「株式会社小松製作所」のニュース一覧 (247件中41~60件を表示)
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コマツとゼネラルモーターズがダンプトラック向け水素燃料電池の共同開発契約を締結
2023 年 12 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)と米国の大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズ(以下、GM)は、このたび、コマツのマイニングにおける主力機種である超大型ダンプトラック 930E 向け水素燃料電池モジュールの共同開発契約を締結しました。建設・鉱山機械メーカーであるコマツと水素燃料電池技術を 50 年以上研究・開発し、最先端の技術を保有する GM が共同で技術の開発と検証を進めます。 コマツの超大型ダンプトラック 930E 水素燃料電池は、軽量で充填時間も短いことから、ディーゼル燃料をエネルギー源とする機械を電動化する上で理想的な動力の一つです。また、燃料の水素はエネルギー密度が高いことから、積載量を下げることなく多量のエネルギーを効率的に搭載することを可能とします。これらのことから水素燃料電池は、約 290 トンの積載能力を有する超大型ダンプトラック 930E の様に厳しい稼働条件に対する仕様が求められる車両にとって、排気ガスゼロを可能にする画期的なソリューションのひとつです。また、鉱山向けダンプトラックは 1 つの鉱山のみで製品寿命を終えることが多いので、車両台数の規模に合わせた水素充填インフラを効果的に準備し易くなります。 両社は、2020 年代中頃に、米国アリゾナ州にあるコマツのアリゾナ試験場においてGMのHYDROTEC(ハイドロテック)水素燃料電池を搭載したプロトタイプの試験を計画しています。このプロトタイプは 2メガワット以上の HYDROTEC 水素燃料電池を搭載する予定です。 コマツは中期経営計画において、経営目標として 2030 年までに製品使用時および生産における CO2 排出の 50%削減(対 2010 年比)を、そしてチャレンジ目標として 2050 年までにカーボンニュートラルを達成することをそれぞれ掲げています。この CO2 削減の取り組みには、販売活動や事業活動、製造活動からの排出も含みます。製品使用の最適化や技術・サービス等のソリューション提供により、お客さまとともに製品使用時の CO2 排出量削減を目指します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。[GM の概要]社名:GENERAL MOTORS COMPANY設立:1908 年所在地:米国ミシガン州事業内容:自動車と部品の生産、販売、およびソフトフェアやサブスクリプションサービスを世界中で提供。[コマツの概要]社名: コマツ(株式会社小松製作所)設立: 1921 年所在地: 日本・東京都港区赤坂事業内容: 建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械などの生産、販売。
2023/12/13 16:30 株式会社小松製作所
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コマツ 「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インディシーズ ワールドインデックス」に 引き続き選定されました
2023 年 12 月 12 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、本年も世界の代表的な SRI(社会的責任投資)指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インディシーズ ワールドインデックス(DJSI World)」に選定されました。 DJSI World は、米国 S&P グローバル社による指標で、経済性、環境への取り組み、社会的活動という 3 つの側面から様々な項目で企業を分析し、優れた会社(上位 10%)を認定するものです。今年度は世界の大手企業約 2,500 社が調査の対象となり、選定された 321 社のうち、日本企業はコマツを含む 38 社でした。 当社は、次の 100 年に向けて、「品質と信頼性」を追求し、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。今後とも持続的な成長を続けていくために、業績を向上させ、経営の健全性と透明性を高めるとともに、社会から信頼される企業であるための努力をしてまいります。 なお、DJSI の詳細については、下記の関連リンクより DJSI のウェブサイトをご覧ください。 【関連リンク】 S&P グローバル社
2023/12/12 17:49 株式会社小松製作所
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コマツ 建設・鉱山機械の運行管理システムプロバイダーを買収
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指す- 2023 年 12 月 1 日 コマツ(社長:小川啓之)は、豪州の 100%子会社を通じて、建設・鉱山機械運行管理システム(以下 FMS※)のプロバイダーである iVolve Holdings Pty Ltd(本社:オーストラリア クイーンズランド州、CEO : Kim Parascos、以下「iVolve 社」)をこのたび買収しました。なお、本件による当社連結業績への影響は軽微です。 iVolve 社は中小鉱山・砕石業向け FMS を手掛ける技術会社であり、リアルタイムデータへのアクセスを通じて、運行管理情報の見える化、ランニングコストの削減、安全運行を実現するシステムを提供しています。 iVolve 社の主力製品である中小規模鉱山向け FMS 「Mine 4D」 建設・鉱山業界では、安全かつ生産性の高い現場オペレーションの実現が求められています。 この課題を解決するため、コマツはこれまで大規模鉱山向けには 100%子会社であるモジュラーマイニングシステムズ社の FMS を、建設土木業向けには ICT 施工のソリューションであるスマートコンストラクションの導入を進めてきました。 iVolve 社は大規模鉱山と建設土木業の間に位置する、中小規模鉱山・砕石業向け FMS の開発・販売に強みを持っており、豪州や北米のお客さまの現場で最適な運行管理を実現しています。 本買収により、独自の IoT プラットフォームを持つ iVolve 社の FMS を新たなソリューションとしてグローバルに展開し、お客さまの現場の安全性と生産性の向上に一層貢献していきます。 買収完了後も、iVolve 社は独立したグループ企業として、自社サービスを展開します。さらに、コマツを通じた新たな事業機会の獲得によって、建設・鉱山機械市場における世界有数の FMS プロバイダーを目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 ※FMS:Fleet Management System(フリート・マネジメント・システム)の略称。 <iVolve 社の概要> 会社名:iVolve Holdings Pty Ltd.(非上場企業) 所在地:オーストラリア クイーンズランド州 ブリスベン 代表者:Kim Parascos 事業内容:中小規模の露天掘り鉱山・砕石業向け建設機械運行管理システムの開発、販売 会社 URL:https://www.ivolve.com/
2023/12/01 15:50 株式会社小松製作所
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コマツ ハイブリッド油圧ショベルの再生コンポーネント事業を国内で開始
