「建設機械」のタグ一覧 (61件中1~20件を表示)
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加藤製作所 日本航空大学校 石川向け 能登半島地震復興支援 建機寄贈のお知らせ
株式会社加藤製作所は、2024年11月20日(水)に日本航空大学校 石川(現在は東京都青梅市の仮校舎)に、復興支援の一環として万能トラックローダーCL45を無償で提供いたします。この提供は、令和6年能登半島地震による同校への甚大な被害を受けて行われるもので、除雪用途や土砂移動以外に教育用教材としての使用も期待されております。 ■背景 2024年1月の震災前には、同校に対して敷地内除雪および機械実習の教材として、万能トラックローダーCL45の有償提供が予定されていました。しかしながら、震災後は能登空港キャンパスでの授業継続が困難となり、同校は仮校舎として東京都青梅市の明星大学青梅校舎に移転しました。当社は、この移転を受け、復興支援の一環として万能トラックローダーCL45を無償で提供し、教育活動の再開を支援することにいたしました。 足元では建設機械のオペレーター不足が進むなか、被災現場で建設機械を操縦する人材の育成・確保が急務となっております。本機の提供により少しでも多くの学生が建設機械に興味を持ち、操作技能向上の一助になることを期待しております。 改めて被災地域の一日も早い復旧・復興を祈念するとともに、当社では今後も積極的に事業を通じた被災地への支援活動に努めてまいります。■日程2024年11月20日(水)13:00~ ご納車・使用方法の説明・写真撮影など15:00~ 終了予定会場: 日本航空大学校 東京青梅キャンパス (東京都青梅市長淵2丁目590)
2024/11/13 11:18 株式会社加藤製作所
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コマツ F1ドライバーが遠隔操作システムで建設機械の操作も体験 F1チーム「ウィリアムズ・レーシング」ドライバー アレックス・アルボン選手がコマツ大阪工場を訪問
ウィリアムズ・レーシングのマシンカラーに特別塗装した油圧ショベルも登場 コマツ(社長:小川啓之)は、2024年4月3日に大阪工場(大阪府枚方市)で、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下「F1」)の「ウィリアムズ・レーシング」のドライバーであるアレックス・アルボン選手(以下、アレックス選手)の訪問を受けました。この訪問は、当社が2024年2月に締結したウィリアムズ・レーシングとのスポンサーシップ契約により実現したものです。 大阪工場では、4月5日(金)から7日(日)に鈴鹿サーキットで行われるF1日本グランプリに向けた応援の意を込めて、ウィリアムズ・レーシングのマシンカラーに特別塗装をした油圧ショベル「HB205-2」の展示でお出迎えしました。また、アレックス選手にコマツをより深く知っていただくために、大阪工場内の研修施設「匠の杜」で、ものづくりマイスターによる指導のもと、金属加工のものづくり体験や、遠隔操作による油圧ショベルの操作*を体験していただきました。 コマツはこれからも、ウィリアムズ・レーシングとの様々な活動を通じて、新たな価値を創造してまいります。*安全に配慮のうえ、特別な仕様での遠隔操作体験 ウィリアムズ・レーシングのマシンカラーに特別塗装をした油圧ショベル「HB205-2」とアレックス選手 ■アレックス選手のコメント コマツの大阪工場を訪れて、非常に大きい工場であること、また大勢の社員の皆さまから温かい歓迎を受けて、とても光栄に思います。 コマツとウィリアムズ・レーシングとは過去にもパートナーシップを結んでいた経緯があり、今回また一緒に取り組むことができることをとてもうれしく思っています。 今日は、この工場で建設機械の遠隔操作を体験しました。とても大きく、高価なマシンの操作ということで緊張しました。しかしながら、サポートを受けながら操作を行って見て、とても楽しい経験でした。 コマツをはじめ、日本のファンの皆様には、F1に対してとても熱心に応援していただいており、とてもうれしく思っています。皆さんの声援を受けて、レースに臨みます。 (左から)大阪工場 総務部長 若林 亨、コマツユニオン大阪支部 支部執行委員長 米田 泰明、アレックス選手、執行役員 生産本部 大阪工場長 谷川 徳彦、常務執行役員 本多 孝一 ものづくり体験で、コラボレーションロゴプレートを作成 取材に応じるアレックス選手 【プロフィル】・アレックス・アルボン8歳でモータースポーツの道を歩み始めたアレックスは、ホンダのカデットクラスでレースを始め、瞬く間にランクを上げて複数のタイトルを獲得した。2010年にはKF3カテゴリーでCIK-FIAワールドカップとCIK-FIAヨーロピアンチャンピオンシップの両方を獲得するなど、複数の大会でチャンピオンに輝いた。アレックスは2012年にシングルシーターに転向し、フォーミュラ・ルノー2.0に3シーズン参戦し、2014年のユーロカップ・カテゴリーで総合3位に入った。その後、2015年にFIAフォーミュラ3ヨーロッパ選手権にステップアップし、総合7位、表彰台に5回上った。2016年はGP3シリーズに舞台を移したが、惜しくもタイトルを逃し、シャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えた。2年連続でFIAフォーミュラ2に参戦したアレックスは、2018年のチャンピオンシップでジョージ・ラッセルとランド・ノリスに敗れて3位となった。これがF1への移籍のきっかけとなり、アレックスは2019年にスクーデリア・トロ・ロッソに起用された。数々の目を引くパフォーマンスによってわずか12レースでレッドブル・レーシングに昇格したアレックスは、2020年もレッドブル・レーシングにとどまり、2度の表彰台を獲得してシーズンを総合7位で終えた。2021年、アレックスはレッドブル・レーシングのリザーブドライバーに指名された。2021年にはレッドブル・レーシングのリザーブドライバーに任命され、DTMでのフルキャンペーンと合わせて総合6位でフィニッシュした。2022年、アレックスはウィリアムズ・レーシングのレースドライバーに就任。2022年シーズン、アレックスはメルボルンでのデビュー戦でポイントを獲得したほか、マイアミで9位、ベルギーで10位に入るなど、際立ったパフォーマンスでチームを印象づけた。ウィリアムズ・レーシングは2022年シーズン中に、アレックスが2023年のFIAフォーミュラ・ワン世界選手権とそれ以降もドライバー・ラインアップに残ることを発表した。アレックスは2023年シーズン、ドライバーズチャンピオンシップ13位で27ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップ7位獲得に貢献した。モントリオールとモンツァでは7位、カタールのスプリントレースでは7位と、グランプリで7度トップ10入りを果たしている。2024年は、アメリカ人ドライバーのローガン・サージャントとともにウィリアムズ・レーシングで3年目を迎える。
2024/04/15 14:44 株式会社小松製作所
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日野と大林組、新丸山ダムにおける自動自律建機等と自動運転ダンプトラックのDX施工(※1)に向けた実証実験を実施
