter」の仕様やサービスを疑似体験できるオンラインシミュレーター「FUSOコンフィギュレーター」を公式ウェブサイト上に一般公開しました。トラック車両のオンラインシミュレーターのオンラインでの提供は、国内商用車メーカーで初めて*1です。*1 当社調べ FUSOコンフィギュレーターの画面イメージ※画面はイメージであり、実際のものと異なる場合があります。 FUSOコンフィギュレーターでは、「eCanter」の購入フローをバーチャルに体験することで、これまでお客様が直接アクセスする機会が限られていた「eCanter」の仕様や電気(EV)トラックに必要なサービスに関する情報を気軽に確認できるうえ、お客様ごとの事業形態に即した仕様を検索することができます。特に初めて「eCanter」の導入を検討されるお客様の情報収集にお役立ていただけます。お客様はFUSOコンフィギュレーターを通じて、「eCanter」車両とともに検討が必要なサービスについて、パートナー企業が提供するサービスも含めて実感することが可能です。FUSOコンフィギュレーター上では、画面上に表示される車体や架装、車体カラー、サービス等のオプション*2を選択していくことで、最終的には車両の3Dイメージが表示されます。お客様が想定される走行距離や車両サイズなどをもとに、車両を絞り込んでいくことができます。*2 本システムは初期検討への活用を主な目的としており、価格や補助金情報などの一部要素は含まれておりません。EVトラックの導入検討にあたっては、車両自体だけでなく、充電設備や走行ルート、メンテナンス、各種補助金などEVトラックの運用をサポートするサービスについても考慮する必要があり、お客様の手間となっています。FUSOコンフィギュレーターの選択フローは、EVトラックを検討する上で必要な要素の取りこぼしがないよう設計されており、初期検討において、お客様のEVトラックに関する理解の促進にも活用いただけます。また、本格的な検討とさらなる詳細情報を希望される方は、FUSOコンフィギュレーターでの検討内容をお客様の最寄りのFUSOディーラーに送付の上、お客様個々のご要望に応じた見積等を依頼できる機能も備えています。FUSOコンフィギュレーターは、MFTBCが営業向けの商談ツールとして開発し、営業現場で活用している「ソリューションコンフィギュレーター」を、お客様の「eCanter」検討をさらにサポートすることを目的に、一般公開版として再設計したものです。FUSOコンフィギュレーターの提供によって、今後もMFTBCはEVトラックのフロントランナーとして、お客様のEVシフトをソフト・ハードの両面でサポートしてまいります。
2024/06/19 12:16 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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台湾で新型「eCanter」の販売を開始-「eCanter」の海外展開市場は6市場に拡大-
「eCanter」の台湾での初投入により、MFTBCは重要な海外市場でのプレゼンスを強化台湾が目指すゼロエミッション目標の達成を「eCanter」を通じてサポート台湾での2年間にわたる50,000kmの信頼性試験の実施を踏まえ、「eCanter」を発売台湾全土をカバーする「eCanter」専用の修理・メンテナンスサービスセンターを7拠点に設置三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、台湾で電気小型トラック「eCanter」の新型モデルを発売しました。台湾では今回が「eCanter」の初投入となり、2017年のゼロエミッション車両「eCanter」の発売以降、台湾は6番目の海外展開市場となります。MFTBCは、台湾における販売代理店及び合弁会社のダイムラー・トラック・アジア台湾(本社:台北市、CEO:ジュン・ウー・パーク、以下DTAT)との協業により、60年にわたり強固な地盤を築いてきた台湾市場において、新型「eCanter」の販売を通じて台湾における輸送手段の多様化を進めます。MFTBCの海外販売・カスタマーサービス本部長であるアンドレアス・ドイシュレは、「新型eCanterの台湾での発売は、商用車メーカーとしての当社の革新に向けた持続的な取り組みの成果を示しています。ダイムラートラックの歴史は、常に『初めて』であり続けてきました。私たちは世界初のトラックを発表し、125年以上にわたりグローバルのネットワークと多様な製品ラインアップによって世界を動かしてきました」と話します。台湾の「2050年ゼロエミッション計画及び策略」台湾での「eCanter」の販売開始は、台湾が2050年までのネットゼロエミッションのロードマップを策定した時期と同じタイミングとなります。「eCanter」を製品ラインアップに追加することで、MFTBCは台湾で企業や物流事業者がゼロエミッション計画を達成するための持続可能なソリューションを提供します。2年間に及ぶ累計5万kmの信頼性試験DTATのクリスティン・リン会長は、台湾の地方道路や多くの公共充電施設で2年間にわたる累計50,000kmに及ぶ「eCanter」の信頼性試験を実施した上で、台湾市場での発売に至ったと説明します。「坂道、渋滞する市内の道路や地方の道路、悪路など、文字通り台湾の北部から南部までeCanterの試験を行いました。晴れの日、肌寒い日、雨の日、あらゆる条件が含まれます」とリン会長は話します。多様なオプション展開で多様な顧客ニーズに対応台湾で販売する「eCanter」は、車両総重量(GVW)5トンモデルおよび8.55トンモデルを展開し、様々な輸送ニーズに対応するため、ホイールベースやボディ、ePTO(動力取り出し装置)の多様なオプションを揃えています。「eCanter」はディーゼル車からEVトラックへの移行をサポートするだけでなく、ドライバーに快適な運転環境を提供します。台湾で販売する「eCanter」は、衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(Active Brake Assist 5:ABA5)」、車両接近通報装置「Acoustic Vehicle Alerting System:AVAS」、車線逸脱警報装置「Lane Departure Warning System: LDWS」、車両安定性制御装置「Electronic Stability Program: ESP®」といった先進安全システムを標準装備し、グリーン輸送の新時代を拓きます。お客様への強力なサポートDTATのジュン・ウー・パークは、「台湾全土の7カ所にeCanter専用の修理・メンテナンスサービスを行う拠点を設置し、お客様へのサポートをさらに強化しています。これらの最先端のサービスセンターには優れた技術者が常駐し、お客様のEVトラックへの移行をサポートします」と話します。*ESP®はDaimler Truck AGの登録商標です。 台北市を走る「eCanter」 以 上三菱ふそうトラック・バス株式会社について三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年以上の歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。電気小型トラック「eCanter」について今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして、MFTBCが2017年に発売した国内初の量産型電気小型トラックです。電動で駆動することで排出ガスが一切出ない「eCanter」は、従来のディーゼル車と比較して騒音や振動も少ないため、都市内輸送のほか深夜早朝での輸送に適しています。2017年の初代モデル発売後、2020年8月に安全装備を拡充した改良モデルを発売し、これまで日本をはじめ、欧州、米国、オーストラリア及びニュージーランドのお客様の下で活用されています。そして2023年3月にフルモデルチェンジした新型モデルを発売し、さらに多様なビジネスニーズへの対応が可能になりました。新型モデルは、さらに多くの海外市場での展開を予定しています。DTAT社についてMFTBCが51%、台湾の商用車販売大手・順益貿易股份有限公司(Shung Ye Trading Co., Ltd.)が49%を出資して2016年8月に設立した合弁会社です。2017年に操業を開始したDTAT社は台湾市場におけるふそうブランドの総代理店であり、小型・中型・大型トラック、小型バスなど、ふそう製品全般の独占輸入・卸売事業を行っています。ふそう車両は、ノックダウン(KD)キットと完成車の両方で台湾に供給されています。
