2024年 環境装置受注状況 (2024年1~12月)
2024年の環境装置受注は、民需、官公需、外需が減少し、前年比▲11.5%減の6,811億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
1.需要部門別の動向
①製造業
化学、鉄鋼、機械向け産業廃水処理装置が減少し、前年比▲26.6%減の460億円となり、4年ぶりに前年を下回った。
②非製造業
その他向け事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器が減少し、前年比▲7.7%減の615億円となり、2年連続で前年を下回った。
③民需
①と②を加算した民需の合計は、前年比▲16.8%減の1,075億円となり、4年ぶりに前年を下回った。
④官公需
汚泥処理措置、都市ごみ処理装置が減少し、前年比▲5.8%減の5,415億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
⑤外需
下水汚水処理装置、事業系廃棄物処理装置が減少し、前年比▲51.2%減の319億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
2.装置別の動向
①大気汚染防止装置
集じん装置の電力向け、排煙脱硫装置の海外向けが増加し、前年比24.4%増の316億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
②水質汚濁防止装置
産業廃水処理装置の機械向け、下水汚水処理装置の海外向け、汚泥処理装置の官公庁向けが減少し、前年比▲9.5%減の2,315億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
③ごみ処理装置
都市ごみ処理装置の官公庁向け、事業系廃棄物処理装置のその他非製造業、海外向け、ごみ処理関連機器のその他非製造業向けが減少し、前年比▲14.3%減の4,174億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
④騒音振動防止装置
騒音防止装置のその他製造業向けが減少し、前年比▲67.6%減の6億円となり、2年連続で前年を下回った。






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最終更新:2025/02/1712:26