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日野自動車 国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスが走行します!
~3月27日にラッピングバスお披露目式を開催~ ENEOS株式会社(代表取締役社長 山口 敦治、以下「ENEOS」)、西日本ジェイアールバス株式会社(代表取締役社長 北野 眞、以下「西日本JRバス」)、日野自動車株式会社(代表取締役 社長 小木曽 聡、以下「日野自動車」)は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)開催期間中※1に国内初となる※2合成燃料※3を使用した駅シャトルバス(以下、「万博シャトルバス」)を大阪駅から大阪・関西万博会場間において1日10便※4運行しますので、お知らせいたします。 ENEOSは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)「グリーンイノベーション基金」のご支援※5のもと、2024年9月にENEOSの中央技術研究所内に完成した実証プラント※6で製造した合成燃料を万博シャトルバスに提供します。西日本JRバスは、大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)から大阪・関西万博会場まで直通の万博シャトルバスを運行します。日野自動車は万博シャトルバス運行に向けて、合成燃料と車両やエンジンの適合性を確認し、運行をサポートします。 運行に先立ち、万博シャトルバスのお披露目式を3月27日(木)11時より万博シャトルバス乗り場となる「うめきたグリーンプレイスバス駐車場」にて開催いたします。万博シャトルバスには、独自のラッピングを施し、ご乗車のお客様や走行中に出会う皆様に未来の燃料の魅力を発信していきます。ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は、万博シャトルバスの運行を実現することで、大阪・関西万博来場の方々に、合成燃料が普及する未来を感じていただき、大阪・関西万博が掲げる「EXPO2025グリーンビジョン」の達成に貢献してまいります。※1 2025年4月13日(日)~10月13日(月)※2 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初※3 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO2を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量を抑えることのできるカーボンニュートラル燃料。※4 うめきたグリーンプレイスバス駐車場から発着する駅シャトルバス19便のうち10便での運行を予定しています。※5 CO2からの合成燃料製造技術開発が、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」に採択。※6 ENEOSリリース 2024年9月30日公表 国内初となる原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントが完成【うめきたグリーンプレイスバス駐車場周辺(イメージ図) 「資料提供:西日本旅客鉄道株式会社」 【本件に関するお問い合わせ先】ENEOS株式会社広報部 メディアリレーショングループ 03-6257-7150 pr@eneos.com西日本ジェイアールバス株式会社広報室 06-7638-7394日野自動車株式会社渉外広報部 広報グループ 042-586-5494
2025/02/19 15:01 日野自動車株式会社
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コマツ 世界初、水素エンジン搭載大型ダンプトラックの実証実験を開始
コマツ(社長:小川啓之)は、鉱山機械の主力機種である大型ダンプトラックHD785(最大積載量 約92トン)に水素専焼エンジン※1を搭載したコンセプトマシンを開発し、このたび茨城工場(茨城県ひたちなか市)にて実証実験を開始しました。大型ダンプトラックに水素エンジンを搭載するのは世界初※2の試みです。 実証実験を通じて、水素エンジンの活用に向けた知見の蓄積を進め、未来の”水素建機”の開発に繋げます。 【水素専焼エンジンを搭載した大型ダンプトラックのコンセプトマシン】 コマツは従来より、カーボンニュートラルの実現に向けて新たな動力源の開発や活用を進めています。水素エンジンについても選択肢の一つとして注目する中、大型トラック向けの水素エンジン開発や導入を専門とする、独スタートアップ企業KEYOU GmbH(以下KEYOU社)の技術力に着目しました。今回のコンセプトマシンにはコマツとKEYOU社が共同開発した水素エンジンと水素タンクシステムを搭載しています。水素タンクは運転席横の プラットフォーム上に搭載し、水素搭載量の最大化を実現しました。また、運転席横の視界性を確保するため、キャブ内外にカメラやモニターを新たに設置しています。実証実験では、走行性能や連続稼働時間、燃費などのデータ収集と、高圧水素ガスの使用に際する安全確保策を確認します。 水素エンジンを建設機械に搭載する場合、バッテリーや水素燃料電池と異なり、ディーゼルエンジン車の コンポーネントの多くをそのまま活用できるため、コストを抑えられるメリットがあります。また車両から排出されるCO2を実質ゼロにできるため、鉱山のお客さまからは現場のカーボンニュートラル実現に向けた動力源の選択肢の一つとして導入を希望する声も寄せられています。安全管理や水素供給のためのインフラ整備などの課題もありますが、業界団体や関係者と連携して解決を図っていきます。 コマツは中期経営計画において、2030年までに、製品使用により排出されるCO2の50%削減(対2010年比)、生産によるCO2排出の50%削減(対2010年比)という経営目標とともに、2050年にカーボンニュートラルを実現することをチャレンジ目標としています。これまで、ハイブリッド油圧ショベルや有線式電動油圧ショベル、および、バッテリー搭載の中小型電動ショベルの市場導入を実現しています。さらに、カーボンニュートラル燃料への対応、バッテリー搭載建機への給電システムの開発、水素燃料電池搭載ショベルの実証実験、パワーアグノスティック対応の超大型ダンプトラック※3の開発など、あらゆる方面から環境対応の技術開発に取り組んでいます。 コマツは引き続きカーボンニュートラルの実現に向けて、自社での技術開発とともに、オープンイノベーションの 推進やパートナーシップを通じて、お客さまの多様な環境対応ニーズにお応えしていきます。※1:水素専焼エンジン:水素のみを燃料として使用するエンジン※2:当社調べ※3:ディーゼルエレクトリック、電動、トロリー(有線)、燃料電池、水素など、いかなる動力源でも稼働可能な超大型ダンプトラック
2025/02/19 12:12 株式会社小松製作所
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コマツ 孫会社の異動(新会社の設立)に関するお知らせ
当社は、2025年2月18日開催の取締役会において、当社の米国における100%子会社ならびに同社の100%子会社(当社の孫会社)の組織を再編することを決議しました。この再編により、 下記の通り当社の孫会社に異動(新会社の設立)が生じることとなりましたので、お知らせ します。1.組織再編の内容と理由 当社の米国における完全子会社であるコマツアメリカ(株)(以下、「KAC」)が担っている 北米地域の建設・鉱山機械の販売・サービス機能と、KACの子会社(当社の孫会社)である コマツマイニング(株)の北米における鉱山機械の販売・サービス機能を、KACが新たに米国に設立する会社(当社の孫会社)へ移管します。これにより、KACは移管完了後に北米地域の 統括業務により特化します。 この度の孫会社の異動は、顧客の利便性向上やガバナンスの更なる向上を目的として実施 するものです。2.事業の一部を孫会社へ移管する子会社等の概要 3.新設する孫会社の概要 4.新会社の設立年月日 2025年3月31日(予定)5.今後の見通し 連結子会社間の再編に伴う孫会社の異動のため、当社の連結業績に与える影響は軽微です。
2025/02/18 15:08 株式会社小松製作所
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三菱マヒンドラ農機 埼玉県幸手市と三菱マヒンドラ農機が有機米の産地づくりに関する連携協定を締結
