2023年度 産業機械の受注見通し
4.タンク
2022年度
内需は、石油精製が減少したものの、ガス業が増加したことから、前年度比 10.0%増の207億円と見込んだ。
外需は、アジアの化学プラント用設備の減少により、前年度比30.0%減の 42億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比0.3%増の249億円と見込んだ。
2023年度
内需は、燃料アンモニア等の受入基地の整備は来年度以降と見られるが、バイオ燃料等の建設事業が開始された他、石化関連の更新需要の増加により、前年度比5.0% 増の217億円と見込んだ。
外需は、石炭からの天然ガスシフトによる需要増や産ガス地域の投資拡大等を期待するものの、石油産業縮小に伴う需要減により、前年度比10.0%減の38億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比2.5%増の256億円と見込んだ。
5.プラスチック加工機械
2022年度
内需は、自動車で増加がみられたものの、電気機械、情報通信機械、プラスチック製品製造業の減少により、前年度比±0%の690億円と見込んだ。
外需は、アジアのEVバッテリー関連の需要が増加し、前年度比5.0%増の 2,853億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比4.0%増の3,544億円と見込んだ。
2023年度
内需は、EV関連の設備投資の拡大や、容器包装のバイオマス・リサイクル素材への対応等での需要増により、前年度比5.0%増の725億円と見込んだ。
外需は、世界的なEVバッテリーの増産投資の継続の他、電気・電子部品の需要増が続いていることから、前年度比5.0%増の2,996億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比5.0%増の3,721億円と見込んだ。
6.ポンプ
2022年度
内需は、化学工業、鉄鋼、情報通信機械等の民需の増加に加え、防災・減災等の公共投資が高水準を維持し、前年度比2.5%増の3,206億円と見込んだ。
外需は、アジアや北アメリカ、アフリカの水インフラ設備の増加により、前年度比 10.0%増の1,294億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比4.6%増の4,501億円と見込んだ。
2023年度
内需は、生産設備の省エネ対策やBCP対応、ビル・物流施設の建設に伴う需要の増加に加え、水素・アンモニア移送に関する新たな需要の他、防災・減災・国土強靱化等の公共投資が堅調に推移することから、前年度比5.0%増の3,367億円と見込んだ。
外需は、アジア、アフリカ等の水インフラ整備の増加に加えて、中央アジアでのかんがい事業の増加により、前年度比10.0%増の1,424億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比6.4%増の4,791億円と見込んだ。
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最終更新:2023/04/0317:23