2024年2月27日 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長 小木曽聡、以下 日野)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO 蓮輪賢治、以下 大林組)と、実際のダム建設現場である新丸山ダム(岐阜県加茂郡八百津町、御嵩町)において自動自律建機等と自動運転ダンプ(レベル4相当)※2のDX施工に向けた実証実験を2023年12月までの4カ月間実施しました。 日野は、物流業・建設業が直面する課題の解決や持続可能な社会実現のため、CASE※3技術の活用ならびにお客様・パートナーとの共創によるソリューションの更なる深化を推進しています。その一環として、大林組とは互いの知見を合わせ自動自律建機等および自動運転ダンプの実用化に向けて取り組んでおり、両社での建設現場における実証実験は、2020年11月に実施以来二度目となります。 本実証では自動自律建機、自動運転ダンプ、ならびに有人運転建機と有人運転ダンプを、大林組の開発する建機フリートマネジメントシステム※4下で管制し、掘削積込みから運搬、敷き均し、転圧までの盛土工事を、計画から品質管理まで全自動化した実現検証を行いました。※1 AI、ICT、IoT等のデジタル技術を取り入れて複合的に活用し、建設プロセス全体を最適化するもの※2 限定領域内の無人走行を想定した自動運転※3 C=Connected(コネクティッド・接続性)、A=Autonomous(自動運転)、S=Shared(シェアード・共有)、E=Electric(電動化)の頭文字からとった造語。新しい領域で技術革新、自動車業界を取り巻く変革の動き(トレンド)のこと※4 複数台の建設機械が連動して協調運転するよう制御するシステム■自動運転ダンプトラック 本実証で使用した自動運転ダンプは、ベース車両である大型トラック「日野プロフィア」に自動運転技術を搭載しており、日々刻々と変化する施工現場内の不整地において、前後進、自動ダンプアップ/ダウン等のオペレーションを実行します。車両の自己位置把握や走行安全機能はこれまでの実証実験から大幅なレベルアップを図るとともに、外部指示に基づく自動経路生成や他車両との相対位置把握、高精度な正着制御を新技術として搭載しております。本実証では安全を最優先し、想定外の事象に備えてシステム監視者が乗車しました。 自動運転ダンプトラック外観 荷積みエリア 荷下ろしエリア ■新丸山ダムにおける自動運転ダンプトラック紹介映像 本実証の結果を踏まえて実用化に向けた検討を進めるとともに、今後は自動運転トラック複数台が連携する無人化施工の実装を目指します。
2024/03/13 15:22 日野自動車株式会社
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コマツがキッザニア東京にパビリオンを出展 2024 年 3 月 19 日オープン
~シミュレーターを用いてブルドーザーなどの建設機械を開発する仕事体験が登場~ 2024 年 2 月 20 日株式会社小松製作所KCJ GROUP 株式会社 株式会社小松製作所(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:小川 啓之、以下 コマツ)と、KCJ GROUP 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:圓谷 道成、以下 KCJ GROUP)は、KCJ GROUP が企画・運営を行うこどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)において、コマツがオフィシャルスポンサーとなる「建設機械開発センター」パビリオン(以下 本パビリオン)を、2024 年 3 月 19 日(火) にオープンすることを決定しましたのでお知らせいたします。 (同日、オープニングセレモニーの実施を予定) 「建設機械開発センター」パビリオン イメージ 本パビリオンでこども達は「建設機械開発者」として、建設機械の種類や役割について学んだあと、建設現場の特性に適した建設機械(油圧ショベル・ブルドーザー)を開発するために、シミュレーターを活用した運転操作による検証を行います。 今回体験するブルドーザーや油圧ショベルは、私たちの暮らしの中で、大規模な土木工事から都市土木、農業、林業、鉱山、道路整備、また災害時の復旧などの現場で活躍しています。コマツは、世界中の人々の生活をより良く、社会をより豊かにするという思いを胸に、未来の現場が安全で生産性の高いスマートでクリーンな現場になるよう、建設機械を通じた新たな価値の創出に挑戦し続けています。 コマツとKCJ GROUP は、本パビリオンでの体験を通じて、こども達に建設機械を身近に感じてもらい、社会での役割や先進性を知ることで、建設機械やその技術に興味を持ってもらうことを目指しています。また、ものづくりの楽しさやおもしろさに気づくきっかけとなることを願っています。 ■体験のポイント ・建設機械の知識を学び、建設機械が社会でどのように役に立っているかを知ることができる ・建設機械(油圧ショベル・ブルドーザー)を開発する ・シミュレーターを使って建設機械(油圧ショベル・ブルドーザー)を操作する<参考資料> ■パビリオン概要パビリオン名: 建設機械開発センター 職業名 : 建設機械開発者 定員 : 4 名/1 回 所要時間 : 約 30 分 給料 : 8 キッゾ 成果物 : プロダクト検証シート 体験内容 : シミュレーターを使って、建設機械(油圧ショベル・ブルドーザー)の開発と検証を行う ※対象の建設機械(油圧ショベル・ブルドーザー)は、各回交互運営 スポンサー : コマツ オープン日 : 2024 年 3 月 19 日(火)第2部
2024/03/11 15:23 株式会社小松製作所
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無料VRゲーム「重機でGo」がよりリアルに! スマホやPCで重機を手軽に練習でき、一般人のオペ養成にも
建設機械の代表的な機種であるバックホーは、アームやブーム、ショベルのほか旋回機構やクローラーによる走行などを駆使して仕事を行う、とても面白いマシンです。工事現場ではどこでも見かけるので、子どもたちや一般人も「一度乗ってみたいな」と思っている人も多いでしょう。そんな願いを手軽にかなえて、重機オペレーターの気分になれるのが、トライアロー(本社:東京都港区)が開発し、無料公開している重機シミュレーターアプリ「重機でGo」です。アプリはiOS版やAndroid版のほか、Oculus Quest、Oculus(Meta) Quest2版が公開されており、スマートフォンやタブレット、VRゴーグルを使って、現場の土砂を掘削してトラックに積み込むなど、リアルな重機操作を体験できます。 重機シミュレーターアプリ「重機でGo」。タブレットやスマホ(左)のほか、VRゴーグル(右)を使ってリアルな重機運転が楽しめる(以下の資料、写真:トライアロー) このアプリは人気を集め、2019年のリリースから2023年11月までの間に、ナ、ナ、ナ、ナント、24万ダウンロードを達成したのです。(トライアローのプレスリリースはこちら)同アプリはこのほど、リニューアルが行われてよりリアルになりました。例えば、バックホーで土をすくう作業では、すくった回数から定量的な「立米(m3)」に変更されました。 運転室からみた現場。すくった土砂の量が「立米」でカウントされる また、レバーを倒せば一定速度でアームが動いていたのが、レバーの倒し具合によってアームが動く速度をコントロールできるようになりました。さらに視点切り替え機能が追加され、運転席からの視点のほか、重機を外から俯瞰ふかんして見ることもできるようになりました。 視点切り替え機能で、重機を外から俯瞰して見られるようになった また、ゲームとしてのステージ数も従来の2つから4つに増えました。まずは、指定された範囲の土砂を掘削し、トラックに積み込む(ステージ1)、道路工事現場で小型の重機で細長い溝を掘削し、トラックに積み込む(ステージ2)といった基本的なステージをクリアします。 ステージ2。道路工事現場で細長い溝を掘削し、トラックに積む ステージ2を運転席から見た風景。トラックは真後ろに止まっている
2023/12/07 11:18 株式会社イエイリ・ラボ