埼玉県幸手市(市長: 木村純夫、以下 幸手市)と三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、CEO取締役社長:齋藤徹、以下 三菱マヒンドラ農機)は、相互に連携・協力のもと、幸手市農業の持続可能な発展に向けた有機米の産地づくりの推進を図るため、下記のとおり連携協定を締結しました。なお、この協定は三菱マヒンドラ農機が東日本の自治体と連携協定を締結する、初めての事例となります。 左から、幸手市長 木村純夫、三菱マヒンドラ農機 CEO取締役社長 齋藤徹 1.連携事項(1)有機米の栽培技術の確立・普及に関すること(2)有機米の産地としての持続的な発展に資する人材の育成に関すること(3)有機米の栽培の省力化・低コストに関すること(4)有機米の栽培に必要な農業用機械の整備、点検に関すること(5)有機米の加工・流通・販売体制の確立に関すること三菱マヒンドラ農機は、令和7年2月6日に設立された幸手市有機農業推進協議会の構成員として参画し、有機米の栽培面積の拡大に向けた紙マルチ田植機の実演研修会の開催や栽培技術に関する情報提供等を行います。また、有機米の販路開拓などについても協力し、地域農業の持続可能な発展に貢献してまいります。2.連携協定締結の背景幸手市は古くから米どころとして栄え、市内で栽培されたお米は「他の米は遠く及ばないほど、食味がよい」と高く評価され、江戸幕府の上納米に指定されるなどの歴史を有しております。このため、幸手産米は、市民にとっての誇りとなっているだけでなく、現在でも幸手市における重要な基幹作物となっています。一方、幸手市の農業の状況は、高齢化や後継者不足により、耕作放棄地が増加しております。現在これらの対策として、幸手市においては、令和7年3月末までに地域の農業者等の話し合いにより、地域において目指す将来の農地利用の姿を明確化し、農地バンクを活用した農地の集約化等を推進する「地域計画」の策定に取り組んでいます。このような状況の中、幸手市では「地域に誇れる水田」を未来へ継承するため、幸手産米の更なるブランド化及び持続可能な地域農業の確立を目指し、付加価値の高い有機米の栽培を推進するプロジェクトを令和6年度より実施することといたしました。三菱マヒンドラ農機は「Together we challenge 挑戦する喜びの共創」を掲げて事業を推進しており、様々なステークホルダーとともに新しい農業の価値創造に取り組んでいます。同社の「紙マルチ田植機」は、田面に紙を敷きながら田植えを行うことで有機米生産の障害になっている雑草の発生・伸長を抑えることができ、安定して効率的な有機米栽培を実現できることから、「みどりの食料システム戦略」において国の認定を受けており、全国で導入する農家が増えています。この度、有機農業に積極的に取り組み、幸手産米の更なるブランド化を目指す幸手市と、紙マルチ栽培地域の拡大を目指す三菱マヒンドラ農機の両者が協働・協力し、紙マルチ栽培による持続可能な有機米の産地づくりを推進することで、「地域に誇れる水田」を未来へ継承すべく取り組んでまいります。3.締結式実施内容 日 時:2025年2月13日(木)12:00~12:15 会 場:幸手市役所第2庁舎第1会議室 出席者:幸手市 市長 木村純夫 幸手市 建設経済部長 丸山淳一 三菱マヒンドラ農機 CEO取締役社長 齋藤徹 三菱マヒンドラ農機 上級執行役員 国内営業本部長 吉田康二 幸手市有機農業推進協議会 会長 植竹一寿4.参考情報【紙マルチ田植機について】田植えをしながら田面に専用の紙を敷き、雑草の発生・伸長を抑える事が出来る田植機。雑草にあたる日光を遮ることで、雑草の発生・伸長を抑え、除草剤と同程度の抑草効果を発揮します。紙は40-50日で溶解して有機肥料となるため、薬剤を使用せずに効率的な除草効果が得られます。有機栽培でネックになる除草作業の労力を軽減できるのに加えて、安定した収量が見込めるため経営の安定化にもつながる製品です。農林水産省の「みどりの食料システム戦略」において国の認定を受けており、全国で導入する農家が増えています。〈三菱マヒンドラ農機 みどりの食料システム戦略の認定について〉 https://www.mam.co.jp/news/pdf/topics_20221130.pdf
2025/02/13 15:17 三菱マヒンドラ農機株式会社
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コマツ CDPの「気候変動」「水セキュリティ」において最高評価「Aリスト企業」に認定
コマツ(社長:小川啓之)は、国際環境非営利団体CDP※から、気候変動と水セキュリティへの取り組みと、それらに関する情報開示において高い評価を受け、「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野にて最高評価の「Aリスト企業」に認定されました。「気候変動」は9年連続、「水セキュリティ」は5年連続の認定となります。 CDPは毎年、世界中の数万社にのぼる企業の環境影響や、それによる事業リスクおよび機会について調査を実施し、独自の評価プロセスを経て結果を公表しています。2024年は、142兆米ドル以上の運用資産を持つ700社以上の金融機関が、CDPのプラットフォームを通じて環境への影響、リスク、機会に関するデータの開示を要請し、約24,800社の企業がこれに応じました。 コマツは、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを存在意義としています。ステークホルダーの皆さまと重要課題に取り組み、社会に貢献するとともに、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できる企業グループとして、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図り、サステナビリティ経営の更なる推進を目指します。 詳細については、下記の関連リンクよりCDPのウェブサイトをご覧ください。 https://www.cdp.net/ja ※CDP:CDPは、英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)であり、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営しています。
2025/02/10 11:25 株式会社小松製作所
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加藤製作所 立川市ワーク・ライフ・バランス推進事業所に立川事業所が認定されました
株式会社加藤製作所の立川事業所が、立川市ワーク・ライフ・バランス推進事業所に認定されました。■立川市ワーク・ライフ・バランス推進事業所認定について 従業員が仕事と家庭を両立しながら、いきいきと働き続けられる職場の実現に向けて取り組みを行っている事業所を「ワーク・ライフ・バランス推進事業所」として認定する立川市独自の制度です。2025年は立川市内の30事業所が認定されており、□一般事業主行動計画を策定している□育児・介護休業制度がある□育児休業中の従業員が復帰しやすくなるような支援をしている□勤務時間や勤務形態が柔軟である□長時間労働を減らすための工夫をしている□休暇制度を利用しやすくなる取り組みを行っている□男女が共に働きやすい職場になるような取り組みを行っている□女性を管理職に積極的に登用している□一方の性別に偏らない採用や配置をしている□従業員の自己啓発やキャリアアップを支援しているなどの観点から働きやすい職場環境かどうかの評価を受けます。■立川事業所について弊社の立川事業所は、1965年に三陽電器株式会社として、東京都立川市柴崎町にて創業いたしました。創業当初は特殊計測器を製造していましたが、現在は建設機械の安全制御装置を開発・製造しております。2022年10月からは事業の継続性や更なる成長のために株式会社加藤製作所と合併し、現在は加藤製作所立川事業所として営業しております。当事業所では、業務に必要なはんだの資格や安全衛生責任者などの資格取得支援を積極的に行ってきたほか、ノー残業デー、有給取得をしやすい雰囲気作り、職位を問わず提案できる業務改善提案制度などの事業所独自の取組みが高く評価され、当認定をいただくことが出来ました。当事業所では、今後も従業員が働きやすい職場環境を整備し、立川市にて持続可能な事業活動を行ってまいります。
2025/02/07 15:56 株式会社加藤製作所
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日野自動車 大成ロテックと日野自動車、次世代道路技術の早期実装を目指した取り組みを開始