-バリューチェーンビジネスの進化による更なる成長を図る- 2023 年 11 月 29 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび、国内において、ハイブリッド油圧ショベル用のキーコンポーネントであるキャパシタ(蓄電器)、インバーター(変換器)のリマン*(再生コンポーネント事業)を開始しました。今後、海外のハイブリッド油圧ショベルの同コンポーネントについても、対象範囲を拡大していく予定です。 【(左)ハイブリッド油圧ショベル稼働写真】 【(右)コマツハイブリッドシステムのイメージ】 コマツは、2008 年に世界で初めてハイブリッド油圧ショベルを市場導入し、燃費低減とお客さまの現場の CO2 排出量削減に貢献しています。ハイブリッド油圧ショベルは、車体旋回の減速時に発生するエネルギーを、インバーターを介して電気エネルギーに変換し、キャパシタに蓄え、旋回駆動やエンジン加速時の補助エネルギーとして活用する独自開発システムを用いていますが、従来、蓄電関連のコンポーネント修理については新品交換対応以外の手段がない状況でした。コマツは、コンポーネントを自社開発・生産する強みを生かし、お客さまの現場で長期間稼働した建設機械から定期交換などで取り外したエンジン・トランスミッションなどのコンポーネントを、分解、洗浄、加修、部品交換、再組立、塗装、出荷検査などいくつもの工程を経て、新品コンポーネントと同等の品質・性能によみがえらせ、再生コンポーネントとして市場に再供給するリマン事業を展開しております。ハイブリッド油圧ショベルにおいても、お客さまからのご要望を受け、このたび、キャパシタ、インバーターのリマンを実現しました。現在国内で販売・稼働しているハイブリッド油圧ショベル(HB シリーズ)に対応いたします。コマツのリマン事業にとって初となる電気系統のリマンスキームがラインナップに加わり、安価でコンポーネント修理が可能となることで、ハイブリッド油圧ショベルのトータルライフサイクルコストの低減に寄与するとともに、廃棄物や CO2 排出量の削減など、環境負荷低減に貢献します。 今後も、お客さまが新車を購入してから中古車として売却するまで安心して機械を使っていただくために、新車販売後の部品販売やメンテナンス・修理といったバリューチェーンビジネスを進化させてまいります。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。※リマン:「再生」を意味する「Remanufacturing」の略語
2023/11/30 12:56 株式会社小松製作所
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コマツ 米国 American Battery Solutions 社を買収
-カーボンニュートラル実現に向けた電動化事業の加速- 2023 年 11 月 20 日 コマツ(社長:小川啓之)は、100%子会社であるコマツアメリカ株式会社(本社:米国、社長: Rodney Schrader)を通じて、バッテリーメーカーである American Battery Solutions, Inc(本社:米国ミシガン州、会長兼 CEO:Subhash Dhar、以下「ABS 社」)を買収することを決定しました。クロージングに必要なすべての手続きが完了していることなどを条件として、2023 年 12 月 1 日に本買収を完了する予定です。なお、本件による当社連結業績への影響は軽微です。 (左から)コマツ代表取締役社長(兼)CEO 小川啓之、ABS 社会長兼 CEO Subhash Dhar このたび買収する ABS 社は、商用車および産業用車両向けリチウムイオンバッテリーを含む多様なバッテリーパックの開発・製造を手掛けるバッテリーメーカーであり、各顧客のニーズに応じて最適化されたバッテリーシステムを提供しています。同社は、優れた性能を持つバッテリーパックの開発・製造技術を保有しているとともに、高い製品開発の知識とノウハウを備えた人材を有しています。 本買収により、同社が持つバッテリー技術とコマツの知見・ネットワークを融合することで、様々な環境や条件の下で使用される建設・鉱山機械各機種に合わせて、最適化されたバッテリーの開発・生産が可能になります。まずは、電動化の需要が高まっている北米・南米の鉱山機械への同社バッテリーの導入を進め、将来的には建設機械への展開・グローバル供給体制の構築を目指します。また、本買収後も、コマツは ABS 社のバッテリービジネスを継続・支援し、電動化事業の更なる成長を図ってまいります。コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付け、電動化の取り組みを更に加速化させていく方針であり、 ABS 社の買収はそのマイルストーンになると考えております。 本買収完了後も、ABS 社は独立したグループ企業として、現在の商用車向け事業について引き続きオペレーションを継続します。さらに、コマツを通じた新たな事業機会の獲得によって、商用車および建設・鉱山機械市場における世界有数のバッテリーシステムプロバイダーを目指してまいります。 今後、コマツは、パートナー企業と進めている様々な取組みとともに、新たに獲得した ABS 社のバッテリー技術を活用することで、経営目標として掲げている、2030 年までに製品使用により排出される CO2 の 50%削減(対 2010 年比)、チャレンジ目標としている 2050年までのカーボンニュートラル達成に向け、バッテリー駆動式電動車の開発を加速させ、建設・鉱山機械の電動化市場の形成、及び脱炭素社会の 実現により一層貢献していきます。 コマツは、中期経営計画「 DANTOTSU Value – Together, to “ The Next ” for sustainable growth」の成長戦略として、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現するとともに、カーボンニュートラル実現に向けて電動化機械の開発・市場導入を目指しています。今後も、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、 新たな価値創造を目指していきます。<ABS 社の概要> 会社名 : American Battery Solutions, Inc(非上場企業) 設立 : 2019 年 所在地 : 米国 ミシガン州 レイクオリオン 代表者 : Subhash Dhar事業内容 : 商用車向けバッテリーの開発・生産・販売 会社URL : https://www.americanbatterysolutions.com/ 低電圧用バッテリーパック(左)と高電圧用バッテリーパック(右)
2023/11/28 12:46 株式会社小松製作所
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コマツ リチウムイオンバッテリー搭載 13 トンクラス 新型電動ショベル「PC138E-11」市場への導入を開始
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 11 月 16 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、このたび、リチウムイオンバッテリーを搭載した 13 トンクラスの電動ショベル 「PC138E-11」について、国内市場へレンタル機として 2024 年 1 月以降に導入を開始します。国内市場への導入後欧州市場にも導入することを予定しています。電動化市場がまだ形成されていない建設機械において、製品ラインナップを拡充しお客さまのニーズに応えることで 2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 【リチウムイオンバッテリー搭載 13 トンクラス 新型電動ショベル 「PC138E-11」】 当該機は、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、電動コンポーネントとバッテリーの冷却システムを集約することで、後端旋回半径を抑えながらも長時間稼働を実現しました。将来電動化市場が形成されることが見込まれる各地域で、稼働条件や電源環境などが異なる様々なお客さまにレンタル機として使用いただくことで、環境性や安全性を実感いただくと共に、お客さまの声や知見を蓄積し、電動化市場の形成につなげていきます。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの市場導入は、その第四弾となります。