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産業機械輸出入実績(2022年7月)
2022/09/13 16:05 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2022年7月 産業機械輸出契約状況
1.概 要本月の主要約70社の輸出契約高は、1,289億4,600万円、 前年同月比48.5%増となった。本月、プラント案件はなかった。単体は1,289億4,600万円、前年同月比54.7%増となった。地域別構成比は、アジア65.9%、北アメリカ15.6%、ヨーロッパ8.2%、ロシア・東欧6.0%、中東2.1%となっている。2.機種別の動向(1)単体機械①ボイラ・原動機アジア、北アメリカ、ロシア・東欧の増加により、前年同月比219.6%増となった。②鉱山機械アジアの減少により、前年同月比▲56.5%減となった。 ③化学機械北アメリカの増加により、前年同月比36.1%増となった。④プラスチック加工機械ロシア・東欧の減少により、前年同月比▲4.4%減となった。⑤風水力機械ヨーロッパの増加により、前年同月比28.7%増となった。⑥運搬機械アジアの増加により、前年同月比108.7%増となった。⑦変速機ヨーロッパの減少により、前年同月比▲19.2%減となった。⑧金属加工機械アジアの減少により、前年同月比▲6.6%減となった。⑨冷凍機械 アジア、ヨーロッパの増加により、前年同月比149.3%増となった。(2)プラント本月、プラント案件はなかった。
2022/09/13 15:34 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2022年7月 産業機械受注状況
1.概 要本月の受注高は3,768億1,300万円、前年同月比2.9%増となった。内需は、2,361億3,300万円、前年同月比▲12.5%減となった。内需のうち、製造業向けは前年同月比5.1%増、非製造業向けは同▲14.3%減、官公需向けは同▲33.3%減、代理店向けは同2.8%増であった。増加した機種は、鉱山機械(28.2%増)、圧縮機(5.6%増)、送風機(21.4%増)、変速機(12.8%増)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲5.6%減)、化学機械(▲17.3%減)、タンク(▲41.7%減)、プラスチック加工機械(▲0.6%減)、ポンプ(▲11.7%減)、運搬機械(▲19.5%減)、金属加工機械(▲ 42.6%減)、その他機械(▲13.2%減)の8機種であった(括弧の数字は前年同月 比)。外需は、1,406億8,000万円、前年同月比46.2%増となった。 本月、プラント案件はなかった。 増加した機種は、ボイラ・原動機(155.0%増)、化学機械(74.7%増)、タンク (87.5%増)、ポンプ(81.6%増)、送風機(39.8%増)、運搬機械(91.9%増)、その他(83.2%増)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲63.4%減)、プラスチック加工機械(▲4.1%減)、圧縮機(▲5.7%減)、変速機(▲18.3%減)、金属加工機械(▲23.6%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。2.機種別の動向①ボイラ・原動機 外需の増加により前年同月比21.9%増となった。 ②鉱山機械 建設の増加により同20.4%増となった。 ③化学機械(冷凍機械を含む) 電力、官公需の減少により同▲3.8%減となった。④タンク 石油・石炭の減少により同▲41.0%減となった。 ⑤プラスチック加工機械 その他製造業、外需の減少により同▲3.5%減となった。 ⑥ポンプ鉄鋼、外需、代理店の増加により同4.7%増となった。 ⑦圧縮機 官公需、外需が減少したものの、鉄鋼、はん用・生産用、電力の増加により同0.4%増となった。 ⑧送風機鉄鋼、代理店の増加により同22.4%増となった。⑨運搬機械卸売・小売、外需の増加により同22.7%増となった。⑩変速機その他製造業の増加により同6.4%増となった。⑪金属加工機械鉄鋼の減少により同▲35.9%減となった。
2022/09/13 15:22 一般社団法人 日本産業機械工業会
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2022年7月 環境装置受注状況
本月の受注高は、489億4,900万円で、前年同月比▲31.3%減となった。1. 需要部門別の動向(前年同月との比較)①製造業機械向け産業廃水処理装置の減少により、▲36.2%減となった。②非製造業 電力向け排煙脱硝装置の減少により、▲6.6%減となった。③官公需下水汚水処理装置、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置の減少により、 ▲29.6%減となった。④外需排煙脱硝装置、汚泥処理装置の減少により、▲88.9%減となった。2. 装置別の動向(前年同月との比較) ①大気汚染防止装置電力、海外向け排煙脱硝装置の減少により、▲61.1%減となった。②水質汚濁防止装置機械向け産業排水処理装置、官公需向け下水汚水処理装置、官公需、 海外向け汚泥処理装置の減少により、▲54.2%減となった。 ③ごみ処理装置官公需向け都市ごみ処理装置の減少により、▲20.2%減となった。④騒音振動防止装置その他製造業向け騒音防止装置の減少により、▲12.8%減となった。
2022/09/13 15:11 一般社団法人 日本産業機械工業会
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コマツ 統合報告書「コマツレポート 2022」を発行
