2019年 8 月 産業機械受注状況
一般社団法人日本産業機械工業会
1.概 要
本月の受注高は4,674億5,200万円、前年同月比133.6%となった。
内需は、3,766億4,200万円、前年同月比144.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比85.4%、非製造業向けは同238.2%、官公需向けは同104.8%、代理店向けは同99.3%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(230.8%)、化学機械(119.0%)、タンク(347.3%)、送風機(103.9%)、その他機械(126.0%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(82.2%)、プラスチック加工機械(77.6%)、ポンプ(85.5%)、圧縮機(93.1%)、運搬機械(99.7%)、変速機(86.6%)、金属加工機械(61.1%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、908億1,000万円、前年同月比102.0%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(126.1%)、鉱山機械(107.3%)、化学機械(122.6%)、プラスチック加工機械(151.0%)、圧縮機(107.3%)、金属加工機械(271.6%)の6機種であった。減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、ポンプ(73.2%)、送風機(92.5%)、運搬機械(41.1%)、変速機(61.0%)、その他機械(98.1%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比214.1%となった。
②鉱山機械
窯業土石、代理店の減少により同84.2%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
電力の増加により同119.4%となった。
④タンク
化学、石油・石炭の増加により同279.7%となった。
⑤プラスチック加工機械
繊維、外需の増加により同113.9%となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の減少により同82.6%となった。
⑦圧縮機
化学、はん用・生産用、代理店が減少したものの、官公需、外需の増加により同100.0%となった。
⑧送風機
自動車、電力の増加により同103.0%となった。
⑨運搬機械
外需の増加により同73.0%となった。
⑩変速機
窯業土石、はん用・生産用、情報通信機械、自動車、その他製造業、運輸・郵便、外需の減少により同82.9%となった。
⑪金属加工機械
外需の増加により111.7%となった。
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最終更新:2019/11/2018:07
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