2019年7月 産業機械受注状況
一般社団法人日本産業機械工業会
1.概 要
本月の受注高は3,428億9,900万円、前年同月比80.2%となった。
内需は、2,559億3,900万円、前年同月比85.0%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比8 4 . 1 %、非製造業向けは同100.9%、官公需向けは同69.1%、代理店向けは同103.7%であった。
増加した機種は、タンク(308.8%)、ポンプ(113.0%)、圧縮機(102.9%)、運搬機械(121.4%)、変速機(103.7%)、金属加工機械(103.5%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(83.0%)、鉱山機械(88.0%)、化学機械(82.2%)、プラスチック機械(55.2%)、送風機(88.4%)、その他機械(64.9%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、869億6,000万円、前年同月比68.8%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(187.0%)、鉱山機械(404.2%)、タンク(916.7%)、プラスチック加工機械(116.2%)、運搬機械(130.9%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。減少した機種は、化学機械(33.6%)、ポンプ(61.4%)、圧縮機(66.9%)、送風機(87.7%)、変速機(56.5%)、金属加工機械(30.0%)、その他機械(83.6%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
外需の増加により前年同月比102.8%となった。
②鉱山機械
窯業土石、建設の減少により同97.3%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学、外需の減少により同64.0%となった。
④タンク
化学の増加により同317.9%となった。
⑤プラスチック加工機械
自動車、その他製造業の減少により同87.5%となった。
⑥ポンプ
卸売・小売、外需が減少したものの、官公需、代理店の増加により同101.1%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同84.1%となった。
⑧送風機
鉄鋼、電力の減少により同88.4%となった。
⑨運搬機械
食品、運輸・郵便、卸売・小売の増加により同123.5%となった。
⑩変速機
外需の減少により同94.8%となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により60.9%となった。
最終更新:2019/11/2018:09
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