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コマツ リチウムイオンバッテリー搭載 13 トンクラス 新型電動ショベル「PC138E-11」市場への導入を開始
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 11 月 16 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、このたび、リチウムイオンバッテリーを搭載した 13 トンクラスの電動ショベル 「PC138E-11」について、国内市場へレンタル機として 2024 年 1 月以降に導入を開始します。国内市場への導入後欧州市場にも導入することを予定しています。電動化市場がまだ形成されていない建設機械において、製品ラインナップを拡充しお客さまのニーズに応えることで 2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 【リチウムイオンバッテリー搭載 13 トンクラス 新型電動ショベル 「PC138E-11」】 当該機は、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、電動コンポーネントとバッテリーの冷却システムを集約することで、後端旋回半径を抑えながらも長時間稼働を実現しました。将来電動化市場が形成されることが見込まれる各地域で、稼働条件や電源環境などが異なる様々なお客さまにレンタル機として使用いただくことで、環境性や安全性を実感いただくと共に、お客さまの声や知見を蓄積し、電動化市場の形成につなげていきます。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの市場導入は、その第四弾となります。油圧ショベルは建設機械の中でも汎用性が最も高く、13トンクラスは、都市土木など比較的狭い現場を中心に幅広い現場や用途で使用されることから、当該機の市場導入をきっかけとしてより広範な市場のニーズを開拓し、電動化市場の形成を目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【商品の主な特徴】1.環境性・経済性・バッテリー駆動式で人と作業環境にやさしい排気ガスゼロを実現 バッテリー駆動式のために排気ガスがいっさい発生せず、クリーンな作業環境を実現します。車両周辺の作業員や樹木にやさしく、屋内工事や都市部での工事など、さまざまな現場で幅広く活躍します。2.快適性・安心・大容量リチウムイオンバッテリー搭載で長時間の稼働と車体のコンパクト化を実現 225kWh のリチウムイオンバッテリーを搭載しており長時間の稼働が可能です。長時間の稼働と車体のコンパクト化を両立することで、より幅広い現場での稼働を実現します。・静音性に優れた電動モーターで車体騒音・周囲騒音を大幅低減 動力源はモーターのため、エンジンによる騒音が発生しません。作業中でもオペレーターが周囲の作業員とコミュニケーションをとりやすく、安全で的確に作業が行えます。・車体振動や車体からの発熱量低減で、快適な作業環境を実現エンジンがないため、機械周辺が熱くならず、また、オペレーターに伝わる振動が大幅に改善されました。これにより、作業中のストレスや疲労を軽減でき、快適に作業が行えます。3.安全性・信頼性・整備性・安全で容易な日常点検を実現した車体構造 日常点検部と高電圧部を完全に分離しており、高圧電源を気にせずに安全に日常点検を行えます。また、 エンジンや燃料に関係する点検項目が無いため、日常点検や定期メンテナンス項目が大幅に削減されました。
2023/11/17 16:41 株式会社小松製作所
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日立建機 建設現場での電力供給ソリューションにおける協業に関する覚書を締結しました
―可搬式充電設備を共同開発し、建設現場におけるゼロ・エミッション化を促進― 2023年10月25日日立建機株式会社九州電力株式会社 ゼロ・エミッション化された建設現場のイメージ 日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:先崎 正文、以下、日立建機)と、九州電力株式会社(本店:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:池辺 和弘、以下、九州電力)は、10月23日、建設現場での電力供給ソリューションで協業する覚書を締結しました。 昨今、世界的にCO2削減の取り組みが進む中、土木・建設業などを営むお客さまをはじめとするさまざまなステークホルダーから、電動化建機について関心が高まっています。建設現場のゼロ・エミッション化を促進するためには、電動化建機の安定稼働だけでなく、充電などのインフラ設備も提供することが重要です。 両社は、本覚書に基づき、九州電力の産業用機械向けリチウムイオン電池パックを使用した建設現場向けの可搬式充電設備の共同開発を、2024年から開始します。この可搬式充電設備は、電動化建機のみならず、建設現場で用いられる幅広い資材や設備(照明機材、電動機器、事務所など)に対応可能なもので、建設現場のゼロ・エミッション化の促進に貢献します。なお、開発した可搬式充電設備は、日立建機が近年中に新設するオープンイノベーション研究施設でのデモンストレーションや製品化に向けた市場評価に活用する予定です。 九州電力は、地球温暖化への対応およびエネルギー利用効率化の観点から、30年来、リチウムイオン電池を安全に使用するために必要な電池監視・制御技術の研究や急速充電技術の研究を行ってきました。また、東日本大震災をきっかけに、医療機関との蓄電池を用いた災害救援機材の開発にも着手してきました。さらに近年では、産業用機械で使用済みのリユース電池の有効活用も進めており、2022年4月から産業用機械向けのリチウムイオン蓄電池パックやリユース電池を活用した移動式ポータブル電源装置の製造・販売事業を開始しています。 日立建機は、都市土木向けのバッテリー駆動式ミニ・小型ショベル4機種を欧州市場に展開しています。今後、さらに建設現場のゼロ・エミッション化を促進するために、2023年10月1日付で新たな組織「ゼロエミッションビジネスモデル構築プロジェクト」を立ち上げました。本件も、この取り組みの一環となります。 また、日本国内の販売や部品・サービス事業を担う日立建機日本株式会社(本社:埼玉県草加市、代表取締役社長:廣瀬 雅章)は、全国の地方自治体と災害協力協定を結んでおり、災害時の復旧作業に必要な建設機械などの提供に加え、将来的には開発した可搬式充電設備の提案も視野に入れています。 本取り組みを通じて、九州電力がこれまで培った電池応用技術に関する知見と、日立建機の建設機械に関するノウハウや販売・サービス網を生かして新たな価値創造に挑み続け、社会・環境・お客さまの課題解決に貢献してまいります。
2023/10/25 11:10 日立建機日本株式会社
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日立建機 11月19日(日) 土浦工場で「第16回日立建機フェスティバル」を開催
