2019年1月 産業機械受注状況

2019/03/1203:00配信

一般社団法人日本産業機械工業会

1.概  要

本月の受注高は3,552億9,500万円、前年同月比111.6%となった。

内需は、2,243億4,800万円、前年同月比110.1%となった。
 内需のうち、製造業向けは前年同月比100.5%、非製造業向けは同181.3%、官公需向けは同38.3%、代理店向けは同109.3%であった。
 増加した機種は、ボイラ・原動機(201.2%)、化学機械(113.5%)、タンク(102.1%)、ポンプ(116.0%)、圧縮機(102.5%)、送風機(137.4%)、運搬機械(177.3%)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(82.1%)、プラスチック機械(48.8%)、変速機(81.2%)、金属加工機械(65.3%)、その他機械(31.9%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

外需は、1,309億4,700万円、前年同月比114.2%となった。
 本月、プラント案件はなかった。
 増加した機種は、ボイラ・原動機(661.3%)、鉱山機械(145.9%)、プラスチック機械(117.0%)、ポンプ(126.1%)、圧縮機(115.3%)、送風機(114.8%)、運搬機械(112.2%)、その他機械(110.9%)の8機種であり、減少した機種は、化学機械(48.8%)、タンク(10.7%)、変速機(77.3%)、金属加工機械(23.1%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

2.機種別の動向

①ボイラ・原動機
 電力、外需の増加により前年同月比265.0%となった。
②鉱山機械
 窯業土石の減少により同85.5%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
 外需の減少により同87.0%となった。
④タンク
 石油・石炭、電力が減少したものの、化学の増加により同100.2%となった。
⑤プラスチック加工機械
 化学、その他輸送機械、その他製造業の減少により同83.2%となった。
⑥ポンプ
 官公需、外需の増加により同118.6%となった。
⑦圧縮機
 外需の増加により同109.4%となった。
⑧送風機
 電力、官公需の増加により同135.6%となった。
⑨運搬機械
 化学、鉄鋼、電力、運輸・郵便、卸売・小売の増加により同152.4%となった。
⑩変速機
 金属製品、情報通信機械、自動車、外需の減少により同80.4%となった。
⑪金属加工機械
 鉄鋼、外需の減少により同33.5%となった。

最終更新:2023/08/0413:44

一般社団法人 日本産業機械工業会

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