-
日野自動車、「人とくるまのテクノロジー展 2023」に出展
―持続可能な社会の実現に向けた日野の先進技術を紹介― 2023年5月22日 日野自動車株式会社 (本社:東京都日野市、社長:小木曽 聡、以下日野)は、5月24日(水)~26日(金)、パシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」、および7月5日(水)~7日(金)、Aichi Sky EXPO(愛知国際展示場)にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展します。 日野は持続可能な社会の実現に向けて、カーボンニュートラルや物流業界の人手不足といった社会課題の解決に取り組んでいます。本イベントでは、日野デュトロ Z EVや日野プロフィア Z FCVプロトタイプなどに関する展示を中心に、日野の先進技術を紹介します。■展示内容1.日野デュトロ Z EV(22年6月発売) 「物流のラストワンマイル」の現場での使い勝手を追求し、超低床構造を可能とするために新開発のBEV専用シャシを採用したBEV小型トラックです。本イベントではBEV専用シャシをご覧いただける超低床フロアをシースルー化した車両や前輪駆動モジュールを展示します。名古屋会場では主催者展示コーナーにて実車を展示予定です。 BEVシースルー車両 前輪駆動モジュール 2.日野プロフィアZ FCV プロトタイプ (現在開発中) 本車両は幹線輸送を担う大型トラックとしての実用性も鑑み、EV車として高次元な航続距離600km、また十分な積載量を目指しています。本イベントでは、車両性能の概要をパネルで説明します。また、名古屋会場では主催者展示コーナーにて実車を展示予定です。 3.その他社会課題解決に関する日野および日野グループの取り組みについて 日野の社会課題解決に向けた取り組みの全体像や、物流の社会課題解決に向け高効率な幹線輸送スキームの構築に取り組むNEXT Logistics Japan、商用EVの導入・運行支援事業に取り組むCUBE-LINXを紹介予定です。■ご参考「人とくるまのテクノロジー展 2023」公式ウェブサイト「人とくるまのテクノロジー展 2023」来場登録サイト
2023/05/24 11:42 日野自動車株式会社
-
加藤製作所 サステナビリティサイト開設のお知らせ
2023 年 5 月 19 日 株式会社 加藤製作所(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 公康)では、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する活動状況やデータ等をステークホルダーの皆さまに紹介する「サステナビリティサイト」をこのほど開設いたしましたのでお知らせいたします。 当社は、「優秀な製品による社会への貢献」を経営理念に掲げ、各種荷役機械・建設機械・産業機械を製造・販売し、長きに亘り事業を通じて人々の生活を豊かにしていくお手伝いをしてまいりました。近年、地球温暖化をはじめとする環境問題への危機意識が高まっており、持続可能な社会の実現に向けた各企業の積極的な取組みが求められております。 当社は2023年、社長を委員長とするサステナビリティ委員会を新設いたしました。また同委員会の直下に 「環境」「人事」の2つの分科会を立ち上げ、それぞれのテーマに対し中長期的な視点に立った施策の立案と進捗管理を行っております。同サイトでは両分科会の活動内容に加え、ESGへの取組みや各種データ等を随時更新していく予定です。 創業から 120 余年、今後も当社は責任ある行動と事業を通じた社会への貢献を心掛けていくとともに、上記の取組みを推進し、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。 【サステナビリティサイト トップページ】 URL: https://www.kato-works.co.jp/sustainability/
2023/05/24 11:36 株式会社加藤製作所
-
日立建機 クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor」の対象機種を拡大
様々な建設現場でデータ管理作業を軽減し、作業工数の省略・施工状況のリアルタイムな「見える化」を実現 2023 年 5 月 19 日 「Solution Linkage Compactor」画面イメージ 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、2023 年 5 月 24 日より、クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor(ソリューション リンケージ コンパクター)」(以下、本サービス)の対象機種を拡大します。これまで対象としていた土工用振動ローラ ZC120S-6に加えて、新たに、コンバインドローラ(ZC35C-5、ZC50C-5)、タンデムローラ(ZC35T-5、ZC50T-5)、タイヤローラ(ZC220P-6)の5機種を対象機種に加えます。日立建機グループの多くの道路機械で本サ ービスを使用できるようになり、様々な現場でのデータ管理作業の軽減や、施工状況のリアルタイムな「見える化」に寄与します。本サービスの販売価格は、初期費用が 218 万円(税抜き)、アプリ利用料が 4 万円/月(税抜き)です。 道路や舗装を締め固める施工は、転圧によって地面の密度を均等に強化します。また、締め固める地面の状態や性質によって、人が転圧回数を数えて管理を徹底し、施工後にどの程度締め固まっているか密度試験を行い、含水比や粒度を確認する必要があります。さらに、施工内容の記録として、転圧回数や試験結果の数値を用いて、帳票の作成も求められます。 本サービスは、道路機械に搭載した GNSS アンテナ*を用いて転圧状況を記録することで、これまで人が行っていた転圧回数や、施工管理の記録・確認業務の省略を可能にするものです。また、PC やタブレット端末などを用いて、現場から離れた遠隔地からでも、転圧作業の進捗状況をリアルタイムに確認できます。国土交通省が定める管理要領にも準拠しており、i-Construction の施工現場でもご活用いただけます。 本サービスはこれまで、ダムや空港などの大規模なインフラ整備で活用される土工用振動ローラ ZC120S-6 を対象としていました。一方、コンバインドローラやタンデムローラ、タイヤローラは、一般道路や市街地での工事でも活用されています。今回、対象機種を拡大することで、大規模なインフラ工事から都市整備に至るまで、幅広い現場で本サービスを使用できるようになります。*GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、GPS などの衛星測位システムの総称。 ■特長 1.「オペレータ向けアプリ」で、リアルタイムに転圧回数の確認が可能 運転室内に設置したタブレット端末上のアプリに、道路機械の走行軌跡がリアルタイムに更新され、転圧を行った回数ごとに色分け表示されます。これにより、オペレータは転圧回数が不足している箇所の有無を一目で確認することができ、オペレータの負担軽減につながります。 2.「管理者向けアプリ」で、遠隔地にいながら施工の進捗確認や帳票作成が可能 PC やタブレット端末などから閲覧でき、「オペレータ向けアプリ」と同様に、現在行っている転圧作業の進捗状況を、遠隔地にいながらでもリアルタイムに確認することが可能です。 また、転圧を行う施工現場の各種情報や、規定の転圧回数、図面情報などの登録や、過去に完了した転圧作業履歴の確認のほか、記録されたデータをクラウドから抽出して電子データの帳票出力も行うことができます。電子データの帳票出力は、国土交通省が定める管理要領に準拠しているため、i-Construction 対象の施工でもご活用いただけます。 日立建機グループは、今後も引き続き、身近で頼りになるパートナーをめざします。ICT 建機の販売のみならず、それぞれのお客さまのニーズに沿った ICT・IoT ソリューション「Solution Linkage」を提供することで、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。 ■商標注記 ・Solution Linkage は、日立建機株式会社の登録商標です。 ・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社、団体の商号もしくは登録商標です。■関連情報 ・2022 年 8 月 31 日クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor」の提供を開始 ・「Solution Linkage Compactor」ウェブサイト ・「Solution Linkage Compactor」紹介動画