2023年10月10日 11月19日(日)に茨城県土浦市の土浦工場において、「第16回日立建機フェスティバル」を開催します。「日立建機フェスティバル」は、日頃お世話になっている地元の方々をはじめとする皆さまへ感謝の思いを込めたイベントです。2019年に開催して以来、新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催を見送っていましたが、今回、4年ぶりに開催を決定しました。 2019年「第15回日立建機フェスティバル」開催時の様子 当日は、土浦工場の見学はもちろん、油圧ショベルなどの建設機械の展示や双腕仕様機アスタコの実演を行います。恒例のじゃがいもなどの詰め放題に加え、地元商工会、試験場がある北海道浦幌町観光協会などのご協力を得て、地域の特産品販売も実施します。お子さまを対象としたゲームコーナーや、「王様戦隊キングオージャー」のキャラクターショー、ほか豪華景品が当たる大抽選会など、ご家族でお楽しみいただける企画を盛りだくさんにご用意しております。また、三陸・常磐地域の水産業などの復興・発展につなげるプロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」の一環として、三陸・常磐地域の海産物の提供を予定しております。皆さまお誘い合わせの上、どうぞお越しください。過去のフェスティバルの様子はこちらイベント概要日時 :2023年11月19日(日)10:00~14:00 (雨天決行)会場 :日立建機株式会社 土浦工場(茨城県土浦市神立町650)入場料 :無料お問い合わせ :日立建機株式会社 土浦工場 総務部 TEL:029-832-7150※駐車場情報や当日の詳細なプログラムのご案内は後日掲載予定です。
2023/10/10 17:23 日立建機日本株式会社
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コマツと Honda が共同開発した電動マイクロショベル「PC05E-1」を新発売
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 9 月 26 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本田技研工業株式会社(代表執行役社長:三部敏宏、以下、Honda) と共同開発した電動マイクロショベル「PC05E-1」を本年 10 月より国内市場で発売します。電動化市場がまだ 形成されていない国内の建設機械市場において、多様な機種を導入しお客さまのニーズに応えることで 2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 電動マイクロショベル「PC05E-1」 当該機は、2022 年 3 月より国内市場に導入している電動マイクロショベル「PC01E-1」の系列拡大機種です。コマツの建設機械の中でも小規模な土木・建築工事やガス・電気・配管工事などの現場で利用されることの多い現行のマイクロショベル「PC05-1」に、「PC01E-1」と同様に動力源として Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパックイー※ 以下、着脱式可搬バッテリー)や電動パワーユニット(eGX)を搭載することで電動化を実現しています。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの電動マイクロショベル 「PC05E-1」の発売はその第三弾となります。当該機の発売などにより、お客さまの作業環境改善やカーボンニュートラル実現に貢献することで、電動化市場の形成を目指します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。※:Honda Mobile Power Pack e:は、Honda が開発した着脱式可搬バッテリーです。 【商品の主な特徴】・ 環境にやさしくパワフルな電動モーターを採用 バッテリー駆動のため、排出ガスとエンジン音がありません。さらに、全回転域で力を発揮できる電動モーターの 採用により、現行のエンジン車が苦手とする低回転数の作業においても力強い掘削性を発揮します。 ・ 着脱式可搬バッテリー Honda Mobile Power Pack e: を採用 バッテリーは交換式でどなたでも簡単に交換・充電が可能です。作業中に電池残量が少なくなった際はバッテリーを交換することで充電時間を待たずに作業を継続できます。また、充電についても専用充電器が家庭用 100V 電源に対応しているので、電源があればどこでも手軽に充電が可能です。・ 見やすいモニター画面 シンプルで見やすいモニター画面を搭載。運転時間やバッテリー残量などの情報を表示します。 ・ らくらくメンテナンス エンジンを搭載していないので、エアクリーナーやフィルター類の清掃およびエンジンオイルの点検・燃料補給が 不要です。手間のかかる日常の点検・保守作業が大幅に軽減されます。点検の際も作業が行いやすいようにバッテリーフードをフルオープンできる構造を採用しています。・ ミッドシップレイアウトを採用したことで安定性とコンパクト性を両立 バッテリーを機械中央部に配置した、ミッドシップレイアウトを採用。現行のエンジン車と同様に安定性とコンパ クト性の両立を実現しました。・ 油圧ハンドツール用の油圧取り出し口を標準装備 油圧ハンドツールの油圧源として活用できる油圧取り出し口を標準装備。多種多様な油圧ハンドツールを現場で使用できるので、幅広い作業ニーズに応えられます。また、現行のエンジン車と異なり、油圧ハンドツールの使用時に本体から排気ガスとエンジン音が出ないので、快適に作業を行えます。 【 発 売 月 】 2023 年 10 月 【公表価格】 3,100 千円(工場裸渡し消費税抜き) 【販売目標】 50 台/年(国内のみ)参考)電動化建機の関連ニュースリリース 第一弾:リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベルを欧州市場へ導入 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230718第二弾:リチウムイオンバッテリー搭載 20 トンクラス 新型電動ショベル 市場への導入を開始 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230721
2023/09/26 16:38 株式会社小松製作所
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日立建機 10月1日に浦幌試験場で「第8回日立建機フェスティバル×うらほろ収穫祭」を開催します
2023年9月7日 10月1日(日)、日立建機 浦幌試験場(北海道十勝郡浦幌町)において、日立建機と浦幌町観光協会との協賛による「第8回日立建機フェスティバル×うらほろ収穫祭」を開催します。 2019年開催時の様子 本イベントは、日頃よりお世話になっている地元の方々をはじめとする皆さまに感謝の思いを込め、企画しました。2019年に開催して以降、新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催を見送っていましたが、今回、4年ぶりに開催を決定しました。 イベント当日は、世界各地の鉱山で活躍している超大型ダンプトラックなどの建設機械の展示や、双腕仕様機「ASTACO(アスタコ)」のデモンストレーションを行います。ご来場者の皆さまには、機械を見学いただくだけでなく、超大型ダンプトラックへの搭乗やミニショベルの操縦の体験など、実際に機械に触れながら楽しんでいただけます。また、会場内の売店では、日立建機が生産拠点を構える茨城県の銘菓やミニチュアモデルなどの日立建機グッズを販売します。他にも、お子さま向けのゲームコーナーのほか、豪華景品が当たる抽選会や地元の中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏会など、ご家族でもお楽しみいただける企画を盛りだくさんにご用意しておりますので、お誘い合わせの上、どうぞお越しください。イベント概要 日時:2023年10月1日(日) 10:00~14:00 会場:日立建機 浦幌試験場(北海道十勝郡浦幌町字瀬多来266番地)※ 駐車場には数に限りがございます。浦幌町役場より無料シャトルバスが運行されますので、ぜひご利用ください。 入場料:無料 お問い合わせ:015-576-4711※荒天により中止する場合がございます。中止の場合、当日8:00以降に電話番号(015-576-4711)にご連絡いただくと、自動音声にてお知らせします。 2019年開催時の様子