油圧ショベルは建設機械の中でも汎用性が最も高く、13トンクラスは、都市土木など比較的狭い現場を中心に幅広い現場や用途で使用されることから、当該機の市場導入をきっかけとしてより広範な市場のニーズを開拓し、電動化市場の形成を目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【商品の主な特徴】1.環境性・経済性・バッテリー駆動式で人と作業環境にやさしい排気ガスゼロを実現 バッテリー駆動式のために排気ガスがいっさい発生せず、クリーンな作業環境を実現します。車両周辺の作業員や樹木にやさしく、屋内工事や都市部での工事など、さまざまな現場で幅広く活躍します。2.快適性・安心・大容量リチウムイオンバッテリー搭載で長時間の稼働と車体のコンパクト化を実現 225kWh のリチウムイオンバッテリーを搭載しており長時間の稼働が可能です。長時間の稼働と車体のコンパクト化を両立することで、より幅広い現場での稼働を実現します。・静音性に優れた電動モーターで車体騒音・周囲騒音を大幅低減 動力源はモーターのため、エンジンによる騒音が発生しません。作業中でもオペレーターが周囲の作業員とコミュニケーションをとりやすく、安全で的確に作業が行えます。・車体振動や車体からの発熱量低減で、快適な作業環境を実現エンジンがないため、機械周辺が熱くならず、また、オペレーターに伝わる振動が大幅に改善されました。これにより、作業中のストレスや疲労を軽減でき、快適に作業が行えます。3.安全性・信頼性・整備性・安全で容易な日常点検を実現した車体構造 日常点検部と高電圧部を完全に分離しており、高圧電源を気にせずに安全に日常点検を行えます。また、 エンジンや燃料に関係する点検項目が無いため、日常点検や定期メンテナンス項目が大幅に削減されました。
2023/11/17 16:41 株式会社小松製作所
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コマツ 「2023 森林・林業・環境機械展示実演会」に出展
2023 年 10 月 18 日 コマツ(社長:小川啓之)は、2023 年 11 月 12 日(日)~13 日(月)に茨城県で開催される 「2023 森林・林業・環境機械展示実演会」(場所:茨城県ひたちなか市佐和 2197-28 笠松運動公園)に出展します。 会場では、林業機械のデモンストレーションや最新の電動ミニショベル・マイクロショベルとフォークリフトの展示のほか、9 月に発売を開始した、造材の見える化を実現した林業ソリューションサービス「ZOUZAI ウォッチャー」の稼働事例をご紹介します。 皆さまのご来場を心よりお待ちしております。■「2023 森林・林業・環境機械展示実演会」概要期間:2023 年 11 月 12 日(日)~13 日(月)9:00~16:30(13 日は 15:00 終了) 会場:茨城県ひたちなか市佐和 2197-28 笠松運動公園 コマツブースは「8」 主催:茨城県、一般社団法人 林業機械化協会 ※詳細情報については、一般社団法人 林業機械化協会 HP をご覧ください 林業機械化協会 HP ■出展予定機種 PC170LC-11 ハーベスターC93 仕様 PC138US-11 ロングリーチグラップル仕様 PC138US-11 油圧オートカプラ装着車 PC58UU-6 モノブーム仕様 PC78US-11 グラップル仕様 PC01E-1 電動マイクロショベル PC05E-1 電動マイクロショベル PC30E-6 電動ミニショベル FE25G-2 リチウムイオンバッテリー搭載電動式フォークリフト 林業シミュレーター(VR ゴーグル仕様) 【写真左:PC170LC-11 ハーベスターC93 仕様】 【写真右:PC138US-11 ロングリーチグラップル仕様】 【写真左:PC30E-6 電動ミニショベル】 【写真右:PC05E-1 電動マイクロショベル】 ■会場へのアクセス ●無料シャトルバスの利用 勝田駅西口シャトルバス発着場→会場 11 月 12 日 8:00 ~ 16:50(10 分間隔)11 月 13 日 8:00 ~ 16:00(10 分間隔) 会場→勝田駅西口シャトルバス発着場11 月 12 日 8:40 ~ 17:30(10 分間隔) 11 月 13 日 8:40 ~ 16:40(10 分間隔)
2023/10/19 15:19 株式会社小松製作所
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バンコックコマツ㈱がデミング賞を受賞
2023 年 10 月 11 日 コマツ(社長:小川啓之)の子会社であるバンコックコマツ株式会社(以下 BKC、社長:Charoen Ruengwilai)はこのたび、「2023 年度デミング賞」を受賞しました。 コマツは、1961 年に全社的品質管理(QC)を導入以降、1964 年にデミング賞実施賞(現デミング 賞)、1981年に日本品質管理賞を受賞するなど、総合的な品質管理(TQM)活動に積極的に取り組んできました。また、海外現地法人にも TQM を導入し、ナショナルスタッフ自らが問題を発見して業務の付加価値を高める職場環境を醸成するなど、海外現地法人の経営の現地化を進め、2013 年に中国の小松山推建機公司、2018 年にインドネシアのコマツインドネシア株式会社もデミング賞を受賞しています。 BKC は、グローバルな需要を支えるクロスソース※1の重要な生産拠点として品質経営の体制強化に取り組んできました。品質を経営の核とし、経営トップから現場まで、現地社員と駐在員が一丸となって懸命に TQM を実践し、組織能力を向上させてきたことが今回の受賞につながりました。 BKC は引き続き、お客さまへの価値を創造し、お客さまや販売会社、サプライヤーを含むすべてのパートナー に笑顔をもたらす企業を目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造) を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 [受賞理由]※一般財団法人 日本科学技術連盟からの文書の転載 同社は、持続的成長のためパートナーである顧客や販売会社、サプライヤー、親会社であるコマツとの連携を深め、地域の要求に合った部品開発や、新製品のリードタイムの短縮を実現している。同社は、工場管理を徹底しており、特に、5S や TPM が現場に定着し、鋳造工場でも明るくきれいな環境で作業が行われている。人材教育を推進しトップ自らが TQM 活動を率先して実行することで、TQM についての共通認識を現場に浸透させて、全社的な一体化を進めている。※1:需要や為替変動に強いフレキシブルなグローバル生産供給体制のこと。 [BKC の概要] 社 名:Bangkok Komatsu Company Limited 設 立:1995 年所 在 地:タイ チョンブリー県 代 表 者:Charoen Ruengwilai 事業内容:建設機械、鋳造品、スペア部品等の生産 従業員数:約 1,000 名
2023/10/11 18:05 株式会社小松製作所
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コマツ 新型電動ミニショベル「PC30E-6」がグッドデザイン賞を受賞