2022 年 09 月 09 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本日、統合報告書「コマツレポ―ト 2022」を発行しました。 当社は、ステークホルダーの皆さまに向けて、中期経営計画における「成長戦略による収益向上(財務指標)と ESG 課題解決(非財務指標)の好循環で持続的成長を目指す」という価値創造モデルを中心とした、持続的成長を目指した取り組みをご紹介するコマツレポート(統合報告書)を毎年発行しています。 今年度の報告書では、本年4月に発表した 3 カ年(2022 年度~2024 年度)の中期経営計画 「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」で掲げる、次の 100 年に向けて新たな価値創造を目指す成長戦略を中心に紹介します。中期経営計画の策定プロセス や人材育成への思いを語る社長メッセージ、企業価値向上を目指す財務戦略(CFO メッセージ)、気候変動への取り組みとして、TCFD 提言に基づく情報開示や、持続可能な資源開発と鉱山オペレーションのゼロエミッションの両立を目指す取り組み(マイニング事業本部長メッセージ)などで構成されています。 また中期経営計画の成長戦略3本柱を通じた ESG 課題解決を着実に遂行していくために、新たな KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定しました。中期経営計画の策定に先立ち特定したマテリアリティや KPI、関連性の高い SDGs との関係を整理しています。 コマツは中期経営計画で掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 和文:https://www.komatsu.jp/ja/ir/library/annual 英文:https://www.komatsu.jp/en/ir/library/annualサステナビリティ基本方針に基づく、環境・社会に関する活動については、ESG データブックにおいてより詳 細な情報開示を行っています。【ESG データブック】 和文:https://komatsu.disclosure.site/ja/themes/121 英文:https://komatsu.disclosure.site/en/themes/121
2022/09/09 17:58 株式会社小松製作所
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日野自動車 大型エンジン「E13C」搭載車両のリコールを届出
産業用エンジン 3 機種についても建機メーカー様よりリコール届出 2022 年 9 月 9 日 エンジン認証不正問題によりお客様をはじめとするすべてのステークホルダーの信頼を裏切り、多大なご迷惑をおかけしておりますことを改めて深くお詫びいたします。 日野自動車株式会社(以下 日野)は、エンジン認証申請における不正行為およびエンジン性能上の問題を確認した大型エンジン「E13C」搭載の大型トラック「日野プロフィア」、大型観光バス「日野セレガ」の一部車型について、本日、国土交通省へ以下の通りリコール届出を実施いたしました。 本リコールでは、経年変化により排出ガス中の窒素酸化物の排出量が規制値を超過する可能性があるため、排出ガス後処理装置の窒素酸化物浄化触媒の浄化率を定期的に点検します。排出量が一定の基準を超える場合には、触媒を交換する暫定措置を行います。お客様に問題なく車両をお使いいただくため、恒久対策までの間、定期的に点検整備を実施させていただくことになり、お客様に大変なご不便をおかけすること、大変申し訳なく存じます。当該車両をお使いのお客様へは、販売会社から速やかにご連絡を差し上げる予定です。 なお、同エンジン搭載のいすゞ自動車株式会社製の大型観光バス「ガーラ」についても、本日、同社よりリコール届出を実施いただきました。当該車両をご使用のお客様をはじめ、多くの関係者の皆様にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。リコールの詳細につきましては、下記のウェブサイトにてご確認ください。・ いすゞ自動車株式会社 リコール情報ページ また、同様に、エンジン認証申請における不正行為およびエンジン性能上の問題を確認した産業用エンジン 3 機種(E13C-YS、E13C-YM、P11C-VN)についても、建機メーカー様にご協力をいただき、当該エンジンを搭載する建機のリコール届出を完了いただきました。建機メーカー様や対象の建機をご使用のお客様をはじめ、多くの関係者の皆様にご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます。【建機メーカー様リコール情報ページ】・ コベルコ建機株式会社・ 株式会社加藤製作所 リコール作業の実施にあたりましては、日野販売会社、および建機メーカー様へ日野から約 40 名の人員を派遣、対応体制を拡充し、触媒浄化率の点検や触媒交換作業等の支援を行い、少しでもリコールの推進に繋がるよう努めてまいります。 お客様をはじめとするステークホルダーの皆様には、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。1.E13C 搭載車両リコール内容【原因】 DPR(排出ガス浄化装置)再生用制御プログラムが適切でないために、高回転高負荷条件での DPR 再生中に窒素酸化物浄化触媒(尿素 SCR 触媒)が高温になり劣化が早くなることがあります。そのため、経年に伴い尿素 SCR 触媒の性能が低下し、排出ガス中の窒素酸化物の排出値が規制値を超えるおそれがあります。※DPR 再生: DPR に堆積した PM(スス)を燃やして目詰まりをなくす処置【修理内容】 全車両、暫定措置として、尿素 SCR 触媒の浄化率の点検を行います。排出ガス中の窒素酸化物の排出値が一定の基準を超える場合には尿素 SCR 触媒を交換します。また、メンテナンスノートの点検整備項目に SCR 触媒の浄化率点検(無償)を追加し、定期的に実施します。恒久対策が決定次第、改めて措置を実施します。【対象台数】 21,100 台内訳 :大型トラック「日野プロフィア」(生産期間 : 2017 年 5 月~2022 年 3 月) 20,202 台 大型観光バス「日野セレガ」(生産期間 : 2017 年 7 月~2022 年 3 月) 898 台 ※ リコール届出内容の詳細はこちら2.リコールに関するお問合せ先日野自動車株式会社 お客様相談窓口 : フリーダイヤル 0120-10-6558受付時間 : 月~金 9:00~12:00、13:00~17:00 ※祝祭日および弊社の休日を除くなお、2022 年 9 月 10 日(土)は稼働しております
2022/09/09 14:19 日野自動車株式会社
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ヤンマー建機公式Twitterを開設しました!
