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2024年度上半期 産業機械受注状況(2024年4月~9月)
2024年度上半期の産業機械受注総額は、前年同期比1 . 7%増の2兆8,162億円となり、年度上半期としては4年連続、年度半期としては3期連続で前年同期を上回った。内需は、前年同期比▲5.5%減の1兆8,591億円となり、年度上半期としては4年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。外需は、前年同期比19.3%増の9,570億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を上回った。1.需要部門別受注状況(1)内 需①製造業紙・パルプ、化学工業、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属の減少により、前年同期比▲19.5%減の5,463億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を下回った。②非製造業電力の減少により、前年同期比▲3.5%減の6,484億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては3期連続で前年同期を下回った。③民需計①と②を加算した民需の合計は、前年同期比▲11.6%減の1兆1,947億円となり、年度上半期としては4年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。④官公需地方公務の増加により、前年同期比7.8%増の4,598億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては4期連続で前年同期を上回った。⑤代理店前年同期比8.4%増の2,045億円となり、年度上半期としては4年連続、年度半期としては7期連続で前年同期を上回った。なお、内需で増加した機種は、プラスチック加工機械(37.4%増)、ポンプ(13.5%増)、変速機(115.7%増)、その他機械(18.6%増)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲10.7%減)、鉱山機械(▲8.6%減)、化学機械(含冷凍)(▲14.1%減)、タンク(▲21.4%減)、圧縮機(▲1.6%減)、送風機(▲8.3%減)、運搬機械(▲9.6%減)、金属加工機械(▲57.8%減)の8機種である(括弧の数字は前年同期比)。(2)外 需中東、北アメリカの増加により、前年同期比19.3%増の9,570億円となった。なお、外需で増加した機種は、ボイラ・原動機( 2 6 . 6 %増)、鉱山機械(0.3%増)、化学機械(冷凍含)(114.4%増)、タンク(648.4%増)、ポンプ(3.0%増)、圧縮機(2.5%増)、運搬機械(18.6%増)、変速機(18.2%増)の8機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(▲19.7%減)、送風機(▲70.1%減)、金属加工機械(▲63.7%減)、その他機械(▲18.1%減)の4機種である(括弧の数字は前年同期比)。2.機種別受注状況(1)ボイラ・原動機紙・パルプ、電力の減少により、前年同期比▲1.8%減の8,305億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。(2)鉱山機械窯業土石、建設の減少により、同▲7.7%減の114億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。(3)化学機械(冷凍機械を含む)外需の増加により、同12.4%増の7,481億円となり、年度上半期としては3年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を上回った。(4)タンクその他非製造業の減少により、同▲19.3%減の78億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。(5)プラスチック加工機械外需の減少により、同▲7.6%減の1,329億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては3期連続で前年同期を下回った。(6)ポンプその他非製造業、官公需の増加により、同10.5%増の2,513億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を上回った。(7)圧縮機はん用・生産用が減少したものの、化学工業、石油・石炭、鉄鋼、外需の増加により、同0.2%増の1,311億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を上回った。(8)送風機官公需、外需の減少により、同▲22.7%減の143億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。(9)運搬機械繊維、運輸・郵便、卸売・小売、外需が増加したものの、化学工業、鉄鋼、電気機械、自動車、その他製造豪、官公需の減少により、同▲0.9%減の2,199億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては4期連続で前年同期を下回った。(10)変速機鉄鋼、その他輸送機械、その他製造業、建設、運輸・郵便、官公需の増加により、同100.4%増の487億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を上回った。(11)金属加工機械鉄鋼、外需の減少により、同▲60.0%減の501億円となり、年度上半期としては4年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。(12)その他機械官公需の増加により、同7.7%増の3,696億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を上回った。