2024/06/06 13:48 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう スーダンとモルディブ向けに138台のFUSO車両を納車 日本政府の援助プログラムにより現地の衛生環境改善を支援
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、政府開発援助プログラム(ODA)を通じて、2カ国に計138台のFUSO車両を納車します。スーダン共和国には中型トラック「ファイター」60台とモルディブ共和国に小型トラック「キャンター」78台が、それぞれ今後順次納車されます。このODAによる納車は、廃棄物管理と環境を改善し、両国における廃棄物関連の持続可能な開発目標の達成に貢献することを目的としています。スーダンでは、特に都市部における人口増加に伴い、廃棄物の増加が深刻化しています。納車する60台の特装車両は、2030年までに廃棄物関連の持続可能な開発目標の達成を目指す「アフリカのきれいな街プラットフォーム」に関連し、JICA(国際協力機構)の「スーダン国・きれいな街のための廃棄物管理機材改善計画・準備調査」で提案されたプロジェクトがODA無償案件として両国合意のもと実現化し、廃棄物管理機器の整備に活用されます。同国では、MFTBCの現地販売代理店であるDAL MOTORS社を通じて、小型・中型・大型トラックと小型バスを販売しています。今回の納車に際しては、同社が納車車両のトレーニングを行いました。モルディブはインド洋の環礁と約1,200の島で構成されており、適切な廃棄物管理が確立されていない地域もあります。今回納車する78台の車両は、環境汚染を減らし、公衆衛生を改善することを目的としています。MFTBCは同国において、現地販売代理店のUnited Motors Lanka PLC社を通じて、小型・中型・大型トラックと小型バスを販売しています。今回の納車にあたり、同社を通じて納車車両のトレーニングを実施しました。合計138台の車両は、双葉インターナショナル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐々木純一)を通じて契約され、MFTBCの川崎製作所で車両を組み立て、架装部分は極東開発工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:布原達也)が担当しました。 モルディブに配備される「キャンター」 以上
2024/05/16 14:53 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう Hacobuの動態管理サービス「MOVO Fleet」と車両データの連携を開始
「MOVO Fleet」利用により、車両位置情報や自動着荷など物流に役立つ機能が利用でき、他社製車両も含めた全車両の一元管理を実現 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、テレマティクスサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)」の車両データを、株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)が提供する動態管理サービス「MOVO Fleet」(ムーボ・フリート)と連携することをお知らせします。これに伴い、Hacobuは、MFTBCの対象車種を保有するお客様向けの「MOVO Fleet」の専用プランの提供を、2024年5月20日*より開始します。Hacobuの動態管理サービス「MOVO Fleet」は、専用端末を車両に装着することで車両の位置情報データを取得する、物流に特化した機能を有する動態管理サービスです。リアルタイムでの車両位置の把握が可能なだけでなく、着荷を自動で検知する自動着荷機能や、配送計画に対する実績をリアルタイムに把握できる機能、また車両の稼働実態を把握する機能など、物流業務や物流管理業務に役立つ機能を有する動態管理サービスです。この度の連携開始により、MFTBCのテレマティクスサービス「Truckonnect®」の搭載車両(以下、対象車両)から得られる位置情報が、「MOVO Fleet」のデータベースに連携されることで、対象車種を保有するお客様は、専用端末不要で「MOVO Fleet」を利用できます。さらに、他社製のコネクテッドサービスを有する車両に「MOVO Fleet」の専用端末を取り付けることで、メーカーの垣根を越えた一元的な車両管理が可能になります。MFTBCは「Truckonnect®」の車両データが幅広く活用されることを目指し、「MOVO Fleet」とのデータ連携に至りました。両社は今後さらにデータ連携を強化することで、新たなサービス展開を進めてまいります。当社はドライバー不足に代表される物流業界が抱える課題に対して、コネクテッド技術の活用を通じた対応を目指しています。「Truckonnect®」の車両データの「MOVO Fleet」との連携により、お客様の物流の効率化や生産性の向上をサポートしてまいります。*サービス開始日は諸事情により変更となる可能性がございます。 ■MOVO Fleet 専用プランの主な機能リアルタイムで車両位置を把握:10秒毎に取得した車両位置情報を、素早く把握できます。走行履歴:車両の走行ルート・走行距離・速度・CO2排出量などの情報をまとめて確認できます。自動着荷:登録地点に対し、入出記録を自動で記録します。停留検知:一定時間停車していた地点を自動で検出して記録します。配送計画:計画した配送時間に対する遅延アラートを発出でき、予実管理が可能になります。ドライバー作業なしのワンクリック日報:車両の業務開始から終了までの動きが自動で記録され、日報を簡単に作成できます。車両ごとの稼働実態分析:車両ごとの走行時間・停留時間・配送地点での滞在時間、およびそれらをあわせた拘束時間を確認できます。 ■対象車種・大型トラック 「スーパーグレート」 2017年発売モデル以降・中型トラック 「ファイター」 2019年発売モデル以降・小型トラック 「キャンター」 2020年発売モデル以降・電気小型トラック 「eCanter」 2023年発売モデル以降 ■利用料金MOVO Fleetの専用GPS端末が不要のため、低コストでサービスを利用できる専用プラン初回登録料:¥2,000-(税抜き)利用料(月/台):¥1,200-(税抜き)■動態管理サービス「MOVO Fleet」とは車両の位置情報データの取得・分析ができる、物流に特化した動態管理サービスです。専用端末を車両に取り付けることで、リアルタイムの車両位置を可視化することができます。走行ルートや速度ログ、CO2排出量目安、着荷、停留など多角的にデータを蓄積。納品管理や配送先からの問い合わせ工数の削減、依頼先ドライバーの長時間運行の把握・改善などにお役立ていただけます。また、取得した走行・配送実績データから配送実態を可視化し、輸配送の課題解決に貢献します。緊急時や災害時におけるBCP(Business Continuity Plan)対策としてもご活用いただけます。 ■「Truckonnect®(トラックコネクト)」とは「トラックコネクト」とは、稼働中の車両情報をインターネット経由でリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービスです。トラックが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のFUSOデータベースに蓄積され、お客様がPCやスマートフォンで専用ページにアクセスすれば、車両の現在地や運行状況を把握できます。車両トラブル時のスピード対応、業務効率の改善、危険運転の予防など、ビジネスシーンで幅広く活用できます。*要別途サービスへのお申し込み*「Truckonnect®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
2024/05/08 12:38 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 四国三菱ふそう、丸亀サービスセンター(旧・西讃サービスセンター)を移転