2022年09月07日 ヤンマー建機の公式Twitterアカウントを開設しました。このアカウントでは以下のような情報を発信していく予定です。・ヤンマー建機とはどんな会社…?・ヤンマー建機の製品・サービスはどんなものがある?・楽しいキャンペーンも実施!まだヤンマー建機のことを知らない人も、既にヤンマー建機を知っている人も楽しめる情報をお届けしていきます。皆さまのフォローをお待ちしています!フォローはこちらから!ヤンマー建機公式Twitterアカウント※ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
2022/09/08 16:31 ヤンマー建機株式会社
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三菱ふそう フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」次世代モデルを発表
車両ラインアップの大幅な拡充で多様な物流ニーズに対応し、輸送の未来を変革 2022 年 9 月 7 日 ・ 車両ラインアップを大幅に拡充し、特装車を含む多様な用途に対応・ 新たに3タイプのモジュール式バッテリーを採用し、用途に応じた航続距離が選択可能。加えて、従来車に比べ最大航続距離の延長を実現・ 各種先進安全装備を大幅に拡充し、安全運転サポートをさらに強化・ 外部給電機能を備え、災害時の備えにも対応・ 電気トラックに特化したコネクティビティサービスも新規搭載・ 「FUSO eモビリティソリューションズ」を通じて電気トラックへのシフトを加速三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、フルモデルチェンジした電気小型トラック「eCanter」次世代モデルを、9月7日に発表しました。2017年に国内初の量産型電気小型トラックとして発売した「eCanter」は、電動で駆動することで排出ガスを一切出さず、騒音や振動も少ないため、CO2ゼロの輸送を実現する車両として日本、欧州各国、北米、オーストラリアやニュージーランドで多様な用途にて活用されています。この5年の運用経験に基づいて、「eCanter」次世代モデルは車両ラインアップを大幅に拡充することでより多くの物流ニーズに対応し、カーボンニュートラル輸送の実現を加速するソリューションとして大きな進化を遂げました。日本国内向けの「eCanter」次世代モデルは、2023年春に発売予定です*1。また、海外市場向けモデルも順次展開していきます。 ■「eCanter」次世代モデル ■「eCanter」次世代モデルの商品特長シャシラインアップの大幅拡充*2「eCanter」の次世代モデルは、モーターを後軸に統合した e アクスルを新たに採用し、ドライブトレインをコンパクトな構造にすることで、シャシラインアップの大幅な拡充を実現しました。国内市場向けモデルは28型式、海外市場モデルは約80型式のシャシラインアップを展開し、より幅広い物流ニーズに対応します。また、現行モデルの車両総重量(GVW)7.5トンクラスにくわえて、国内モデルでは最小5トンから最大8トンクラスまで、海外モデルでは4トンクラスから8トンクラスまでのバリエーションを展開します。キャブバリエーションも拡充し、小回りのきく標準幅キャブ(1,700mm)から、より多くの荷箱容積が確保可能な拡幅キャブ(2,130mm)を新たに追加しました。さらに、ホイールベースも最小で2,500mm から、最大で 4,750mm まで展開します。モジュール式バッテリーで航続距離の延長を実現次世代モデルでは、ホイールベースに応じてバッテリーを1個から最大3個まで搭載可能なモジュール方式を採用しました。定格容量41kWh のバッテリー1個を搭載した車両は約80km、バッテリー2個搭載の車両は約140km、バッテリー3個搭載の車両は約200km と航続距離の延長を実現しました*3。現行モデル と同様に普通充電と急速充電が可能なほか、災害時に車載バッテリーから専用機器を介して住宅などへの外部給電を行う V2X 機能も、次世代モデルで新規搭載しました*4。多様な架装仕様に対応する ePTO も装備*5次世代モデルでは、動力取り出し装置「ePTO(Electric Power Take Off)」も装備し、ダンプ、リアクレーン、 ごみ収集車、冷蔵車、脱着車といった架装にも対応します。電気トラック特有の機能をさらに充実*6電気トラック特有の機能を充実させ、回生ブレーキが4段階のレベルでコントロールできるようになり、電費やドライバビリティの向上に大きく貢献します。また、冬場でも走行時のエネルギー消費を節約できる「ヒーターカットスイッチ」や普通充電時にバッテリーを出発時刻に合わせてタイマーで予熱できる「バッテリープレコンディショニング」機能を設定したほか、シートやステアリング等の必要な箇所のみを温める 「省エネ暖房」機能も追加しました。先進安全装置の大幅拡充*7 次世代モデルでは先進安全装置も大幅に拡充し、安全運転のサポートも強化しました。FUSOの小型トラックでは初となる、被害軽減ブレーキ機能を有する巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」を新規搭載し、運転時の死角になりやすい車両の左側を監視して、左折巻き込み事故のリスクを低減し、衝突時の被害を軽減します。 衝突被害軽減ブレーキをさらにアップグレードさせ、「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA®5)」を全モデルに新規搭載し、車両前方の空間の把握と歩行者への検知精度を向上しました。 運転注意力の低下を白線認識カメラや各種センサー、顔認識カメラを通じて認識するドライバー注意監視システム「アクティブ・アテンション・アシスト」も新たに搭載し、運転注意力の低下をブザーやフル液晶メーターへの表示で警告します。 自動でハイビーム又はロービームに切り替える「インテリジェント・ヘッドライト・コントロール」や、カメラが認識した前方の交通標識をフル液晶メーターに表示する交通標識認識機能「トラフィック・サイン・レコグニション」も新規搭載しました。 坂道などで安定した制動力を保持する「電動パーキングブレーキ」や、バックカメラで後退時の事故のリスクを軽減する「バックアイカメラシステム」も新たに装備し、安全サポートを強化しました。次世代電気トラックにふさわしいデザインで内外装を一新*8 次世代モデルでは内外装も一新し、次世代の電気トラックにふさわしい印象的な外装デザインに進化しました。FUSOブランドを象徴するブラックベルトに、電気トラックのキーカラーであるオレンジとブルーを組み合わせ、先進的な表情に仕立てました。LEDヘッドライト、ならびにデイタイムランニングライトも装備したほか、最新型の LED リヤコンビネーションランプも搭載し、安全走行をサポートします。 内装デザインも快適な運転のためにアップグレードしました。高さを抑え、広々した空間を提供する新形状のダッシュボード、上下寸法を広げ、より多くのお客様への使い勝手を向上させた乗降グリップ、随所にキーカラーのオレンジとブルーを配したほか、ステアリングスイッチと連動した10インチのフル液晶メーターを新たに搭載しました。FUSO小型トラックで採用した「FUSOイージーアクセスキー」も搭載し、利便性もアップしました。