2023/05/24 11:30 日立建機日本株式会社
-
コマツ、トヨタ 無人ダンプトラック運行システム上で自動走行するライトビークル を開発へ
‐ 鉱山オペレーション全体の自動化・自律化の実現加速に向け協業開始 ‐ 2023 年 5 月 17 日コマツトヨタ自動車株式会社 コマツ(代表取締役社長:小川 啓之)とトヨタ自動車株式会社(執行役員 社長:佐藤 恒治 以下、トヨタ)は、鉱山現場のライトビークルの自動化を目指し、無人ダンプトラック運行システム (Autonomous Haulage System 以下、AHS)上で自動走行するライトビークル(Autonomous Light Vehicle 以下、ALV)の開発において協業を開始します。 私たちの生活や産業には鉱物やエネルギー資源が必要不可欠です。資源の安定供給のため、鉱山現場は長時間稼働が求められ、厳しい自然環境下の過酷な労働条件で、オペレーターなどの人材不足が課題となっています。また、多くの機械が稼働している鉱山現場では、更なる安全性向上のため、人的ミスによる事故の削減も求められています。 コマツは 2008 年に世界で初めて AHS を商用導入して以来、鉱山現場ごとに異なる運用環境において稼働実績を蓄積し、世界各国の資源大手より安全性・生産性に対して高い評価を得ています。また、現在、AHS の管制下においては、鉱山現場の走路に、無人ダンプトラックと、鉱山内での作業員の輸送や保守点検に携わる有人ライトビークルとが混在して走行しています。現状では、人的ミスによる衝突を避けるため、すれ違い時に無人ダンプトラック側が減速、または停止するしくみを取り入れることで、最優先課題である安全性を確保しています。しかし一方で、無人ダンプトラックの稼働効率という観点からは、お客さまが求める鉱山オペレーション全体の生産性に関しては課題を残していました。 このたび両社は、この課題を解決することが急務であるという想いを共有し、鉱山オペレーション全体の自動化・自律化推進にともに取り組むこととなりました。コマツは、AHS の管制システム上に ALV 用管理プロ グラムを新たに開発し、トヨタは乗用で培った自動運転技術を応用し、AHS の管制システムからの指令により自動で走行する ALV を開発します。無人ダンプトラックと ALV を、コマツの AHS 管制下で協調制御して自動走行させることで、鉱山現場のさらなる安全性と生産性向上の実現を目指しております。現在、コンセプト車両にて試験を実施しており、今後 2024 年 1 月頃を目途に、お客さまの現場での実証実験を開始する予定です。 コマツ製無人ダンプトラックと、トヨタ製 ALV(コンセプト車両) 1.本取り組みの概要 【意義・狙い】 ・ 鉱山現場においてコマツ製無人ダンプトラックと、トヨタ製 ALV を、コマツの AHS 管制下で協調制御することにより以下を実現し、鉱山オペレーション全体の安全性と生産性を向上する ①指示された走行経路に沿った ALV の安全な運行 ②従来のライトビークルの有人運行時と比較し、ドライバーの運転ミスによる接触事故を防止 ③ライトビークルとすれ違う際のダンプトラック側の停止や減速時間(ダウンタイム)を削減 ・ トヨタ製 ALV の自動走行により、安全性・生産性に寄与する更なる機能改善・追加を推進 ① 鉱山内で稼働する鉱山機械部品輸送の自動化② 積み込み機・ブルドーザーなどを運転するオペレーターの自動送迎の機能【各社の役割】 コマツ … AHS の管制システム上に ALV 用管理プログラムを新たに開発 トヨタ … AHS の管制システムからの指令により自動で走行する ALV を開発2.AHS の特徴 ・ コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、世界 5 カ国 22 鉱山で稼働 累計稼働台数 650 台超(2023 年 5 月時点) ・ 環境の異なる鉱山現場で稼働実績を蓄積した AHS は、世界各国の資源大手よりその安全性・ 生産性に対して高い評価を獲得 トヨタは、「安全」を最優先の課題と位置づけ、「交通事故死傷者ゼロ」を究極の目標に、すべての人に移動の自由をお届けできるよう、安全・自動運転技術の開発を進めています。今回の協業においては、自動運転技術を活用し実際の現場で働く人々の安全に貢献するべく、開発を進めています。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指しています。 次世代に引き継ぐ豊かで持続可能な社会構築に向けた想いを共有する 2 社は、お客さまやパートナー と共に安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の鉱山現場の実現を目指し、取り組みを加速してい きます。
2023/05/17 17:18 株式会社小松製作所
-
日立建機 第 5 回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展
2023 年 5 月 16 日 日立建機ブースイメージ 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、5 月 24 日から 26 日まで 幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される第 5 回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」(以下 CSPI-EXPO)に出展します。 CSPI-EXPO は、デジタル庁と経済産業省、国土交通省、環境省が後援し、建設業界・測量業界の最先端かつ最新の機械や設備、技術、サービスが一堂に集まる展示会です。 日立建機グループは、「お客さまに寄り添い、お客さまの課題を解決する独創的な製品・ソリューションを提供し続ける日立建機」をテーマに、皆さまと「共に踏み出す未来」へ向けて、日立建機グループの最新ソリューションによる新しい価値をご提案します。「安全性向上」、「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」と いった課題をお客さまと共に解決するための ICT・IoT ソリューション「Solution Linkage」や、日本では初出 展となるバッテリー駆動式ミニショベルについてもご紹介します。また、遠隔操作・自動運転ソリューションに 対応する油圧ショベルを展示する予定です。皆さまのご来場をお待ちしております。