日野自動車羽村工場のトヨタ自動車への移管について
日野自動車株式会社(以下、日野)は本日、商用車領域の競争力強化に向けて、羽村工場のトヨタへの移管についてトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)と合意いたしました。今回の移管は、日野と三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)の経営統合を契機に、商用車の未来をつくり、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて、トヨタと日野で最適な役割分担を進めるものです。
羽村工場は1963年の生産開始以来、両ブランドの小型トラックおよびトヨタのハイラックスやランドクルーザー250などの生産を担い、世界中のお客様のニーズにお応えしてまいりました。60年以上の歴史を通じて積み重ねたモノづくりの知見を活かし、今後はトヨタグループにおけるフレーム構造車両の中核工場の1つとして、「もっといいクルマづくり」に貢献し、お客様や地域の皆さまのご期待に応えてまいります。
具体的な移管の概要は以下の通りです。
・日野自動車の100%子会社として新会社を設立し、羽村工場を新会社へ承継
・日野が保有する新会社の株式を全てトヨタに譲渡(2026年4月1日予定)
移管の詳細については、今後両社で協議してまいります。
なお、日野は三菱ふそうと経営統合し、「移動を通じて、豊かな社会に貢献したい」という共通の想いのもと、商用車メーカーの競争力強化に取り組んでまいります。

最終更新:2025/06/1111:55