2019年2月 産業機械受注状況

2019/04/1021:12配信

一般社団法人日本産業機械工業会

1.概  要

本月の受注高は3,329億900万円、前年同月比83.8%となった。

内需は、2,548億8,000万円、前年同月比81.9%となった。
 内需のうち、製造業向けは前年同月比89.0%、非製造業向けは同71.8%、官公需向けは同91.1%、代理店向けは同107.1%であった。  増加した機種は、送風機(105.9%)、運搬機械(144.2%)、その他機械(149.4%)の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(63.3%)、鉱山機械(82.8%)、化学機械(88.0%)、タンク(89.3%)、プラスチック機械(94.6%)、ポンプ(71.8%)、圧縮機(92.5%)、変速機(89.9%)、金属加工機械(39.8%)の9機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

外需は、780億2,900万円、前年同月比90.9%となった。
 本月、プラント案件はなかった。
 増加した機種は、ボイラ・原動機(103.4%)、化学機械(116.1%)、タンク(前年同月の受注額がマイナスのため、比率を計上できず)、ポンプ(153.5%)、圧縮機(159.3%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(68.5%)、プラスチック機械(65.5%)、送風機(44.6%)、運搬機械(86.3%)、変速機(72.7%)、金属加工機械(21.6%)、その他機械(74.7%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

2.機種別の動向

①ボイラ・原動機
 電力の減少により前年同月比66.9%となった。
②鉱山機械
 窯業土石の減少により同81.5%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
 化学の減少により同92.6%となった。
④タンク
 電力の減少により同93.7%となった。
⑤プラスチック加工機械
 外需の減少により同75.8%となった。
⑥ポンプ
 官公需の減少により同85.8%となった。
⑦圧縮機
 外需の増加により同119.0%となった。
⑧送風機
 外需の減少により同97.6%となった。
⑨運搬機械
 電力の増加により同131.3%となった。
⑩変速機
 はん用・生産用、情報通信機械、
 外需の減少により同87.2%となった。
⑪金属加工機械
 鉄鋼、外需の減少により同30.4%となった。

産業機械受注状況
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産業機械受注状況

最終更新:2019/11/2018:09

一般社団法人 日本産業機械工業会

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