2023/09/07 11:27 日立建機日本株式会社
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ドローンとAIで建機をデジタルツイン管理! 鹿島とAI insideが資機材管理の生産性を4倍に
工事現場に点在する建設機械や機械などの資機材が今、どこにあるのかを把握するのは、施工の安全管理や効率化の上で大変、重要な作業です。担当者は現場を巡回し、時には高所や狭い場所に入って、「どこに何が、何台あるのか」を調べ、レンタル品で余ったものがないか、点検期限切れのものがないかといった管理を行います。この膨大な手間ひまがかかる資機材管理を効率化しようと、鹿島建設とAI inside(本社:東京都渋谷区)は画期的なシステムを開発しました。現場に点在する建機などを、ナ、ナ、ナ、ナント、ドローンとAIによって発見し、その位置をデジタルツイン(デジタルの双子)で管理しようというのです。(鹿島のプレスリリースはこちら) ドローンで撮影した映像から、AIが建機などの資機材を検出したイメージ(資料:AI inside) 建機などの位置は、現場のデジタルツイン上に自動的に反映される(資料:鹿島)●建機などの位置は、現場のデジタルツイン上に自動的に反映される(資料:鹿島) このシステムは、AI insideのAI統合基盤「AnyData」に、ドローンで撮影した建機などの写真を使い、名称と形を学習させて開発しました。その結果。ドローンで現場を撮影した動画から、AIが資機材の名称や位置を自動的に検出できるようになりした。現在は、人の大きさ程度の資機材であればほぼ検出でき、検出可能な資機材は25種類に上っています。その資機材の位置を、ドローンの飛行記録から割り出して、現場のデジタルツイン上に表示します。建機の存在や位置を可視化することで、広い現場でも資機材の管理を効率的に行えます。 システムの概要とフロー(資料:鹿島) 活用していない資機材も判別わかるので、そのような資機材があれば返却するなど、無駄をなくすことにもつながります。また、個別の管理を行いたい資機材については、プラカードを使用した識別によって法定点検日等を管理することも可能です。 個別に管理したい資機材に張り付けられたプラカード(資料:鹿島) 鹿島はこのシステムを自社が施工する「大河津分水路新第二床固改築Ⅰ期工事」(発注者:国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所)の現場で導入しました。その結果、資機材管理にかかっていた時間が、1回当たり2時間から30分に短縮されたのです。生産性で言うと4倍になったというわけですね。今後、鹿島は資機材の検出精度を上げるとともに、手で持てる程度の小さな資機材も検出できるように開発を進める計画です。この工事で構築した資機材管理用のAIモデルは、他の現場でも活用できるので、全社への展開も検討しています。また、同社が多くの土木現場で活用している、現場見える化統合管理システム「Field Browser」と連携させることで、現場業務の効率化も目指していきます。こうしたシステムの活用により、現場内の情報を把握するため「移動のムダ」も、劇的に減っていきそうですね。
2023/07/20 12:02 株式会社イエイリ・ラボ
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加藤製作所 本日より申込受付開始! 【ふるさと納税】寄附額3.5億円の建設機械5台セット
~もしもの災害から早期の復旧活動を可能に~ 2023 年 7 月 4 日 株式会社 加藤製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤公康、証券コード:6390)は、このたび「災害発生からの早期復旧」をテーマに当社が製造・販売する建設機械(以下、建機)の製品群から5台を選定し、当社が工場を操業する茨城県五霞町「ふるさと納税」の返礼品として設定いたしました。 本日、2023 年 7 月 4 日(火)から本件に関する取り扱いを開始いたします。 ■背景 近年、日本国内においては地震や局地的な豪雨に伴う土砂被害など広範囲に渡り自然災害が多発してお りますが、当社では災害復旧用の建機が各地に数多く設置されることが、早期の災害復旧活動に繋がると考えております。 今回、当社が返礼品として選定した建機は、実際に災害発生現場にて活躍したシリーズのものであり、いずれも総合建機メーカーとして創業から 120 余年の当社が自信をもって送り出す自慢の製品となります。それぞれが土砂の掘削、運搬、その後に続く資材の搬入搬出といった災害復旧時に必要な一連の作業に適 した機能を有し、狭小地での小回りが利くサイズのものを選定しております。 建機5台セットの設定となるため、本件の寄付額はふるさと納税の返礼品として最高額となる3.5億円※1 と大変高額となりますが、ご自身での保有に限らず、自治体等へ寄贈※2 することで地域の災害復旧対策支援としてお役立てください。 当社は、今後もインフラ整備に役立つ製品の開発を続け、事業を通じて社会に貢献してまいります。※1 2023 年 6 月末時点当社調べ ※2 予め寄贈(譲渡)先の承諾が必要となります ■返礼品概要〇当社茨城工場(茨城県五霞町)等で生産する建設機械(以下、建機)製品の中から、トータル5台 ・ラフテレーンクレーン MR-130RfⅡ…狭隘地での機動性にも優れ、主に市街地などの狭い現場で活躍 ・クローラキャリア IC70R …荒地などで土砂を運搬できる新製品の旋回式不整地運搬車 ・油圧ショベル(8t) HD308US-7…土砂崩れや道路の陥没、大雪による雪の除去などに力を発揮 ・ミニショベル(4.5t)HD45V5 …小回りが利き、土砂・がれきの片付け、早期復旧に貢献 ・ミニショベル(3t) HD30V5 …小回りが利き、土砂・がれきの片付け、早期復旧に貢献〇寄付金額:3.5億円 ■特典 〇日本国内全国配送可能(海外配送不可) 〇事前に所有・保管について承諾が頂ければ、ご指定の日本国内自治体への納品(寄贈用)も可能 〇お名前やカラーなどオリジナル塗装 〇導入指導 〇全国各地にネットワークを持つ当社協力工場の経験豊かなスタッフによる製品メンテナンス訪問対応 〇アタッチメント等オプション有償対応 〇無償メンテナンス期間終了後の定期点検有償対応 ■その他ご注意事項 ※本返礼品は事前に確認が必要な商品のため、お申込み前にメールなどでお問い合わせください。 問合せ先:株式会社 加藤製作所 窓口 MAIL pr-kato@kato-works.co.jp TEL 03-3458-1144(受付時間:平日 午前9時~午後5時)■取り扱いサイト 4 社 ・ふるなび:https://furunavi.jp/product_detail.aspx?pid=927812 ・ふるさとチョイス:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/08542/5838276 ・楽天ふるさと納税:https://item.rakuten.co.jp/f085421-goka/kt2022001/ ・セゾンのふるさと納税:※準備が整い次第掲載予定■五霞町のお問い合わせ先 まちづくり戦略課 広報戦略グループ MAIL kikaku@town.goka.lg.jp TEL 0280-84-1111■取り扱い開始日 2023 年 7 月 4 日(火)
2023/07/05 17:39 株式会社加藤製作所
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コマツ 「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」に出展