-大成ロテックが国内民間企業初となる舗装評価路を完成、日野自動車による無人自動運転車両の実用化に向けた走行試験を開始- 大成ロテック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加賀田健司)と日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡)は、次世代道路技術の早期実装を目指した取り組みを開始しました。 大成ロテックは、新たな舗装技術の研究・開発から実用化・普及までの期間を大幅に短縮し、カーボンニュートラルや長寿命化など、わが国の課題解決に資する舗装技術を早期に社会実装することを目指し、福島県田村市に舗装の耐久性を評価する走路(以下、舗装評価路)を新しく建設しました。 日野は、CASE※1技術を活用したお客様起点のソリューションの実現を目指し、舗装評価路にて自動運転荷重車両(自動運転レベル4相当※2)の無人走行試験を開始しました。 両社は、舗装評価路において自動運転荷重車両の運行テストを重ね、2025年夏頃をめどに5台の自動運転荷重車両の無人運行による舗装の耐久性試験※3を実施することを目指します。5台の自動運転荷重車両による24時間連続稼働は国内で初めてで、舗装の耐久性を短期間で評価できるほか、省人化による生産性向上に寄与します。■施設について舗装評価路は、舗装の耐久性を短期間で評価できる国内民間企業初の施設です。効率的な運用を行うため、舗装評価路に近接して自動運転荷重車両の駐車と点検・整備を行う"トラックヤード" と"給油施設"を備えています。【研究施設の概要】所在地: 福島県田村市常葉町山根字宇藤1-9敷地面積: 約14.4ha 施設のレイアウト(イメージ) ■自動運転荷重車両について今回使用する自動運転荷重車両は、ベース車両である大型トラック「日野プロフィア」に自動運転技術を搭載し、舗装評価路を40km/hで走行します。自動運転荷重車両の走行位置や経路をLiDAR※4、GNSS※5データ、カメラで把握し、通信による制御により安全な車間距離を保ち、人および障害物を検知すると停止します。また自動運転荷重車両は、トラックヤードからの入退場(舗装評価路からトラックヤード内部まで)を自動運転で移動します。 自動運転荷重車両 大成ロテックは、産学官連携による共同研究なども積極的に推進し、社会的要請の高い課題の早期解決に向けた技術開発を加速させ、わが国の道路舗装技術の更なる発展に貢献してまいります。 日野自動車は、自動運転技術と運行ノウハウを習得し、社会問題となっている物流の2024年問題および労働力不足に伴う社会インフラの機能維持に資する事業の実現を目指します。 今後、両社は連携を深め、それぞれの技術と知見を活かし社会課題の解決に向けた取り組みを推進してまいります。※1 C=Connected(コネクティッド・接続性)、A=Autonomous(自動運転)、S=Shared(シェアード・共有)、E=Electric(電動化)の頭文字からとった造語。新しい領域で技術革新、自動車業界を取り巻く変革の動き(トレンド)のこと※2 限定領域内の無人走行を想定した自動運転※3 舗装は交通荷重(自動車の輪荷重)を繰り返し受けることにより疲労破壊を生じ、舗装にひび割れが発生します。高速道路や国道、県道、市町村道などの道路に新たな技術を適用し、普及させるためには疲労破壊に至るまでの輪数を確認する必要があります。本施設では、実際に舗装上に大型車を走行させて、舗装にひび割れが発生し疲労破壊に至るまでに通過する輪数(疲労破壊輪数)を実験的に確認します。※4 Light Detection And Ranging、周辺環境の立体的な様子を捉える技術や機器※5 Global Navigation Satellite System、GPSなどの全地球衛星測位システム
2025/02/06 15:01 日野自動車株式会社
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コマツ -鉱山ダンプの燃費改善、タイヤ寿命向上を目指して-ブリヂストンとの共創プロジェクトによる実証実験を開始
株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区、代表執行役Global CEO:石橋 秀一、以下「ブリヂストン」)とコマツ(本社:東京都港区、社長:小川啓之)は、鉱山のお客さま向けの新たなソリューションサービスの提供を目指し、共創プロジェクトによる実証実験を開始しました。ブリヂストンの鉱山車両向け次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」※1から得られるタイヤデータとコマツの鉱山向け大型機械の管理システム「Komtrax Plus」※2から得られる車両データをリアルタイムで相互交換、解析することで、鉱山向けダンプトラックの燃費改善やタイヤ寿命を延ばすことを目指します。両社は今後この実証実験の結果をもとに、各社単独では成し得なかったサービスの提供を開始する予定です。 【Komtrax PlusとBridgestone iTrackのデータ相互交換のイメージ】 実証実験はブリヂストンとコマツの共通のお客さまの現場でダンプトラックを使用して実施しています。 ブリヂストンは「Bridgestone iTrack」により取得できるタイヤの温度や空気圧、車両位置情報や走行速度などのデータを解析することで、タイヤの使用環境を把握することに留まらず、オペレーションの最適化に貢献する鉱山ソリューションを展開しています。またコマツは「Komtrax Plus」により、機械の健康状態および稼働状況を把握し、異常の早期発見や修理コスト削減、生産性改善を実現することでお客さまをご支援しています。ブリヂストンとコマツそれぞれの知見を融合することで、より付加価値の高いサービス、そして革新的なソリューションを鉱山のお客さまに提供することを目指します。 過酷な鉱山現場でのオペレーションにおいては、タイヤが予期せぬ外的ダメージを受けることがあり、その結果、オペレーションが停止してダウンタイムが発生することがお客さまの困りごとになっています。また、このようなダメージの結果、タイヤが大きく損傷し、期待寿命を全うできないことも課題となっています。これらの困りごとや課題に対して、ブリヂストンのタイヤ、コマツの車両データをリアルタイムで組み合わせることで、故障の原因を早期に特定して適切な応急処置や再発防止策を実施し、タイヤ寿命を延ばすことを目指します。 また、①鉱山現場の特徴(傾斜度、路面状況)、②車両の使用状況(走行ルート、走行速度、積載量)、③タイヤの仕様(パターンや材料等)や使用方法の3要素の組み合わせが燃費を大きく左右することが分かっています。取得したデータを分析することで、これらの要素をどのように組み合わせれば燃費を抑えられるのかを明らかにし、お客さまにとって大きなコストとなっている燃料費の削減を目指します。 ブリヂストンとコマツは鉱山のお客様の安全性や生産性の向上とともに、総保有コスト(TCO)※3の改善に貢献することを目指します。また、燃料消費量の削減によるCO2排出量の削減や、タイヤ消費量の削減による資源効率の向上によりサステナビリティに寄与します。両社は引き続き、新たな価値創造を目指し、共創を加速させていきます。 株式会社ブリヂストン 代表執行役 副社長 BRIDGESTONE EAST CEO 兼 G-MICA 管掌(グローバル鉱山・産業・建設車両用・航空機タイヤ・ソリューション事業)田村 亘之のコメント 本プロジェクトを通じ、お客様の困りごとに対し、共創パートナーとしてコマツ様と新たな顧客価値創造に取り組めていることを大変嬉しく思います。この度のコマツ様との共創による私たちの鉱山ソリューション『Smart On-site』の更なる進化を通じ、共通のお客様である鉱山事業者様の安全性や生産性向上に貢献して参ります。 コマツ執行役員 マイニング事業本部 副本部長 堀 真悟のコメント 今回の協業を通じ、ブリヂストン様が持つタイヤに対する知見と、コマツの持つ車体に対する知見を融合させた、各社単独では成し得ない新たなダントツソリューションが提供できるようになります。ブリヂストン様とパートナーシップを構築し、このような協業に取り組めることを大変喜ばしく思います。今後も両社は、新たな価値創造のために共創を加速させ、鉱山のお客さまにとって一層価値のあるパートナーとなれるよう、共に努めていきます。 ※1 Bridgestone iTrack:ブリヂストンが展開する従来の空気圧モニタリングシステムで取得していたタイヤ温度・空気圧のタイヤデータに加え、位置情報・走行速度などの車両データの取得が可能なシステム。※2 Komtrax Plus:コマツの鉱山向け大型機械に標準搭載された管理システムで、車両の健康状態・稼働状態をリアルタイムに取得することを可能にします。※3 総保有コスト(Total Cost of Ownership)は、機械の購入費用だけではなく、使用や維持にかかる費用を含むコストのこと。
2025/02/05 16:03 株式会社小松製作所
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日立建機 茨城大学と日立建機が包括的な連携に関する協定を締結