好立地への移転と設備増強により、お客様の満足度を向上最新の整備機器や照明・空調設備を導入し、従業員の業務効率を改善 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)の特約販売会社である四国三菱ふそう販売株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長:小松 孝二、以下、四国三菱ふそう)は、西讃サービスセンターを香川県善通寺市から丸亀市に移転し、名称を丸亀サービスセンターと改め、2024年5月7日(火曜日)より新店舗での営業を開始します。四国三菱ふそうは四国地区に10拠点を展開しており、西讃サービスセンターは香川県中西部に位置し、丸亀市、坂出市をはじめとした中讃・西讃地域をカバーしています。近年、入庫車両の増加による工場キャパシティーの不足や設備の老朽化が課題となっていたことから移転を決定し、2023年7月から新店舗の工事に着手、このほど工事が完了しました。移転先は、主要幹線道路である国道11号と交わる県道4号線沿いに位置し、本州と四国を結ぶ瀬戸中央自動車道のインターチェンジにも近く、物流の主要拠点からのアクセス性が高い好立地です。敷地は、従来のおよそ6倍となる約14,700平方メートルの面積を確保し、設備体制は、4柱リフトを4基、2柱リフトを4基、フロアリフトを2基設置し、総ストール数を5から11に増やしました。塗装ブースも新設し、お客様により満足していただける体制を整えています。従業員の職場環境を改善すべく、整備工場にLED照明や冷暖房設備を導入したほか、女性メカニックの採用を見据えて女性メカニック専用の更衣室とシャワールームを設置しました。また太陽光パネルやバイオ処理システム設備を整えることにより、環境にも配慮しています。安全面においても、構内の通路幅を確保して一方通行とし、工場入庫から出庫まで前進走行とすることで、構内事故ゼロを目指します。 【新店舗の外観】 【整備ストール】
2024/05/07 12:33 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう トルコで新型「eCanter」を販売開始
トルコでの事業開始から40周年となる2024年に新型「eCanter」を同国に初導入GVW6トン、7.5トン、8.5トンのセグメントで計5モデルを展開 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOカール・デッペン、以下MFTBC)は、トルコ共和国において、電気小型トラック「eCanter」新型モデルを2024年5月に販売開始します。MFTBCは、トルコの現地販売代理店であるTEMSA Global A.Ş.以下「TEMSA社」を通じた同国での事業開始から40周年となる2024年に、「eCanter」をトルコで初めて導入します。トルコ向けの新型「eCanter」は、車両総重量(6トン、7.5トン及び8.5トンのセグメントで計5モデルを展開します。車両はポルトガルのトラマガル工場で生産され、完成車としてトルコに輸入されます。トルコ国内でのラストマイル輸送は、経済状況やインフラ整備、活発な消費活動によって、目覚ましい成長と戦略的な投資が進んでいます。振動が少なく、排出ガスを一切出さないゼロエミッション車両の「eCanter」は、トルコ国内の都市内輸送に最適なソリューションとなります。「TEMSA社とともに、トルコにゼロエミッションの『eCanter』を導入することで、同国のトラックを次のステップに引き上げられることを光栄に思います。これからもTEMSA社と、長期的なパートナーシップを継続し、商用車業界をけん引できることを期待しています」とMFTBCの海外販売・カスタマーサービス本部長のアンドレアス・ドイシュレは話します。トルコにおいては、TEMSA社がFUSOの小型トラック「キャンター」を全土で販売しており、公共サービス、建設、外食、小売など地域経済を支える幅広い業種で活用されています。同国では、1984年の市場参入当初は川崎製作所から完成車を輸入しており、1992年からノックダウン生産に切り替えました。「eCanter」の導入は、トルコにおける小型トラックの脱炭素化において重要な役割を果たすだけでなく、「キャンター」の顧客基盤である様々な業種の変革にも貢献することが期待されます。以上
2024/05/02 16:59 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 「ジャパントラックショー2024」に出展 ー 輸送の脱炭素化や2024年問題に対するソリューションを「ジャパントラックショー2024」で提示 ー
キャリアカー仕様の新型「eCanter」を初公開、EVトラックの導入を通じたカーボンニュートラル輸送へのスムーズな移行のプロセスを紹介2024年問題をはじめとする物流業界における諸課題の解決に向けたデジタルソリューションを紹介新型「スーパーグレート」の「ジャパントラックショー2024」特別仕様車を展示三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、2024年5月9日(木)から11日(土)にかけてパシフィコ横浜で開催される日本最大のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2024」(主催:一般社団法人 国際物流総合研究所)に出展します。MFTBCは「We connect new Road ~三菱ふそうは新たな道を繋ぎ続ける」をテーマに、EVトラックの導入を通じたカーボンニュートラル輸送へのスムーズな移行の方法や、2024年問題をはじめとした物流業界における課題に向けたソリューションを提示します。当社ブースで、EVトラックの充電インフラや用途に応じた最適な購入方法および運用、EV関連サービスのオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブニオン株式会社(EVENION Inc.)」といったEVトラックの導入を取り巻く最新情報を紹介します。実車展示では、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのゴミ収集車・キャリアカー、ならびに大型トラック「スーパーグレート」新型モデルの「ジャパントラックショー2024」特別仕様車を初公開します。また、物流の配送計画・管理システム「ワイズ・システムズ」や、テレマティクスサービス「トラックコネクト®」などの物流業界における課題解決に対応するデジタルサービスも紹介し、デジタルソリューションを通じた2024年問題を含む物流業界の課題解決についても提案します。MFTBCは様々な技術やパートナーシップの構築を通じて、物流の新たな道を繋ぎ続けます。【展示内容】※車両画像はイメージ画像となり、実際の展示車両の外観とは一部異なります。■大型トラック「スーパーグレート」新型モデル(実車展示)「スーパーグレート」の最新モデルは、新型6R30エンジン(12.8L)を搭載して燃費性能を向上し、キャブデザインも一新して空力性能を改善したほか、新たに設定したスーパーハイルーフでより広く快適な空間を実現しました。ダイムラートラック・グループの最新の先進安全装置も新たに搭載し、経済性・安全性・快適性及び操作性を改良し、新しい大型輸送を実現するトラックとして進化しました。メーカー純正用品を装着して特別塗装を施した「ジャパントラックショー 2024」特別仕様車を初公開します。 ■電気小型トラック「eCanter」新型モデル:キャリアカー(実車展示)電気駆動で騒音や振動が少なく、走行時に排出ガスを一切出さない「eCanter」は、クリーンで環境に優しいゼロエミッション車両です。2023年に発売した新型モデルでは、シャシラインアップを合計28型式に拡大したほか、モジュール式バッテリーを採用し、ラストワンマイル輸送からより長距離の輸送まで、お客様の様々な輸送ニーズに対応するEVトラックとして進化を遂げました。ゴミ収集車やダンプ、キャリアカーなどの架装のバリエーションも拡大し、「ジャパントラックショー2024」では、キャリアカー仕様の新型「eCanter」を初公開します。*日本国内仕様モデル ■電気小型トラック「eCanter」新型モデル:ゴミ収集車(実車展示)「eCanter」の新型モデルでは、キャブ幅が狭く小回りが利く標準キャブを新たに追加し、住宅街や狭い路地などを走行するゴミ収集車の用途に適したモデルが加わりました。既に民間企業や自治体での導入実績を持つゴミ収集車仕様の「eCanter」は、振動や騒音がディーゼル車両に比べてより少ないため、地域の環境に配慮したクリーンなゴミ収集作業を可能にするEVトラックとして、さらなる活用が期待されます。