■出展内容 【Solution Linkage シリーズ】・Solution Linkage Survey(土量計測ソリューション) ・Solution Linkage Point Cloud(点群生成ソリューション) ・Solution Linkage Mobile(ダンプ運行管理ソリューション) ・Solution Linkage Alert Viewer(施工映像共有ソリューション) ・Solution Linkage Compactor(転圧管理ソリューション)ほか【ゼロ・エミッション / 遠隔・自動化ソリューション】 ・ZX55U-6EB(バッテリー駆動式ミニショベル) ・遠隔・自動化に対応する油圧ショベルのベースマシン ・日立建機と株式会社加藤組が共同で提供するジオラマ建機模型の遠隔操作【屋外展示】 ・新型マシンコントロールシステム搭載の後方超小旋回型ミニショベル ZX30U-5B の実機展示・後方超小旋回型ミニショベル ZX40U-5B の PAT ブレード仕様機でマシンガイダンスを実演・クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor」の実機展示■主催者特別セミナーについて 開期中の 3 日間、いずれも 13 時 00 分より、展示ホール内 C 会場にて、日立建機グループがお客さまとともに実現した ICT 施工事例について、お客さまによる特別セミナーを行います。主催者特別セミナーの詳細 はこちらから。 ■出展展示会概要 (1)名称:建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」 (2)会期:2023 年 5 月 24 日(水)~26 日(金) (3)会場:幕張メッセ(千葉県千葉市):展示ホール 1~5、屋外展示場、屋外展示場 ANNEX 日立建機展示ブース番号 屋内:P-91、屋外展示場 ANNEX:ODA-04 (4)主催:建設・測量生産性向上展実行委員会 後援:デジタル庁、経済産業省、国土交通省、環境省■商標注記 ・Solution Linkage は、日立建機株式会社の登録商標です。■関連情報 ・2023 年 3 月 16 日 第 5 回 建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展します ・2022 年 4 月 13 日 欧州市場で 5t クラスのバッテリー駆動式ミニショベルを受注開始 ・日立建機グローバルサイト内展示会特設ページ ・Solution Linkage ウェブサイト
2023/05/16 11:51 日立建機日本株式会社
-
遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシンを開発
お客さまとともに施工現場の労働環境の改善、安全性の向上、人財育成の強化をめざす 2023 年 5 月 15 日 ベースマシンを遠隔操作している様子 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシン(以下、本ベースマシン)を開発しました。建設機械の遠隔操作や自動・自律運転の技術は、鉱山現場やダムなどの大規模な施工を中心に普及しつつあります。今後、一般的な建設・土木工事のお客さま向けに、遠隔・自動化ソリューションと油圧ショベルのベースマシンを提供し、施工現場の課題である労働環境の改善、安全性の向上、人財育成の強化、生産性の向上をめざして、お客さまと協創してまいります。 施工現場においては、安全性や生産性の向上、労働環境の改善、労働力不足による技能者の人財育成などが課題となっています。その解決策の一つとして、建設機械の遠隔操作や自動・自律運転にお客さまから期待が寄せられています。こうした市場の変化やニーズに対応するため、日立建機グループは、1990 年代初めから建設機械の遠隔操作や自動運転に関する研究開発に着手し、これまでさまざまな要素技術の開発を進めてきました。2020年には建設機械の自律運転に対応するためのシステムプラットフォーム 「ZCORE(ズィーコア)」を開発して以降、そのコンセプトのもとに研究開発を推進しています。 建設・土木工事などの現場では、施工内容や使用する建設機械の組み合わせが多岐にわたり、現場の環境も複雑です。現在、災害復旧現場や人が立ち入れない環境での作業など、特定のシーンや業種で、油圧ショベルの遠隔操作が行われています。しかし、油圧ショベルの遠隔操作を行うためには、大掛かりな機械の改修や、周辺機器のセットアップが必要です。今後、施工現場の課題を改善するためには、油圧ショベルの遠隔操作を導入しやすくし、自動運転のソリューションをお客さまと協創するためのベースマシンが必要となっていました。 本ベースマシンは、ZCORE のコンセプトのもと、ICT 油圧ショベルを用いて開発を進めました。遠隔操作時でも「マシンコントロール機能」を用いて半自動で効率的に施工できるほか、「エリアコントロール機能」で、油圧ショベルの上下・左右方向の動作範囲を制限して接触被害を軽減するなど、機械の周囲環境が把握しづらい状況においても、オペレーターの操作を支援することが可能です。 今後は、遠隔での掘削・積み込み作業における運転支援機能の拡充や、掘削・旋回・積み込みといった一定の動作を繰り返す作業を自動で行うなど、お客さまの施工に合わせたソリューション開発を段階的に進めていきます。このような建設機械の操作技術の高度化により、経験を問わず働きやすい建設機械やソリューション、労働環境を整えることで、施工現場での技能継承が促進され、技能者の育成にも寄与します。 なお、第 5 回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」(2023 年 5 月 24 日(水)~26(金)、場所:千葉県・幕張メッセ)において、本ベースマシンおよび遠隔・自動化ソリューションを展示する予定です。 日立建機グループは、引き続き「人と機械の最適な関係」をめざし、お客さまの課題を解決するソリューション「Reliable Solutions」をお客さまと協創していきます。今後も、建設機械の遠隔操作や自動運転、自律化に向けた研究・開発を推進し、現場の安全性・生産性の向上などのお客さまの課題に貢献していきます。■関連情報 ・2023 年 3 月 16 日 第 5 回 建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展します・2020 年 8 月 19 日 自律型建設機械向けシステムプラットフォーム「ZCORE」を開発
2023/05/15 13:07 日立建機日本株式会社
-
コマツ 水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベルのコンセプトマシンを開発 実証実験を開始