2023 年 6 月 22 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本年 7 月 6 日(木)~10 日(月)までの 5 日間、北海道帯広市の特設会場「北愛国交流広場」にて開催される「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」に出展します。 「国際農業機械展」には、国内外の多くのメーカーが集まり、最先端技術を搭載した最新鋭の農業機械や関連施設が展示されます。昨年は新型コロナの影響により 1 年延期されたため、今回は 5 年ぶりの開催となります。 今回、コマツからはカーボンニュートラルに貢献する電動式の建設機械・フォークリフト、そして農業関連のお客さま向け仕様車等を展示予定です。また、株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則)からも農業で活用可能なソリューション・サービスを展示予定です。「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」公式サイト:https://iams-obihiro.com/
2023/06/22 15:54 株式会社小松製作所
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日立建機 国内 IoT スタートアップのアプトポッド社と資本業務提携契約を締結
高速データ伝送技術で、建設機械の遠隔操作や自動運転のためのシステムを共同で開発 2023 年 5 月 22 日 施工現場のデジタルツインのイメージ 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、5 月、株式会社アプトポッド(代表取締役:坂元 淳一/以下、アプトポッド社)に対して出資を行い、業務提携契約を締結しま した。今後、アプトポッド社が提供する高速 IoT プラットフォームを活用し、リアルタイム性の高い「デジタルツイン*1 」の構築や、デジタルツインを用いて建設機械の遠隔操作や自動運転を行うシステムの開発などに共同で取り組みます。 *1:IoT などを用いて現実世界におけるさまざまな情報を収集し、仮想空間で現実世界を再現する技術。現実世界の変化に合わせて、仮想空間上の情報もリアルタイムに反映される。 日立建機は、「人、機械、現場環境」の情報を相互に共有することで、人と機械が「協調して」働き、安全性と生産性を両立する「協調安全」の施工現場の実現をめざしています。具体的には、機械やセンシングシステムで収集した、建設機械の位置・稼働情報、作業員の位置・生体情報、作業進捗による地形の変化、気象予報などのさまざまな情報に基づいて、人に注意を促したり、自動運転の建設機械を制御した りして、現場全体を安全な方向に導きながら、生産性の高い施工を行います。 このような施工現場を実現するためには、リアルの世界で収集したさまざまな情報を仮想空間上に再現したデジタルツインが必要です。土木施工現場では、建設機械の作業によって地形が刻々と変化するため、 地形などの大容量のデータを高速に伝送、処理する必要があり、リアルタイム性の高いデジタルツインの構築はこれまで困難でした。 アプトポッド社の高速 IoT プラットフォーム「intdash(イントダッシュ)」は、100ミリ秒~1 ミリ秒間隔程度の高頻度で発生するデータを、インターネットを経由して、高速・大容量かつ安定的に伝送することが可能です。この技術を、5G などの次世代高速通信と組み合わせることによって、建設機械や施工現場から絶え間なく大量に発生するデータを収集、処理しながら、リアルタイム性の高いデジタルツインを構築することが可能になります。 日立建機は、高速・大容量のデータ伝送・処理に関する通信・ソフトウェア技術を有するアプトポッド社との業務提携を通じて、土木施工現場向けのリアルタイム性の高いデジタルツインや、デジタルツインを活用した建設機械の遠隔操作や自動運転を行うシステムの開発に共同で取り組みます。 日立建機グループは、これまで、電動化建機や ICT 施工ソリューションの開発などにおいて、異業種を含む世界中のビジネスパートナーと連携してきました。また、ベンチャー・キャピタルが募集するファンドへの出資な どを通じて、スタートアップとの連携を強化してきました。今後もオープンイノベーションを積極的に推進して新たな価値を創造し、お客さまのニーズに応える製品・ソリューションを提供していきます。■日立建機 執行役常務兼 CTO、 パワー・情報制御プラットフォームビジネスユニット長および研究・開発本部長 中村 和則のコメント アプトポッド社は、日立建機がめざしている「協調安全」の現場における建設機械の自動運転を実現するために、必須の技術をお持ちです。このような世界最先端の通信技術を持つパートナーと連携することができ、大変嬉しく思います。今回の資本業務提携を通して、これまで以上にアプトポッド社と密に連携し、両社がともに成長していきたいと考えております。 日立建機は今後もオープンイノベーションを推進し、世界中のお客さまにとって、社会・環境・経済的に 価値のある製品・ソリューションを開発・提供し続けていきます。■アプトポッド社 代表取締役 坂元 淳一のコメント 当社では自動車、産業機械、ロボットなど、さまざまな産業分野で加速する DX 化に貢献すべく、高速でリアルタイム性の高い独自の IoT 技術を開発し、提供してまいりました。建設分野におきましても、建設機械やセンサシステムを中心に施工フィールド全体のデータネットワーク化を実現することで、オペレーションの遠隔化やデータ集積・分析により、安全性や効率性をめざした次世代のアプリケーション提供が可能となります。今回の資本業務提携により、日立建機の技術と当社技術を融合し、建設シーンの未来に向けたイノベーション創出にチャレンジしてまいります。 *2:Machine to Machine、機械と機械が通信ネットワークを介して互いに情報をやり取りすること。 ■関連情報 ・2023 年 5 月 22 日 アプトポッド社リリース ■商標注記 ・intdash は、株式会社アプトポッドの登録商標です。
2023/05/24 12:04 日立建機日本株式会社
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遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシンを開発
お客さまとともに施工現場の労働環境の改善、安全性の向上、人財育成の強化をめざす 2023 年 5 月 15 日 ベースマシンを遠隔操作している様子 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシン(以下、本ベースマシン)を開発しました。建設機械の遠隔操作や自動・自律運転の技術は、鉱山現場やダムなどの大規模な施工を中心に普及しつつあります。今後、一般的な建設・土木工事のお客さま向けに、遠隔・自動化ソリューションと油圧ショベルのベースマシンを提供し、施工現場の課題である労働環境の改善、安全性の向上、人財育成の強化、生産性の向上をめざして、お客さまと協創してまいります。 施工現場においては、安全性や生産性の向上、労働環境の改善、労働力不足による技能者の人財育成などが課題となっています。その解決策の一つとして、建設機械の遠隔操作や自動・自律運転にお客さまから期待が寄せられています。こうした市場の変化やニーズに対応するため、日立建機グループは、1990 年代初めから建設機械の遠隔操作や自動運転に関する研究開発に着手し、これまでさまざまな要素技術の開発を進めてきました。2020年には建設機械の自律運転に対応するためのシステムプラットフォーム 「ZCORE(ズィーコア)」を開発して以降、そのコンセプトのもとに研究開発を推進しています。 