2022/09/07 14:33 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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AIでクレーンの荷振れを自動抑制! タダノとDeepXが熟練オペレーターの技を再現
クレーンは工事現場や工場、港湾施設などで幅広く使われていますが、その運転には熟練オペレーターの技が求められます。特に難しいのは、荷物を吊り上げ、移動させたときに「ブラブラ」と揺れてしまうのを、静止させる操作です。オペレーターは自分の目で吊り荷の位置を確認しながら、複数のレバーを操作して、経験と勘によって吊り荷を静止させるのです。 クレーンで荷物を吊ったときの揺れを静止させるのは、ベテランの技が求められる(以下の写真、資料:DeepX) この操作を簡単にしようと、クレーンメーカーのタダノ(本社:香川県高松市)と、東大発のスタートアップ企業 DeepX(本社:東京都文京区)は、画期的な技術開発に成功しました。移動式クレーンのと制御アルゴリズムをナ、ナ、ナ、ナント、AIで学習・最適化することで、吊り荷の振れを抑制しながら、任意の位置に正確に移動できるようにしたのです。(DeepXのプレスリリースはこちら) 自動化の検証を行った移動式クレーン クレーンの運転は無人で行われた クレーンには、旋回・ブームの起伏・ウインチ操作という「3連操作」があり、吊り荷の荷振れには、振り子のような揺れのほか、ブームのたわみや風も影響してきます。これらをコンピューター上で再現するため、両社はクレーンシミュレーターとAI(人工知能)制御器を組み合わせて、制御アルゴリズムに最も効果的な操作方法を学習させました。 クレーンシミュレーター。荷振れに影響する、振り子のような揺れ(左)、ブームのたわみ(中央)、風(右)といった要素を再現した
2022/09/07 13:40 株式会社イエイリ・ラボ
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コマツ 「国際物流総合展 2022 Logis-Tech Tokyo 2022」に出展
2022 年 9 月 2 日 コマツ(社長:小川啓之)と 100%子会社であるコマツカスタマーサポート株式会社(社長:粟井 淳)は、本年 9 月 13 日(火)から 16 日(金)までの 4 日間、東京ビッグサイトにて開催される「国際物流総合展 2022 Logis-Tech Tokyo2022」に共同で出展します。 国際物流総合展 2022 は、経済活動のインフラとして不可欠な物流・ロジスティクスの先進情報が収集できるアジア最大級の専門展示会です。国内外の最新物流機器・システム・サービス等のソフトとハードを一堂に結集し、交易振興・技術の向上・情報の提供・人的交流等を目的として、 1994 年の初回以降、隔年で開催し今回で 15 回目を迎えます。 コマツは、2014 年に電動式フォークリフト「FE25-1」を市場導入、2020 年には電動式ミニショベル「PC30E-5」※をレンタル機として国内市場へ導入するなど、現場の電動化を進めています。今回の展示では、国内でも喫緊の課題となっている「脱炭素」・「カーボンニュートラル」をテーマに製品を展示します。2021 年にモデルチェンジしました「FE25-2・FE30-2」に加え、近日発売予定のリチウムイオンバッテリー搭載のフォークリフトをご紹介します。更に、電動式ミニショベル「PC30E-5」や電動マイクロショベル「PC01E-1」、油圧駆動式エンジンフォークリフト「FH135-1」など、電動化された製品を中心に建設機械とフォークリフト双方の技術を活かした製品をご紹介します。 ※ バッテリー駆動式のミニショベル「国際物流総合展 2022 Logis-Tech Tokyo 2022」公式サイト https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/
2022/09/02 16:00 株式会社小松製作所
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五洋建設がBIMモデル上で多数の重機を追跡! RTK-GNSS仕様の高精度で
杭打ち現場では、1本の杭を打つために、杭打ち機やクローラークレーン、バックホーなど数台の重機が一組になって、穴の掘削や既製杭の吊り下ろし、周辺の土砂搬出などを連携して行います。そのため、数十台の重機が稼働する現場では、どの重機が今、どこにいて、どんな作業をしているのかを把握するだけでも手間ひまがかかります。そこで五洋建設は、応用技術、ソフトバンクと共同で、現場のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデル上に重機の位置と杭の施工状況をリアルタイムに投影する技術を開発しました。 重機位置と杭工事の進捗状況をBIMモデルで表示した例(緑:先行掘削完了 赤:打設完了)(資料:五洋建設) 「いまどきそんなの、簡単じゃない」とお思いの方もおられるでしょうが、各重機の位置は、ナ、ナ、ナ、ナント、RTK-GNSSで高精度で表示されているのです。(五洋建設のプレスリリースはこちら)RTK-GNSSというと、GNSS(全地球測位システム)衛星から送られてくる電波を、基準局と呼ばれる別の場所で受信した電波で補正し、位置精度をセンチメートル単位まで高める測位技術です。その証拠に、冒頭の図をよくみると、打設を完了した杭の高さが、杭によって微妙に違っているのがわかります。 上記の図を拡大したところ。打設完了の杭(赤色)の高さの微妙な違いがわかる RTK-GNSSのシステムには、価格に定評のあるソフトバンク「ichimill」(2020年8月17日付けのイエイリラボブログ参照)を使用しました。五洋建設は、この技術を「五洋建設統合施工管理システム PiCOMS」(ピーコムス)に実装し、大型物流施設現場で実証を行いました。BIMモデル上に表示した各重機の位置は、現場事務所や作業員休憩所の大型モニター、各種タブレット端末に表示することができます。このほか重機の稼働時間の算出や、工事期間中の重機の位置と稼働時間のデータを収集することも可能です。 PiCOMSによるBIMモデルとRTK測位情報連携のシステム図 このシステムによって、最大20台の重機が稼働する杭工事現場では、情報収集が自動化され、工事関係者間でリアルタイムな情報に基づいた打ち合わせが可能になったため、現場負担が5分の1に軽減できることが確認できました。 PiCOMSによる建築現場での情報一元化と情報共有のイメージ 今後、五洋建設では、データを蓄積・分析することで、重機の配置計画や稼働状況を考慮した、効率的な施工計画の立案や生産性向上を目指し、各現場に展開していく予定です。また、重機の実稼働時間からCO2排出量を自動算定し、「現場CO2排出量の見える化」にも取り組んでいくとのことです。