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を加速- コマツ(社長:小川啓之)は、このたび建設機械の稼働現場におけるカーボンニュートラル実現に向けて、 水素燃料電池とコマツが自社開発したキーコンポーネントを組み合せた中型油圧ショベルのコンセプトマシンを開発しました。2023 年 5 月より開始した実証実験(PoC)を進め、近い将来の水素燃料電池を搭載した中・大型建設機械の量産化の実現に向け、取り組みを加速させます。 【水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベルのコンセプトマシン】 コマツは、中期経営計画において、2030 年までに、製品使用により排出される CO2 の 50%削減(対 2010 年比)、生産による CO2 排出の50%削減(対 2010 年比)という経営目標とともに、2050 年カーボンニュートラルをチャレンジ目標としています。お客さまのカーボンニュートラル実現に貢献するため、従前より、ハイブリッド油圧ショベル、バッテリー駆動式ミニショベルなど、環境負荷低減に配慮した多様な商品・サービス・ソリューションを提供するとともに、新たな動力装置を搭載した製品の提供を目指して研究開発に取り組んでいます。 このたびのコンセプトマシンは、コマツの中型油圧ショベルをベースにトヨタ自動車株式会社(執行役員社長:佐藤 恒治 以下、トヨタ)が製造した水素燃料電池システムと水素タンクを搭載しており、コマツが自社開発したキーコンポーネントとの組み合せやコマツのトータル制御技術により、エンジン駆動式と同等の力強い掘削性能と高い操作性を発揮しつつ、“排気ガスゼロ”や騒音・振動の大幅低減を目指します。 中・大型の建設機械は、電動化で先行する小型の建設機械に比べよりエネルギー密度の高い動力源が必要となります。小型の建設機械で利用が進んでいるバッテリーに比べて、水素はエネルギー密度が高く、バッテリ ーの充電よりも短時間で水素燃料充填が行えるため、中・大型の建設機械に有効な選択肢と考えて、研究開発を推進しています。水素社会実現への貢献やカーボンニュートラルへの寄与を目指し、このたびのコンセプトマシンの実証実験(PoC)を進め、水素燃料電池を搭載した中・大型建設機械の量産化に向けて取り組みを継続していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創 造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。
2023/05/15 12:33 株式会社小松製作所
-
コマツ 「第 32 回 2023NEW 環境展/第 15 回 2023 地球温暖化防止展」 に出展
2023 年 5 月 11 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本年 5 月 24 日(水)~26 日(金)までの 3 日間、東京都・東京ビッグサイトにて開催される「2023NEW 環境展/2023 地球温暖化防止展」に出展します。 「NEW 環境展/2023 地球温暖化防止展」は、環境問題等の各種課題に対応する様々な環境技術やサービスを一堂に展示し、情報発信する事で、環境保全への啓発を行い、国民生活の安定と環境関連産業の発展を目的としています。 今回、コマツからはカーボンニュートラルに貢献する電動式の建設機械とフォークリフトを展示予定です。本田技研工業株式会社(代表執行役社長:三部敏宏)と共同開発し、2023 年度 には国内市場への早期導入を目指している電動マイクロショベルの「PC05E-1」や、電動式ミニショベル「PC30E-5」のモデルチェンジ機である「PC30E-6」を参考出展し、コマツの電動化への取り組みをご紹介します。「2023NEW 環境展」公式サイト https://www.n-expo.jp/
2023/05/15 12:18 株式会社小松製作所
-
第5回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展
~コマツと EARTHBRAIN が共同で出展~ 2023 年 5 月 10 日コ マ ツ株式会社 EARTHBRAIN コマツ(社長:小川啓之)とその子会社である株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則、以下、EARTHBRAIN)は、2023 年 5 月 24 日(水)~26 日(金)までの 3日間、千葉県・幕張メッセにて開催される建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO※」に共同で出展します。 デジタル庁、経済産業省、国土交通省及び環境省が後援する「CSPI-EXPO」は、建設業界・測量業界の最新かつ最先端の機械・設備・技術・サービスが一堂に集まる展示会です。 今回、コマツと EARTHBRAIN は屋内に 3 つのブース(ブース番号:E-90、H-70、I-76)と屋外ブースを出展し、コマツの ICT 建機や EARTHBRAIN のソリューション・サービスを展示します。すべてのブースにお越しいただくことで、ICT により建設現場の安全性・生産性を向上させる事業「スマートコンストラクション」で実現するリアルな現場を体感いただくとともに、2020 年 4 月より提供を開始した「デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション」によるデジタル空間上での施工計画・現場をご覧いただけます。また、コマツと EARTHBRAIN が共同開発した建設機械向けの遠隔操作システムの他、新たなソリューション・サービスについてもご紹介いたします。※Construction & Survey Productivity Improvement EXPO の略「CSPI-EXPO」公式サイト https://cspi-expo.com/【写真:2022 年開催時のコマツブースの様子】 【写真:2022 年開催時の EARTHBRAIN ブースの様子】
2023/05/12 14:23 株式会社小松製作所
-
加藤製作所、新明工業、中部国際空港、日野自動車 空港制限区域内での路面清掃車自動運転実証実験を開始
2023年5月10日株式会社加藤製作所新明工業株式会社中部国際空港株式会社日野自動車株式会社 株式会社加藤製作所、新明工業株式会社、中部国際空港株式会社、日野自動車株式会社は、滑走路や誘導路を含む空港制限区域内における現場作業の安全性確保や生産性向上、労働力不足などの課題解決に向け、実証実験を本日から開始します。本実証は、自動運転(レベル2相当)※1に対応した小型トラックをベースに、自動運転と路面清掃の技術連携により高機能化させた路面清掃車(真空吸込式)を用いて中部国際空港(愛知県常滑市)で実施します。 本実証では、滑走路や誘導路を含む空港制限区域における路面清掃車としては日本で初めて自動運転車を導入します。夜間や単調作業下での安全運行や、重複清掃や清掃漏れの削減による清掃品質や効率向上の確認、準中型免許で運転可能な小型トラックをベースとした路面清掃車の有用性についてデータを取得することを主な目的としています。 本実証の結果を踏まえ、空港制限区域内での高機能化させた路面清掃車の実用化に向けて検討を進めてまいります。1. 実証実験概要(1)期間 : 2023年5月10日から約3週間(予定)(2)場所 : 中部国際空港制限区域内(滑走路、誘導路、その他)(3)車両 : 小型トラック「日野デュトロ」をベースに、加藤製作所が「真空吸込式路面清掃車」を製作し、新明工業にて自動運転に必要な改造を実施(4)台数 : 1台2. 自動運転および利用システム 本実証で使用する車両は、小型トラックに自動運転技術を搭載し、時速20km以下で走行します。車両の走行位置や経路は、GNSSデータ※2、LiDAR※3、赤外線カメラで把握し、障害物を検知すると自動で停止します。清掃区間までドライバーが運転し、区間内は自動運転に切り替えて路面を清掃します。 架装部分の清掃装置はタブレット操作により自動運転と連動して自動で清掃作業を行います。 車両外観 ※1 自動運転(レベル2相当):ドライバーが周辺監視を行い、特定条件下での自動運転機能(高機能化)※2 GNSS:Global Navigation Satellite System、GPSなどの全地球衛星測位システム※3 LiDAR(ライダー): Light Detection And Ranging、周辺環境の立体的な様子を捉える技術や機器
2023/05/12 13:43 株式会社加藤製作所
-
レーザー焼き入れで使用済みの歯車を修復し、寿命を新品と同等以上に延長