2024/04/23 16:13 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 「ドイツ専門職業訓練(VT)」を採り入れたメカニック向けトレーニングプログラムを開始
2024年4月4日在日ドイツ商工会議所のプログラムに参加。2024年新卒社員を含めた若手メカニックの一部が本プログラムを受講実務と座学を並行して学び、従来5年で習得する技術・知識レベルに3年間で到達体系的な教育でのメカニックの技術・知識レベルの標準化・全体的な底上げにより、お客様に対するサービスの質の向上を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOカール・デッペン、以下MFTBC)は、2024年4月より、「ドイツ専門職業訓練」以下「VT」を採り入れたメカニック向けトレーニングプログラムを開始します。VTは、ドイツで広く定着している職業訓練制度です。約3年間の訓練期間を通して、企業で働きながら技術や技能を習得する「実践」と、専門知識や一般教養を学ぶ「講義」を並行して進めることから「デュアルシステム」とも呼ばれ、最終的に試験を受けて知識・技能が認定されます。ドイツ国内では328の職種に対して毎年約130万人が参加しているほか、ドイツ以外でも48の国と地域で導入されています。*2024年4月時点。このVTの日本への導入として、在日ドイツ商工会議所は2024年4月より、「ドイツ専門職業訓練自動車整備士養成プログラム」を開始します。MFTBCは本プログラムにパートナー企業として参加し、2024年の新卒社員を含む若手メカニックの一部が本プログラムを受講します。本プログラムは2027年3月までの3年間の事業です。MFTBCではこの期間中、従来の教育プログラムと並行する形でVTを採用します。プログラム終了後の2027年4月以降は、MFTBCでは若手メカニックの教育をVTに全面的に移行することを検討しています。参加社員は配属先拠点での実務を通じた職場内訓練 on the job training、以下OJT)と提携校での座学を通じて、整備の基本や電気自動車(などの先端技術などを体系的に学び、3年でのプログラム修了を目指します。本プログラムでの学習内容は、従来のMFTBCの新入社員が5年程度かけて習得してきた技能・知識レベルに相当します。MFTBCではこれまで、専門教育機関の「FUSOアカデミー」による研修と、配属先の販売・サービス拠点での職場内訓練(によって、若手メカニックに対する教育を行ってきました。OJTでは配属先拠点の入庫車両の傾向や担当業務の違いによって、各メカニックへの教育内容に差が生じてしまいがちでした。VTでは、各拠点でのOJTに対して体系的な教育項目が用意されるとともに、「ベーシックトレーナー」と呼ばれる講師が毎月巡回して教育項目の達成状況や習熟度を確認していくことから、メカニックの技術・知識レベルの標準化につながります。MFTBCはVTの採用によって、高レベルの技能・知識を有するメカニックを従来よりも短期間で育成するとともに、体系的な教育プログラムによって技術・知識レベルを標準化することにより、お客様へのサービスの質の全体的な向上を目指します。本プログラムの開始にあたり、三菱ふそうトラック・バス株式会社代表取締役会長の松永和夫は「自動車産業の未来を担う若手社員がこうした充実した学びの機会を得られることは、大変貴重な経験となると思います。人手不足やいわゆる『2024年問題』など、物流を取り巻く環境が厳しさを増す中で、高レベルなメカニックを育成するこのプログラムへの参加は、三菱ふそうが今以上にお客様から頼られる存在となるチャンスでもあります」とコメントしています。また、駐日ドイツ商工特別代表・在日ドイツ商工会議所専務理事のマークゥス・シュールマンは「在日ドイツ商工会議所は、市場環境や産業界のニーズを考慮しながら、今後は他の職種にもドイツ専門職業訓練を広げていきたいと考えています。そのためにも、日本の教育機関との連携を非常に重要視しています」と述べました。以上
2024/04/16 12:30 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう フィンランド北部でDBシェンカーが「eCanter」を導入し、寒冷地での性能を実証
ヨーロッパ最大の物流業者DBシェンカーが電気小型トラック「eCanter」の新型モデル2台を導入、2024年初頭よりフィンランドで稼働開始欧州で稼働するダイムラートラックの電気トラックの中でも最北に位置する北極圏付近にて、極寒の寒冷地での運用新型「eCanter」に新たに装備されたバッテリープレコンディショニング機能が航続距離の維持をサポートし、寒冷地での有用性を実証三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEOカール・デッペン、以下MFTBCは、大手国際物流業者のDBシェンカー本社:ドイツ・エッセン、CEO:ヨヘン・テヴェスが、2024年1月にフィンランドで車両総重量GVW)7.5トンの電気小型トラック「eCanter」新型モデル2台を導入したことをお知らせします。DBシェンカーが導入した2台のうち1台は、積雪が多く気温がマイナス30℃にも下がる北東部の都市クーサモで、ラストワンマイルの配送向けで運用されています。この車両は、現在「eCanter」が活用されている地域の中でも最北に位置します。同社が導入したもう1台は、クーサモから南西約200kmに位置するオウルで稼働中です。 雪のフィンランドを走るeCanter フィンランドでの「eCanter」の運用DBシェンカーは、これまでヨーロッパ全土で50台の従来モデルの「eCanter」を導入しています。同社は新型「eCanter」2台を新たに導入するにあたり、寒冷地での電気トラックの使用における先入観の払拭も視野に入れ、新型モデルの導入を決定しました。DBシェンカーのクーサモの物流拠点で「eCanter」を運転する同社のドライバーは、この数週間で1,200km以上を走行し、「eCanter」の優れた性能を実証しています。極めて低い気温の寒冷地でも、車両は問題なくスムーズに運行しています。電気式バッテリープレコンディショニングの利点フィンランドでの「eCanter」の運用において、車両の稼働開始前にバッテリーを適切な温度にするバッテリープレコンディショニングが重要な機能となります。新型「eCanter」で新たに搭載したバッテリープレコンディショニング機能は、車両の走行開始前に、「eCanter」のバッテリーを予熱することが出来ます。これにより、低い気温の寒冷地でも、車両の走行性能を向上させることが出来ます。DBシェンカーのドライバーであるサミ・マアッタ氏は、「『eCanter』のバッテリーがゼロになって立ち往生したことは、これまでありません。自分が担当する走行ルートも、他の車両のルートも、『eCanter』が寒冷地でも問題なく走行できる性能に合わせて計画しています」と話します。寒冷時と異なり、暖かい季節では、車両の走行計画はより容易になります。DBシェンカーは、年間を通じて「eCanter」の運用において新しい経験を積むべく、日々の稼働を行っています。持続可能な物流の戦略DBシェンカーのフィンランドにおける輸送責任者であるヘラルド・キナピネン氏にとって、「eCanter」の運用は同社の戦略の一部として位置付けしています。「私たちはお客様とともに、フィンランドにおける持続可能な物流の先駆的役割を果たしたいと考えています。CO₂排出量を削減するためにも、電気トラックを活用した輸送への投資は不可欠です」。フィンランドでは、小口輸送が輸送の大きな割合を占めており、新型「eCanter」は、この用途に理想的な車両です。また、極端な気象条件のフィンランド北部で2台の車両を配備することは、私たちにとってまたとない機会であり、究極の実証試験です」DBシェンカーは、ヨーロッパで初めて「eCanter」を導入した顧客の一社であり、2018年に従来モデルをベルリンへ納車して以降、ドイツ、フランス、その他のヨーロッパ諸国で導入をしています。現在、欧州では従来モデルを含む52台の「eCanter」がDBシェンカーの下で稼働をしています。