建設・土木工事などの現場では、施工内容や使用する建設機械の組み合わせが多岐にわたり、現場の環境も複雑です。現在、災害復旧現場や人が立ち入れない環境での作業など、特定のシーンや業種で、油圧ショベルの遠隔操作が行われています。しかし、油圧ショベルの遠隔操作を行うためには、大掛かりな機械の改修や、周辺機器のセットアップが必要です。今後、施工現場の課題を改善するためには、油圧ショベルの遠隔操作を導入しやすくし、自動運転のソリューションをお客さまと協創するためのベースマシンが必要となっていました。 本ベースマシンは、ZCORE のコンセプトのもと、ICT 油圧ショベルを用いて開発を進めました。遠隔操作時でも「マシンコントロール機能」を用いて半自動で効率的に施工できるほか、「エリアコントロール機能」で、油圧ショベルの上下・左右方向の動作範囲を制限して接触被害を軽減するなど、機械の周囲環境が把握しづらい状況においても、オペレーターの操作を支援することが可能です。 今後は、遠隔での掘削・積み込み作業における運転支援機能の拡充や、掘削・旋回・積み込みといった一定の動作を繰り返す作業を自動で行うなど、お客さまの施工に合わせたソリューション開発を段階的に進めていきます。このような建設機械の操作技術の高度化により、経験を問わず働きやすい建設機械やソリューション、労働環境を整えることで、施工現場での技能継承が促進され、技能者の育成にも寄与します。 なお、第 5 回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」(2023 年 5 月 24 日(水)~26(金)、場所:千葉県・幕張メッセ)において、本ベースマシンおよび遠隔・自動化ソリューションを展示する予定です。 日立建機グループは、引き続き「人と機械の最適な関係」をめざし、お客さまの課題を解決するソリューション「Reliable Solutions」をお客さまと協創していきます。今後も、建設機械の遠隔操作や自動運転、自律化に向けた研究・開発を推進し、現場の安全性・生産性の向上などのお客さまの課題に貢献していきます。■関連情報 ・2023 年 3 月 16 日 第 5 回 建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展します・2020 年 8 月 19 日 自律型建設機械向けシステムプラットフォーム「ZCORE」を開発
2023/05/15 13:07 日立建機日本株式会社
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コマツ 建設機械向け遠隔操作システムを開発、お客さまへの提供を開始
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を加速- 2023 年 4 月 14 日コマツ株式会社 EARTHBRAIN コマツ(代表取締役社長:小川啓之)とその子会社である株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則、以下、EARTHBRAIN)は、建設機械向けの遠隔操作システムを共同で開発し、2023 年 3 月よりお客さまへの提供を開始しました。2023 年上期を目途に量産に向けた現場での検証を完了し、段階的に市場導入を進め、お客さまの現場の安全性・生産性の向上に貢献していきます。 【遠隔操作システムのイメージ】 国内の建設現場では人手不足やオペレーターの高齢化などが深刻化しており、建設機械の遠隔操作に対するニーズは年々高まっています。コマツは従前より、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指し、遠隔操作システムの開発に取り組んでおり、2020 年には 5G を用いた建設・鉱山機械の遠隔操作に関する実証実験を国内で初めて成功させました。 このたび提供を開始した本システムは、従前開発したコンセプトを着実に量産化するため、90 年代に雲仙普賢岳の復旧工事で活躍するなど実績のあるコマツのラジコン仕様車をベースに開発しました。遠隔操作の信号をラジコン操作用に変換し、信号を伝えるためのソフトウェアとコントローラーを新規開発して組み合わせることで、品質と信頼性の高い遠隔操作システムとして商品化を目指しています。 また、EARTHBRAIN が開発した遠隔操作用コックピットでは、建設機械から送られた高精細映像により、前後左右や作業機を確認しながら、実際の運転席同様に、臨場感のある遠隔操作を行うことができます。遠隔操作に必要な現場の映像や制御信号の送受信には、NTT コミュニケーションズ株式会社の協力のもと、高速・大容量・低遅延を特長とした 5G を利用しており、建設現場と遠隔操作拠点間を 5G およびクラウド基盤 (「docomo MEC™ 」 ※1、「MEC ダイレクト™ 」 ※2)で接続します。 今後は、本システムを既に導入しているオオノ開發株式会社(代表取締役会長:大野照旺、本社:愛媛県松山市)の協力のもと、量産に向けて技術面・安全面での最終検証を進め、お客さま毎、現場毎に異なる遠隔操作ニーズに柔軟に対応していく予定です。 なお、本システムは Smart Construction Fleet および Smart Construction Retrofit との連携も可能となっており、これらのサービスと連携した場合には、ダンプへの積み込み作業の作業効率最大化や、建機操作におけるさらなる安全性向上が期待できます。 今後コマツと EARTHBRAIN は、今年度内の本システムの量産に向けて、現場での活用における機能の改善やさらなるシステムの高度化に取り組むことにより、未来の現場での新たな価値創造を目指してまいります。※1 「docomo MEC」は、5G 時代に求められる MEC(Multi-access Edge Computing)の特長である、 低遅延、高セキュリティなどの機能を持つドコモのクラウドサービスです。※2 「MEC ダイレクト」は、ドコモが提供する接続端末とクラウド基盤を直結して通信経路を最適化することで、5G による低遅延・高セキュリティ通信を実現するサービスです。*「docomo MEC」「MEC ダイレクト」は株式会社 NTT ドコモの商標です。
2023/04/14 18:32 株式会社小松製作所
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日立建機 世界市場向け建設機械の価格改定のお知らせ
2023 年 2 月 28 日日立建機株式会社 日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、2023 年 4 月より順次、 世界市場向けの建設機械の全製品を対象に、販売価格を改定(値上げ)いたします。 日立建機は、電気・ガスなどのエネルギーコストの上昇、世界的なサプライチェーンの混乱による継続的な原材料価格の高騰や、物流費の上昇の影響に対し、コスト低減活動の努力を重ねてまいりました。 世界市場においては、2022 年にも建設機械の全製品を対象に価格改定を実施したものの、さらなるコスト上昇の影響もあり、企業努力で吸収可能な範囲を超えており、やむを得ず価格改定を実施することにいたしました。このたびの販売価格改定の主な内容は以下のとおりです。 1. 価格改定対象製品・値上げ率 世界市場向け建設機械、鉱山機械の全製品 平均 8%値上げ2. 価格改定実施日 2023 年 4 月より順次 ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。
2023/02/28 16:34 日立建機日本株式会社
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コマツ 国内市場向け建設機械、フォークリフトおよび純正部品、油脂類の販売価格改定のお知らせ