国立大学法人茨城大学(学長 太田 寛行/以下、茨城大学)と日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、2月3日、人材育成、研究開発などの相互協力を目的とした包括的な連携に関する協定を締結しました。 建設機械製品の開発に必要な技術分野は、機械工学から電気電子・情報通信・ソフトウェアにまたがっています。日立建機が中期経営計画で掲げる「顧客に寄り添う革新的ソリューションの提供」には、デジタル技術が必要不可欠であり、デジタル技術を含む幅広い分野を総合的に扱うエンジニアの育成に注力しています。また日立建機は、産学問わずパートナーを広く社外に求め、共同で価値創造を行うオープンイノベーションを推進しています。 一方、茨城大学は、工学部・大学院理工学研究科において「地域産業に貢献する製造系高度ITエンジニア」の育成を強化しており、地域の企業などと協力して、機械・電気電子・情報通信を横断したカリキュラムの構築や研究の実践を進めています。またビジネスとデータサイエンスにおける分野・文理を横断した学びや有給のコーオプ実習を特徴とする地域未来共創学環の新設、総合気候変動科学の創出を図る4つの研究センターを軸とした研究・産学官連携体制の強化など、ステークホルダーとの共創による教育・研究を推進しています。 両者の人材育成の方向性は合致しており、茨城県に立地する大学・企業間のオープンイノベーションとして両者が連携・協力することにより、双方の人材育成や研究開発を加速し、社会価値および地域の発展につながるとの考えから、このたび本協定の締結に至りました。 2025年度以降、本協定にもとづく施策として、日立建機提供の教育講座の開設やインターンの実施、「革新的ソリューション」をめざす共同研究センターの開設などを予定しています。また、本協定の締結に合わせて、日立建機は、水戸・日立両キャンパス内施設のネーミングライツを取得予定です。
2025/02/03 15:15 日立建機日本株式会社
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ハスクバーナ・ゼノア 鳥取県鳥取市に「Brand Shop HUSQVARNA 鳥取東」をオープン
ハスクバーナ・ゼノア株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役 パウリーン・ニルソン)は、ハスクバーナのブランドショップ「Brand Shop HUSQVARNA 鳥取東」を2025年1月31日に鳥取県鳥取市にオープンしました。従来よりこちらで営業してまいりました美津吉商事株式会社鳥取支店を改装し、この度、ハスクバーナブランドショップとして新たなスタートを切ることとなりました。◆美津吉商事株式会社のご紹介美津吉商事株式会社は、1959年(昭和34年)に創業し岡山県津山市に本社を構えています。農林業機械や園芸機械、建設機械などの販売とメンテナンスを主な事業とし、空調・給排水・消火・衛生設備などの設計、施工、維持管理も手掛けています。岡山県内および鳥取県内に複数の支店・営業所を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。長年にわたり「緑と人を機械でつなぐ役割」を担い、快適と安全を提供する企業として、顧客からの信頼を築いてきました。◆店舗のご紹介美津吉商事株式会社 鳥取支店は、1967年(昭和42年)より事業を展開し、半世紀以上にわたり森林の環境維持と木材の供給に欠かせない林業機械をはじめ、一般ユーザーが使用する機械の販売、アフターサービスを行っています。この度のブランドショップ化は、既存のプロユーザー様への更なるサービスの向上のため、鳥取県内の林業の安全性普及活動を推進とともに、ハスクバーナブランドやハスクバーナ製品の魅力を伝えていく拠点として、山陰地区初のブランドショップをオープンする運びとなりました。鳥取県は面積の74%が森林を占め、全国的に農林水産業の就業者割合が高い県ですので今後の林業の担い手を育成していく拠点としても期待がされています。◆代表取締役 森 広明様 ご挨拶この度、弊社は鳥取支店を改装し、ハスクバーナのブランドショップとしてオープンする運びとなりました。長年ご愛顧いただいているお客様に加え、新たなお客様にも最新の農林造園業機械と技術をより身近に感じていただける場としてご活用いただきたいと考えております。地域に根ざした農林造園業の発展を支える一助となるよう、専門的なサポートや情報提供にも力を入れてまいります。引き続きご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。■店舗概要:Brand Shop HUSQVARNA 鳥取東 / 美津吉商事株式会社 鳥取支店代表取締役 森 広明 (美津吉商事株式会社)住所 〒680-0911 鳥取県鳥取市千代水2-87電話 0857-28-0506営業時間 8:30~17:30 (土・日曜・祝日定休) 美津吉商事株式会社 代表取締役 代表執行役員 森 広明 様 (写真左)美津吉商事株式会社 鳥取支店 支店長 岩田 芳明 様 (写真右)
2025/02/03 12:05 ハスクバーナ・ゼノア株式会社
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加藤製作所 ~持続可能な地球環境への貢献と企業成長を促進~ みずほサステナビリティ・リンク・ローンPROの融資契約を締結
株式会社 加藤製作所(代表取締役社長:加藤 公康、以下、当社)は本日、環境への貢献ならびに成長投資の原資として、株式会社みずほ銀行とみずほサステナビリティ・リンク・ローンPROの融資契約を締結いたしました。 当該ローンは、資金の借り手が自らのサステナビリティ戦略に沿って設定したサステナビリティ目標を貸し手と予め共有し、達成状況に応じ、金利等の融資条件が変動していくサステナブルファイナンスの一種となります。資金の借り手は優遇された金利で融資を受けられるメリットに加え、掲げたサステナビリティ目標の達成に向け邁進することにより、双方で持続可能な社会の実現に貢献していくことを目的としています。 今回の契約締結にあたり、当社では客観的な評価指標であるCDP※の公表値「気候変動スコア」における高評価の獲得を目標に設定いたしました。今後、一年毎に当社のパフォーマンスに対するCDPの評価が「気候変動スコア」として公表され、契約時に設定したスコア目標を達成した場合は、インセンティブとして契約時の金利から更に引き下げられる条件が付帯された契約内容となっております。 当社は、「優秀な製品による社会への貢献」を経営理念に掲げ、各種荷役機械・建設機械・産業機械を製造・販売してまいりました。近年、環境・社会課題に対する取組みの重要性が高まる中、優先的に取組むべき5つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、中長期的な視点に立った施策の立案・実施と進捗管理を行っております。本契約の締結により、対外的に明確な目標が設定されることで、マテリアリティのひとつである「持続可能な地球環境への貢献」に対する社内意識が一層高まり、環境配慮型製品の開発・販売等を通じて、結果としてスコア改善に向け各施策が推進することに寄与していくものと考えております。 当社では、今回融資される20億円を企業成長に繋げる運転資金として有効活用するとともに、今後もサステナビリティ経営を加速させ、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。※「CDP」・・・英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)。脱炭素社会の実現に向け、企業や自治体等の気候変動対応や GHG排出量削減等の取り組みに関する情報を収集し、取組状況に応じたスコアリングを世界に公表することにより、各事業等の環境影響を認識させ、さらなる取り組みを促進させる事を目標とした機関。
2025/01/31 18:10 株式会社加藤製作所
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三菱ふそう EVトラック「eCanter」の使用済みバッテリーをEV用充電器一体型の蓄電システムに再利用する実証実験を実施
「バッテリーセカンドライフ」の取り組みをCONNEXX SYSTEMSと共同で実証2025年2月に京都府向日市役所に実証設備を設置、市公用車EVの充電に活用2025年中盤には、MFTBC川崎製作所にも実証設備を導入しEVトラック等を充電2026年の実用化を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、MFTBC の電気小型トラック「eCanter」の使用済みバッテリーを蓄電システムに再利用(リユース)する「バッテリーセカンドライフ」の実証実験を、2025年2月より実施します。 「eCanter」と「EnePOND® EV Charger」※画像はイメージです。 本実証は、次世代型蓄電池の開発を行うCONNEXX SYSTEMS 株式会社 本社:京都府精華町、代表取締役:塚本壽、以下CONNEXX SYSTEMS) と共同で実施します。「eCanter」従来型モデルの使用済みバッテリーを車両から取り外し、CONNEXX SYSTEMSが開発するEV用充電器一体型の蓄電システム「EnePOND® EV Charger(仮称)」の電源として再利用します。*「EnePOND®」はCONNEXX SYSTEMS株式会社の登録商標です。「EnePOND® EV Charger」は、複数台のEVを同時に充電する際の既存の配電網への負荷を軽減し、停電時にもEV充電が可能となります。