2024/11/18 15:33 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2024年度上半期 環境装置受注状況(2024年4月~9月)
2024年度上半期の環境装置受注は、官公需の増加により、前年同期比3.6%増の3,694億円となった。1.需要部門別の動向①製造業化学向け、機械向け産業廃水処理装置の減少により、前年同期比▲22.5%減の230億円となった。②非製造業電力向け排煙脱硝装置、産業廃水処理装置、その他向け都市ごみ処理装置の増加により、前年同期比16.9%増の330億円となった。③民需計①と②を加算した民需の合計は、前年同期比▲3.3%減の560億円となった。④官公需都市ごみ処理装置の増加により、前年同期比12.8%増の2,882億円となった。⑤外需事業系廃棄物処理装置の減少により、前年同期比▲41.8%減の251億円となった。2.装置別の動向①大気汚染防止装置排煙脱硝装置の電力向けが増加したことから、前年同期比25.0%増の144億円となった。②水質汚濁防止装置汚泥処理装置の官公庁向けが減少したことから、前年同期比▲11.1%減の1,080億円となった。③ごみ処理装置都市ごみ処理装置の官公庁向けが増加したことから、前年同期比11.0%増の2,468億円となった。④騒音振動防止装置騒音防止装置のその他製造業向けが減少したことから、前年同期比▲88.6%減の1億円となった。
2024/11/18 15:28 一般社団法人 日本産業機械工業会
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産業機械輸出入実績(2024年9月)
2024/11/18 10:25 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2024年9月 環境装置受注状況
本月の受注高は、813億4,300万円で、前年同月比29.9%増となった。1.需要部門別の動向(前年同月との比較)①製造業機械向け産業廃水処理装置の減少により、▲55.3%減となった。②非製造業電力向け排煙脱硫装置、産業廃水処理装置、その他向け都市ごみ処理装置の増加により、9.5%増となった。③官公需下水汚水処理装置、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置の増加により、45.8%増となった。④外需排煙脱硫装置、水質汚濁防止装置関連機器の増加により、56.1%増となった。2.装置別の動向(前年同月との比較)① 大気汚染防止装置官公需向け集じん装置、電力向け排煙脱硫装置の増加により、74.2%増となった。②水質汚濁防止装置官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の増加により、24.5%増となった。③ごみ処理装置官公需向け都市ごみ処理装置の増加により、32.4%増となった。④騒音振動防止装置その他製造業向け騒音防止装置の減少により、▲80.0%減となった。
2024/11/18 10:22 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2024年9月 産業機械輸出契約状況
1.概 要本月の主要約70社の輸出契約高は、2,486億4,800万円、前年同月比31.6%増となった。プラントは4件、203億2,000万円、前年同月比130.4%増となった。単体は2,283億2,800万円、前年同月比26.7%増となった。地域別構成比は、中東43.0%、アジア41.7%、北アメリカ9.3%、ヨーロッパ3.5%、アフリカ1.1%となっている。2.機種別の動向(1)単体機械①ボイラ・原動機ロシア・東欧の減少により、前年同月比▲19.9%減となった。②鉱山機械アフリカの増加により、前年同月比93.8%増となった。③化学機械中東の増加により、前年同月比771.4%増となった。④プラスチック加工機械アジアの減少により、前年同月比▲46.5%減となった。⑤風水力機械アジアが減少したものの、ヨーロッパの増加により、前年同月比2.3%増となった。⑥運搬機械アジアの減少により、前年同月比▲82.5%減となった。⑦変速機北アメリカの減少により、前年同月比▲18.6%減となった。⑧金属加工機械北アメリカの減少により、前年同月比1▲77.7%減となった。⑨冷凍機械アジア、ヨーロッパの増加により、前年同月比52.5%増となった。(2)プラントアジア、中東の増加により、前年同月比130.4%増となった。
2024/11/18 10:11 一般社団法人 日本産業機械工業会
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日立建機 サービス技術競技会「Service Technician Competition 2024」を開催