2023 年 4 月 25 日日立建機株式会社国立研究開発法人物質・材料研究機構 浸炭処理をした歯車にレーザー焼き入れをする様子 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)と国立研究開発法人物質・材料研究機構(所在地:茨城県つくば市、理事長:宝野 和博/以下、NIMS)は、このたび、使用済み歯車の表面にレーザー焼き入れ* 1 することで、摩耗によって損傷した部分を修復する手法(以下、本手法)を共同で開発しました。また、日立建機と NIMS は、修復した歯車の使用寿命を、新品と同等以上に延長可能であることを実証しました。なお、本手法は、炭素を拡散させて金属の表面を強化する浸炭 処理を施した歯車を対象としています。 * 1金属を部分的に加熱・冷却し、硬化させる技術。 日立建機は、2023 年 4 月より、使用済み油圧ポンプ内部の歯車の再生において、本手法を適用します。これにより、従来、廃棄の対象としていた歯車の再生利用率が約25%向上します。20 トンクラスの油圧ショベルの場合、毎回の定期部品交換時、新品ではなく再生された歯車を利用することで、新品部品を製造するときに発生する CO2排出量 1 台当たり約 13kg の低減が見込まれます。将来的には、鉱山機械の再生部品への本手法の適用や部品再生を行っている日立建機グループの海外拠点への導入も計画しています。 日立建機の再生事業は、お客さまの使用済み純正部品(油圧シリンダ、油圧ポンプ、走行装置など)を、機械の修理や定期交換時に回収し、分解・整備後、新品同等の機能保証付きの再生部品として提供しています。高負荷がかかる歯車は、長く使用すると摩擦や残留応力* 2 などにより疲労し、使用寿命を迎えると、変形や破損へと至ります。浸炭処理した使用済み歯車にレーザーを照射することで、不具合を引き起こす金属の表層組織を部分的に改質して強度を回復し、新品の歯車と比べて、寿命を新品と同等以上に延長可能であることが実証されました。 * 2 物体に外力が加わる際、物体内部に生ずる応力(ストレス)のこと。外力が無くなっても残留し、変形・割れの原因となる。 本手法は、日立建機部品・サービスビジネスユニット再生事業部と NIMS 構造材料研究センター 極低温疲労グループが共同で開発しました。両者は、2019 年から取り組み、2021 年 5 月に発表した「X 線測定による歯車の再利用可否の判定手法」に続き、2020 年から本手法の開発に取り組んできました。 日立建機と NIMS は、これからも、環境負荷低減の実現に向けた取り組みに貢献してまいります。■関連情報・2023年4月25日 NIMSニュースリリース・レーザー焼入れによる浸炭鋼の再製造のための持続可能な技術T. Kanazawa, M. Hayakawa, D. Vinas, Y. Tahara, N. Hata and M. Yoshimoto, Journal of Materials Research and Technology, 24, 2023, pp.39-48. ・2021年5月20日 歯車の再利用可否の判定手法を共同開発ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。
2023/04/26 13:57 日立建機日本株式会社
-
日立建機 製品寿命 1.5 倍をめざし、超大型油圧ショベルのブームとアームの耐久性を向上
資源大手リオ・ティント社のオーストラリアの鉱山現場で耐久性を検証、サーキュラー・エコノミーの実現に貢献 2023 年 4 月 24 日 超大型油圧ショベル EX5600-7(バックホウ仕様) 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、このたび、超大型油圧ショベルの製品寿命*1を 1.5 倍にすることをめざし、耐久性を向上したブームとアームを開発しました。 耐久性を高めたブームとアームは、2025 年 3 月より、超大型油圧ショベル EX5600-7(運転質量 550 トン)のバックホウ仕様に標準適用し、順次、適用機種を拡大していきます。ブームとアームの耐久性向上により、お客さまは、鉱山機械の補修によるダウンタイム(運転停止時間)や機械のメンテナンスコストを低減できます。 今回の標準適用に先がけ、2023 年 8 月より、資源大手リオ・ティント社がオーストラリア・西オーストラリア州ピルバラ地域で操業する Brockman4 鉄鉱石鉱山において、実際の稼働負荷がかかる状態で、今回開発したブーム・アームの耐久性を検証する実証試験を行います。日立建機グループは、こうしたお客さまとの協創で得た知見や、鉱山機械の整備体制の強化、再生技術の向上により、超大型油圧ショベルの製品寿命 1.5 倍をめざし、サーキュラー・エコノミー*2の実現に貢献します。 多くの大手鉱山会社のお客さまは、2050 年までにネット・ゼロ・エミッションをめざして、段階的に脱炭素を推進する計画を立てています。超大型油圧ショベルの廃棄時に発生する CO2排出量は、1 台あたり 400 トン* 3 以上のため、ネット・ゼロ・エミッションの実現に向けて、超大型油圧ショベルの長寿命化は喫緊の課題と位置付けられています。 日立建機グループでは、サーキュラー・エコノミーの実現に貢献する取り組みを強化しており、特に日本をはじめオーストラリア、アフリカなど世界各地における部品再生事業では、油圧機器やシリンダーなどの使用済 み部品を再生し、再利用を積極的に推進して、新たな部品生産・利用に比べて大幅な CO2 の削減を実現しています。しかし、超大型油圧ショベルのブームとアームの再生は困難であり、クラック発生時に都度、補修で対応するため、CO2 排出量の低減、製品の長寿命化に向けたボトルネックになっていました。今回、ブームとアームの接続部分への鋳鋼品適用範囲を拡大することにより耐久性を高め、ボトルネックを解消することができました。また、ブームはボルトで開閉可能なアクセスホール*4を設け、内部の点検を容易にすることで保守性を向上させました。溶接強度やブーム・アームの一部の厚みも強化しています。なお、ブームとアームの重量は従来製品と同等にしているため、超大型油圧ショベルの作業性能は変わりません。 リオ・ティント社との協創で取り組む今回の実証試験では、日立建機が提供している鉱山現場向けのサ ービスソリューション「ConSite Mine(コンサイト・マイン)」の機能のひとつである「Load Index(ロード・インデックス)」を活用し、超大型油圧ショベルのブームやアームの累積負荷をモニタリングします。また、目視による日常点検に加えて、内部の損傷を検出する超音波測定を定期的に行います。 日立建機は、今後も、新車販売以外の事業である部品・サービス、レンタル、中古車、部品・車体再生などのバリューチェーン事業を拡大します。バリューチェーン事業を通じて、お客さまの課題を解決すると同時に、 廃棄物量と廃棄する時の CO2排出量を低減し、サーキュラー・エコノミーの実現に貢献してまいります。*1: 従来の超大型油圧ショベルの耐用年数と、ブームとアームを強化した超大型油圧ショベルの耐用年数の比較。標準保証年数とは異なる。*2 サーキュラー・エコノミー:資源循環や環境保護を目的としたリユース・エコノミーにとどまらず、経済発展性も加味した社会システム像のこと。*3: 日立建機の運転質量 120t から 800t クラスの超大型油圧ショベルで使われる 1 台当たりの鋼材平均量×鋼材 1t あたりの CO2 排出量 1.8t で算出。 *4: 特許出願中。■関連情報・2022 年1 月24 日 IoT と AI を活用し、鉱山現場の課題解決に貢献するサービスソリューション ConSite Mine を提供開始 ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。
2023/04/25 18:01 日立建機日本株式会社
-
コマツ、欧州工場の充填燃料を HVO 燃料へ切り替えることを決定