2023 年 1 月 16 日 コマツ(社長:小川啓之)は、国内市場向けの建設機械およびフォークリフトの全製品ならびに純正部品、ディーゼルエンジンオイルなどの油脂類を対象に、下記のとおり販売価格を改定(値上げ)いたします。 当社は、昨今の世界的なサプライチェーンの混乱による生産および販売への影響や、原材料価格や物流費の高騰の影響があるなか、中期経営計画の成長戦略を実現するため、部品調達の複数社購買体制の強化とクロスソーシング活用、コスト低減活動に取り組むなど、お客さまへの商品・部品の継続的供給に尽力してまいりました。 国内市場においては 22 年 1 月にも本体の価格改定を実施したものの、原材料価格や物流費の更なる高騰に加え、労務費やエネルギーコスト上昇の影響もあり、企業努力での吸収は難しいと判断し、販売価格の改定を実施することといたしました。 国内市場向け販売価格の改定内容は以下のとおりです。記1.価格改定対象機種 国内市場向け建設機械、フォークリフト全機種および純正部品、油脂類 2.価格改定内容 建設機械およびフォークリフト全機種 平均 10%値上げ 純正部品 平均 7%値上げ 油脂類 平均 28%値上げ 3.価格改定実施日 建設機械およびフォークリフト全機種 2023 年 2 月 1 日以降の受注分より 純正部品・油脂類 2023 年 4 月 1 日以降の受注分より
2023/01/16 16:12 株式会社小松製作所
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後付けAIカメラで人物を検知、警告! アクティオが「ドボレコJK」をレンタル開始
様々な現場で使われている建機、バックホーは大きな“お尻”部分があり、運転席からの死角が多いため、作業時には入念に周囲の安全確保に努める必要があります。そこで、建機への接近検知を行う安全システムが開発されてきましたが、作業員にセンサーなどを付けるなどの手間ひまがかかっていました。建機レンタルのアクティオ(本社:東京都中央区)は、こうした課題を解決しようと、重機への後付け型セーフティカメラシステム「ドボレコJK」を製品化し、2022年12月8日から本格レンタルを開始しました。 後付け型カメラ「ドボレコJK」の外観(左)とバックホーへの取り付け例(右)(以下の写真、資料:アクティオ) このカメラには独自のAI(人工知能)画像解析技術が導入されており、ナ、ナ、ナ、ナント、人物を高精度に自動検出する機能がついているのです。(アクティオのプレスリリースはこちら) 運転席のモニター画面。人物が自動検出され、平面図上に位置が表示される。映像上の人物には距離によって色が変わる枠が表示される 人物が建機に近づくと、AIが自動検知してアラート音や回転灯で知らせます。そのため、作業員にセンサーなどを携帯させる面倒はありません。運転席のモニター画面には、人物の位置を平面図上で表示するとともに、映像上の人物には、色の付いた枠を表示します。枠の色などは、距離によって変わり、赤色は3m以内、黄色は5m以内、緑色は8m以内です。撮影された映像は、本体に記録されるほか、クラウドで遠隔確認することも可能です。安全管理のテレワーク化にも役立ちそうですね。 クラウド経由でドボレコJKの映像を遠隔確認することもできる ドボレコJKの専用カメラマウントは、マグネットや粘着テープで簡単に建機に取り付けられ、カメラの自動姿勢補正機能によって建機の様々な場所に設置できます。また、国土交通省の「新技術情報提供システム(NETIS)」データベースにも登録されています。 登録番号 KK-210060-AAIは工事現場の安全管理にも、少しずつ、普及し始めてきたようです。 「ドボレコJK」のシステム・製品構成
2022/12/13 17:00 株式会社イエイリ・ラボ
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日立建機 欧州市場で電動化建機、応用・ICT 対応製品の開発・マーケティング機能を強化
欧州代理店 Kiesel 子会社との合弁会社にマーケティングから開発、生産、販売、サービス機能を一本化 2022 年 10 月 25 日日立建機株式会社Kiesel Technology GmbH EAC 社が開発した 8tクラスの電動ショベル 日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)と欧州代理店 Kiesel GmbH の子会社 Kiesel Technology GmbH(本社:ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州バイエンフルト、社長:トニーキーゼル/以下、キーゼル・テクノロジー社)は、10 月 19 日、キーゼル・テクノロジー社のマーケティングおよび生産、販売・サービス機能を、両社が共同で出資する開発会社 EAC European Application Center GmbH(本社:ドイツ連邦共和国ヘッセン州シュトックシュタット・アム・ライン/以下、EAC 社)に譲渡することで基本合意しました。 これにより、これまで開発に特化していた EAC 社は、事業譲渡完了後、マーケティングから開発、生産、販売、サービスまで一気通貫で担い、欧州市場で求められる先進的な電動化建機・応用・ICT 対応製品などの市場投入スピードを加速し、社会・環境・お客さまの課題解決に貢献していきます。また、EAC 社の社名は、「KTEG GmbH(以下、KTEG 社)」に変更する予定です。1.機能拡充の背景 ドイツをはじめとする欧州市場は、建設業に関わる規制が厳しいため、先進的なニーズが多い市場です。 また、欧州市場は、地球温暖化対策や低炭素社会の実現に向けた規制が世界的に最も厳しい市場の一つであり、自動車と同様、建設機械においても、稼働時に二酸化炭素などの排出ガスを出さない電動化建機に対するニーズが強い地域です。 さらに、欧州市場では、省人化や施工の効率化に対する意識が高いため、標準モデルをベースに、販売代理店や改造専業会社が、1台のショベルを多用途に使うモデルや、ICT 建機、応用製品を開発、改造、販売することが一般的です。キーゼル・テクノロジー社は欧州市場でのマーケティングの知見や商品化のためのノウハウが豊富なため、これまで、EAC 社は、キーゼル・テクノロジー社の知見・ノウハウを活用し、日立建機の標準モデルをベースに電動化建機や応用製品を開発してきました。 今回、EAC 社の開発機能にキーゼル・テクノロジー社のマーケティングおよび生産、販売・サービス機能を統合することで、日立建機は、欧州の先進技術を求める市場動向やお客さまの課題をより詳細に把握することができます。これにより、電動化建機・応用・ICT 対応製品などの市場投入のスピードを加速し、社会・環境・お客さまの課題を解決する狙いです。 さらに、日立建機は、KTEG*社が開発した製品・技術を活用し、日立建機グループが定める高水準な品質レベルで、かつ、コスト競争力のある電動化建機・応用・ICT 対応製品を開発・量産し、日本・北米などグローバル展開を図って参ります。 両社はこれからも、新たな価値創造に挑み続け、社会・環境・お客さまの課題解決に貢献してまいります。2.事業譲渡後の KTEG 社の概要 ■キーゼル・テクノロジー社について キーゼル・テクノロジー社は、ドイツに拠点を置き、解体機や応用製品に加え、ゼロエミッション、ICT 対応製品、クイックチェンジシステム・アタッチメントなどのマーケティングおよび生産、販売・サービスを行う Kiesel グループの一員です。Kiesel はドイツ・Ravensburg(ラーヴェンスブルク郡)に本社を置く家族経営の会社で、建設機械、ハンドリング機械、中古機械の販売事業者です。
2022/10/25 16:37 日立建機日本株式会社
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