世界中の日立建機グループ会社が「One Team」となって記念撮影 日立建機は、10月16日と17日の2日間、技術研修センタ(茨城県かすみがうら市)にてサービス技術競技会「Service Technician Competition 2024」を開催しました。本競技会を通して、サービス員の技術力・提案力・モチベーションの向上によりサービス品質を高め、機械の安定稼働とお客さま満足度向上につなげることが目的です。2002年の第1回以降、コロナ禍の2019~2022年を除き毎年開催しており、今回で20回目を迎えました。今回は、北米、欧州、アジア、アフリカなど世界中の10地域の直系・独立系代理店から選抜された計10名が出場し、学科試験、実技・測定・報告競技を行いました。その結果、ZX200-7部門では、販売・サービス子会社 日立建機フランスのTimothé Brissetさんが、ZX200-5G部門では、中国の代理店 鳥市中辰の王 猛さんが、最も優秀なサービス員の証である「MVS(Most Valuable Service)」を受賞しました。日立建機は今後も、遠隔監視で建設機械を見守るサービスソリューションConSiteと、日本、アジアやアフリカなどで培った直接販売・直接サービス体制のノウハウを強みに、全世界でサービス品質を高め、機械の安定稼働とお客さま満足度の向上につなげていきます。 競技概要油圧ショベルの排出ガス基準によって地域ごとに取り扱う機種が異なるため、競技で使用する油圧ショベルもZX200-7とZX200-5Gの2機種を用意しました。1. 学科試験油圧、電気、機械学などの基礎知識に関する試験を行います。2. 実技競技お客さまから「エンジンが始動しない」「油圧ショベルのフロント動作が遅い」などの不具合内容と点検依頼の連絡を想定した競技です。ConSiteのアラーム通知をヒントに、機械の不具合箇所の点検と復旧作業を行い、それらの結果を点検レポート作成アプリConSite Shotに記録します。3. 測定競技ホイールローダのハーネスの断線など不具合を想定し、回路図に基づいて正しい測定箇所を読み取り、マルチメーター(計測器)で配線の電気抵抗を測ります。4. 報告競技お客さまの機械点検・修理後に上司に報告することを想定した競技です。ConSite Shotにより制限時間内に作成したレポートをもとに、お客さまへのサービス実施内容および提案内容について上司へ報告を行います。 実技競技 測定競技 レポートを用いて報告 レポートを用いて報告 表彰式MVSの2名には、細川 博史執行役 部品・サービスビジネスユニット長から盾が授与されました。 ZX200-7部門 MVS日立建機フランスTimothé Brissetさん ZX200-5G部門 MVS鳥市中辰王 猛さん
2024/11/14 15:35 日立建機株式会社
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日立建機 「IR優良企業賞2024」において「“共感!” IR賞」を受賞
日立建機株式会社(以下、日立建機)は、一般社団法人 日本IR協議会が主催する「IR優良企業賞2024」において「“共感!” IR賞」を受賞しました。 「“共感!” IR賞」は「IR優良企業賞」応募企業の視点を「投票」によって反映させ、積極的なIR活動を共有し、ベストプラクティスの実現をめざすことを目的に2020年に設立されたものです。2024年は「経営層と投資家との距離感を縮める取り組み」のテーマに対し、IR優良企業2024への応募企業355社のうち220社がエントリーし、18社が選定されました。日立建機は経営層がスピーカーを務める各種説明会の開催前に、本番を想定した質疑応答リハーサルを行うことで、経営層が投資家と向き合う場面をあらかじめイメージし対話の質の向上に励んでいる点が評価され、受賞に至りました。2020年に初選定されて以来、2回目の受賞です。日立建機グループは、投資家をはじめステークホルダーの皆さまとの対話を一層推進してまいります。
2024/11/14 15:22 日立建機株式会社
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三菱ふそう 山口支店をリニューアルオープン
国内販売拠点の改装・新設によってお客様に高品質なサービスを提供し、従業員の労務環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環山口県内の中核拠点をリニューアルオープン整備工場などの新築および既存棟の改修により、整備能力を向上三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、山口県の販売・サービス拠点である山口支店(山口市)をリニューアルし、2024年11月11日(月曜日)より営業を開始しました。このたびのリニューアルは、国内販売拠点の施設の改良・新設によって、より高品質なサービスの提供と従業員の労働環境のさらなる改善を目指す「ミライ」プロジェクトの一環です。山口支店の所在する山口市は、県中央部に位置し、主要道路・高速道路へのアクセスが良い県内交通の要衝です。県内では下関市に次ぐ人口を有し、運送・卸売の流通業が数多く展開しています。山口支店は同市と美祢(みね)市をカバーするほか、MFTBCの宇部、萩、下関の各サービスセンターを統括する、県内の中核拠点です。このたびのリニューアルでは、老朽設備の更新に加え、従来は別棟であった事務所と部品庫を同一の建屋として新築することで、業務効率や部門間連携のさらなる強化を図ります。部品庫は県内のサービスセンターへのハブ機能を担うことから、機能的な入出庫が可能な規模・レイアウトを採用しました。整備工場については、メイン工場を整備ストールサイズを大幅に拡大して新築し、残る整備工場の全面リニューアルとあわせて、多様なリフトと最新の整備機器を組み込み、作業効率を大幅に改善しました。新築工場は2レーンのリフトを対面式の配置とし、2台同時に整備した場合でも車両を出し入れできるように工夫するとともに、通過方式の4柱リフトを2基採用し、連結状態のままでトレーラーの車検整備を可能とするなど、コンパクトかつ機能的なレイアウトとしました。改修した旧工場は主に一般整備を担い、1柱リフト3基を更新するとともに、作業効率が高い2分割フロアリフトを導入して機能強化を図りました。さらに、将来的な女性メカニックの採用を見据え、女性スタッフ用更衣室にシャワールームを設置しました。また、お客様待合室を男女別とするとともに、快適にお過ごしいただくため、温かみのある内装を採用しました。MFTBCは今後も「ミライ」プロジェクトを通じて、販売・サービス拠点のサービス向上ならびに従業員の労働環境の整備に努めてまいります。 山口支店の外観