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現- 2023 年 4 月 20 日 コマツ(社長:小川啓之)と 100%子会社である欧州コマツ(以下 KEISA、社長:前田 理)は、欧州地域の工場で生産される建設・鉱山機械の充填燃料を、ディーゼル燃料から水素化植物油(以下、「HVO 燃料」)に順次切り替えることを決定しました。2023 年 4 月より、コマツドイツ(有)建機部門(以下 KGC、ドイツ ハノーバー)の工場で切り替えを開始し、順次、他の欧州地域の生産工場でも切り替えを進めます。このたびの取り組みを通じて、お客さまへも HVO 燃料の環境性を訴求し、建設・鉱山業界全体でのカーボンニュートラルの実現と持続可能な未来の創造に貢献していきます。 <ドイツハノーバーの工場にて HVO 燃料を建設機械に充填する様子> コマツは、2021 年、2050 年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、CO2 削減の取り組み対象を、自社の拠点(Scope1+2)、自社の製品使用時(Scope3 カテゴリ 11)にとどまらず、お客さまの現場全体にも拡げています。2022 年 4 月にスタートした中期経営計画「DANTOTSU Value - Together, to “The Next” for sustainable growth」では同宣言をチャレンジ目標として掲げています。 このたび4月中旬より欧州におけるホイールローダーとホイールショベルの主力工場である KGC において、従来のディーゼル燃料から HVO 燃料への切り替えを開始しました。今後は英国コマツ(株)などの欧州域内の生産工場にて順次切り替えを行っていきます。 HVO 燃料は、腐食油、動物性油脂廃棄物、植物性油脂や残渣などの再生可能な原料から生成されるパラフィン系燃料であり、建設・鉱山機械から排出される CO2 排出量を最大 90%低減することが可能です* 1。またコマツの自社開発・自社生産のエンジンは、HVO 燃料の充填のための特別な仕様変更や改造等を行う必要がなく、また充填に際して特別な設備を必要としません*2。そのため、切り替えのために追加の投資をする必要がなく、CO2 排出量の大幅な削減を早期に実現することが可能です*3。 コマツは、2050 年のカーボンニュートラルの実現に向け、燃料電池(FC)や水素エンジンなどの新たな動力源やソリューションの開発に注力しています。このたびの HVO 燃料への充填燃料の切り替えは、新動力源やソリューションの開発が実現するまでの「ブリッジテクノロジー」として、限りある資源を節約するための効果的で経済的な選択肢であり、お客さまの現場のカーボンニュートラルの実現に貢献するものです。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。* 1 コマツ製エンジンを搭載した建設・鉱山機械に、HVO 燃料の主要サプライヤーの一つである Neste 社 の Neste MY Renewable Diesel(=HVO 100)を使用した場合。 *2 使用可能な HVO 燃料は、コマツが定める規格に適合したもののみです。 *3 CO2 排出削減量は、各国の計算方法や HVO 燃料製造に使用する原材料構成により異なります。 また HVO 燃料を使用することにより、エンジンの出力に差が生じる可能性があります。
2023/04/25 13:51 株式会社小松製作所
-
福岡県豊前市にハスクバーナショップ 「Premium Shop HUSQVARNA FUKUOKA」をオープン
2023 年 4 月 17 日 ハスクバーナ・ゼノア株式会社 (本社: 埼玉県 川越市、代表取締役 パウリーン・ニルソン) は、ハスクバーナ&ゼノアショップ「Premium Shop HUSQVARNA FUKUOKA」を 2023 年 4 月 12 日に福岡県豊前市にオープンしました。店舗を運営するのは、今年で創業 74 周年を迎える総合機械販売店のミナト電機工業株式会社です。同社の創業は、昭和 23 年 (1948 年) に創業者である内丸一夫様により各種産業機械の修理設置工事業 (モーターコイル巻線、自動車電装機器の修理、各種ポンプメンテナンス) などを得意とした整備工場として発足したことから始まり、経営理念として売上規模より健全で安定した経営を掲げています。 同社は、従来より小型機械の販売・修理業、農業機械等の販売修理を手掛け、草刈り機、チェンソー等、当社ブランドであるハスクバーナ製品の販売を中心に店頭での販売を行ってきました。近年では、ハスクバーナの戦略的な製品の一つである伸びる前に自動で芝を刈るロボット芝刈機、オートモアの販売強化を行っております。 この度のオープンでは、これまで培ってきた修理設置工事業の強みを生かし、デジタルと実店舗を融合する店舗づくりを目指します。店舗が顧客とのつながりやブランドおよび商品を体感する場となり、また機械の相談やメンテナンスをしっかりと対応することで顧客の満足度を高めて参ります。 ■内丸洋介社長 ご挨拶 プレミアムショップとして、ハスクバーナとゼノアの高品質かつ 革新的なブランドをこれまで以上に力を入れて取り扱えることは、 私たちの大きな喜びです。機械屋として長年培ってきた経験をもと に、お客さまに安心して機械をご購入、ご使用していただくことを モットーに日々仕事をしています。これからも、この素晴らしい ブランドの発展の一翼を担えるよう、全力で取り組んで参ります。 また弊社は豊前市という福岡の少し外れに位置しますが、ご来店 の際はプロのエンジニアが誠心誠意ご対応させていただきます ので、ぜひお気軽ににご相談ください。 ■店舗概要: Premium Shop HUSQVARNA FUKUOKA / ミナト電機工業株式会社 代表取締役 内丸洋介 住所 〒828-0031 福岡県豊前市三毛門 281-1 電話 0979-83-2255
2023/04/19 13:07 ハスクバーナ・ゼノア株式会社
-
アカサカテック『第5回 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO 2023』 へ出展します
2023年04月11日 アカサカテックはこの度、5月24日(水)~26日(金)に幕張メッセにて開催されます 『第五回 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO』 へ出展いたします。 今年はAKTConsTecとSeptentrioとの共同出展となります。 是非この機会にご来場いただき、弊社ブース(No:E-61)へお立ち寄りいただきますよう、心よりお待ち申し上げております。 展示会 :第5回建設・測量生産性向上展CSPI-EXPO 2023日 時 :2023 年 5月 24日(水)〜26日(金)場 所 :幕張メッセ 展示ホール 1・2・3・4・5・屋外展示場詳細はこちらを参照ください アカサカテック 展示会出展のご案内[PDF] CSPI-EXPO(第5回 建設・測量生産性向上展)[外部リンク] お問い合わせ
2023/04/18 13:17 株式会社 アカサカテック
-
コマツ 建設機械向け遠隔操作システムを開発、お客さまへの提供を開始