2023 年 10 月 5 日 コマツ(社長:小川啓之)は、新型電動ミニショベル「PC30E-6」※について、公益財団法人日本デザイン 振興会が運営する「2023 年度グッドデザイン賞」を受賞しました。グッドデザイン賞は、1957 年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。コマツは、2021 年度の電動式フォークリフト「FE25- 2/FE30-2」と 2022 年度の電動マイクロショベル「PC01E-1」で同賞を受賞しており、3年連続の受賞となります。 【2023 年度グッドデザイン賞を受賞した PC30E-6】 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたび受賞した「PC30E-6」はその第一弾として市場に導入されました。当該機は、2019 年度に同賞を受賞した電動ミニショベルの市場導入車 「PC30E-5」のフルモデルチェンジ機であり、コマツ社内のデザイン部門が全てのデザインを担当しています。デザインにあたり、お客さまの多様な使用状況に応えるべく小型化や視界性の向上を図るだけでなく、電動建機の進化をシンボリックな造形でまとめることで先進性を感じられるデザインを目指しており、このたびの受賞においてもこの点を高く評価いただきました。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】・新型電動ミニショベル「PC30E-6」 「今後、夜間や屋内の建設現場などでの活躍の拡大が期待される、電動ミニショベルのデザインを、機能的かつシンボリックにまとめている。先代モデルに対しても、大幅な小型化や、視界のよさの向上を実現しただけでなく、電動モデルとしてのデザインの方向性が、より明確となった点を、高く評価した。モニターのインタフェイスデザインも、レイアウトが整理されており、直感的に情報をつかみやすいものとすることで、使用時の利便性を向上させている。」 【必要な情報を直感的に読み取れるようにデザインしたモニター】 ※当該機は、2023 年 10 月より国内市場での販売を開始した商品です。 リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベル「PC30E-6」を国内市場で新発売*グッドデザイン賞・・・デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957 年の開始以来、シンボルマークの「G マーク」とともに広く親しまれてきました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。 参考:グッドデザイン賞ウェブサイト
2023/10/05 16:27 株式会社小松製作所
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コマツ リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベル「PC30E-6」を国内市場で新発売
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 9 月 28 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび、リチウムイオンバッテリーを搭載した3トンクラスの新型電動ミニショベルを、欧州市場に続き、本年 10 月より国内市場で発売します。電動化市場がまだ形成されていない国内の建設機械市場において、多様な機種を導入しお客さまのニーズに応えることで 2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 電動ミニショベル「PC30E-6」 当該機は、2020 年に国内市場にレンタル機として導入した3トンクラスの電動ミニショベル「PC30E-5」のフルモデルチェンジ機です。現行機の排気ガス・排熱ゼロ、低騒音という特徴はそのままに、鉛バッテリーに替わり、リチウムイオンバッテリーを搭載することで、稼働時間の延長、および車両のコンパクト化と軽量化を実現し、お客さまの利便性の向上を図ります。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けています。このたびの国内市場での発売など、多様な機種の導入により、お客さまの作業環境改善やカーボンニュートラル実現に貢献することで、電動化市場の形成を目指します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【商品の主な特徴】1.環境性・作業性・排気ガスがなく、低騒音で作業環境を改善 屋内作業や夜間作業など、エンジン車では現場やその周辺環境に排気ガスやエンジン音などで負担をかけることもありました。当該機は排気ガスゼロによりクリーンな作業環境を実現するとともに、エンジン音が発生しないので、作業中でもオペレーターが周囲の作業員とのコミュニケーションを取りやすくなり、安全に作業が行えます。・大容量、高出力なリチウムイオンバッテリーの採用と急速充電により長時間稼働に対応 自己放電が少なく、繰り返し充放電できるリチウムイオンバッテリーと短時間の急速充電を可能にする定置式充電器を採用することで、休憩時間など短時間での継ぎ足し充電による連続稼働を実現します。また、コマツ独自の充電制御システムにより、効率的な大容量の充電を安全・安心して行えます。・コンパクト化と軽量化を実現 高密度なリチウムイオンバッテリーの搭載や空冷式のモーター・インバーターを採用し冷却構造を簡素化したことなどにより、稼働時間を延長しながらコンパクト化と軽量化を実現しました。屋内工事や都市部での工事など、 狭所作業が伴う現場でも当該機を導入することでクリーンな作業環境を実現できます。・作業内容に合わせて選択できる作業モードを搭載 パワフルで作業量の大きなモード、そして電力消費を低減するモードを 2 段階、合計3つの作業モードを搭載しました。作業内容に合わせてモニタパネルから簡単にモードを選択できます。2.快適性・安全性・前方視界に優れる 2 本柱キャノピー ISO の安全基準に適合した 2 本柱キャノピーを採用。前方視界を確保できるので、安全で確実な作業を行えます。また、巻取り式シートベルトの装着とあわせて、万一の転倒や落下物からオペレーターを守ります。3.安全・整備性・安全で容易な日常点検を実現した車体構造 日常点検部と高電圧部を完全に分離しているので、高圧電源を気にせず安全に日常点検を行えます。また、高電圧部は日常点検が不要なこと、空冷式モーター・インバーターの採用によりラジエーターが無いこと、エンジンや燃料関係の点検項目が無いことから、日常点検や定期メンテナンス項目が大幅に削減されました。 【 発 売 月 】 2023 年 10 月 【公表価格】 12,000 千円(工場裸渡し消費税抜き) 【販売目標】 50 台/年(国内のみ)参考)電動化建機の関連ニュースリリース 第一弾:リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベルを欧州市場へ導入https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230718 第二弾:リチウムイオンバッテリー搭載 20 トンクラス 新型電動ショベル 市場への導入を開始https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230721 第三弾:コマツと Honda が共同開発した電動マイクロショベル「PC05E-1」を新発売https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230926
2023/09/28 13:20 株式会社小松製作所
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コマツと Honda が共同開発した電動マイクロショベル「PC05E-1」を新発売