2024/11/14 15:09 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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加藤製作所 日本航空大学校 石川向け 能登半島地震復興支援 建機寄贈のお知らせ
株式会社加藤製作所は、2024年11月20日(水)に日本航空大学校 石川(現在は東京都青梅市の仮校舎)に、復興支援の一環として万能トラックローダーCL45を無償で提供いたします。この提供は、令和6年能登半島地震による同校への甚大な被害を受けて行われるもので、除雪用途や土砂移動以外に教育用教材としての使用も期待されております。 ■背景 2024年1月の震災前には、同校に対して敷地内除雪および機械実習の教材として、万能トラックローダーCL45の有償提供が予定されていました。しかしながら、震災後は能登空港キャンパスでの授業継続が困難となり、同校は仮校舎として東京都青梅市の明星大学青梅校舎に移転しました。当社は、この移転を受け、復興支援の一環として万能トラックローダーCL45を無償で提供し、教育活動の再開を支援することにいたしました。 足元では建設機械のオペレーター不足が進むなか、被災現場で建設機械を操縦する人材の育成・確保が急務となっております。本機の提供により少しでも多くの学生が建設機械に興味を持ち、操作技能向上の一助になることを期待しております。 改めて被災地域の一日も早い復旧・復興を祈念するとともに、当社では今後も積極的に事業を通じた被災地への支援活動に努めてまいります。■日程2024年11月20日(水)13:00~ ご納車・使用方法の説明・写真撮影など15:00~ 終了予定会場: 日本航空大学校 東京青梅キャンパス (東京都青梅市長淵2丁目590)
2024/11/13 11:18 株式会社加藤製作所
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コマツ 新型エンジンを搭載したオフロードダンプトラック 「HD465-10E1/HD605-10E1」を新発売
コマツ(社長:小川啓之)は、最新技術を随所に織り込んだオフロードダンプトラック「HD465-10E1 /HD605-10E1」(定格積載質量 55.5ton/64.1ton)の発売をこのほど開始しました。 【HD605-10E1】 約11年振りとなるフルモデルチェンジでは、独自開発の新型エンジンの搭載により、加速性の向上とパワフルで粘り強い走りを実現するほか、積載量もアップしています。このほか、眠気検知システムやブレーキ点検ガイダンス、オペレーターの操作負担を軽減するスロットルロックなどの機能を備え、生産性や安全性、快適性などを重視する砕石や鉱山現場のお客さまのニーズにお応えします。【主な商品の特徴】1.作業効率と経済性・新たに開発した高性能なエンジンを搭載新開発のエンジン「SAA6D170E-7」を採用し、従来機比で6%出力が向上しました。これにより登坂車速および加速性が大きく向上し、サイクルタイムの短縮を図ることができます。サイクルタイム短縮と積載質量アップにより、作業効率(t/L)がさらに向上しました。【従来機比(HD465-7E1/HD605-7E1)での性能向上】 ※1.上記は当社従来機との比較(当社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合があります。 ・『コマツ トラクションコントロールシステム(KTCS)』搭載新たに搭載されるコマツ トラクションコントロールシステム(KTCS)により、タイヤがスリップすると、自動的にそのタイヤにブレーキをかけて、タイヤスリップ率をコントロールします。これにより、タイヤのトラクションを最適な状態に保ち、軟弱路面でもアクセル操作のみで高い走破性と安定性(横滑り低減)を実現し、作業量を向上と、タイヤの摩耗の低減に貢献します。・高強度で軽量かつ大容量のボディの採用汎用ボディ(※2)は主要部位に450HB級耐摩耗鋼板を使用し、軽量化を実現。汎用ボディの容量および定格積載質量も従来機比でアップしました。ボディの側板と底板は横方向と縦方向のリブで補強され、V底のデザインは構造強度に貢献し、メンテナンスコストも低く抑えられます。【従来機比(HD465-7E1/HD605-7E1)での機能向上】 ※2. 複数あるボディオプションのうち、ここではスタンダードな汎用ボディ(標準)を指します。 ・作業に合わせて選べるパワーモード切り換えシステム稼働現場の状況やコース設定に応じて、従来のPモードとEモードに加え、E lightモードの3モードを選択できます。E lightモードは、Eモードよりもさらに最高出力を必要としない平地作業など、燃費を重視した作業に使用できます。各モードの切り換えはダッシュボード上のスイッチから簡単に行えます。
2024/11/12 15:28 株式会社小松製作所
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加藤製作所 世界初ハイブリッドラフター※ 受注開始! 充電切れの心配なく走行でき、建設現場ではCO2排出ゼロを実現