以上 フィンランドにあるDB SCHENKERの施設内で直接eCanterを充電します フィンランドのクーサモ周辺を走行するeCanter 三菱ふそうトラック・バス株式会社について三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年以上の歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。FUSOブランドについて「FUSO」はダイムラートラックのブランドの一つです。世界170以上の市場において小型、中型、大型のトラックやバスといった幅広い商用車や、産業エンジン、コネクティビティソリューションを展開しています。日本の商用車業界における象徴的ブランドであり、90年にわたって、日本ならではの品質や熟練技術によって、効率性や安全性、快適性を追求した商品を提供してきました。特に小型トラックセグメントの商品ラインアップで評価されており、小型トラック「キャンター」は世界中の様々な市場でトップシェアを獲得しています。2017年には日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」を発売し、FUSOはeモビリティにおけるパイオニアとしての地位を確立しました。FUSOのブランドスローガンである「Future Together」は、私たちがお客様に対し安全かつサステナブルな輸送ビジネスを共に未来へ繋いでいくことを約束する意思が込められています。電気小型トラック「eCanter」について今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして、MFTBCが2017年に発売した国内初の量産型電気小型トラックです。電動で駆動することで排出ガスが一切出ない「eCanter」は、従来のディーゼル車と比較して騒音や振動も少ないため、都市内輸送のほか深夜早朝での輸送に適しています。2017年の初代モデル発売後、2020年8月に安全装備を拡充した改良モデルを発売し、これまで日本をはじめ、欧州、米国、オーストラリア及びニュージーランドのお客様の下で活用されています。そして2023年3月にフルモデルチェンジした新型モデルを発売し、さらに多様なビジネスニーズへの対応が可能になりました。新型モデルは、さらに多くの海外市場での展開を予定しています。
2024/04/15 12:55 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラックヨーロッパ(MFTE)のトラマガル工場が設立60周年
2024 年 3 月 19 日 ・ポルトガルの周辺地域における最大級の雇用主として操業 ・MFTEは欧州向けのFUSO車両を40年以上製造。現在は「キャンター」と「eCanter」を生産 ・2023年、MFTEは過去最多となる約11,800台を製造三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、100%子会社である三菱ふそうトラックヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe S.A.、本社:ポルトガル・トラマガル、社長:アーネ・バーデン、以下 MFTE)のトラマガル工場が設立60周年を迎えたことをお知らせします。 トラマガル工場は周辺地域における最大級の雇用主であり、2023年にはおよそ11,800台のトラックを生産・販売し、同工場で過去最多を記録しました。 トラマガル工場の生産活動の歴史 稼働開始から60年の間に、26万台を超える車両がトラマガルで製造されました。FUSOの小型トラック「キャンター」は1980年より同工場で生産されています。現在、MFTEからは欧州の32の市場に車両を出荷しています。 トラマガル工場はポルトガル企業のDuarte Ferreira社と、フランスのトラックメーカーであったBerliet社の合弁企業として、1964年に設立されました。 設立当初は、ノックダウン生産を行っており、FUSOブランドも1980年に加わりました。1980年以降、ポルトガル市場向けのFUSOの小型トラック「キャンター」、FUSOの中型トラック、三菱自動車のピックアップトラック「L200」、バン「L300」、SUV「パジェロ」を生産してきました。 1990年、同工場は三菱自動車ポルトガル社に買収され、1996年には三菱自動車工業株式会社が同工場を引き継ぎ、FUSOの「キャンター」専業とすることを決定しました。2004年にはダイムラー社(当時)がMFTBCの筆頭株主となったことに伴い、同工場はダイムラーグループの一員となりました。 2017年に、同工場は欧州市場向けにFUSOの電気小型トラック「eCanter」の生産を開始しました。現在も、「eCanter」新型モデルの生産を行っています。 サステナブルな生産活動のロールモデルとしてトラマガル工場は2022年に、工場構内の太陽光発電設備などによって、生産活動のカーボンニュートラル化を達成しました。同工場は環境対策を継続的に見直すことで、二酸化炭素(CO2)の削減量が工場から排出される CO2を上回る「クライメートポジティブ」な工場となることを目指しています。 もう一つのサステナビリティへの取り組みとして、水使用量の削減にも取り組んでいます。同工場の新しい水処理設備は、生産サイクルで排出される水の60%以上を再利用できます。何世代にもわたって「選ばれる会社」に トラマガル工場では、一家が何世代にもわたって勤務することは珍しいことではありません。3 世代、4世代にわたってトラマガル工場に勤務する従業員もいます。「たくさんの変化を目の当たりにしてきましたが、結局、私たちはここでトラックを作っています」と話す購買部長のパウロ・シマンは、祖父と父が同工場で働いており、息子のミゲルも設備保全を行っています。 この理由は、MFTEが業界の変化に合わせた新しいスキルを従業員に提供してきたからにほかなりません。 2023年には、MFTEはポルトガルのトマール工科大学と、MFTEの従業員にトレーニングを提供するパートナーシップを結びました。 この新しいトレーニングプログラムは、周辺地域の若い技術者たちに、e モビリティや生産技術の知識を磨くことによって、キャリアアップの機会を提供することを目指しています。このプログラムは2024年後半の開始を予定しています。 MFTE のトラマガル工場
2024/03/21 13:56 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱商事、三菱ふそうトラック・バス、三菱自動車の 3 社 EV 総合サービスのオンラインプラットフォームを運営する新会社を共同で設立
2024 年 3 月 13 日三菱商事株式会社三菱ふそうトラック・バス株式会社三菱自動車工業株式会社三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中西 勝也、以下「三菱商 事」)、三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO: カール・デッペン、以下「三菱ふそう」)、三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 最高経営責任者:加藤 隆雄、以下「三菱自動車」)の3社は、電気自動車(以下「EV」)関連サービスをワンストップで提供するオンラインプラットフォームを運営する新会社「イブニオン株式会社(EVNION Inc.、以下「イブニオン」)」を、関連する当局承認を経て2024年6月を目標に設立します。 脱炭素社会の実現に向けEV導入検討の動きが活発になる中、より多くの顧客へEVに関するサービスや情報を提供することを目的として、イブニオンの設立を決定しました。 イブニオンは、乗用車と商用車、あるいはメーカーを問わず、EV関連サービスを顧客へ包括的に提供するオンラインプラットフォーム「イブニオンプレイス(EVNION PLACE、以下「本プラットフォーム」)」を国内で運営します。サービス開始時期は、2024年8月を予定しています。 本プラットフォームは、EV充電設備やEV向け電力プラン、エネルギーマネジメントをはじめとして、EVの導入および運用をサポートする充電ソリューション、脱炭素コンサルティングサービス等を「マ―ケットプレイス」で提供します。加えて、EV関連ニュースやEVの導入および運用にあたって必要な情報を本プラットフォーム上に掲載します。従来のエンジン車からEVへの移行にあたって、様々な変化への対応や疑問の解決が顧客から必要とされる中、本プラットフォーム上に必要な情報・サービスを集約することで、よりスムーズな EVシフトを支援します。サービス開始後はコンテンツを順次拡大し、日本の2050年カーボンニュートラル実現やDX(デジタル・トランスフォーメーション)への貢献を目指します。【イブニオンのサービスイメージ】 【イブニオンの社名について】 イブニオンは、EV を取り巻く全てのモノやヒト、コトをつなぐプラットフォームとなることを 目指します。この「つなぐ」というキーワードから、以下の通り社名を決定しました。イブニオン(EVNION) : EV + UNION(団結、つながり) 【新会社の概要*】 商号 : イブニオン株式会社 (EVNION Inc.) 出資比率 : 三菱商事 35%、 三菱ふそう 35%、三菱自動車 30% *本発表時点での計画であり、今後変更の可能性があります。