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を加速- 2023 年 4 月 14 日コマツ株式会社 EARTHBRAIN コマツ(代表取締役社長:小川啓之)とその子会社である株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則、以下、EARTHBRAIN)は、建設機械向けの遠隔操作システムを共同で開発し、2023 年 3 月よりお客さまへの提供を開始しました。2023 年上期を目途に量産に向けた現場での検証を完了し、段階的に市場導入を進め、お客さまの現場の安全性・生産性の向上に貢献していきます。 【遠隔操作システムのイメージ】 国内の建設現場では人手不足やオペレーターの高齢化などが深刻化しており、建設機械の遠隔操作に対するニーズは年々高まっています。コマツは従前より、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指し、遠隔操作システムの開発に取り組んでおり、2020 年には 5G を用いた建設・鉱山機械の遠隔操作に関する実証実験を国内で初めて成功させました。 このたび提供を開始した本システムは、従前開発したコンセプトを着実に量産化するため、90 年代に雲仙普賢岳の復旧工事で活躍するなど実績のあるコマツのラジコン仕様車をベースに開発しました。遠隔操作の信号をラジコン操作用に変換し、信号を伝えるためのソフトウェアとコントローラーを新規開発して組み合わせることで、品質と信頼性の高い遠隔操作システムとして商品化を目指しています。 また、EARTHBRAIN が開発した遠隔操作用コックピットでは、建設機械から送られた高精細映像により、前後左右や作業機を確認しながら、実際の運転席同様に、臨場感のある遠隔操作を行うことができます。遠隔操作に必要な現場の映像や制御信号の送受信には、NTT コミュニケーションズ株式会社の協力のもと、高速・大容量・低遅延を特長とした 5G を利用しており、建設現場と遠隔操作拠点間を 5G およびクラウド基盤 (「docomo MEC™ 」 ※1、「MEC ダイレクト™ 」 ※2)で接続します。 今後は、本システムを既に導入しているオオノ開發株式会社(代表取締役会長:大野照旺、本社:愛媛県松山市)の協力のもと、量産に向けて技術面・安全面での最終検証を進め、お客さま毎、現場毎に異なる遠隔操作ニーズに柔軟に対応していく予定です。 なお、本システムは Smart Construction Fleet および Smart Construction Retrofit との連携も可能となっており、これらのサービスと連携した場合には、ダンプへの積み込み作業の作業効率最大化や、建機操作におけるさらなる安全性向上が期待できます。 今後コマツと EARTHBRAIN は、今年度内の本システムの量産に向けて、現場での活用における機能の改善やさらなるシステムの高度化に取り組むことにより、未来の現場での新たな価値創造を目指してまいります。※1 「docomo MEC」は、5G 時代に求められる MEC(Multi-access Edge Computing)の特長である、 低遅延、高セキュリティなどの機能を持つドコモのクラウドサービスです。※2 「MEC ダイレクト」は、ドコモが提供する接続端末とクラウド基盤を直結して通信経路を最適化することで、5G による低遅延・高セキュリティ通信を実現するサービスです。*「docomo MEC」「MEC ダイレクト」は株式会社 NTT ドコモの商標です。
2023/04/14 18:32 株式会社小松製作所
-
コマツ、本社ビル建て替えのお知らせ
2023 年 4 月 4 日 コマツ(社長:小川啓之)は、中期経営計画の成長戦略で掲げる「レジリエントな企業体質の構築」を目指し、このたびコマツ本社ビル(東京都港区赤坂)の建て替えおよび建て替え期間中の一時移転を決定しました。2024 年 1 月より一時移転を開始するとともに当ビル建て替え工事に着手し、2026 年 9 月に竣工を予定しています。 コマツ本社ビルは、1966 年竣工以降 57 年が経過しており、老朽化やオフィスとしての機能低下が進んでいます。このたびの建て替えにより、グローバル本社としてのハブ機能を強化し、全世界のコマツグループ拠点との情報共有、意思決定、執行のスピードアップを図ります。新社屋では新型コロナウイルスを経て定着したリモートワ ークなどの多様な働き方にあわせた執務エリアを実現します。産学・産産連携やオープンイノベーションの拡大など、イノベーションセンターとしての機能強化を図るほか、持続的成長を支える優秀な人材の確保を推進するため、グローバル本社を採用の重要拠点と位置づけ、リアルとオンラインを駆使した採用イベントなど、コマツを体感、体験できる機会を拡充します。これらの取り組みにより、ダイバーシティ&インクルージョン推進、人材エンゲージメント向上による多様性に富む人材基盤充実などを図り、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できるレジリエントな企業体質構築を目指します。【本社一時移転先】① 所在地:東京都港区海岸 1 丁目 2-20 汐留ビルディング② 移転期間:2024 年 1 月~2026 年 12 月(予定) コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【コマツ新本社ビルの特徴】1.グローバル本社としてのハブ機能・コーポレートブランド発信力の強化 グローバル本社のハブ機能を強化し、世界中のコマツグループの拠点とリアルタイムでつながるオンライン環境を整備することで情報共有、意思決定、執行のスピードアップを図ります。またすべてのステークホルダーとのコミュニケーションを向上させるため、国内外の生産拠点や国際見本市などの展示会の現場と中継したリアルとオンラインのハイブリッド形式でのイベントを開催するなど、コーポレートブランド発信力を強化します。2.イノベーションセンターとしての機能強化 産学・産産連携先の大学・研究所やスタートアップ・ベンチャーなどとの連携強化のため、リアルで迎え入れ、集まることができる環境としてオープンイノベーションエリアを設置するとともに、全世界のコマツの拠点ともオンラインでつながりやすい環境を整備し、コマツの取り組みをハイブリッドで体感しながら、共創・協業活動を活性化することを狙います。3.人材確保 コマツの持続的成長の実現を支える優秀な人材確保のため、グローバル本社を採用の重要拠点と位置づけ、リアルとオンラインを駆使した新たな採用イベントやインターンシップなど、コマツを体感、体験できる機会を拡充します。4.省エネと創エネの取り組みでカーボンニュートラルを推進 コマツは中期経営計画において、2030 年目標として 2010 年比で CO2 排出量の 50%削減を掲げ、 2050 年に CO2 の排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルをチャレンジ目標として設定しております。このたびの建て替えにより、CO2 排出量削減にも配慮した設計を採用し、建屋環境性能の向上や木材の積極活用を図り、「ZEB Ready」 ※を達成します。更に太陽光や地中熱などの再生可能エネルギーを採用することで、2050年カーボンニュートラル実現に寄与するよう取り組んでまいります。<コマツ新本社ビルの概要> 所在地:東京都港区赤坂二丁目 3-6 延床面積:約 20,000 ㎡ 構造:鉄骨造、地上 10 階地下 2 階建 着工予定:2024 年 1 月 竣工予定:2026 年 9 月※ZEB Ready:Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支ゼロを目指した建物「ZEB」を見据え、外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備え、 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から 50%以上の削減に適合した建築物。
2023/04/05 15:52 株式会社小松製作所
-
ヤンマー建機 林業機械ラインアップページを作成しました!
