2019年3月 産業機械受注状況
一般社団法人日本産業機械工業会
1.概 要
本月の受注高は8,487億9,400万円、前年同月比127.9%となった。
内需は、5,150億2,400万円、前年同月比109.7%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比112.4%、非製造業向けは同172.4%、官公需向けは同29.0%、代理店向けは同103.6%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(173.1%)、鉱山機械(877.6%)、タンク(147.5%)、プラスチック機械(112.4%)、ポンプ(107.1%)、運搬機械(103.5%)の6機種であり、減少した機種は、化学機械(98.8%)、圧縮機(99.5%)、送風機(97.6%)、変速機(83.7%)、金属加工機械(62.6%)、その他機械(37.6%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、3,337億7,000万円、前年同月比171.8%となった。
プラントは4件、1,399億9,400万円、前年同月比298.4%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(196.1%)、化学機械(336.5%)、プラスチック機械(113.8%)、金属加工機械(152.4%)の4機種であり、減少した機種は、鉱山機械(35.2%)、タンク(3.2%)、ポンプ(74.3%)、圧縮機(84.8%)、送風機(70.6%)、運搬機械(56.8%)、変速機(62.4%)、その他機械(70.5%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
非鉄金属、建設、電力、外需の増加により
前年同月比179.0%となった。
②鉱山機械
建設の増加により同722.9%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需の増加により同177.3%となった。
④タンク
外需の減少により同35.8%となった。
⑤プラスチック加工機械
繊維、外需の増加により同113.1%となった。
⑥ポンプ
外需の減少により同97.8%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同92.3%となった。
⑧送風機
電力の減少により同96.3%となった。
⑨運搬機械
外需の減少により同85.6%となった。
⑩変速機
はん用・生産用、情報通信機械、
外需の減少により同79.2%となった。
⑪金属加工機械
金属製品の減少により95.2%となった。
最終更新:2019/11/2018:09