2024/03/15 11:03 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新型「eCanter」のごみ収集車を厚木市で導入
~狭い路地や住宅街での用途に適したモデルの新型「eCanter」ごみ収集車を国内初導入~ 2024 年 3 月 11 日・住宅街でも活躍する車幅が狭い標準キャブの新型「eCanter」ごみ収集車を厚木市で初導入 ・新型「eCanter」のごみ収集車が自治体で初導入三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのごみ収集車1台を3月9日に神奈川県厚木市(市長:山口貴裕)に納車しました。新型モデルで新たにラインアップに加わった車幅が狭い標準キャブモデルのごみ収集車は、国内初の導入となります。新型「eCanter」ごみ収集車の導入は今回が国内で2台目となり、また自治体での導入は初めてとなります。 新型「eCanter」で新たにラインアップに追加した標準キャブモデルは、従来モデルから展開するワイドキャブと比べてよりキャブ幅が狭く小回りが利くため、住宅街や狭い路地などを走行するごみ収集車の用途に適しています。今回厚木市が導入した標準キャブでホイールベースが最も短いモデルは、小回りが利くサイズの特性によって近距離輸送などの用途に適しており、国内で展開する全28型式のラインアップの中でお客様からのニーズが高い車型です。バッテリー駆動で走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ないゼロエミッション車両の「eCanter」ごみ収集車は、深夜や早朝での稼働にも適しており、地域の環境に配慮した収集作業に貢献します。今回厚木市に納車した当車両は、新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長:五十川龍之、以下、新明和工業)が架装を行いました。 今回の厚木市への導入は、MFTBCと厚木市および新明和工業の3者が2021年5月10日に締結した「『EV ごみ収集車』に関する連携協定」に基づくものです。同協定は、脱炭素社会及び2050年カーボンニュートラル実現のため、EVごみ収集車の普及促進について三者が最大限協力し、かつ先駆的に取り組むことを目的としています。厚木市は「eCanter」従来モデルのEVごみ収集車を2022年に1台導入し、今回が2台目の導入となります。厚木市が導入した新型「eCanter」ごみ収集車は、今後厚木市内の一般家庭のごみ収集で活用される予定です。また、厚木市内に整備中の新ごみ中間処理施設から、ごみを焼却した熱によって発電した電力を使って新型「eCanter」ごみ収集車を運用する計画も進められており、充電時から走行・ごみ収集作業までの一連のサイクルにおけるカーボンニュートラル化に貢献します。 厚木市が導入した新型 eCanter のゴミ収集車
2024/03/14 11:48 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう ダイムラートラック社、2023年は過去最高の収益を更新、 FUSOブランドも堅調
2024 年 3 月 4 日 ・ ダイムラートラック社は2023年、過去最高の業績を達成。収益10%増、調整済みEBITは39%増*1*2 ・ トラック・アジア事業セグメント*3は、販売台数・EBIT・RoS*4で2022年を上回る ・ MFTBCは「eCanter」新型モデルを複数市場に投入し、ZEV車両の販売台数が過去最大に ・ MFTBCの欧州での販売台数は2007年以降で最高を記録、アフターセールス収益は過去最高に三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、筆頭株主であるダイムラートラック社が2023年の財務目標を達成したことをお知らせします。2023年、ダイムラートラック社のトラック・バスのグローバル販売台数は526,053台(2022年:520,291 台)で、重要市場による供給制約にもかかわらず、前年に続いて増加しました。同社は、主要市場における旺盛な需要を受け、収益は過去最高となる 559億ユーロ(2022 年:509 億ユーロ)、調整済みEBITは54.89 億ユーロ(2022:39.59 億ユーロ)を記録し、2024年の堅調な見通しにつながるフリーキャッシュフローを確保しました。 FUSOブランドを含むトラック・アジア事業セグメントは、販売台数を161,171台と3%伸ばし、収益も 70.6億ユーロと9%増加しました。調整済みEBITは3.3億ユーロと93%増加し、調整済みRoSも4.7%に達しました。 欧州では、FUSOは2022年比14%増の1万台以上を販売し、2007年以降で最高の業績を達成しました。車両生産台数も10%増加し、うち600台は電気小型トラック「eCanter」でした。また、欧州でFUSOは、部品事業とリマニ部品事業の双方で、過去最高のアフターセールス収益を達成しました。欧州はゼロエミッション車両(ZEV)の主要市場であり、「eCanter」のセールストレーニング、顧客テスト、市場イベント、そして販売といった活動が活発に行われています。FUSOの「eCanter」は2023年、過去最高の1,680台を販売しました。初の量産型電気小型トラックとして 2017年に日本で発売して以降、MFTBCはグローバルに「eCanter」の販売を拡大し、「FUSOグリーンリース®」などの「FUSOeモビリティソリューションズ」によって、お客様のEVシフトをサポートしてきました。*5 *「FUSOグリーンリース」は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です 「eCanter」新型モデルは 2023 年 8 月にチリで、2024年1月に香港で発売され、MFTBC は小型ZEVセグメントをけん引し続けています。また2023年には、新型「eCanter」をインドネシアやオーストラリアといった主要市場で披露し、台湾では先行受注をいただきました。これらはお客様のEVトラックと関連サービスの需要が世界的に高まっていることの証左であり、MFTBCは2024年にさらに複数の海外市場での発売を計画しており、グローバルなZEVの展開を続けていきます。 MFTBCはサプライチェーンとグローバルな物流の制約の中で、主要市場で堅調な業績を達成しました。MFTBCはダイムラートラックの一員として、同社が商用車業界のゼロエミッションな輸送への転換をリードしながら、持続的な収益性を確保するという目標に向けて取り組んでいきます。MFTBC代表取締役社長・CEOのカール・デッペンは以下のように述べます。「ダイムラー・トラック・アジアとMFTBCは2023年、優秀な業績を残しました。これらの達成に貢献いただいたお客様と従業員、パートナーの皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。当社の販売台数は 3%、収益は9%増加しました。それに加えて、当社の調整後EBITは93%増加しました。これは、レジリエントな財務パフォーマンスと持続的に成功する能力に対する当社の取り組みを示しています。特に、当社のFUSOブランドは、最新の「eCanter」を複数の国際市場に導入したことで、世界中のお客様に受け入れていただき、ZEV市場で強力なリーダーシップを発揮しました」 *1 財務指標は全てダイムラートラックホールディング社が発表したものです。