2023年04月03日ヤンマー建機株式会社林業機械ラインアップページを作成しました! 林業向け製品の商品動画や、お客様が語るヤンマー建機の魅力をご覧いただけます。ヤンマー建機林業機械ラインアップ※ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
2023/04/04 16:37 ヤンマー建機株式会社
-
酒井重工業 CONEXPO-CON/AGG 2023 ラスベガスに出展
2023年3月14日-18日にかけて、米国のラスベガスにて、世界三大建機展の一つであるCONEXPO-CON/AGG2023展示会が開催され、当社も現法のSAKAI AMERICA INC.(当社100%子会社)と共同で出展致しました。 同展示会では活発な米国市場の状況を反映するかのように、米国内外から多数の方が来場されており、当社ブースも終始賑わっていました。同展示会への来場者は、主催者によると 139,000 人で、前回 2020 年実績の 130,000 人から約7%増加し、出展者も 2300 社から 2400 社に増えた様です。当社ブースへの来場者は、推定値になりますが 1,200 人程の方が立ち寄られました。 また海外からも中南米を始めとして、西南アジアのインドやバングラデッシュ、中東・アフリカ地域からも多くの当社代理店、また当社との新規取引を希望される多くの企業の方々が当社ブースに来訪されました。 これまでの展示会は、当社は限られた展示スペースに出来るだけ多くの車両を並べて展示していましたが、今回は当社のブランドや車両の価値、道路の締固めのプロフェッショナルとしての姿勢をお客様にしっかりと伝えていくことをコンセプトとし、車両数を減らす代わりに製品特徴を記したパネル展示や、水平振動機能を有したNDローラで実際に転圧したアスファルトのサンプルを展示する等、従来にはなかった工夫を凝らし、同展示会に臨みました。 車両は勿論として、ブース内の展示パネルや展示品をじっくり観察される方々、当社の技術に関して詳しく、また鋭い質問を投げかけられる方々等、これ迄見られなかった多くの反響がありました。 また当社米国現法の近郊の建設会社FOX Brindle社様が、当社米国工場の生産1号機SV510D を保有されており、21年立った今でも未だ現役で現場稼働していることから、当社製品の特長である車両の耐久性や堅牢さをPRするために、車両をお借りして展示致しました。同展示会で中古建機を展示するメーカが他にいなかった為か、当社ブースには立ち寄らずとも同車両をじっと眺める方々も見られ、多くの来場者の皆さまから大変大きな注目を浴びました。 最先端の技術を牽引する米国市場にあっても、壊れない、そして丈夫でシンプルな製品がお客様のニーズである事を改めて確認する事が出来ました。 展示車両としては、安全性と作業性を両立させた緊急ブレーキ装置付きローラ (ガードマン車両)を、今回初めて海外展示会で出展致しました。コンバインドローラTW504に、ガードマンを取り付けの上実際にブースデモを行い、また来年早々に販売開始となる振動タンデムローラSW884 (ガードマン仕様)を、振動タイヤローラGW754とマカダムローラ R2H-4 と合わせて展示致しました。 限られた車両に囲まれた中で、当社の強みやストーリーを伝える事をコンセプトとし、当社営業メンバーも懸命にプレゼンしていた姿が大変印象的な展示会でした。
2023/04/04 14:34 酒井重工業株式会社
-
コマツ 超小旋回型 小型油圧ショベル 「PC78UU-11」 を新発売
<オフロード法 2014 年基準適合> 2023 年 4 月 3 日 コマツ(社長:小川啓之)は、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排ガスの規制等に関する 法律」※1 2014 年基準に適合した小型油圧ショベル「PC78UU-11」を本年 4 月より発売しました。 【新発売の「PC78UU-11」】 当該機は、自社開発した 2.4L 高出力エンジンを搭載し、従来機 PC78UU-10 よりあらゆる面で大幅な改善を図ることで、高性能・高機能・低燃費・低騒音を高いレベルで実現した 7 トンクラスの超小旋回型小型油圧ショベルのモデルチェンジ機です。 2.4L 高出力エンジンなどの採用により従来機に比べ作業効率が 14%(※2)向上。併せてエンジンルー ム構造の刷新により周囲騒音を大幅低減し、超低騒音を実現しました。また、安全面では、バケットの運転席衝突を自動回避する干渉自動回避システムや人との衝突事故発生の抑制に寄与する人検知衝突軽減システムを標準装備することでオペレーターの安全で快適な作業をサポートします。さらに、外装形状の変更により整備性が大幅に改善され、クーリング清掃の容易化や日々の点検整備と整備時のストレス軽減に貢献します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 ※1.通称、オフロード法という。 ※2.従来機、PC78UU-10 の P モード(パワーモード)と PC78UU-11 の P モード(パワーモード)での 比較【主な商品の特徴】 1.環境性・経済性 ・自社開発の 2.4L 高出力エンジンとビークルコントロールにより低燃費と作業効率の向上を実現 ダウンサイジングしながらも高出力と低燃費を達成した 2.4L 高出力エンジンを搭載しました。機体のメインユニットを稼働状況に合わせて最適に制御する進化したトータルビークルコントロールとの組み合わせで、低燃費を図りつつ、作業効率を前型比14%向上させました。・業界トップクラスの超低騒音を実現 エンジンルーム構造の刷新により周囲騒音を大幅に低減しました。さらに燃費低減技術である低速マッチング (=エンジン低回転化)、ファンクラッチによりエンジン自体が発する騒音も低減することで、国土交通省騒音基 準である超低騒音を実現しています。2.安全性・作業性 ・干渉自動回避システムを搭載 バケット操作時に、バケットが運転席に近づくと自動停止する干渉防止装置に加え、新たに、作業機が停止することなくアームが自動的に運転席を回避する干渉回避装置を搭載しました。 ・人検知衝突軽減システムを標準搭載 KomVision(機械周囲の監視モニタ)の機能を向上し、走行または旋回起動時に人を検知した場合に 機械の発進を制御します。また、低速走行中に人を検知した場合、機械を停止させます。これらの機能により、機械と人との衝突事故発生の抑制に寄与します。・アームクレーン標準装備車にアタッチメントの装着が可能になるオプションを追加 アームクレーン標準装備車に、ブレーカ、クラッシャ等のアタッチメントが装着可能となるオプションを新たに追加。多様なアタッチメントを装着することで従来機よりも幅広い作業ニーズに応えます。 3.整備性 ・点検スペースの拡大外装形状の大幅な変更により、開口広さが拡大し作業スペースが広くなりました。さらにカバーが横開きで開閉時の負担が少ないほか、開閉固定も自動となり片手操作が可能です。 ・クーリング清掃容易化新たに一体型の防塵ネットを採用し、固定方法も見直したことで脱着が容易となり、清掃にかかる時間が大幅に短縮されました。・点検ポイントの集中化によるアクセス性向上 フィルタ類を集中配置化し、かつ燃料給油を含めたすべての点検ポイントを地上からアクセス可能としたことで、作業者の日常・定期点検の工数とストレス軽減に貢献します。・メンテナンスフリーバッテリを搭載 面倒なバッテリ液の補充が不要なメンテナンスフリーバッテリを標準搭載。管理の手間を削減しました。 【発 売 月】 2023 年 4 月 【公表価格】 12,400 千円(工場裸渡し消費税抜き)【販売目標】 500 台/年(国内のみ)
2023/04/03 17:25 株式会社小松製作所
- 7
- 39
新着お知らせ
ニュースアクセスランキング
-
1
三菱ふそう 燃費性能を向上した新型6R30エンジンを搭載し、フルモデルチェンジした大型トラック「スー...
2023/10/2611:31 三菱ふそうトラック・バス株式会社
-
2
BIMのフロントローディングを徹底追求!清水建設が「Shimz DDE」を本格運用
2019/09/0411:17 株式会社イエイリ・ラボ
-
3
国交省がiPhoneによる点群計測を正式採用へ! 小規模ICT施工への2022年度導入を目指す
2021/09/0817:30 株式会社イエイリ・ラボ
-
4
日立建機 中型油圧ショベル ZX225USR-7 と ZX225US-7 を発売
2022/03/2813:03 日立建機日本株式会社
-
5
三菱ふそう 「ジャパントラックショー2024」に出展 ー 輸送の脱炭素化や2024年問題に対するソリ...
2024/04/2316:13 三菱ふそうトラック・バス株式会社