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 9 月 26 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本田技研工業株式会社(代表執行役社長:三部敏宏、以下、Honda) と共同開発した電動マイクロショベル「PC05E-1」を本年 10 月より国内市場で発売します。電動化市場がまだ 形成されていない国内の建設機械市場において、多様な機種を導入しお客さまのニーズに応えることで 2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 電動マイクロショベル「PC05E-1」 当該機は、2022 年 3 月より国内市場に導入している電動マイクロショベル「PC01E-1」の系列拡大機種です。コマツの建設機械の中でも小規模な土木・建築工事やガス・電気・配管工事などの現場で利用されることの多い現行のマイクロショベル「PC05-1」に、「PC01E-1」と同様に動力源として Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパックイー※ 以下、着脱式可搬バッテリー)や電動パワーユニット(eGX)を搭載することで電動化を実現しています。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの電動マイクロショベル 「PC05E-1」の発売はその第三弾となります。当該機の発売などにより、お客さまの作業環境改善やカーボンニュートラル実現に貢献することで、電動化市場の形成を目指します。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。※:Honda Mobile Power Pack e:は、Honda が開発した着脱式可搬バッテリーです。 【商品の主な特徴】・ 環境にやさしくパワフルな電動モーターを採用 バッテリー駆動のため、排出ガスとエンジン音がありません。さらに、全回転域で力を発揮できる電動モーターの 採用により、現行のエンジン車が苦手とする低回転数の作業においても力強い掘削性を発揮します。 ・ 着脱式可搬バッテリー Honda Mobile Power Pack e: を採用 バッテリーは交換式でどなたでも簡単に交換・充電が可能です。作業中に電池残量が少なくなった際はバッテリーを交換することで充電時間を待たずに作業を継続できます。また、充電についても専用充電器が家庭用 100V 電源に対応しているので、電源があればどこでも手軽に充電が可能です。・ 見やすいモニター画面 シンプルで見やすいモニター画面を搭載。運転時間やバッテリー残量などの情報を表示します。 ・ らくらくメンテナンス エンジンを搭載していないので、エアクリーナーやフィルター類の清掃およびエンジンオイルの点検・燃料補給が 不要です。手間のかかる日常の点検・保守作業が大幅に軽減されます。点検の際も作業が行いやすいようにバッテリーフードをフルオープンできる構造を採用しています。・ ミッドシップレイアウトを採用したことで安定性とコンパクト性を両立 バッテリーを機械中央部に配置した、ミッドシップレイアウトを採用。現行のエンジン車と同様に安定性とコンパ クト性の両立を実現しました。・ 油圧ハンドツール用の油圧取り出し口を標準装備 油圧ハンドツールの油圧源として活用できる油圧取り出し口を標準装備。多種多様な油圧ハンドツールを現場で使用できるので、幅広い作業ニーズに応えられます。また、現行のエンジン車と異なり、油圧ハンドツールの使用時に本体から排気ガスとエンジン音が出ないので、快適に作業を行えます。 【 発 売 月 】 2023 年 10 月 【公表価格】 3,100 千円(工場裸渡し消費税抜き) 【販売目標】 50 台/年(国内のみ)参考)電動化建機の関連ニュースリリース 第一弾:リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベルを欧州市場へ導入 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230718第二弾:リチウムイオンバッテリー搭載 20 トンクラス 新型電動ショベル 市場への導入を開始 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2023/20230721
2023/09/26 16:38 株式会社小松製作所
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コマツ 統合報告書「コマツレポート 2023」を発行
2023 年 09 月 22 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本日、統合報告書「コマツレポ―ト 2023」を発行しました。 当社は、ステークホルダーの皆さまに向けて、中期経営計画における「成長戦略による収益向上(財務指標)と ESG 課題解決(非財務指標)の好循環で持続的成長を目指す」という価値創造モデルを中心とした、持続的成長を目指した取り組みをご紹介するコマツレポート(統合報告書)を毎年発行しています。 今年度の報告書では、当社が長期的な成長戦略の根幹に据えている「未来の現場へのロードマップ」を中心に、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現し、「ESG 課題の解決と収益向上の好循環による持続的な成長を目指す」という、当社が目指す「ありたい姿」およびその実現に向けた成長戦略の進捗状況についてご紹介します。 社長メッセージでは、当社の技術革新による成長の現在の立ち位置、不確実な時代においても成長を続けていくために必要な戦略について、CFOメッセージでは長期ビジョンの実現に向けた財務戦略をお伝えします。 また、中期経営計画の成長戦略特集として、①DXスマートコンストラクション、②建設・鉱山機械の自動化開発、③カーボンニュートラルへの挑戦(電動化開発)、④バリューチェーン戦略についてお伝えするとともに、事業を支える「人、社会、地球(サステナビリティ)への取り組み」や「コーポレート・ガバナンスに関する取り組み」もご紹介しています。 コマツは中期経営計画で掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 <統合報告書「コマツレポート 2023」> 和文:https://www.komatsu.jp/ja/ir/library/annual 英文:https://www.komatsu.jp/en/ir/library/annualサステナビリティ基本方針に基づく、環境・社会に関する活動については、ESG データブックにおいてより詳細な情報開示を行っています。 【ESG データブック】 和文:https://komatsu.disclosure.site/ja/themes/121 英文:https://komatsu.disclosure.site/en/themes/121
2023/09/26 16:26 株式会社小松製作所
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コマツと日立が技術供与し、デンヨーが開発・製品化した水素混焼発電機をコマツ小山工場に導入
-カーボンニュートラル実現を加速- 2023 年 8 月 8 日コマツ株式会社日立製作所デンヨー株式会社 このたび、コマツ(社長:小川啓之)と株式会社日立製作所(執行役社長兼 CEO:小島啓二 以下 「日立」)が技術供与し、デンヨー株式会社(社長:吉永隆法 以下「デンヨー」)が開発に取り組んでいた 250kW 水素混焼発電機の製品化に成功しました。本発電機は、燃料に水素を最大 50%混合した発電が可能となっており、軽油のみを燃料とした場合に比べ、発電時の二酸化炭素(CO2)排出量を最大 50%削減できます。コマツはカーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして本発電機の初号機を小山工場に導入し、2023 年 9 月中の本格稼働を目指しています。 【コマツ 小山工場に導入した水素混焼発電機】 水素は燃焼速度が速く、燃焼温度が高い特性があるため、軽油と同様のエンジン制御では異常燃焼の発生や窒素酸化物(NOx)の生成が多いといった課題がありました。こうした課題を解決するため、3社は次の役割分担で水素混焼発電機の製品化に向け取り組みました。コマツ:発電機用の電子制御エンジン SAA6D170E-5R の提供、および NOx の発生抑制と異常燃焼防止に関する燃料噴射制御技術の供与日立:エンジンへの水素供給量の制御、およびセンサーによる燃焼状態の監視と異常燃焼発生時に安全に停止する新機能の実装デンヨー:水素混焼発電機としてパッケージ化および NOx の発生抑制のため軽油の噴射制御の最適化(コマツと共同で実施) コマツは中期経営計画において、2030 年までに、製品使用により排出される CO2 の 50%削減(対 2010 年比)、生産による CO2 排出の 50%削減(対 2010 年比)という経営目標とともに、2050 年カーボンニュートラルをチャレンジ目標としています。