また、使用済みEVバッテリーの再利用により、低コストかつ短期間での充電インフラ拡充に貢献するとともに、使用済みEVバッテリーの寿命を大幅に伸長させます。2025年2月より、京都府向日市(市長:安田守)市役所に「EnePOND® EV Charger」を設置し、市のEV公用車の充電に使用します。また、2025年中盤を目途に、MFTBCの川崎製作所(神奈川県川崎市)構内でも「EnePOND ® EV Charger」をEVトラック等の充電に用いる予定です。MFTBCとCONNEXX SYSTEMSは、本実証で「EnePOND ® EV Charger」の実用性を検証することで、使用済みの「eCanter」バッテリー再利用の用途確立と、2026年を目標とする実用化への検討を進めます。「バッテリーセカンドライフ」は、MFTBCがお客様のEVトラックの導入・運用を包括的にサポートする「FUSO e モビリティソリューションズ」の「バッテリーライフサイクルマネジメント」における取り組みです。バッテリーがEVにおいて大きな価値を占め、EV化の進展に伴って使用済みEVバッテリーとその活用・処理ニーズが今後急増すると見込まれる中、MFTBCは本実証と2024年9月に公表したバッテリー「材料回収」※1を取り組みの両輪と位置づけ、それぞれ早期の実用化に取り組みます。※1 バッテリー「材料回収」についてはこちら運用が終了した「eCanter」から回収したバッテリーは、まず「バッテリーセカンドライフ」によって、他の用途に再利用されます。そしてその用途での役目を終えると、「材料回収」を行い、次の世代へとつながります。MFTBCはこのように使用済みバッテリーの循環経済(サーキュラーエコノミー)を確立することで、バッテリーの資源価値を最大化し、EVのトータルコストの低減およびEVシフトのさらなる加速につなげることを目指します。 「バッテリーライフサイクルマネジメント」のイメージ 蓄電システムは、太陽光などの再生可能エネルギーを貯蔵し、発電と消費の需給調整に貢献します。また、停電時のバックアップ電源として事業継続性を確保しながら、ピーク時の電力使用を抑制することで電力系統の安定化にも寄与します。CONNEXX SYSTEMS は、高度な蓄電池の開発・生産技術を有し、産業用蓄電システム製品の展開を進めるとともに、リチウムイオンや鉛など種類の異なる二次電池を一体化して総合的に性能を向上させる蓄電池技術や、鉄と空気によりリチウムイオン電池の数倍のエネルギー密度を実現する革新電池などの開発に取り組んでいます。なお、MFTBCとCONNEXX SYSTEMSは、2025年2月4日(火)と5日(水)に向日市で開催される国内外の脱炭素技術をテーマにしたイベント「ZET summit 2025」 主催:ZET Summit実行委員会※2において、本実証について説明します。※2 ZET summit についてはこちらMFTBCは今後も、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献する製品・サービスの充実を図ってまいります。
2025/01/28 16:03 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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日立建機 チリに中南米地域統括会社を設立
中南米向け新車販売から部品・サービス提供までの現地体制を強化し、販売代理店・顧客ニーズへ迅速に対応 日立建機のリジッドダンプトラック(左)と超大型油圧ショベル(右) 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、本日開催の取締役会において、中南米事業を拡大するため、チリ共和国(以下、チリ)に同地域を統括する会社Hitachi Construction Machinery Latin America SpA(以下、日立建機ラテン・アメリカ)を、2025年4月1日に設立することを決定しました。日立建機ラテン・アメリカ設立により、中南米向け新車販売から部品・サービス提供までの体制を強化し、販売代理店・顧客ニーズへ迅速に対応します。 日立建機グループは、Deere & Company(ディア&カンパニー社)との合弁事業の解消に伴い、2022年3月より、北中南米全域で建設機械の新車販売から部品・サービスの供給まで独自に事業を展開しています。これまでは、主に北米での販売・サービス体制の立ち上げ・拡充に注力し、販売代理店網や部品倉庫を整備してきました。 現在、中南米地域は、北米と合わせてHitachi Construction Machinery Americas Inc.(本社所在地:アメリカ合衆国・ジョージア州ニューナン/以下、日立建機アメリカ)が統括しています。今後、北米とは文化や言語のほか商習慣が異なる中南米の販売代理店・顧客ニーズにより迅速に対応するため、北米と中南米それぞれに地域統括会社を構えることとし、チリに中南米地域の統括会社を設置することを決定しました。チリは日立建機が拡販に注力している鉱山向けダンプトラックの中南米最大の市場であり、大手鉱山会社の本社が集中していることから、お客さまと密なコミュニケーションが見込めます。また、コンパクト・コンストラクション製品においては、チリ、ガイアナ協同共和国、ドミニカ共和国、コロンビア共和国、スリナム共和国の販売代理店と契約を締結済みです。まずはチリを拠点に中南米全体の地域統括体制を確立し、段階的に、コンストラクション製品の最大市場であるブラジル連邦共和国を含めた販売・サービス網の整備を進めます。 日立建機グループは、日立建機ラテン・アメリカを軸に中南米の事業体制の再構築を進め、2030年度に中南米で売上収益1,000億円以上をめざします。■日立建機 執行役専務 米州事業部長 兼 日立建機アメリカ 取締役会長 石井 壮之介からのコメント 私たちは中南米地域でお客さま、販売代理店との関係を構築し、パートナーシップの拡大に取り組んできました。そして、このたび、中南米地域統括会社を設立することになり、大変、嬉しく思っています。日立建機はこの新しい重点的アプローチにより、お客さまと販売代理店の成功を支援していく所存です。市場に詳しいこの新会社は、販売、部品、サポートのニーズに迅速に対応することが可能です。日立建機アメリカは中南米地域統括会社を支援し、シームレスな移行を実現することで、持続的に成功するための強固なネットワークを構築していきます。■日立建機ラテン・アメリカ概要
2025/01/27 15:57 日立建機日本株式会社
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日野自動車 日野チームスガワラ ダカール・ラリー2025をトラック部門総合13位で完走 34回連続完走を達成
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、2025年1月3日~17日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2025に「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏、総監督:小木曽聡)」としてHINO600シリーズで参戦し、トラック部門総合13位で完走しました。日野は1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来、連続34回完走を達成しました。 また、本大会の完走により、ドライバー兼代表の菅原照仁氏は、2019年に日野チームスガワラを勇退した父である菅原義正氏が持つ連続完走20回の記録に並びました。 ポディアムに登壇した日野チームスガワラ ゴールセレモニーを終えた日野チームスガワラ ダカール・ラリー2025では、走り続けるための信頼性をさらに高める改良を施し、極限までロスタイムを減らすための車両の開発を行いましたが、第8ステージから最終ステージまでトランスファの不具合に見舞われました。しかし、メカニック陣の懸命な修復作業と選手3名の見事な連携により、大きなトラブルを乗り越え完走を果たしました。 本大会では、「世界一過酷なレース」と言われる所以を身をもって痛感し、その厳しさと奥深さを改めて実感するレースとなりました。■ドライバー兼代表 菅原照仁今回の参戦にあたり、ご支援や応援をしてくださった方々に感謝申し上げます。最後のSSはそんな気持ちで走りました。色々なことがありましたが、トラブル対応では寒い中メカニックさんたちが頑張ってくれたりと、チーム全員にとって良い経験になったと思います。■ナビゲーター 染宮弘和昨晩は残り20㎞でトランスファが壊れてスタックしてしまい、タイムはオーバーしている上に、タイムコントロールも既に閉まっていました。主催者に確認のうえ、修復後は直接舗装路に出て帰還しました。今回は後半にトラブルが集中し、メカニックの皆さんが懸命に対応してくれたおかげで、何とか完走することができました。チーム全体の総合力が確実に上がっていると感じています。■ナビゲーター兼メカニック 望月裕司昨晩は大変でしたが、ビバークに戻ってからもメカニックさんたちの頑張りでギリギリ修理が間に合い、出走出来ました。