株式会社 加藤製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤公康)は、2024年11月8日(金)より、かねてより開発していたハイブリッドラフターSR-250HV(ハイブリッド式ラフテレーンクレーン)の受注を開始致します。 ■開発背景建設機械分野では、CO2排出量削減を目指し従来のディーゼルエンジン式から電動式への移行が進んでおり、当社においても完全電動化に向けての研究開発を推進しております。一方、現実的な問題として、建設機械は大型になるほど高出力で大容量のバッテリーが必要となることから生産コストが大幅に上昇してしまいます。中~大型機種において同様程度の性能のものを電動型として生産した場合、販売価格が既存同型機の4倍程度まで上昇してしまう試算となったことから、普及に向けては価格の抑制が重要な課題であると認識しております。また、日本国内ではガソリンスタンドと比べ充電ステーションの普及がまだ十分ではないことから、電力のみで稼働する建設機械に対してお客様からの不安の声も多く寄せられています。さらに、建設現場では専用充電設備の確保が難しい現状です。こうした状況を踏まえ、当社では「適正な価格で、充電切れの心配がなく、CO2排出量削減が可能なクレーン車」を目標に研究を進めました。その結果、従来のディーゼルエンジンに加え電動モータを装備したハイブリッド式ラフテレーンクレーン(ハイブリッドラフター)が、現在の日本市場においては最適な製品であると判断いたしました。■CO2削減効果
2024/11/08 18:09 株式会社加藤製作所
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日立建機 H-E パーツ社がブレーキ サプライ社の鉱山機械コンポーネント再生事業を買収
―同社が有する北米のサービス体制を取り込むことで米州地域の再生事業体制を強化― アメリカ合衆国・インディアナ州エバンズビルにあるブレーキ サプライ社の再生拠点 日立建機株式会社(執行役社⾧:先崎 正文/以下、日立建機)の連結子会社H-E Parts International LLC (本社:アメリカ合衆国・ジョージア州、取締役社⾧兼CEO:Simon Pelletier(サイモン ペルティエ)/以下、H-E パーツ社)は、11月1日、鉱山機械コンポーネント再生事業を担うBrake Supply Co., INC.(本社:アメリカ合衆国・インディアナ州、取締役社⾧兼CEO:David Koch(デビッド・クック)/以下、ブレーキ サプライ社)と、同社の事業を買収することで合意しました。買収は2024年12月上旬に完了する予定です。 H-E パーツ社は今回の買収により、ブレーキ サプライ社が持つ北米の再生拠点、部品倉庫および人財を活用し、米州地域の再生事業体制を強化します。 日立建機グループは、2022年3月より、米州全域で自社のネットワークを通じて、新車販売からバリューチェーン事業*1 までの独自展開を開始し、世界最大の米州市場で事業展開を加速しています。*1:新車販売以外の「部品・サービス」、「スペシャライズド・パーツ・サービスビジネス」、「レンタル・中古車」などの事業 H-E パーツ社は鉱山機械・設備のメンテナンス・修理、お客さまのニーズに合わせた部品の加工、コンポーネントの再生など包括的なソリューションを提供しており、オーストラリア、米州を中心にグローバルに事業展開をしています。 ブレーキ サプライ社は、シリンダーや油圧部品、湿式ブレーキ、減速機などマイニングショベル、ダンプトラックのコンポーネントを再生する事業を営んでいます。売上の90%以上が北米で、同地域に再生拠点5カ所、部品倉庫5カ所、エンジニアを中心とする人財を有しています。H-E パーツ社の北米の既存拠点とブレーキ サプライ社の拠点の重複は少なく、スピーディかつ効率的にサービス網を広げることが可能です。 2023年度から始まった日立建機グループの中期経営計画「BUILDING THE FUTURE 2025 未来を創れ」では、経営戦略の4つの柱の中に「米州事業の拡大」を掲げています。H-E パーツ社は、本買収により米州地域での事業規模の拡大を図ります。■H-E パーツ社 取締役社⾧兼CEO サイモン ペルティエのコメント 今回の買収により、当社が提供するサービスを強化し、事業規模を拡大することができます。ブレーキ サプライ社をH-E パーツ社のファミリーに迎え入れることで、より幅広い製品とサービスをお客さまに提供できるようになります。ブレーキ サプライ社の従業員、お客さま、サプライヤーの皆さんを当社に迎えることを嬉しく思います。■ブレーキ サプライ社 取締役社⾧兼CEO デビッド・クックのコメント ブレーキ サプライ社は、何十年にもわたり、お客さまに信頼性が高く、コスト効率の良いコンポーネントを提供してきました。H-E パーツ社と力を合わせることで、その取り組みをさらに発展させ、より多くのお客さまに価値を提供し、当社のチームメンバーに新たな成⾧機会をもたらすことができるでしょう。■H-E パーツ社の概要 ■ブレーキ サプライ社の概要
2024/11/05 10:26 日立建機株式会社
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三菱マヒンドラ農機 創業110周年記念キャンペーン第3段を開催
-創業110周年記念ロゴ入りサーモスマグ『ふたりにひとり必ずもらえる』キャンペーン- 三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、CEO 取締役社長:齋藤徹)は、110 周年 記念企画の第 3 段として、「創業110周年記念ロゴ入りサーモスマグ『ふたりにひとり 必ずもらえる』キャンペーン」を開催します。・概要:KUSANAGIウェブ実演申込ページより実演のお申し込み・実施をされた方の中から、抽選でふたりにひとり(当選確率50%)に“110周年記念ロゴ入りサーモスマグ”をプレゼント。・実演申込期間:2024年11月1日(金)~3月31日(月)まで・実演実施期限:2025年5月30日(金)まで・キャンペーン詳細:https://www.mam.co.jp/110campaign_part3/ 創業110周年記念ロゴ入りサーモスマグ ※応募要件・日本国内に居住され農業に従事されている方、農業法人/営農集団などに所属されている方(法人名で応募可) で、当該製品が装着/牽引可能な45~60馬力の農耕用トラクターを所有している個人および法人。・キャンペーン期間中にウェブページより実演申し込みをされ、2025年5月末日までに実演実施完了された お客さまが対象となります。また、既に店頭/ウェブサイトなどで実演申し込み/実演実施されたお客さまは 本キャンペーンの対象外です。・実演の実施をもってキャンペーンへのエントリー完了とさせていただきます。
