住友建機 マテリアルハンドリング機「SH235XLC-7」の発売について
2022年7月20日
住友建機株式会社(本社:東京都品川区 社長 数見 保暢)は、特定特殊自動車排出ガス規制 2014 年基準に適合した、新型マテリアルハンドリング機(SH235XLC-7LM/EC/MF)を7月20日に発売しました。
SH235XLC-7 をベースマシーンとしたこの新型マテリアルハンドリング機は、狭い現場にもスマートに対応する作業性能、長時間稼働に適した快適性能、現場の安全をサポートする安全性能などを実現しています。
マテリアルハンドリング機は油圧ショベルに発電機と制御盤を搭載し、アーム先端部にマグネット(金属吸着用)やグラップル(非鉄金属用)を装着することで、大量のスクラップを短時間に効率良く扱うことが出来る機械です。作業状態が見やすいようにキャブがエレベーター式に昇降し、最適な作業ポジションを得ることができます。キャブは作業中も揺れを抑えるように設計され、安全、安定した作業が可能です。
メンテナンス面では、住友建機独自の遠隔稼働管理システムのG@Nav(ジーナビ)を標準装備し、機械の安心稼働をサポートします。
1. 製品の主な特長
作業性能
① エレベータキャブ上昇時の目線が高く、視界性を確保することで作業効率が向上
② 機械の前端・後端半径が短く、狭所や障害物の多い現場でもスムーズな作業が可能
③ キャブ干渉防止機能を見直し、作業範囲の拡大を実現
快適性能
① 作業機の起動・停止時のショックを軽減しキャブの揺れを防止、オペレータの疲労が軽減
② グラップル閉じとの複合動作でも作業機のスピードが落ちず、快適な作業を実現
安全性能
① 当社独自のFVM(フィールドビューモニター)を標準装備、230度の広角と上空からの俯瞰画像により安全確認が容易に可能
② キャブ干渉防止機能、キャブ落下防止弁、キャブ緊急降下装置、大型アンダービューミラーを標準装備し、安全性を強化
メンテナンス性能
① 遠隔稼働管理システムのG@Nav(ジーナビ)を標準装備 マグネット故障診断機能により、万一の本体およびマグネットのトラブルにも素早い対応が可能
② ラジエータ前面の防塵ネットは取り外しやすいグランドアクセスを実現し、清掃性が向上
2.発売時期
2022年7月20日
3.主要仕様
※1:運転質量はマグネットを含みます
※2:運転質量はエンドアタッチメントを除きます
※3:作業範囲はマグネット中心となります
※4:作業範囲はアーム先端のピン位置となります
4.発売価格
※LM……リフティングマグネット仕様(エレベータキャブと、マグネット作業を行えるアタッチメントを装備)
※EC……エレベータキャブ仕様(エレベータキャブを装備)
※MF……フォーク付マグネット仕様(エレベータキャブと、フォーク作業・マグネット作業が 1 台で行えるアタッチメントを装備)
5. 販売目標台数
年間30台
6. 問い合わせ先
住友建機販売(株)営業企画部 TEL 090-9001-6446