２０２３年度 産業機械の受注見通し
2023/04/0317:00配信
７．圧縮機
２０２２年度
内需は、食品、化学、窯業土石、鉄鋼、はん用・生産用、電気機械、自動車、造船等の製造業の幅広い業種から需要が増加し、前年度比５．０％増の１，３９０億円と見込んだ。
外需は、アジア、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアにおいて、オイル＆ガス関連や石化プラント向けが堅調に推移し、前年度比１０．０％増の１，５４７億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比７．６％増の２，９３７億円と見込んだ。
２０２３年度
内需は、製造業の加工機械駆動用の省エネ対応や効率化に向けた更新需要の増加により、前年度比２．５％増の１，４２５億円と見込んだ。
外需は、オイル＆ガス関連や石化プラント向けが高水準を維持し、また、ＥＶ分野の能力増強、ＣＣＳのＣＯ２圧送設備等の脱炭素化に向けた設備投資の増加により、 前年度比２．５％増の１，５８５億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比２．５％増の３，０１０億円と見込んだ。
８．送風機
２０２２年度
内需は、官公庁から大型設備を受注したことに加え、鉄鋼、ガス業等の民需も増加し、前年度比１０．０％増の２２９億円と見込んだ。
外需は、アジアの製鉄・化学プラント向け等の増加により、前年度比１０．０％増の２７億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比１０．０％増の２５６億円と見込んだ。
２０２３年度
内需は、高炉メーカの電炉転換による設備投資や高速道路のトンネル換気設備等が堅調に推移するものの、火力発電・バイオマス発電用の需要の減少により、前年度比 ±０％の２２９億円と見込んだ。
外需は、新型コロナ禍で先送りされていたアジアの素材産業の更新需要が前年並みに推移し、前年度比±０％の２７億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比±０％の２５６億円と見込んだ。
９．運搬機械
２０２２年度
内需は、マテハン設備が半導体関連（情報通信機械）や化学工業、自動車等で増加し、クレーンが鉄鋼や造船等で増加したことから、前年度比１０．０％増の ３，７５３億円と見込んだ。
外需は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカで搬送設備やクレーンが増加したことから、前年度比１０．０％増の１，７４７億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比１０．０％増の５，５０１億円と見込んだ。
２０２３年度
内需は、工場や倉庫の物流自動化に向けた設備投資の堅調さに加え、港湾クレーンの遠隔操作や脱炭素化に関する補助事業の活用による更新需要が堅調に推移し、前年比５．０％増の３，９４１億円と見込んだ。
外需は、アジア等での倉庫や配送センター、製造現場での自動搬送システムの需要増に加え、新型コロナ禍で停滞していた港湾整備の再開に伴うクレーンの需要増により、前年度比５．０％増の１，８３５億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比５．０％増の５，７７６億円と見込んだ。
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最終更新：2023/04/0317:23