2024/11/01 15:25 三菱マヒンドラ農機株式会社
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三菱マヒンドラ農機 XS トラクター発売記念キャンペーンを開催
-XS トラクターをご購入でオイルや旅行ギフト券をプレゼント- 三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、CEO 取締役社長:齋藤徹)は、フルモデルチェンジした新型コンパクトトラクター「XS18・20・23・25」の発売を記念してキャンペーンを開催します。・概要:XSトラクターシリーズをご購入いただいた方全員に“三菱純正オイル マルチ GD オイル 20ℓ 缶”をプレゼント。さらに、抽選で 10 名さまに“旅行券 5 万円分”を プレゼント。・キャンペーン対象購入期間:2024年11月1日(金)~2025年3月31日(月)まで・キャンペーンエントリー期限:2025年4月11日(金)まで・キャンペーン詳細:https://www.mam.co.jp/campaign_xstractor/
2024/11/01 15:18 三菱マヒンドラ農機株式会社
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コマツNTC(株)、最新鋭の工作機械を「JIMTOF2024」に出展 ~アルミギガダイキャスト部品加工機を初出展~
コマツ(社長:小川啓之)の子会社であるコマツNTC株式会社(社長:高橋 正明)は、2024年11月5日(火)~11月10日(日)の6日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2024」(第32回日本国際工作機械見本市)に最新鋭の工作機械を出展します。コマツNTCは総合工作機械メーカーとして、国内外の自動車業界や半導体業界などのお客さまのニーズに合わせて、工作機械、ワイヤソー、車載電池製造装置など、幅広い分野の製品を提供しています。 主な展示内容は、以下のとおりです。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。[コマツNTC株式会社の出展機種]1.アルミギガダイキャスト部品加工用 立形大型加工機「KV420L」 今年11月1日に販売を開始する「KV420L」を初出展します。本商品はコマツNTCがこれまで量産向けとして進化させてきたマシニングセンタをベースに、電気自動車にて採用が拡大しているアルミギガキャスト生産向けの専用マシニングセンタとして開発したものです。 【アルミギガ ダイキャスト部品加工用立形大型加工機「KV420L」】 今回開発した加工機はアルミダイキャストの薄肉アルミの加工用として、設置スペースは既存のマシニングセンタよりもコンパクトに抑えることができ、軽量化設計により、工具やユニットの移動速度は最大で約67%アップしました。また、加工主軸は、毎分20,000回転の高速回転を実現したほか、チルトテーブルによる裏面加工が可能となるなど、アルミダイキャストの加工にマッチした機能を取り揃えており、お客さまの生産性と効率性の向上に大きく貢献します。 コマツNTCは、今回展示する立形大型加工機を中心に、ワークの形状を3次元で捉えて最適に支えるツールや高能率な加工工具・プログラム、さらにワークの搬送システムや状態を監視するIoTを提供できるラインビルダーとして、お客さまの生産ラインや加工工程などに合わせたニーズにお応えします。2.摩擦攪拌接合システム「ロボットFSW」 ロボットを用いた摩擦攪拌接合(以後、FSW)システム「ロボットFSW」を、ロボット加工システムの開発・製作を手掛けるトライエンジニアリング株式会社と共同で出展します。FSWは、従来の溶接やボルト締めと比べて、接合欠陥が生じにくく、軽量化を実現しやすいことから、アルミ材の適用が拡大している電気自動車の部品接合において需要が高まっています。 コマツNTCは、前述のアルミギガダイキャスト部品用の専用加工機とあわせて、電動化対応に向けた自動車業界のお客さまのさまざまな生産ニーズに対応し、新たな価値創造につながる商品開発をすすめていきます。 【摩擦攪拌接合システム「ロボットFSW」】 3.横形5軸マシニングセンタ 「CX500」用パレットチェンジャーシステムとツールストッカーシステム 2022年に市場導入した横形5軸マシニングセンタCX500の展示に合わせて、今回初めてパレットチェンジャーシステムや大容量ツールストッカーシステムを紹介します。 CX500は自動車や建設機械、航空機など幅広い分野のものづくりの現場をターゲットとする最新のマシニングセンタとして、発売開始以来、その高い生産性や操作性、保守性からお客さまより高い評価を頂いています。今般、お客様の自動運転ニーズの高まりに応え、CX500のオプション機能として、ワーク(加工対象物)をマシンの加工位置に自動かつ連続して設置できるパレットチェンジャーシステムと、加工に必要なツールを多種備えることができる大容量のツールストッカーシステムを開発しました。 パレットシステムは3段で13枚のパレットを収納可能、また、多品種対応スケジュール機能により、13枚分のパレット交換の段取りを設定可能です。また、大容量ツールストッカーシステムは、230本のツールを収納できるため、マシン本体側で格納可能な60本と合わせ、最大290本のツールを格納できるほか、スケジュール機能により、加工内容とワークに応じてマシン本体側とストッカーシステム内のツールとの入れ替えを行うことができます。コマツNTCは、お客さまの使いやすさ向上や段取り短縮を実現し、現場の自動運転に貢献します。 【横形5軸マシニングセンタ「CX500」(パレットチェンジャーシステムや大容量ツールストッカーシステムのオプション付き)】
