住友建機 ICT施工対応ショベルの発売について

2025/06/1613:18配信

住友建機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:三觜 勇 以下、「住友建機」)は、ICT施工対応ショベルSH200Z-8を6月より発売開始します。標準機である20トンクラスのSH200-8をベースとして、施工目標面に対し半自動でショベルを制御する3Dマシンコントロール機能に加え、作業効率を向上させる多彩な新機能を搭載し、現場のさらなる生産性向上に貢献します。当社は「i-Construction」の推進・発展をめざし、お客様に寄り添いICT建機をさらに進化させ続けます。

ICT施工対応ショベル SH200Z-8

3Dマシンコントロールシステムにおいては、作業確認のしやすい専用大画面モニターを搭載(別置き)。施工目標面やバケット先端位置など、的確な操作ガイダンス情報に加え、必要な操作を機械がアシストし、誰にもやさしいスムーズかつ安心な施工をサポートします。従来工法で必要となる丁張や検測が不要(最小限)で、作業時間の短縮化により、最大40%の生産性向上(当社調べ)が可能です。

また、標準機SH200-8の特長である10インチモニターや衝突軽減システムFVM3(フィールド・ビュー・モニター3)などの快適・安全装備に加え、アドバンス仕様機独自の「ペイロード機能」「挙動安定化機能」などもSH200Z-8では標準搭載となり、便利でより安全・快適な稼働を実現します。


1. SH200Z-8ならではの主な新機能
①自動で法面に正対させる「旋回正対アシスト」
法面整形作業時に機械が設計面に正対するよう自動で旋回を減速・停止でき、正確かつ快適な反復作業が行えます。また、法面に衝突する恐れのある場合も同様に減速・停止するため、旋回時の法面への接触防止に役立ちます。

②設計面切り替わり時の施工精度を安定させる「アームスピードアシスト」
設計面の傾斜が切り替わるときに、バケット爪先が設計面に沿うようアームの速さを自動的に制御します。オペレータの意図しない爪先の急加速を抑制し、レバー操作への気づかいなしに、目標設計面でのより安定した操作をサポートします。

③硬い地面でもスムーズに掘れる「ブームパワーアシスト」
土質に関係なくパワフルな掘削が行えるよう、施工時の機体の浮き上がりを抑制します。オペレータのアーム操作に対して、ブーム上げ制御を自動的に行います。

④アタッチメントの作動範囲を設定できる「作動範囲制御機能」
あらかじめ設定した範囲にアタッチメントが接近した際に、自動でアーム・ブーム・旋回の減速・停止制御が行えます。また設定範囲接近時に、アラーム音とモニター表示でオペレータに警告、安全操作(回避方向への操作)を促します。構造物との干渉や機械損傷のリスクを抑え、より安全・安心な作業をサポートします。


2. 製品仕様

3.発売時期
2025年6月18日


4.販売価格(税別)
SH200Z-8:49,800千円(3Dマシンコントロール仕様)


5.販売目標
年間50台


6.問い合わせ先
住友建機販売(株)営業企画部 TEL :050-9001-6446


最終更新:2025/06/1613:28

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