大林組がクレーン運転をテレワーク化! BIM、LiDAR、AIで吊り荷の動きを自律制御
ずらりと並んだモニターの画面には現場の映像や、CGアニメーションのようなものが映っています。そこには、大林組のシンボルであるカーキ色の作業服に身を包み、あちこちの画面に目をやりながら黙々と仕事をするオペレーターがいます。
モニターの映像を見ながら、黙々と仕事をするオペレーター(以下の写真、資料:大林組)
彼はいったい、何をしているのかというと、
ナ、ナ、ナ、ナント、
現場のクレーンを遠隔操作
しているのです。
大林組はこのほど、「クレーン自律運転システム」を開発しました。そのモニター画面には現場の全景やクレーン、吊り荷などの状況を再現した3Dモデルやカメラ映像がリアルタイムに表示され、現在の状況がいろいろな角度から確認できます。
オペレーターは、この制御室から複数の現場のクレーンを遠隔操作することができるのです。
オペレーターが見ていたモニター画面。現場の状況が3Dモデルやカメラ映像でリアルタイムに表示される
クレーン自律運転システムの全体イメージ
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最終更新:2021/10/0516:54