2022/09/02 12:15 株式会社イエイリ・ラボ
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2022年7月度建設機械出荷金額統計
令和4年9月1日一般社団法人 日本建設機械工業会統計調査部会 7月の建設機械出荷金額は、内需は8.9%増加の836億円、外需は16.7%増 加の1,795億円となりました。その結果、内需は2カ月振りの増加、外需は21カ 月連続の増加となりました。総合計では14.1%増加の2,630億円となり、21 カ月連続の増加となりました。 内需について機種別に見ると、トラクタ13.0%増加の89億円、油圧ショベル 14.2%増加の271億円、建設用クレーン15.9%増加の144億円、油圧ブレーカ・圧砕機13.4%増加の21億円、その他建設機械17.6%増加の64億円の 5機種と補給部品4.4%増加の111億円が増加し、内需全体では8.9%の増加となりました。 外需について機種別に見ると、トラクタ13.1%増加の209億円、油圧ショベ ル17.6%増加の670億円、ミニショベル9.0%増加の328億円、建設用クレーン8.6%増加の49億円、道路機械27.4%増加の30億円、基礎機械8.1% 増加の4億円、油圧ブレーカ・圧砕機1.8%増加の10億円、その他建設機械4.1% 増加の225億円の8機種と補給部品46.8%増加の271億円が増加しました。 地域別に見ると、北米が19カ月連続で増加、アジアが17カ月連続で増加するなど 全9地域中4地域で増加し、外需全体では16.7%の増加となりました。(増減は前年同月比) (参考)工業会の概要会 長 本田 博人(キャタピラー 代表執行役員) 所在地 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館2階会 員 正会員(建設機械製造会社) 62社 、 賛助会員 56社
2022/09/01 16:41 一般社団法人 日本建設機械工業会
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酒井重工業 ドローン教習所を開校しました
「当社ではドローン教習所開校に向けて準備を進めてまいりましたが、この度、国土交通省無人航空機管理団体である"ドローン検定協会"の"ドローン教習所 久喜校"として開校いたしました。(2022年9月1日開校)空の産業革命と称された無人航空機(ドローン)の普及は、様々な分野で活用が進み私たちの生活をより豊かなものに変えようとしています。無限に広がる「空」という空間は、今後も新たな活用が期待されていますが、その一方で事故や事件が発生しており、適切な知識と技量をもって無人航空機を活用することが求められています。当教習所ではドローンを飛ばす上での注意点等の解説、シミュレーションや実機を使っての実技講習を行います。受講開始までに無人航空機(ドローン)の操縦経験がなくても、修了時には飛行の許可・承認申請に必要な最低限の操縦能力を身に付けるけることができます。また、「ドローン操縦士」としての資格を取得することができます。(この資格を取得すると、国土交通省への飛行許可・申請時の提出書類が一部免除になります)まずドローンにかかわる基本的なルールを知りたい、飛行体験したい、とお思いの方は "ドローン操縦体験会"も行っておりますので、是非お申込みください。わかりやすく説明・操縦指導をいたします。 開催日程開催日は、日程調整いたしますのでお問い合わせください開催概要ドローン操縦体験会 3時間 ドローン操縦士養成講習 2日間人口密集地上空や人や物に30m以内に近づいて飛行させる際には国土交通大臣の許可が必要です。許可申請する際には10時間以上の飛行経験を求められます。本講習を修了することにより10時間の飛行実績が得られますので、許可・承認申請時には手続きを簡素化頂けます。 開催場所酒井重工業(株)研修センター内埼玉県久喜市高柳2500地図・アクセスその他講習日程がご希望日にそえない場合もございますのでご了承ください。基礎技能講習受講料には昼食代が含まれます。お申込みについて基礎技能講習受講料には昼食代が含まれます。開催日は日程調整いたしますので、お問合せください。所定の申込書を記入いただき、本人確認書類(基礎技能講習申込者のみ)と一緒にFAXしてください。お客様に連絡させていただき講習日程を調整させていただきます。受講に必要なもの受講申込書自動車免許証等の本人が確認できる公的書類の写し(基礎技能講習申込者のみ)基礎技能講習B (ドローン検定所持者)申し込みの方はドローン検定合格証のコピー受講料は当日ご持参ください。お振込みが必要な場合には事前連絡の上、下記の口座にお願いします。振込手数料はご負担のほどお願いします。三菱UFJ銀行 田町支店 当座9005795 酒井重工業株式会社申込用紙ダウンロード受講申込書 (PDF:107KB)講習に関するお問い合わせ先(研修センター)TEL:0480-52-6964FAX:0480-52-6995
2022/09/01 16:13 酒井重工業株式会社
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コマツ 有線式電動油圧ショベル「PC138USE-11」を新発売
