2019年5月 産業機械受注状況

2019/07/1212:54配信

一般社団法人日本産業機械工業会

1.概  要

本月の受注高は2,813億8,700万円、前年同月比74.9%となった。
内需は、1,879億2,800万円、前年同月比87.3%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比93.8%、非製造業向けは 同77.5%、官公需向けは同76.2%、代理店向けは同102.1%であった。
増加した機種は、鉱山機械(149.5%)、タンク(107.9%)、圧縮機(105.3%)、送風機(186.2%)、金属加工機械(117.2%)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(86.6%)、化学機械(89.2%)、プラスチック加工機械(84.9%)、ポンプ(95.9%)、運搬機械(63.4%)、変速機(90.4%)、その他機械(77.8%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

外需は、934億5,900万円、前年同月比58.2%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(394.3%)、鉱山機械(220.9%)、ポンプ(126.4%)、金属加工機械(240.6%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。減少した機種は、化学機械(18.4%)、タンク(10.5%)、プラスチック加工機械(51.5%)、圧縮機(88.1%)、送風機(45.4%)、運搬機械(76.8%)、変速機(43.0%)、その他機械(63.8%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力、外需の増加により前年同月比139.1%となった。

②鉱山機械

窯業土石、建設、外需の増加により同157.0%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

その他非製造業、外需の減少により同51.5%となった。

④タンク

石油・石炭の増加により同107.0%となった。

⑤プラスチック加工機械

自動車、外需の減少により同61.8%となった。

⑥ポンプ

外需の増加により同102.6%となった。

⑦圧縮機

外需の減少により同97.0%となった。

⑧送風機

鉄鋼、官公需の増加により同173.7%となった。

⑨運搬機械

電力、卸売・小売、外需の減少により同69.2%となった。

⑩変速機

食品、その他製造業、外需の減少により同78.3%となった。

⑪金属加工機械

鉄鋼、外需の増加により156.8%となった。

産業機械需要部門別受注状況
産業機械機種別受注状況
需要部門別機種別受注額

最終更新:2019/11/2018:09

一般社団法人 日本産業機械工業会

関連記事