これまでに、同小山工場における水素燃料電池を搭載したコンセプトマシンの実証実験や、欧州工場における工場出荷製品への充填燃料を水素化植物油に順次切り替えるなど、自社だけでなくお客さまがご使用される製品も含めたカーボンニュートラルに、あらゆる方面から取り組んでおり、今回の水素混焼発電機の導入もその取り組みの一つです。 ■今後の展開 コマツは、パートナー企業とのコラボレーションを今後も進め、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをさらに推進していきます。中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 日立とデンヨーは、福島県および宮城県富谷市での実証などを通して、水素混焼発電機の開発を進めてきました。今回の初号機納入を契機に、今後、水素サプライチェーンを構築するためのキープロダクトとして水素混焼発電機を拡販し、カーボンニュートラルと水素社会の実現に貢献していきます。(参考)関連するニュースリリース:コマツ:-カーボンニュートラル実現を加速- コマツ、デンヨーの水素混焼発電機の開発にエンジン提供と技術協力 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2021/20211111 デンヨー:250kW水素混焼発電機の開発についてhttps://www.denyo.co.jp/pdf/news/release_hydrogen_mixed_diesel_generator_20211111.pdf日立、デンヨー:福島県での水素混焼発電システム実証を開始https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/05/0524.html日立:宮城県富谷市における低炭素水素サプライチェーンの実証において停電時でも発電を可能とする水素混焼発電機を追加し運用を開始 https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/04/0428e.html
2023/08/08 13:03 株式会社小松製作所
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2025 年日本国際博覧会に、コマツと青木あすなろ建設が共同で協賛
-未来の水中工事はこうなる- 2023 年 8 月 2 日コマツ青木あすなろ建設株式会社コマツ(社長:小川啓之)と青木あすなろ建設(社長:辻井 靖)は、2025年日本国際博覧会 (以下、大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」において、 超遠隔操作・無人化施工・水中電動などの最先端技術による「未来の水中工事」を世界に発信します。 コマツは、1971 年にラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーを開発し、国内外で 36 台を販売してきました。青木あすなろ建設は、このうち現在も稼働中の5台全てを所有し、東日本大震災の災害復興を含む 1,200 件以上の水中工事の中で知見と施工技術を蓄積してきました。 昨今、気候変動により激甚化・頻発化する自然災害や切迫する巨大地震の防災・災害復旧に対応するため、危険な水際や浅水域で工事ニーズが高まっています。また、少子高齢化もあり熟練した工事の担い手が不足し、深刻な状況です。 これら社会課題を解決するため、両社は、水深 50m までを視野に、自動制御と ICT 機能により、熟練技術がなくとも操作可能な電動式の水中施工ロボットの実証に向け、共同で取り組んでいます。そして、両社はさらに、3次元の測量・設計・施工データと、気象データや施工履歴などのビッグデータを組み合わせ、AI 解析で最適化した工事計画に基づき、安全・快適なオフィスから水中施工ロボットを超遠隔操作するソリューションを実現した「未来の水中工事」を目指しています。 大阪・関西万博では、この「未来の水中工事」を紹介します。省人化、効率化、安全性の向上が図られた未来の水中工事は、従来の工事を一新し、誰もが活躍でき、より迅速な工事を実現すると確信しています。コマツと青木あすなろ建設は、最先端の技術により社会課題を解決し、Society 5.0 の実現と 2030 年の SDGs 達成に貢献する活動に取り組んでいきます。
2023/08/02 17:16 株式会社小松製作所
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コマツ リチウムイオンバッテリー搭載 20 トンクラス 新型電動ショベル 市場への導入を開始
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 7 月 21 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび、リチウムイオンバッテリーを搭載した 20 トンクラスの電動ショベル 「PC200LCE/210LCE-11」について、国内および欧州市場へレンタル機として 10 月以降に導入を開始する予定です。加えて、アジア・北米・豪州への順次導入も予定しています。電動化市場がまだ形成されていない建設機械において、本導入を一つの契機として、2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 【リチウムイオンバッテリー搭載 20 トンクラス 新型電動ショベル「PC200LCE-11」】 当該機は、2021 年 1 月よりプロテラ社と共同開発してきた機種であり、世界の各分野の高負荷対応や商用の車両向けに実績があるプロテラ社提供のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。お客さまの現場での実証試験を経て、昨年 10 月の「bauma 2022」や本年 3 月の「CONEXPO-CON/AGG 2023」へ展示した製品を、このたび、レンタル機として市場に導入します。将来電動化市場が形成されることが見込まれる各地域で、稼働条件や電源環境の異なる様々なお客さまにレンタル機として使用いただくことで、環境性や安全性を実感いただくと共に、お客さまの声や知見を蓄積し、電動化市場の形成につなげていきます。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの市場導入は、3 トンクラス電動ミニショベルの市場導入に続く、第二弾となります。油圧ショベルは建設機械の中でも汎用性が最も高く、特に 20 トンなどの中型クラスは、土砂の掘削や積込み作業を中心に幅広い現場や用途で使用されることから、当該機の市場導入をきっかけとして中型クラスの電動化市場の形成を目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【商品の主な特徴】1.環境性・経済性 ・バッテリー駆動式で人と作業環境にやさしい排気ガスゼロを実現 バッテリー駆動式のために排気ガスがいっさい発生せず、クリーンな作業環境を実現します。車両周辺の作業員や樹木にやさしく、屋内工事や管工事、都市部での工事など、さまざまな現場で幅広く活躍します。2.快適性・安心 ・大容量リチウムイオンバッテリーによる稼働時間の確保 451kWh のリチウムイオンバッテリーを搭載しておりフル充電で約8時間※1の稼働が可能です。付属の充電器を活用してのフル充電は約 9 時間※2です。・静音性に優れた電動モーターで車体騒音・周囲騒音を大幅低減 動力源はモーターのため、エンジンによる騒音が発生しません。作業中でもオペレーターが周囲の作業員とコミュニケーションをとりやすく、安全で的確に作業が行えます。・エンジンによる車体振動がなくなりオペレーターの疲労を軽減 エンジンを搭載していないので、オペレーターに伝わる振動が大幅に改善されました。作業中のストレスや疲労感が少なく、快適に作業が行えます。・車体からの発熱量低減で、快適な作業環境を実現 エンジンによる熱源がないので、機械周辺が熱くならず、作業を快適に行えます。3.安全性・信頼性・整備性 ・安全性・信頼性に優れたバッテリーコンポーネントを搭載 世界の各分野の高負荷対応や商用車向けに実績があるプロテラ社提供のリチウムイオンバッテリーと、作業機操作のための油圧ポンプ、コントローラー、電動モーターなどのコンポーネントを、コマツ独自のすり合わせ技術により協調させることで、車体制御システム全体を最適化するとともに、堅牢なバッテリーの保護構造を開発しました。エンジン駆動式油圧ショベルと同等の掘削性能や耐久性を実現しました。※1作業条件や稼働状況により異なる ※2電源環境により異なる