2022 年 8 月 31 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、有線式電動油圧ショベル「PC138USE-11」を本年 8 月より発売しました。当該機は、電動油圧ショベルを連続して長時間使用したいというお客さまのニーズに応えることを目的に、これまで コマツが培ってきた技術をベースにエンジン駆動式と同等の作業性能を発揮しつつ”排出ガスゼロ”や騒音・排熱の大幅低減を実現しています。また国内導入した有線式電動油圧ショベルとしては、2021 年 7 月発売の 「PC78USE-11」に続く、二機種目の展開となります。 【写真︓国内市場に導入開始した有線式電動油圧ショベル PC138USE-11】 ※写真には一部オプションが含まれています 駆動源に電気モーターを採用し”排気ガスゼロ”や騒音・排熱・振動の大幅低減を実現することで作業現 場の安全性・快適性を向上させるほかオペレーターのストレス軽減に貢献します。また、電気モーターの特性により車両寿命が延長されるとともに燃料補給やエンジン回りで必要とされたメンテナンス作業が不要になるため、車両のランニングコスト削減が可能です。そのほか、電源を有線で直接供給するため充電式の電動車と異なりバッテリー残量を気にすることなく長時間連続稼働できるため、特に産廃処理工場など 24 時間稼働が必要とされる作業現場での生産性向上が期待できます。 コマツは、2020 年に電動式ミニショベル「PC30E-5」※2 を、2021 年には有線式電動油圧ショベル 「PC78USE-11」を国内向けに市場導入したほか、他機種の電動化についても外部パートナーとの共同開発を含め推進しています。環境負荷の少ない建設機械の実用化を加速させるとともに今後の更なる普及を 目指します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。※︓バッテリー駆動式のミニショベル【主な商品の特徴】 1.環境性、経済性・電気モーターを駆動源とし人と環境にやさしい”排出ガスゼロ”を実現 稼働現場での”排出ガスゼロ”によりクリーンな作業環境を実現します。車両周辺の環境に優しく工場内での 産廃処理や自動車・家電解体作業など、電源(三相交流 400V)が確保できる現場で幅広く活躍します。・エンジン車に比べランニングコストが安く経済的、メンテナンスの手間も大幅に削減 使用する電気代は軽油代より安く、ランニングコストを低く抑えることができます。工場に設置された太陽光発電設備やボイラー発電設備の余剰電力を活用すれば更に環境に優しく、経済的です。加えて日々の燃料補給や、エンジンオイルの交換、その他フィルター類の交換などメンテナンスの手間も大幅に削減でき、お客さまの生産性・収益力向上に貢献します。2.快適性・安心 ・エンジンによる振動がないのでオペレーターの疲労低減 エンジンを搭載していないので、オペレーターに伝わる振動が大幅に軽減されました。作業中のストレスや疲労感が少なく快適に作業が行なえます。・車体からの排熱低減で作業環境を快適化 エンジンを搭載していないので車体からの発熱量が少なく、車体周囲に熱影響を与えにくいことから作業環境の改善に貢献します。また、ホコリが多い産廃工場などでのオーバーヒート対策・車両火災対策にも有線式電動ショベルは有効です。
2022/08/31 15:52 株式会社小松製作所
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日立建機 クラウド型転圧管理ソリューション「Solution Linkage Compactor」の提供を開始
転圧回数をリアルタイムに可視化し、施工の効率化やオペレータの負担軽減に寄与 2022 年 8 月 31 日 「Solution Linkage Compactor」で転圧回数をリアルタイムに可視化 日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、土工用振動ローラ ZC120S-6(2022 年6月発売開始)の後付け可能オプションとして、クラウド型転圧管理ソリューション 「Solution Linkage Compactor(ソリューション リンケージ コンパクター)」(以下、本サービス)を開発しました。本サービスによって、リアルタイムに転圧状況の記録が可能となり、これまで人が行っていた転圧回数や施工管理の記録と確認の業務が省略できるため、作業の効率化や工期の短縮、オペレータの負担軽減に寄与します。本サービスは 2022 年9月より、国内市場向けに提供開始します。販売価格は、初期費用が 218 万円(税抜き)、アプリ利用料が 4 万円/月(税抜き)です。 道路や舗装を締め固める施工は、転圧によって地面の密度を均等に強化します。また、締め固める地 面の状態や性質によって、人が転圧回数を数えて管理を徹底し、施工後にどの程度締め固まっているか密度試験を行い、含水比や粒度を確認する必要があります。さらに、施工内容の記録として、転圧回数や試験結果の数値を用いて、帳票の作成も求められます。 本サービスでは、GNSS アンテナ*1 を用いて記録した土工用振動ローラの走行軌跡がクラウド上にアップロードされるため、「オペレータ向けアプリ」と「管理者向けアプリ」のそれぞれで、リアルタイムに転圧の施工状況の記録と管理が可能です。これにより、従来、人が行っていた転圧回数の管理や施工後の確認業務を省略することができ、施工の品質を確保したまま、作業の効率化や工期の短縮、オペレータの負担軽減に寄与します。また、国土交通省が定める管理要領*2 に準拠しており、i-Constructionの施工現場でもご活用いただけます。*1 GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、GPS などの衛星測位システムの総称。 *2 国土交通省「TS/GNSS を用いた盛土の締固め管理要領(令和 2 年 3 月版)」 ■特長 1.「オペレータ向けアプリ」で、リアルタイムに転圧回数の確認が可能 運転室内に設置したタブレット端末上のアプリに、土工用振動ローラの走行軌跡がリアルタイムに更新さ れ、転圧を行った回数ごとに色分け表示されます。これにより、オペレータは転圧回数が不足している箇所の 有無を一目で確認することができ、オペレータの負担軽減につながります。2.「管理者向けアプリ」で、遠隔地にいながら施工の進捗確認や帳票作成が可能 PC やタブレット端末などから閲覧でき、「オペレータ向けアプリ」と同様に、現在行っている転圧作業の進捗状況を、遠隔地にいながらでもリアルタイムに確認することが可能です。 また、転圧を行う施工現場の各種情報や、規定の転圧回数、図面情報などの登録や、過去に完了した転圧作業履歴の確認のほか、記録されたデータをクラウドから抽出して電子データの帳票出力も行うことができます。電子データの帳票出力は、国土交通省が定める管理要領に準拠しているため、i-Construction 対象の施工でもご活用いただけます 「オペレータ向けアプリ」画面イメージ(左)「管理者向けアプリ」画面イメージ(右) 日立建機グループは、今後も引き続き、「地球上のどこでも Kenkijin スピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざします。ICT建機の販売のみならず、それぞれのお客さまのニーズに沿った ICT・IoT ソリューション 「Solution Linkage」を提供することで、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。■商標注記 ・Solution Linkage は、日立建機株式会社の登録商標です。 ・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社、団体の商号もしくは登録商標です。 ■関連情報 ・「Solution Linkage Compactor」ウェブサイト ・「Solution Linkage Compactor」紹介動画 ・2022 年 2 月 9 日 土工用振動ローラ ZC120S-6 を発売 ・2021 年 3 月 16 日 日立建機グループで初めて土工用振動ローラを開発 ・土工用振動ローラ ZC120S-6 紹介動画ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。
2022/08/31 12:05 日立建機株式会社
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日本建設機械工業会 需要予測まとまる(建設機械需要予測(2022年8月))
2022年8月26日 1 概況 ○2022 年度については、国内は底堅く推移、輸出は続伸し、2022 年度通年の出荷金額は2 兆6,194 億円 (前年度比3%増)と予測される。 ○2023 年度については、国内微増、輸出も堅調に推移し、全体では3 年連続の増加と予測。 主力の油圧ショベルを中心に続伸し、2023 年度通年の出荷金額は、過去最高の 2 兆 7,165 億円(前年度比4%増)と予測される。2 国内・輸出別 (1)国内〇2022 年度は、部品・部材の納入遅れが生じるものの、安定した公共投資に支えられ、前年度比 横這いと予測。 ・上期は、油圧ショベルが前年同期比 1%、建設用クレーンが前年同期比2%減少するなど 6 機種が減少し、3,907 億円(前年同期比1%減少)と見込まれる。・下期は、部品・部材の納入遅れが継続するものの、安定した公共投資に支えられ、6機種が増加もしくは横這いとなり、4,740 億円(前年同期比1%増)と予測される。・この結果、2022年度通年では、8,647 億円(前年度比±0%)と予測される。(前回本年 2 月時の予測と比較して185 億円下方修正となった。)○2023 年度は、安定した公共投資が継続し、微増と予測。・上期は、7機種が増加となり、3,971 億円(前年同期比2%増)と予測される。 ・下期も、7機種が増加となり、4,809 億円(前年同期比1%増)と予測される。 ・この結果、2023 年度通年では、8,780 億円(前年度比2%増)となり、2 年振りに増加と予測される。(2)輸出 ○2022 年度は、国内同様、部品・部材の納入遅れや物流量増加による船舶確保の問題もあるが、各国コロナ後の経済活動の活発化から、続伸すると予測。・上期は、最主力機種である油圧ショベルが前年同期比5%増加するなど7機種が増加し、8,387 億円 (前年同期比7%増)と見込まれる。・下期は、トラクタが前年同期比17%増加するなど5 機種で増加し、9,160 億円(前年同期比4%増)と予測される。・この結果、2022 年度通年では、1 兆7,547 億円(前年度比5%増)となり、2 年連続で増加すると見込まれる。(前回本年2 月時の予測と比較して、747 億円上方修正となった。) ○2023 年度も、土工系機械を中心にさらに続伸すると予測。・上期は、7 機種が増加となり、8,931 億円(前年同期比6%増)と予測。・下期は、6 機種が増加となり、9,454 億円(前年同期比3%増)と予測。・この結果、2023 年度通年では、1 兆8,385 億円(前年度比5%増)となり、3 年連続の増加と予測される。
2022/08/29 14:45 一般社団法人 日本建設機械工業会
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諸岡 Bauma 2022に出展
この度以下記載の会期にて行われる 「Bauma 2022」 に出展し、新製品である不整地運搬車 通称”クルクルキャリア”「MST110CR」 と2050年カーボンニュートラルに向け開発中のMST-700VDRベースの電動式キャリアダンプを展示致します。 ・会期 2022年10月24日(月)~ 10月30日(日)07:30~18:30 ※最終日のみ16:30 まで ・会場 Messe Muenchen ・ブース ホールB4. 425日頃よりご愛顧を賜っております皆様に是非とも弊社ブースにお越し頂きたく、ご案内申し上げます。 展示会HPはこちらから https://bauma.de/en/
2022/08/25 15:31 株式会社諸岡
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日野自動車 CJPTからの除名について
2022年8月24日 Commercial Japan Partnership Technologies 株式会社において、認証不正問題を踏まえ当社を除名するという意思決定がなされ、本日公表されました。当社として、今回の決定を大変重く受け止めています。 当社はこれまで、社会課題の解決への貢献を掲げ、様々な取り組みを進めてまいりました。しかし、エンジン認証において長期にわたる広範な不正を行ったという事実に鑑みると、そのスタート地点にさえ立てていなかったと言わざるを得ません。 まずは、起こした不正の深刻さおよびその真因を正面から受け止め深く反省し、正すべきを正してまいります。そして、人流や物流を支えるという商用車メーカーの原点に立ち返り、社会から再び必要としていただける企業として生まれ変わるための変革に、強い覚悟を持って取り組んでまいります。
2022/08/24 16:20 日野自動車株式会社
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日野自動車の排出ガス・燃費試験の新たな不適切事案について
