2022年5月 産業機械受注状況

2022/07/1211:38配信

1.概 要 

本月の受注高は4,289億5,500万円、前年同月比52.0%増となった。 


内需は、2,793億8,700万円、前年同月比52.3%増となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比107.2%増、非製造業向けは 同13.0%増、官公需向けは同33.7%増、代理店向けは同▲5.5%減であった。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(25.8%増)、鉱山機械(21.2%増)、化学機械(14.9%増)、タンク(76.4%増)、圧縮機(15.4%増)、運搬機械(116.1%増)、変速機(17.0%増)、金属加工機械(712.6%増)、その他機械(39.0%増)の9機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(▲4.4%減)、ポンプ(▲4.0% 減)、送風機(▲11.8%減)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


外需は、1,495億6,800万円、前年同月比51.5%増となった。 

本月、プラント案件は無かった。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(29.0%増)、化学機械(92.8%増)、プラスチック加工機械(84.4%増)、ポンプ(65.0%増)、圧縮機(3.8%増)、運搬機械 (280.0%増)、変速機(13.4%増)、金属加工機械(186.7%増)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲13.3%減)、タンク(▲100.0%減)、送風機(▲29.3% 減)、その他機械(▲32.8%減)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向 

①ボイラ・原動機 

鉄鋼、非鉄金属、情報サービス、外需の増加により前年同月比26.7% 増となった。 

②鉱山機械

鉱業の増加により同16.7%増となった。

③化学機械(冷凍機械を含む) 

情報通信機械、外需の増加により同31.6%増となった。 

④タンク 

石油・石炭、その他非製造業の増加により同76.1%増となった。 

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同61.0%増となった。

⑥ポンプ

外需の増加により同19.1%増となった。

⑦圧縮機

窯業土石、鉄鋼、外需の増加により同9.6%増となった。

⑧送風機 

運輸・郵便の減少により同▲14.0%減となった。 

⑨運搬機械 

鉄鋼、情報通信機械、卸売・小売、外需の増加により同157.2%増となった。

⑩変速機 

鉄鋼、はん用・生産用、自動車、外需の増加により同16.2%増となった。

⑪金属加工機械

鉄鋼の増加により同608.1%増となった。

最終更新:2022/07/1211:47

一般社団法人 日本産業機械工業会