自分は日野自動車の社員ですが、今回も難しい状況の中でダカールの活動を継続させてもらい、感謝しています。■開発責任者 技術統括部 ダカールチャレンジグループ 土屋拓麻今回のレースでは、車両の大きなトラブルに見舞われながらも無事完走を果たすことができました。これもひとえにチームメンバー全員の努力と情熱、そして協賛会社の皆様からのご支援と温かいご声援があってこその成果です。今後も、技術をさらに磨き上げ、QDRに優れた車づくりとチーム力の強化を図ります。引き続き、皆様のご支援とご声援をよろしくお願いいたします。 トラブルを乗り越え、完走を果たしたHINO600シリーズ 無事ゴールした選手たち(左から染宮弘和、菅原照仁、望月裕司) 人のさらなる成長・活躍の実現に向け、青森日野自動車の柏谷壮一郎(かしわや そういちろう)さん、南関東日野自動車の邵相権(しょう そうけん)さん、長野日野自動車の上原智史(うえはら ちふみ)さんの3名が国内販売会社から公募により選抜され、メカニックとしてチームに帯同しました。 これ以上成す術がないと思われたトランスファの破損においても、それぞれが高い技術力を発揮し、分解や使用できる部品の選定・交換、溶接加工などで新たなトランスファを組み上げ、完走に大きく貢献しました。 また、チームマネージャーの門馬孝之は、不測の事態においてもメンバーの力をより発揮できるようサポートを行い、チームのより良い環境づくりに尽力しました。■メカニック 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん現場にはすぐに慣れて仕事は問題ありませんでしたが、雨の夜は寒くて大変でした。後半戦は忙しかったです。■メカニック 南関東日野自動車 邵相権さん休息日あたりから忙しくなり、これがダカール・ラリーなのだと改めて実感しました。トランスファ(のトラブル)にはじまりトランスファに終わった感じです。■メカニック 長野日野自動車 上原智史さん想像していたよりダカール・ラリーの現場は過酷でした。良かったことも悪かったことも含めて一生に一度の経験だと思います。本当はノートラブルで走り切りたかったです。■チームマネージャー 門馬孝之色々ありすぎたダカール・ラリーでしたが、みんなが元気にゴールできて本当に良かったです。もうダメかと思うような場面もありましたが、最後まで諦めずに乗り越えられたのは、チームワークのおかげだと思います。 完走を喜ぶ(左から)上原智史さん、邵相権さん、柏谷壮一郎さん 喜びを分かち合う(左から)望月裕司、門馬孝之
2025/01/20 12:11 日野自動車株式会社
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ハスクバーナ・ゼノア 樹上作業用品の販売開始のご案内
日本国内に拠点を置き刈払機やチェンソー、ロボット芝刈機 など、農林業や造園業に役立つ商品を開発・ 製造・販売しているハスクバーナ・ゼノア株式会社 (本社: 埼玉県川越市、代表取締役:パウリーン・ニルソン) は、2025年1月よりハスクバーナ 樹上作業用のクライミングロープを始めとする樹上作業用品16品目 (詳細下記に記載)を新たに日本で販売を開始します。 対象の16品目の販売方法につきましては、製品の特性上、ご使用になられるみなさまの安全性を最大限に高めることを最優先とし、ISA (International Society Arboriculture) が認める国内唯一のアーボリストトレーニング組織であるアーボリストトレーニング 研究所®を運営する、株式会社ツリークライミングワールドを日本の国内販売における 総代理店として販売いたします。 お取引きをご希望される場合や、製品についてのお問い合わせにつきましては、 下記へお問い合わせください。株式会社ツリークライミングワールド〒463-0001愛知県名古屋市守山区上志段味寺山1200番地 事務所棟電話番号:052-768-7553<本件に関するお問い合わせ先:info@tcw.co.jp> クライミングハーネス マルチスリング リング付き1.3m クライミングロープ11.5mm 橙45m
2025/01/15 12:15 ハスクバーナ・ゼノア株式会社
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日立建機 中型ホイールローダZW140-7、ZW160-7の受注を開始
中型ホイールローダ ZW140-7(左)、ZW160-7(右) 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)はホイールローダZW-7シリーズのラインアップを拡充し、日本国内向けに2025年1月10日より中型ホイールローダZW140-7(標準バケット容量2.0㎥、運転質量10,860kg)、ZW160-7(標準バケット容量2.3㎥、運転質量12,570kg)の2機種の受注を開始します。販売目標台数は2機種合計で年間250台です。いずれの機種も、一般土木、除雪、産業廃棄物処理、畜産、林業、採石など幅広い業種で需要が見込まれます。 ZW140-7とZW160-7には、積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、低燃費と操作性の向上を実現しました。また、運転室(キャブ)のモニターから、周囲環境装置「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」で車体周囲を俯瞰した映像の確認や、荷重判定装置「ペイロードチェッカー」でバケットの積載重量の計測を可能にし、安全性と生産性の向上にも寄与します。そのほか、油圧ショベルZAXIS-7シリーズと並び、遠隔で機械の状態診断やソフトウエアの更新が可能な「ConSite Air(コンサイト エアー)」や電気式フロント操作レバーなどの技術を盛り込みました。■主な特長1.積み込み作業時の走行速度を自動制御する「アプローチスピードコントロール」で燃費効率と操作性を向上 ホイールローダがダンプトラックの荷台などに積み込み作業を行う際、従来はアクセルペダルを踏みながらブレーキを操作して走行速度を調整する必要がありました。「アプローチスピードコントロール」によって積み込み作業時の走行速度を自動制御することで、ZW140-7は19%、ZW160-7は5%、作業量あたりの燃料消費量を低減します*1。これにより、アクセルとブレーキの複合操作の回数が低減するため、オペレータは積み込み作業に集中することができます。*1:ZW140-6、ZW150-6の従来の操作方法と、アプローチスピードコントロールを「強」に設定して最大作業を行った時の比較。2.周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE」で安全性向上に寄与 周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE」で、車体周囲を270度俯瞰した映像をキャブ内のモニターに表示します。タイヤ側面などオペレータからの死角を減らすことで、安全性の向上に寄与します。オプションで車体前方にカメラを追加し、車体全周囲(360度)の俯瞰映像を表示することも可能です。3.荷重判定装置「ペイロードチェッカー」で生産性向上に寄与 荷重判定装置「ペイロードチェッカー」で、リフトアームを上昇させたタイミングでバケットの積載重量を計測します。オペレータは積み込み作業をしながらキャブ内のモニターで積載量を把握でき、過積載や過小積載を未然に防ぐことができます。これにより作業工数や積載量の最適化による生産性の向上に寄与します。4.遠隔から機械の状態診断とソフトウエア更新を行うサービスソリューション「ConSite Air」を適用 OTA(Over The Air/無線経由)を活用した「ConSite Air(コンサイト エアー)」により、遠隔で車体のエラーコードや各種センサーの情報を取得します。それらの情報から機械の状態診断を行い、判定結果に基づいて最適なオペレータの支援や効率的な機械の復旧につなげます。また、遠隔でコントローラと通信端末のソフトウエアの更新も可能で、従来、サービス員が1台ずつ対応していた更新作業の効率を向上することで、サービス時間の低減を実現します。 日立建機グループは、「人と機械の最適な関係」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable Solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性の向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。■主な仕様 ■商標注記 AERIAL ANGLEとConSiteは、日立建機株式会社の登録商標です。
2025/01/08 11:37 日立建機日本株式会社
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日野自動車 ダカール・ラリー2025、いよいよ開幕!