*2 EBIT: Earnings Before Interest and Taxes。利払前・税引前利益 *3 トラック・アジア事業セグメントは、FUSO、RIZON、バーラト・ベンツブランドで商用車を開発・製造・販売しています。一部アジア地域では、メルセデス・ベンツブランドの商用車も販売しています。 *4 RoS: Return on Sales。営業利益率 *5「FUSO グリーンリース」は、EVトラックのニーズに合わせた新型「eCanter」専用のリース商品です。「eCanter」車両本体、車両メンテナンスサービス、特別保証など、EVトラックの導入・運用に必要なすべての内 容をパッケージ化したものです。ダイムラー・トラック・ファイナンシャル・サービス・アジア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:ハンス・ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ)が開発した、「eCanter」の導入・運用を容易にし、より安心・安全な「eCanter」の利用をサポートする製品です。現在は日本のみで販売されています。
2024/03/13 14:11 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 大型路線バス「エアロスター」新型モデルを発売
2025 年度重量車燃費基準に適合 2024年2月28日 ・2025年度重量車燃費基準に適合 ・バックアイカメラを装着し、後退時車両直後確認装置の義務付けに適合三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、「2025年度重量車燃費基準」に適合した大型路線バス「エアロスター」の新型モデルを発売します。「エアロスター」の新型モデルは、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて4月より販売します。新型「エアロスター」は、自動車の省エネルギー化と環境に配慮した走りの推進を目的に2025年度を目標年度として策定された「2025年度重量車燃費基準」に適合しました。従来モデルから高性能の小排気量エンジンを搭載することで優れた環境性能を持つ「エアロスター」は、新型モデルで転がり抵抗の低いタイヤを全車型に標準装備することで、同燃費基準に適合しました。また、アイドリングによる無駄な燃料消費と排出ガスを低減する ISS(アイドリングストップ&スタートシステム)を、エンジン始動時には常時作動する仕様に統一しました。また、後退時車両直後確認装置の義務付けにも対応し、車両後方のカメラの表示によって後退時の事故のリスクを軽減する「バックアイカメラ」を標準装備しました。バックアイカメラで車両後方の映像を車内の液晶モニターに表示し、車両後退時の視界を拡大します。省燃費性と環境性能を備えた大型路線バス「エアロスター」は、日々の交通手段として多くの人びとの生活をこれからも結んでいきます。 新型「エアロスター」 ※撮影用特別仕様車(写真はノンステップ車) ■バックアイカメラ(新規搭載/全車標準設定)広角のバックカメラにより車両後方を液晶モニターで簡単に確認でき、車両後退時の視界を拡大します。
2024/03/12 11:04 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 小型トラック「キャンター」新型モデルを発売
2024 年 2 月 21 日・ 14年振りにインテリアデザインを一新・ 先進安全装備を大幅に拡充し、走行時の安全を強化・ 後退時車両直後確認装置の装着義務付けの法規制に対応・ 先進技術でより快適で安心な小型トラックの走りをサポート三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、小型トラック「キャンター」の新型モデルを発売しました。新型「キャンター」は、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて2月より順次販売を開始します。 新型「キャンター」はインテリアを14年振りにリニューアルし、シックで統一感のある内装カラーや洗練されたスタイルの採用により、機能性を兼ね備えた新たな内装デザインに生まれ変わりました。新型モデルではダッシュボードから左右の乗降グリップまで流れるようなスタイルを採用し、乗降性を向上しました。また、視認性に優れた10インチのフル液晶メーターや、簡単に操作出来るステアリングスイッチ、およびナビゲーションやラジオの操作がタッチパネルで容易に行えるセンターディスプレイ*も新規搭載し、運転時の快適性も高めました。 *センターディスプレイはオプション設定新型「キャンター」は先進安全装置も拡充し、安全性も大幅に強化しました。従来モデルに被害軽減ブレーキ機能を搭載した左折巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0*」、そして従来モデルより車両前方の空間をより正確に監視する衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト 5」を新たに標準装備しました。また、運転注意力の低下を警告するドライバー注意監視システム「アクティブ・アテンション・アシスト」をオプション搭載し、交通標識認識機能「トラフィック・サイン・レコグニション」も標準搭載することで、様々なリスクに対応した高性能な安全性を備えました。さらに、2024年5月より施行される後退時車両直後確認装置の義務付けに対して、車両後方のカメラの表示によって後退時の事故のリスクを軽減する「リヤビューカメラ」も装備し、法規制にも対応しました。 *デュアルクラッチ式 AMT(Automated Manual Transmission)「DUONIC®2.0」車のみに設定また、新型「キャンター」は LEDヘッドライトにデイタイムランニングライトを新たに標準装備しました。昼間の運転でも常時点灯し、自車両の被視認性を高めることにより安全走行をサポートします。前方の交通状況や周囲の明るさを検知して、自動でハイビーム又はロービームに切り替える「インテリジェント・ヘッドライト・コントロール」も新規標準搭載しました。また、大型トラック「スーパーグレート」及び電気小型トラック「eCanter」で採用した新デザインのLED リヤコンビネーションランプも新たにオプション搭載*しました。 *ダンプ車を除く MFTBC独自の先進安全技術による高度な安全性能と快適性を兼ね備えた新型「キャンター」は、新しい使いやすさと安全な走行で、よりスムーズで効率の良い運行をサポートします。 *Duonic®は Daimler Truck AG の登録商標です。 新型「キャンター」 ※撮影用特別仕様車(ワイドキャブ・ハイルーフ。ボデーカラー:ナチュラルホワイト。LEDフォグランプはメーカーオプション)
2024/03/11 16:31 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新型「eCanter」のゴミ収集車を国内で初導入