2024/11/01 13:43 株式会社小松製作所
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日立建機 11月17日(日) 土浦工場で「第17回日立建機フェスティバル」を開催(事前登録制)
2023年11月 「第16回日立建機フェスティバル」開催時の様子 日立建機は、11月17日(日)9:30-15:00、土浦工場(茨城県土浦市)において「第17回日立建機フェスティバル」を開催します。「日立建機フェスティバル」は、日頃お世話になっている地元の方々をはじめとする皆さまへ感謝の思いを込めて開催するイベントです。当日は土浦工場内の見学のほか、油圧ショベルやホイールローダなど建設機械の展示・操縦体験、双腕仕様機アスタコのデモンストレーションとトークショーを行います。毎回恒例のじゃがいもの詰め放題や、各地元商工会のご協力のもと地域の物産・軽食販売も実施します。さらに、お子さま向けのゲームコーナーやキャラクターショー、豪華景品が当たる大抽選会などご家族でお楽しみいただける企画を盛りだくさんにご用意しております。ご来場および駐車場のご利用には事前登録が必要です。11月6日(水)12:00より「第17回日立建機フェスティバル特設サイト」からご登録いただけます。皆さまお誘い合わせの上、どうぞお越しください。「第17回日立建機フェスティバル」概要日時 :2024年11月17日(日)9:30-15:00 (小雨決行)会場 :日立建機株式会社 土浦工場(茨城県土浦市神立町650)入場:無料(事前登録制) ※11月6日(水)12:00~特設サイトより事前登録開始駐車場:無料(事前登録制) ご来場と同じ登録フォームから入力をお願いします。駐車場の場所についてはポスター画像をご覧ください。お問い合わせ:日立建機株式会社 土浦工場 総務部 TEL:029-832-7150※会場内では日立建機や報道機関による写真・動画撮影が行われる予定で、お客さまが映り込む場合があります。それらは日立建機のSNSでの投稿や、報道機関による映像・新聞・ウェブサイトなどに掲載される場合がありますので、ご了承ください。
2024/11/01 13:33 日立建機株式会社
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日野自動車、BEVフルフラット路線バス「日野ブルーリボン Z EV」を新発売
―安全の追求と、カーボンニュートラルの実現を目指す― 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、バッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「日野ブルーリボン Z(ズィー) EV」を、本日発売します。 日野ブルーリボン Z EV 「日野ブルーリボン Z EV」は、バッテリーとモーターによる走行で、排気ガス・CO2を排出しないゼロエミッションを実現しています。低騒音・低振動のスムーズな走りは、お客様の快適性向上だけではなく、ドライバーの運転疲労軽減にも寄与します。 小型化したバッテリーは屋根上および最後部の座席下に収納、また、リヤアクスルの左右それぞれにモーターを内蔵した「ハブモーター付きドロップアクスル」を採用することで、最前部から最後席までステップがないバリアフリーのフルフラットフロアを実現しました。これにより、段差を気にすることなくすべての客席にアクセスが可能となり、お客様の利便性や安全性が大幅に向上しました。 また、「日野ブルーリボン Z EV」では、日野のグループ会社であるCUBE-LINXが提供する、商用電動車の導入・利用に関するワンストップサービス「エモぷらっと」をご利用いただけます。本車両の運行にあたり必要な充電器や電力設備、工事手配はもちろんのこと、建物側と合わせた電力の視える化やCO2の削減など、お客様の稼働をサポートします。 日野は、「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」の使命のもと、カーボンニュートラルの実現に向け、内燃機関車と電動車の両輪で適材適所に対応するマルチパスウェイによるアプローチで、お客様・社会のニーズに寄り添った商品やソリューションを提供していきます。【車両の特長】1.フルフラットフロアリヤアクスルの左右それぞれにモーターを内蔵した「ハブモーター付きドロップアクスル」を採用し、フロアを低床化しました。また、高電圧バッテリーパックを車両の屋根上と最後部の座席下に分散して配置することで、フロアレイアウトの自由度を高め、最後部席まで段差のないバリアフリー化を実現しています。 フルフラットフロア 高電圧バッテリー配置図 2.航続距離ディーゼルエンジンモデルの「日野ブルーリボン」と同等の動力性能を確保しながら、路線バスで使用される航続距離をカバーしています※1。バッテリー充電は国内主流の350Vで充電できる高電圧バッテリーを採用し、3.2時間※2で20%の残量から80%まで充電が可能です。3.外部給電「日野ブルーリボン Z EV」と、電力を取り出す外部給電器(別売)を接続することで家庭用電源として使用可能になり、災害などによる非常時には救援車として電力供給を行うことができます。(V2L機能※3)4.