令和4年8月22日自動車局審査・リコール課 国土交通省は、8 月 2 日の日野自動車株式会社からの型式指定に係る排出ガス・燃費性 能試験における不正行為に係る報告を受け、8 月 3 日以降、同社に対して立入検査を実施 しています。 この立入検査の中で、日野自動車による新たな不適切事案を確認しました。 国土交通省としては、引き続き日野自動車に対する調査を実施し、その結果に基づき、 厳正に対処して参ります。1.経緯 8 月 2 日に日野自動車株式会社(以下「日野自動車」という。)から型式指定に係る排出ガス・燃費性能試験における不正行為に係る報告を受け、国土交通省は、報告内容の事実関係の確認等のため、同社に対して8月 3 日以降断続的に立入検査を実施しており、現在も継続中です。 立入検査の中で、現行生産のトラック・バス用エンジンに係る型式指定申請に係る試 験において、8 月 2 日の日野自動車からの報告にはなかった不適切行為を確認しました。2.不適切行為の概要 ●日野自動車は、現行生産のトラック・バス用エンジン全7機種に係る型式指定申請において、長距離耐久試験を行い算出した排出ガス劣化補正値を提出していた。 ●長距離耐久試験においては、一定の走行距離毎(小型エンジンの場合、5,000km、 4万 km、8万 km)を走行した時点(測定ポイント)において、排出ガス測定を2回以上行い、その測定結果を用いて排出ガス劣化補正値を計算する必要がある。 ●日野自動車は、一部の測定ポイントで1回しか測定しておらず、また、排出ガス劣化補正値の計算の際に、各測定ポイントの測定結果を一つしか用いてなかった。●日野自動車は、規定の内容を十分理解していなかったことが原因と説明。 3.国土交通省の対応●引き続き立入検査の中で、対象エンジンの基準適合性等の確認を行い、その結果を踏まえて厳正に対応する。(問い合わせ先) 国土交通省自動車局審査・リコール課 是則、衣本 代表:03-5253-8111 (内線 42302) 直通:03-5253-8595 F A X:03-5253-1640添付資料報道発表資料(PDF形式:124KB)出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004532.html)
2022/08/23 15:32 KENKEY
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コマツ、電動マイクロショベル「PC01E-1」を体験型ストア 「b8ta Pop-up 2022」(大阪、福岡、名古屋)に出展
2022 年 8 月 23 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、大阪(8 月 24 日~)、福岡(9 月 16 日~)、名古屋(10 月 16 日 ~)の 3 拠点で実施される体験型ストア「b8ta(ベータ) Pop-up Store 2022」に、電動マイクロショベル 「PC01E-1」を出展します。多くの皆さまに電動マイクロショベル「PC01-E」を体験いただきたく、ご来場を心よりお待ちしています。 【出展予定の電動マイクロショベル「PC01E-1」】 「PC01E-1」は、本田技研工業株式会社(代表執行役社長︓三部敏宏)と共同開発した電動マイクロショベルで、本年 3 月より国内市場へレンタル機として導入を開始しました。「PC01E-1」はバッテリー交換の手軽さや、家庭用 100V 電源で充電できる利便性、エンジン駆動式のように補給用燃料の準備や給油が不要といった実用面でのメリットから、今までエンジン車をご利用いただいていたお客さまはもちろん、ご家庭でも幅広い用途でご利用いただける電動マイクロショベルとなりました。※1 展示期間中は実際に PC01E-1 と記念撮影できるほか、アンケートにご協力いただいた方にはノベルティの配布も予定しています。※2 また、ご好評につき 8 月 10 日(水)より開催している「b8ta Koshigaya Laketown」の出展を 9 月 30 日(金)まで延長することが決まりました。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。※3 【詳細日程】 b8ta Koshigaya Laketown(出展延長) 2022 年 8 月 10 日(水)~9 月 30 日(金) 埼玉県 イオンレイクタウン kazeb8ta Pop-up Osaka - Hankyu Umeda(追加出展) 2022 年 8 月 24 日(水)~8 月 28 日(日) 阪急うめだ本店 9 階 祝祭広場 b8ta Pop-up Fukuoka - SOLARIA PLAZA(追加出展) 2022 年 9 月 16 日(金)~9 月 25 日(日) ソラリアプラザ 1 階イベントスペース ゼファ b8ta Pop-up Nagoya(追加出展) 2022 年 10 月 12 日(水)~10 月 16 日(日) JR ゲートタワー1 階イベントスペース※1 展示商品の詳細は以下ニュースリリースおよびコマツカスタマーサポートのサイトをご覧ください。 ニュースリリース︓ -コマツと Honda 共同開発-コマツ初、着脱式可搬バッテリーを活用した電動マイクロショベル 「PC01E-1」国内市場に導入開始 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2022/20220329コマツカスタマーサポート「PC01E-1」サイト︓https://kcsj.komatsu/lp/pc01e-1 レンタルをご要望の方は、お近くの販売代理店にご連絡ください。 代理店検索︓https://www.komatsu.jp/jp/dealer-locator/※2 新型コロナウイルス感染拡大の状況により、イベント内容に変更がある場合もございます。 ※3 ニュースリリース︓ コマツ、電動マイクロショベル「PC01E-1」を体験型ストア 「b8ta Koshigaya Laketown」に出展https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2022/20220804【b8ta とは】 b8ta は 2015 年に体験型ストアを米サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。Retail as a Service のパイオニアとして約 6 年間新しいソリューションを先導。ミッションとして「リテールを通じて人々に“新たな発見” をもたらす(Retail Designed for Discovery.)」を掲げています。実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、消費者に世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供します。 「b8ta Japan」公式サイト︓https://b8ta.jp/
2022/08/23 12:42 株式会社小松製作所
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