ヒューマンタッチ総研が独自分析  建設業主要各社の 2021 年 3 月期第1四半期決算から見る市場動向

2020/08/3117:57配信

2020 年 8 月 31 日 


 ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、総合工事業(ゼネコン)、土木工事業、電気設備工事業、管工事業、住宅不動産業、プラント・エンジニアリング業の 6 業種の主要企業各 10 社(3 月期決算)について、2021 年 3 月期第1四半期決算から見る市場動向をまとめました。 


【本件のポイント】 

・6 業種別主要企業各 10 社の 2021 年 3 月期第1四半期決算から見る建設市場動向をまとめた 

・総合工事業と管工事業で厳しい決算となった一方、土木工事業においては比較的好調な決算となった 

・建設業界では新型コロナウイルス感染症拡大の影響は限定的だが、中長期的には予断を許さない状況か 


<総合工事業(ゼネコン)> 

■8 社が減収、うち 6 社は減収減益の厳しい決算となる 

 売上高は 8 社が前年同期を下回り、このうち 6 社が純利益ベースで減収減益となっています(図表①)。10 社合計を見ると、売上高は前年同期比 11.8%減、営業利益が同 19.7%減、経常利益が同 18.5%減、純利益が同 29.8%減となっており、高水準であった前年同期との比較では非常に厳しい結果となっています。 

 今期の業績は、東京オリンピック・パラリンピック関連需要が一段落して需要の端境期になることに加えて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、8社が減収・純減益と予想しており、減少率も他の5業種と比べて大きくなっていることから、非常に厳しい経営環境にあると言えそうです(図表②)。

<土木工事業> 

■6 社が増収、10 社合計でも増収増益となり好調な決算 

 売上高は 6 社が前年同期を上回り、このうち 4 社は増収・純増益となっています(図表③)。10 社合計を見ると、売上高は前年同期比 2.8%増、営業利益が同 127.6%増、経常利益が同 106.7%増、純利益が同 7.8%増となっており、前年同期を上回る高い水準となりました。 

 今期の業績予想については、公共投資による土木工事は堅調に推移すると見込まれることから 5 社が増収と予想しており、工事量の面では安定した経営環境にあると思われます(図表④)。ただし、純利益については9社が前年割れと予想しており、利益面では厳しい状況となりそうです。 

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最終更新:2021/04/2016:18

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