~完成した車両と、メンバーからのコメントをご紹介~ 日野自動車は、2025年1月3日~17日、サウジアラビアを舞台として開催されるダカール・ラリー2025に、「日野チームスガワラ」として参戦します。1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来完走を続け、ダカール・ラリー2024では33回連続完走を達成しました。 これまで培ってきた経験をもとに、QDR※に優れた車づくりと人のさらなる成長・活躍の実現に向け、サウジアラビアの地で34回目の「世界一過酷」と言われるラリーに挑戦します。※品質、耐久性、信頼性(Quality、Durability、Reliability) ダカール・ラリー2025では、ボンネット車両(HINO 600Series)をベースに、配管経路や部品の見直し・強化といった車両の改善を行いました。また、予防整備の徹底や人数と時間を要する整備が重ならないよう整備体制の見直しを行い、走り続けるための信頼性向上を図っています。■開発責任者 技術統括部 ダカール・チャレンジグループ 土屋拓麻(つちや たくま)日野自動車がダカール・ラリーに参戦する意義は、お客様の車の稼働を止めないトータルサポートを体現することであると考えています。今年の車両はエンジンの出力向上に加え、整備性の改善も行い乗員やメカニックの負担軽減を図ることで好結果に繋がるよう開発しています。 車両スペック表 本車両には、社員選手として望月裕司(もちづき ゆうじ)が搭乗するほか、チームマネージャーとして門馬孝之(もんま たかゆき)がチームに帯同します。■ナビゲーター兼メカニック 望月裕司ダカール・ラリー2025では、販売会社メカニックを2名から3名に増員しています。また、前回大会で発生した故障箇所の強化を行い、車両の信頼性向上を図っています。チーム体制の強化と車両の熟成は進んでおり、トラブルによる停車時間を短縮することで、好成績を残せるよう頑張ります。■チームマネージャー 門馬孝之今年は新たに3名の販社メカニックが車両制作から加わり、知識・技術の習熟、コミュニケーションとチームワークも上々です。ダカール・ラリー2025では、チームメンバーがストレスなく活躍できる環境づくりとサポートを心掛け、好成績で無事ゴールできるよう精一杯頑張ります。 ナビゲーター兼メカニック 望月裕司 チームマネージャー 門馬孝之 国内販売会社より公募から選抜された、青森日野自動車の柏谷壮一郎(かしわや そういちろう)さん、南関東日野自動車の邵相権(しょう そうけん)さん、長野日野自動車の上原智史(うえはら ちふみ)さんの3名がメカニックとしてチームに帯同します。■メカニック 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん今年8月から車両製作に携わり、ダカール本戦が近づくにつれ気持ちが高揚しています。チーム内の雰囲気や連帯感も良く、チーム一丸となって最高のパフォーマンスができそうです。より良い成績が残せるように全身全霊で頑張ります。■メカニック 南関東日野自動車 邵相権さん過酷な環境でもチーム一丸となって車両を万全な状態に保ち、ドライバーが安心して走れるように全力で整備に取り組みます。また、ダカールで得た経験を販社に持ち帰って、さらに活躍したいと思います。■メカニック 長野日野自動車 上原智史さん車両製作から取り組んできた経験とチームワークを活かして、あらゆるトラブルに対応できると確信しています。また、これまで培ってきたメカニックとしての技術を存分に発揮し、チームの連続完走と好成績でのゴールに貢献したいと考えています。 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん 南関東日野自動車 邵相権さん 長野日野自動車 上原智史さん 開催期間中は、チームのSNSおよび日野公式ウェブサイト ダカール・ラリーの最新ニュースにて随時情報を更新してまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
2024/12/25 17:30 日野自動車株式会社
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コマツ ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールドインデックスに19年連続で選定
コマツ(社長:小川啓之)は、世界の代表的なSRI(社会的責任投資)指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールドインデックス(以下、DJSI World)」の構成銘柄に19年連続で選定されました。 DJSI World は、米国S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定する指標で、経済性、環境への取り組み、社会的活動という3つの側面から様々な項目で企業を分析し、上位10%の優れた会社を認定するものです。2024年は世界の大手企業約2,500社が調査の対象となり、うち321社が選ばれました。 今回コマツは、全世界の機械・電子機器部門で6位となり、力を入れてきたサプライチェーンマネジメント、製品のライフサイクルにおける環境負荷低減、人事管理などの項目において、特に高く評価されています。 当社は、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを存在意義としています。ステークホルダーの皆さまと重要課題に取り組み、社会に貢献するとともに、社会や外部環境の変化に柔軟に対応できる企業グループとして、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図り、サステナビリティ経営の更なる推進を目指します。
2024/12/24 17:03 株式会社小松製作所
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コマツ -月面建設機械や水中施工ロボットを紹介- 世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に初出展
コマツ(社長︓小川啓之)は、2025年1月7日(火)から10日(金)にかけて米国ネバダ州 ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」(Consumer Electronics Show 2025)に初出展します。未来の技術革新を担う人材に向けて、月面や水中の極限環境下にも対応する建設機械や、2050年カーボンニュートラルに向けた技術革新の取り組みを紹介し、コマツの先進性と将来性を発信します。最先端技術を持つ世界中の企業との連携を深め、持続可能な社会の実現に向けた社会課題の解決に貢献する新たな価値を創造していきます。主な展示内容は以下のとおりです。皆さまのご来場をお待ちしております。1. 月面建設機械の実物大モックアップ コマツは、2021年より、国土交通省による「宇宙無人建設革新技術開発」の選定を受けて以来、月面建設機械実現のための研究開発に取り組んでいます。具体的には、サイバー空間上に月面環境と月面建機を再現し、掘削などのシミュレーションを通じて車体挙動の検証などを行っています。地球の約6分の1の重力や、-170℃から110℃までの温度変化のある極限環境下でも稼働する月面建設機械の実現に向けて、コマツ湘南工場内の開発本部先端・基盤技術センタにて研究開発を進めています。建設機械の開発で培ったデジタルツイン技術や電動駆動、熱制御などの最先端の技術を駆使して、月面で建機を稼働させるためのさまざまな課題の克服に挑戦しています。今回、月面機械のイメージを再現した実物大モックアップを初出展します。 【デジタルツイン技術を活用した月面建設機械への適応(イメージ)】 2. 水中施工ロボットのコンセプトマシン コマツは1971年にラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーの量産を開始し、以来、水陸両用ブルドーザーは各地の河川、海岸、ダムなどでの水中工事や災害復旧で活躍してきました。今回、未来の水中工事に向けて、最新テクノロジーを搭載した水中施工ロボットのコンセプトマシンを初出展します。このコンセプトマシンは、容易に遠隔操縦でき、高精度な施工を実現することを基本コンセプトとして設計されています。水深7mまで対応可能で、バッテリー駆動によるゼロエミッションを実現しています。先般、このコンセプトマシンを用いて日本の河川や漁港などで実施した実証実験では、遠隔操縦により容易に浚渫作業ができることや、電動駆動の実用性を確認しました。本展示会には、実証実験後に日本から米国に輸送した本機を展示します。 今後は実証実験の結果を踏まえ、ダム湖の浚渫や漁場整備、大型船の航路や停泊地の浚渫、洋上風力発電のケーブル埋設などの用途も念頭に、将来的には水深50メートルまでの稼働を目指し、実用化に向けた開発を進めていきます。 【展示イメージ】
