コベルコ建機が重機作業をテレワーク化! オペのクラウドマッチングに向け現場を可視化
具体的には、センシンロボティクスが得意とするドローンやLiDAR(3Dレーザースキャナー)を使って各種データを収集し、3D点群による測量結果や、水流シミュレーション結果の3D図面への反映による情報の可視化を行います。
これらの情報は、テレワークする重機オペレーターのコックピットにリアルタイム伝送します。
現場情報の可視化イメージ。3Dでこれだけのことがわかれば、実際の現場に行ったのと同じような理解がえられそうだ
また、センシンロボティクスは、スキャン・エックス(本社:東京都港区)と共同で、3D点群データから地物や樹木などを自動的に認識するフィルタリングや高度な解析技術、データ共有システムなどの開発を進めています。
スキャン・エックスのクラウドを利用した現場全体の3D点群マップ化イメージ
センシンロボティクスと言えば、自動離着陸、自動充電、撮影データの自動転送の機能を備え、完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN Drone Hub」を製品化しています。
完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN Drone Hub」(写真:センシンロボティクス)
日々刻々と変わる現場の状況を、ドローンで「現場のリアルタイム・デジタルツイン化」を行い、そのデータを工事関係者がクラウドで共有しながらテレワークする近未来の建設業が、なんとなく想像できそうですね。
さらに下の動画を見ると、テレワークの先には、建機の自動運転が待っていることがわかります。これからの働き方改革をイメージするのに参考になりますよ。
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最終更新:2021/04/2817:21