2023 年 12 月 8 日 ・ 新型「eCanter」のゴミ収集車架装の初号車を香川県高松市で導入・ 高松市内で廃棄物収集事業を行うティエラルが初号車を導入・ ゼロエミッションの「eCanter」を活用した廃棄物収集作業で、高松市内のゴミ収集作業のクリーン化に貢献三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、電気小型トラック「eCanter」新型モデルのゴミ収集車1台を初めて香川県で納車したことをお知らせします。初号車となる新型「eCanter」のゴミ収集車は極東開発工業株式会社(本社:大阪府大阪市代表取締役社長:布原 達也、以下極東開発工業)が架装を行い、香川県内で廃棄物収集事業を行う株式会社ティエラル(本社:香川県高松市、代表取締役社長:杉田 直人、以下ティエラル)に12月8日に納車しました。2023年に発売した国内で第3世代目となる新型「eCanter」は、モーター駆動の動力取り出し装置 「ePTO」を新たにオプションで搭載し、車載リチウムイオンバッテリーから「ePTO」を通じて動力を架装側に伝達することで、ゴミ収集車やダンプ車両、冷蔵・冷凍車などの架装に対応します。ティエラルが導入した新型「eCanter」のゴミ収集車は、車両後方から投入したゴミを自動的に奥に押し込む圧縮装置を備えたパッカー車の仕様で、極東開発工業が新たに開発した EV ゴミ収集車用の架装「新 e パッカー」を採用しています。同車両は、ゴミを自動的に荷箱の奥に押し込む圧縮装置を「ePTO」を介して駆動し、走行時およびゴミ回収作業時のいずれもフル電動で駆動するゼロエミッション車両です。ゴミの排出方法は排出板による押し出し式のプレス式ゴミ収集車で、荷箱容積は 7.1立方メートルです。同車両はリチウムイオンバッテリーを2個搭載した M バッテリー車両で、一 充電当たりの航続距離は213km(※国土交通省審査値)です。 「eCanter」はバッテリー駆動のため走行時に排出ガスを一切出さず、騒音や振動が少ないため、商店街や市街地などの地域の環境に配慮した走行やゴミ収集作業に貢献します。ティエラルは事業活動における環境保全や、エコドライブを通じた環境への負担軽減に向けた取り組みを推進し、環境への取り組みの一環として新型「eCanter」のゴミ収集車を香川県で初めて導入しました。ティエラルが導入した「eCanter」ゴミ収集車は、高松市の商店街における事業用ゴミ回収に用いられる予定で、高松市内の廃棄物収集作業のクリーン化に貢献します。架装バリエーションを拡大した新型「eCanter」のお客様先での多様な用途での活用を通じて、MFTBC はカーボンニュートラルな輸送や地域の環境を守るクリーンな事業活動を今後もサポートしていきます。 ティエラルが導入した新型「eCanter」ゴミ収集車
2023/12/08 18:21 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう お客様のビジネスの脱炭素化をサポートする 「カーボンニュートラル推進支援サービス」を開始
2023 年 12 月 5 日 ・ エコエナジー社と協業 ・ 温室効果ガス排出量の可視化から排出削減ロードマップの策定・実行までを包括的にサポート三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、お客様のビジネスの脱炭素化をサポートする「カーボンニュートラル推進支援サービス」(以下「本サービス」)を、2023年12月より日本国内で開始しました。 本サービスは、MFTBC がエコエナジー株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:伊藤智教、以下「エコエナジー社」)と共同で展開します。エコエナジー社は、20年以上にわたって多くの企業の環境政策をサポートしてきた実績があり、温室効果ガス排出量の可視化、排出量削減の計画策定や実行支援などのサービスを提供しています。MFTBCがお客様のニーズに合わせてこれらのサービスをご提案し、エコエナジー社が実務を担当します。日本政府の2050年カーボンニュートラル達成という目標や ESG 投資気運の拡大などを受けて、企業にはカーボンニュートラル化への取り組みやその計画の策定・開示といった社会的要請が高まっています。しかし、カーボンニュートラル化は自社の事業活動に留まらず、サプライチェーン全体に及ぶ取り組みが求められます。温室効果ガスの排出量を把握・管理するためには、自社の直接排出量だけでなく、他者から供給されたエネルギーの使用による排出量やその他の間接排出量も含めた取り組みが欠かせません。物流業界においては、荷主企業からカーボンニュートラル化に向けた取り組みを求められるケースがあり、お客様からは「どこから始めればいいのかわからない」といった声が聞こえてきています。MFTBC は、エコエナジー社との協業により、包括的なカーボンニュートラル化のソリューションを提供することで、お客様のこれらの社会的要請への対応を支援します。 本サービスは、MFTBC の「FUSO e モビリティソリューションズ」のメニュー「ゼロエミッションソリューション」の一部です。「FUSO e モビリティソリューションズ」は、お客様の MFTBC の電気小型トラック 「eCanter」の導入・運用を包括的にサポートするソリューションプログラムです。MFTBC の知見と経験を活用し、お客様の e モビリティへの転換を包括的に支援します。 MFTBC は「eCanter」による輸送領域に加え、お客様のビジネス全般についてもカーボンニュートラ ル化のお手伝いをすることによって、物流業界の脱炭素化を促進し、ひいては政府のカーボンニュートラル目標への貢献を目指してまいります。
2023/12/08 17:34 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」が e-Mobility Power社の公共充電ネットワークを利用可能に
2023 年 11 月 16 日 ・「eCanter」がe-Mobility Power社の「eMPカード」の対象に・ 国内最大の公共充電ネットワークが順次利用可能に・ 充電の選択肢の多様化によるユーザーの使い勝手の向上と EV トラックのさらなる普及を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)の電気小型トラック「eCanter」が、株式会社 e-Mobility Power(本社:東京都港区、代表取締役社長:四ツ柳尚子、以下「e-Mobility Power 社」)が発行する充電サービスカード「eMPカード」の対象車両に選定されました。全国の「eCanter」のユーザーは2023年11月以降、e-Mobility Power社のウェブサイトもしくはスマートフォン向けアプリで会員登録を行い、e-Mobility Power 社から「eMPカード」が交付され次第、 e-Mobility Power 社の全国最大の公共充電ネットワークの一部で、充電器の利用が順次可能になります。* 1 当初は全長5メートル以下・標準幅の車両が対象ですが、今後、よりサイズの大きな車両も利用可能な充電スポットが拡大される予定です。* 2 * 1 利用は有料です。詳しくは e-Mobility Power 社のウェブサイトをご確認ください。 * 2 利用可能な充電スポットは、e-Mobility Power 社のウェブサイトで確認可能です。 e-Mobility Power 社は全国の商業施設や道の駅、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、 自動車ディーラーなどに普通・急速合わせて2万口以上* 3の充電ネットワークを展開しています。今後、電気(EV)トラック向けに対応する駐車スペースを確保した充電スポットの新設も計画されています。* 3 トラック向けに利用可能な充電設備は、車両サイズなどによって限られます。「eCanter」が「eMPカード」の対象となったことにより、「eCanter」のユーザーは自社事業所における充電(基礎充電)だけでなく、運行ルート途上での「経路充電」も可能になります。MFTBC は EV トラックの充電方法の多様化によって、EV トラックの課題の一つである航続距離に対する不安を軽減し、「eCanter」活用用途の拡大と、ユーザーの使い勝手の向上による EV トラックのさらなる普及への貢献を目指します。MFTBC は2017年に国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」を発売し、2023年3月には 「eCanter」新型モデルを投入しました。新型「eCanter」は車両サイズや航続距離、架装の種類を大幅に拡大し、お客様の多様なニーズに対応できる EV トラックとして、お客様から好評をいただいています。2023年10月には「eCanter」の国内における累計納車台数が300台を突破しました。* 4 MFTBC は車両に加え、「FUSO e モビリティソリューションズ」の枠組みなどによって、お客様の EV トラックの導入・運用をサポートする取り組みにも注力しています。* 4 従来型と新型の合計。MFTBC は今後も、お客様のニーズにお応えする製品・サービスの開発に取り組んでまいります。
2023/11/20 18:14 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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