安全機能事故の抑制に貢献するフロントブラインドスポットモニター※4を装備し、死角になりやすい車両直前の歩行者や自転車を検知し、自車と近づくと警告表示でドライバーに注意喚起を行います。また、衝突の可能性があると判断した場合、警告表示に加え、シートバイブレーターで注意を促します。EDSS※5による緊急停車時には、電動パーキングブレーキが自動で作動する機能を採用し、坂路などでの緊急停車時の安全性が向上しました。※1 航続距離は、外気温、冷暖房の使用、乗車人数などの影響により短くなります※2 急速充電(CHAdeMO Ver1.0), 外気温20℃・充電出力50kwの場合※3 Vehicle to Loadの略称。日本国内の主流の規格(EVPS-004:2014)に対応※4 自車速10km/h以下 警報対象速度:歩行者3~5km/h 自転車3~10km/hで作動※5 Emergency Driving Stop System/ドライバー異常時対応システム<「日野ブルーリボン Z EV」 代表車型(都市型)> ※ 総電力量は242kWh。総電力量は、車両に搭載した電池のエネルギ量を表しています。国連危険物輸送勧告の定義に基づき算出した値であり、電圧(V)と容量(Ah)、セル数によって求められます。
2024/10/31 15:03 日野自動車株式会社
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加藤製作所 東北では早くも冬支度! 空港の運航体制を支える「スノースイーパ」 いわて花巻空港に納車完了
国内で唯一、当社が製造する空港用ブラシ式除雪車「スノースイーパ」をいわて花巻空港(岩手県)にこのほど納車しました。いわて花巻空港は奥羽山脈の東側に位置しており、例年多くの降雪が見られます。こうした環境下で、スノースイーパは空港のスムーズな運航体制を支える重要な役割を果たしています。 ■スノースイーパの役割空港の滑走路や誘導路、航空機の待機場を効率的に除雪するために、役割の異なる除雪車両が連携して作業を行います。例えば滑走路では、まず除雪板を取り付けた車両が雪を滑走路の両側に押しのけます。その後スノースイーパが、滑走路上の取り切れなかった雪や氷を車体前方の除雪ブラシで掻き出し、車体中央部に搭載されたブロワーでそれらを滑走路の端に吹き飛ばします。最後に、別の車両がその雪を滑走路外へ排出することで、効率的で確実な除雪が可能となり、空港の安全な運航を支えます。スノースイーパは現在、北海道や東北6県を含む国内の35空港に配備され、各地で活躍しています。
2024/10/30 19:30 株式会社加藤製作所
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三菱マヒンドラ農機 令和6年度 中国地方発明表彰受賞のお知らせ
-島根県発明協会会長賞、発明奨励賞を受賞- 三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、CEO 取締役社長:齋藤徹)は、令和6年度中国地方発明表彰(主催:公益社団法人 発明協会)において、島根県発明協会会長賞および発明奨励賞の2件を受賞しました。地方発明表彰は、実施されている優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、1921年(大正10年)から続く、歴史ある発明表彰制度で、その発明が地域産業にいかに貢献しているかという観点から、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施されており、弊社は本社のある中国地方に属しております。弊社の受賞内容は以下のとおりです。 ※地方発明表彰について:http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/chihatsu.html■ コンバインの選別フルオート制御装置(島根県発明協会会長賞)コンバインの選別部にセンサを設置し、検出される籾や藁屑の量に応じて、篩選別のフィンの開度と風選別の際のファンの風量の強さを自動制御できるようにしました。これによりオペレータの習熟度にかかわらず、車速を上げて作業を行っても選別精度を維持したままの高能率作業を実現するとともに、多様な作物条件(青材、高水分材料、高収量材料など)への適応性を向上させました。 ■ 測位情報取得ユニットにおける電源維持制御(発明奨励賞)機体位置情報の衛星測位に利用する測位情報取得ユニットについて、エンジンが停止しても一定時間、測位情報ユニットの電源を維持できるようにしました。これにより自動操舵を使う作業の合間に燃料補給などでエンジンを一時的に停止しても、走行機体の位置情報の測位状態を保持できるため、作業再開がスムーズになりました。 本特許の使用例:自動操舵システムSE-Navi 三菱マヒンドラ農機グループは、今後も農業の発展に貢献する技術開発を推進し続けるとともに、喜ばれる製品とサービスで地域に根差した企業活動を行ってまいります。
2024/10/30 17:54 三菱マヒンドラ農機株式会社
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令和6年9月分フォークリフト統計
日本産業車両協会により、令和6年9月分のフォークリフト統計が発表された。
2024/10/23 12:37 KENKEY
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2020/11/0417:50 株式会社イエイリ・ラボ
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三菱ふそう 金沢支店を移転しオープン
2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社