2023/07/24 16:28 株式会社小松製作所
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コマツ リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベルを欧州市場へ導入
-電動化建機の市場形成を目指して- 2023 年 7 月 18 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび、リチウムイオンバッテリーを搭載した3トンクラスの電動ミニショベルの 新機種を欧州市場へ導入します。電動化市場がまだ形成されていない建設機械において、本導入を一つの契機として、2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けた早期の市場形成を目指します。 【リチウムイオンバッテリー搭載 3 トンクラス 新型電動ミニショベル】 当該機は、2020 年に国内市場にレンタル機として導入した3トン電動ミニショベル「PC30E-5」のフルモデルチェンジ機です。現行機の排気ガス・排熱ゼロ、低騒音・低振動という特徴はそのままに、今回、鉛バッテリーに替わり、新たにリチウムイオンバッテリーを搭載することで、稼働時間の延長、および車両のコンパクト化と軽量化を実現し、お客さまの利便性の向上を図ります。 コマツは 2023 年度を電動化建機の市場導入元年と位置付けており、このたびの 3 トンクラスのフルモデルチェンジ機の導入はその第一弾となります。当該機は、今後、国内市場への順次導入も予定しています。3 トンクラスなどの小型クラスは、都市土木や屋内作業といった現場で使用されることが多く、排気ガスゼロ・低騒音といった電動化建機を要望するお客さまの声を頂きます。当該機の市場導入をきっかけとして小型クラスの電動化市場の形成を目指していきます。 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。【商品の主な特徴】1.排気ガスがなく、低騒音・低振動で作業環境を改善 屋内作業や夜間作業など、エンジン車では現場の作業者やその周辺環境に排気ガスや騒音などで負担をかけていました。当該機は排気ガスゼロによりクリーンな作業環境を実現します。また、エンジン車のような大きな騒音・振動が発生しないので、作業者のストレスや疲労感の低減、作業者同士のコミュニケーションによる安全性の向上、および周辺環境への配慮が可能です。2.大容量リチウムイオンバッテリー搭載で稼働時間の延長と車体のコンパクト化を実現 大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することで連続稼働時間を従来機に比べ約 20%※延長しました。さらに、従来機に比べ、重量は約 25%の軽量化を図り、後端旋回半径は約 30%短縮しました。稼働時間の延長と車体のコンパクト化を両立することで、より幅広い現場での稼働を実現します。3.安全で容易な日常点検を実現した車体構造 日常点検部と高電圧部を完全に分離しているので、高圧電源を気にすることなく安全に日常点検を行えます。また、高電圧部は日常点検が不要であるほか、エンジンや燃料に関係する点検項目が無くなるため、日常 点検や定期メンテナンス項目が大幅に削減されました。※作業環境や使用条件により異なります。
2023/07/18 16:18 株式会社小松製作所
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コマツ茨城工場に、車両整備・検査用の「海浜工場」を新設
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指す- 2023 年 7 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)は、中期経営計画の成長戦略 3 本柱の一つである「レジリエントな企業体質の構築」の取り組みの一つとして、このたび、茨城工場に隣接する土地を新たに購入し、ダンプトラックなどの自走車両の出荷整備や出荷部品の梱包作業などを行うための新工場「海浜工場」を建設しました。本年 6 月に竣工式を執り行い、7 月より稼働開始しました。 【海浜工場 外観写真】 茨城工場は、中・大型リジッドフレーム式ダンプトラックやアーティキュレート式ダンプトラック、中・大型ホイールローダーなどを生産しており、製品の約 9 割を海外へ輸出しています。常陸那珂港区に隣接していることを活かし、港湾道路から完成車に近い形で自走出荷できることが特徴です。2007 年の工場設立以降、需要変動はあるものの海外向けダンプトラックなどの生産は増加傾向であり、製品の出荷整備のためのエリア不足が大きな課題となっていました。このたび新設した海浜工場は、組立工場から常陸那珂港への出荷動線上の敷地を新たに活用したものであり、組立ラインオフ後から出荷までのリードタイムを大幅に削減します。 また、整備・検査後の車両を出荷する際、出荷規格にあわせて一部の部品を分解し、外部で部品の梱包作業を実施後、車両とともに出荷を行う場合があります。この梱包作業を、新設の海浜工場内で実施すること で、物流改善によるリードタイム削減と輸送コスト低減を図ります。物流改善やリードタイム削減により CO2 排出量削減を図るとともに、海浜工場では継続して今後もカーボンニュートラル工場の実現に取り組んでいきます。 コマツは、中期経営計画 「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」の成長戦略で、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現することを目指しています。今後も、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、 未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 <茨城工場 海浜工場の概要> ・所在地: 茨城県ひたちなか市長砂 163-70 ・敷地面積:29,312 ㎡ ・総床面積:5,320 ㎡ ・投資額:21 億円 ・竣工:2023 年 6 月 ・稼働開始:2023 年 7 月<茨城工場の概要>・所在地:茨城県ひたちなか市長砂 163-46 ・工場長:原田 誠一郎 ・総敷地面積:380,000 ㎡(海浜工場敷地含む) ・従業員数:830 名(2023 年 3 月末時点)
2023/07/14 13:25 株式会社小松製作所
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JR貨物とコマツ、ガイダンス・セミオート機能搭載の コンテナ用フォークリフトの共同開発契約を締結