2024/12/23 12:44 株式会社小松製作所
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加藤製作所 環境配慮型エンジンを搭載した新機種登場80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850RfⅢ」販売開始 コンパクト構造に進化し安全性・作業性向上
株式会社 加藤製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 公康)は、このほど 80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850RfⅢ」の販売を開始いたしました。 ■開発背景同製品は前身であるSL-850RfⅡの各種性能を受け継ぎ、コンパクトな構造ながらも一層の安全性や作業性双方の向上を実現いたしました。また、6月に販売開始した「SL-500RfⅢ」につづく最新の排出ガス規制に適合した環境配慮型の新エンジンを搭載しております。当社は、今後も業界No.1の安全性の実現と環境に配慮した製品のラインナップ拡充に向け、開発を推進してまいります。■主な特長■環境への配慮新エンジン搭載最新の排出ガス規制(欧州Stage V)に適合した環境配慮型カミンズ製エンジンを採用最高出力 246kW/2,000min-1最大トルク 1,636N・m/1,100min-1国土交通省「低騒音型建設機械」の指定を申請中国土交通省が一定の基準値を下回り相当程度騒音が軽減された建設機械に与える「低騒音型建設機械」の指定を取得予定(申請中)国土交通省「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を申請中オフロード法排出ガス2014年基準に適合するホイールクレーンにおいて、国土交通省が一定の燃費基準を達成した燃費性能の優れた建設機械に与える「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を取得予定(申請中)ECOスイッチ搭載でクレーン作業燃費向上クレーン操作時のエンジン最大回転数を抑え、燃料消費と騒音の少ない最適な作業回転数に調整可能オートミニマムコントロールでクレーン作業燃費向上クレーン作業待機時に油圧ポンプ吐出量を最小限に制御し、燃料消費を削減■コンパクト構造への進化により安全性・作業性向上走行体全長を270mm短縮車両全長:従来機13,260mm → 同機12,990mm狭小地における走行時の障害物との接触リスクを軽減、クレーン設置スペースを縮小回動リンク式ジブホースガイド(新規標準装備 特許取得済・特許7575967号)ブームヘッド横幅を145mm短縮従来機1,000mm → 同機855mm障害物との干渉リスクを軽減ジブセット作業時間向上回動リンクを増設することにより、ホースセッティング作業がスムーズに行え、従来機比で作業時間が短縮■安全機能を強化LEDフロントアクセサリライトにより、昼夜を問わず被視認性を向上(新規標準装備)青色LEDライト点灯により、周囲に車両の存在が伝わりやすくなり接触リスクを低減坂道発進補助装置(新規標準装備)ブレーキからアクセルに踏み替える際にブレーキ制動を自動的に保持し、坂道の発進をサポート※傾斜角度により補助装置が作動しない場合もあります※補助装置は上り坂、下り坂どちらでも作動します※本装置は坂による車両の後退(前進)を完全に防ぐものではありません■クレーン性能■6段高剛性スーパーブームブーム吊上げ能力最大吊上げ能力 80t|最大ブーム長さ 45m|最大作業半径 41m|最大地上揚程 46mロックピンとフルパワー方式を融合した伸縮システムHYBRIDZOOMにより高効率・高性能様々な作業状況に合わせた柔軟な対応が可能①通常伸縮2,3段 :同時伸縮とロックピンを併用4,5,6段:同時伸縮②特殊伸縮2,3段 :最縮小4,5,6段:同時伸縮■3段SLジブジブ吊上げ能力最大吊上げ能力 4.2t|最大ジブ長さ 18m|最大作業半径 55m|最大地上揚程 64mEJIBジブ装着・格納作業の容易化と省スペース化を実現し、オペレーターの負担軽減と作業時間短縮に寄与■無線式吊荷監視カメラ用電源供給システムブーム先端部やジブ先端部からの電源供給により無線式吊荷監視カメラのバッテリーが不要のため、バッテリーの充電や取り付け作業をすることなく使用可能※使用可能なカメラはメーカーおよび型式が限定されます■補巻のラインプル性能5.6tフックの回転が少なく、耐疲労性の高い多数ストランド難自転性新型ワイヤロープを採用※最伸長ブーム時のルースタ最大吊上げ性能は、5.0tです通常伸縮時長さ32.5m以下、特殊伸縮時長さ25.0m以下の中間ブームで5.6t■主な安全機能選択された仕様により、お客様のニーズに合わせた以下の安全機能の付帯が可能です■クリアランスソナーシステム超音波センサーを使用した障害物検知機能により走行中の安全性向上に寄与■KATOセーフティビューシステム12.1インチ縦型大画面モニター・オペレーターが任意に設定した複数の画像を表示させることが可能・タッチパネルのアイコンも大きく表示され、視認性・操作性良好・USBポートを使用して外部データ(PDF)を表示可能KATO独自のサラウンドビュー・キャリヤの前後左右に装着した6つのカメラの画像を合成し、車両上面から俯瞰した画像を表示・走行時のみではなく、クレーン作業時にも表示可能人検知アシストカメラ・カメラによる人検知時、視覚的・聴覚的な警告により注意を喚起・カメラは3つ装着されており、検知するいずれか1ヶ所のカメラを任意で選択可能■商品概要商品名称: SL-850RfⅢ商品型式: KR-80H-F2発売日: 2024年12月標準小売価格: ¥102,000,000(税別)より ※販売価格は装備等により異なります販売目標: 100台 / 年
2024/12/20 12:13 株式会社加藤製作所
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国交省がiPhoneによる点群計測を正式採用へ! 小規模ICT施工への2022年度導入を目指す
2021/09/0817:30 株式会社イエイリ・ラボ
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清水建設の新東名現場を直撃! そこは“i-Constructionの総合商社”だった
2020/11/0417:50 株式会社イエイリ・ラボ
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三菱ふそう 金沢支店を移転しオープン
2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社