2023 年 7 月 12 日 日本貨物鉄道株式会社 コ マ ツ 日本貨物鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼社長執行役員:犬飼 新、 以下「JR貨物」)とコマツ(本社:東京都港区、代表取締役社長兼 CEO:小川 啓之)は、 鉄道輸送における荷役作業の生産性と安全性の向上を目指し、2023 年 4 月に、コンテナ用フォークリフトのガイダンス・セミオート機能に関する共同開発契約を締結しました。また、 2023 年6月に、両社の関係本部長による共同開発契約の締結式を行いました。両社は今後、本機能を搭載したフォークリフトの量産開発を目指し、実用化技術の共同開発を進めてまいります。1.概要 近年、2024 年問題をはじめとするトラックドライバー不足問題への対応や輸送段階における環境負荷の低減を主眼に、大量輸送が可能であり環境特性に優れた貨物鉄道輸送への転換(モーダルシフト)の関心が高まっています。一方で、貨物駅では労働人口の減少によ る熟練した荷役作業オペレーターの確保や人材育成に課題があります。 JR 貨物のコンテナ荷役は、主にコンテナ用フォークリフトが用いられますが、フォーク リフトオペレーターは運転操作の習熟のほか、荷役作業の段取り、荷役、およびダイヤ乱れに対応した臨機応変な運用判断が求められ、経験の浅い新人オペレーターにとっては運転操作の難易度の高さ及び視認性の問題等から、とくにコンテナに対する正対動作やフォー クポケットに挿すフォーク位置の調整に苦労することがあります。また、荷役作業の誤操作には、車両脱線や積載済コンテナへの接触のリスクなどもあります。 これらの課題を受け、コマツではフォークリフトオペレーターの作業負荷軽減を目的とし、JR 貨物のコンテナの約 9 割を占める 12ft コンテナを扱うエンジン式フォークリフト 「FH120」をベースとして、操作ガイダンス機能と操作セミオート機能の先行研究を 2019 年より開始しました。2.操作ガイダンス機能・操作セミオート機能について 操作ガイダンス機能は、車体と作業機周辺に設置された複数のカメラ等センサを用いて、オペレーターが直接視認しにくいフォーク先端高さや中心位置をモニタ表示にて支援します。同機能ではコンテナを適正な位置で保持しているかを検出し、適切でない場合にはオペ レーターに警告を促し、周辺コンテナへの接触及びコンテナ落下事故の防止に貢献します。 操作セミオート機能は、LiDAR※等の外界センサにより、荷役対象コンテナの位置を認識し、オペレーターがアクセル操作のみでフォークリフトを自動的に荷役対象コンテナへ正対させることができます。また独自の荷役対象認識技術によりフォーク位置を正確に自動制御します。 【操作ガイダンス機能のイメージ】 【操作セミオート機能のイメージ】 ※LiDAR は「Light Detection And Ranging」の略。レーザー光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術。 3.今後について 先行研究において、本機能がオペレーターの作業負荷軽減に大幅な効果が期待できることが確認されたことから、このたびの共同開発契約締結を通じ、今後は両社にて本機能を搭載した量産車両の共同開発を進め、2024 年度から全国の貨物駅へ、21 台の車両導入を目指します。 JR 貨物は、「JR 貨物グループ長期ビジョン 2030」で掲げた、4つの社会価値における、「物流生産性の向上」「安全・安心な物流サービス」を社会に提供することを目指し、コンテナ荷役の省力化、安全性向上につながる遠隔操縦フォークリフトの導入を進めます。 コマツは、今後も、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を、お客さまとともに実現していきます。【共同開発契約の締結式】 (左から)JR 貨物 取締役兼常務執行役員(経営統括本部長) 篠部 武嗣、 コマツ 常務執行役員 CTO(兼)開発本部長 草場 泰介
2023/07/14 11:44 株式会社小松製作所
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コマツ 「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」に出展
2023 年 6 月 22 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本年 7 月 6 日(木)~10 日(月)までの 5 日間、北海道帯広市の特設会場「北愛国交流広場」にて開催される「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」に出展します。 「国際農業機械展」には、国内外の多くのメーカーが集まり、最先端技術を搭載した最新鋭の農業機械や関連施設が展示されます。昨年は新型コロナの影響により 1 年延期されたため、今回は 5 年ぶりの開催となります。 今回、コマツからはカーボンニュートラルに貢献する電動式の建設機械・フォークリフト、そして農業関連のお客さま向け仕様車等を展示予定です。また、株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則)からも農業で活用可能なソリューション・サービスを展示予定です。「第 35 回国際農業機械展 in 帯広 2023」公式サイト:https://iams-obihiro.com/
2023/06/22 15:54 株式会社小松製作所
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コマツ、Anglo American 社のブラジル Minas-Rio 鉄鉱山での 大型 ICT ブルドーザー遠隔操作の商用稼働を開始
-安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現- 2023 年 6 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)は、100%子会社であるコマツブラジルインターナショナル(有)を通じて、資源 大手 Anglo American 社(CEO:Duncan Graham Wanblad)と、鉱山向け大型 ICT ブルドーザー 「D375Ai-8 遠隔操作仕様車」の商用稼働を 2023 年 5 月より開始いたしました。 【ブラジルの Minas-Rio 鉄鉱山で遠隔稼働するブルドーザーD375Ai-8】 コマツと Anglo American 社は、Anglo American 社が保有するブラジル南東部の Minas-Rio 鉄鉱山において、鉱山現場の課題である安全性と生産性の両立に向けた新たなソリューションの確立を目指し、2020 年 6 月より鉱山向け遠隔操作ブルドーザー導入に向けた活動を推進してまいりました。両社の協業の下、 2022 年 10 月より生産現場での遠隔稼働実証トライアルを実施し、このたび商用稼働開始を実現しました。 当該機は、コマツ独自のブレード自動制御技術と、100%子会社であるモジュラーマイニングシステムズ(株)のマシンガイダンスシステム「ProVision」を連携する機能を有しており、実証トライアルにおいては、ブルドーザー運転とブレード操作を熟練オペレーターでなくとも遠隔地から簡単に操作できることが確認されました。それに加え、遠隔操作化に伴いオペレーターは振動の大きな環境から完全に解放されるため、運転中の快適性が大幅に向上しました。 本実証トライアルでの成功を踏まえ、Minas-Rio 鉱山では、遠隔操作レトロフィットキットが装着可能な D475A-8R を 2023 年末迄に6台一括導入することを決定しています。Minas-Rio 鉱山はこれら 6 台全てのブルドーザーの遠隔稼働化を段階的に進めていく計画であり、コマツは Anglo American 社と引き続きマイニングソリューション技術分野での協業を進めてまいります。 【左:遠隔操作をするブルドーザーオペレーター】 【右:生産現場で遠隔稼働中の D375Ai-8】 コマツは、中期経営計画 「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」の成長戦略として、「モノ(建設・鉱山機械の自動化・自律化)」と「コト(現場プロセス全体の最適化)」で、世界中の現場をデジタル化し、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現することを目指しています。今後も、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す 顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。
2023/06/14 12:28 株式会社小松製作所
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清水建設の新東名現場を直撃! そこは“i-Constructionの総合商社”だった
2020/11/0417:50 株式会社イエイリ・ラボ
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三菱ふそう 金沢支店を移転しオープン
2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社