コマツ産機、最新鋭の鍛圧・板金機械を「MF-TOKYO 2025」に出展
コマツ(代表取締役社長︓今吉琢也)の100%子会社であるコマツ産機株式会社(社長: 長利啓正 以下、「コマツ産機」)は、2025年7月16日(水)~19日(土) 東京ビッグサイトにて開催される『MF-TOKYO 2025 第8回プレス・板金・フォーミング展』(副題︓人と地球にやさしい技術、持続可能な未来を築く)に出展いたします。主な展示内容は、以下のとおりです。東7ホール(ブース番号︓7-48)にて、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
※ご来場の際は公式HP(https://mftokyo.nikkan.co.jp/)より事前登録をお願い致します。ご登録の上、「入場証」をお持ちの方は無料で入場可能です。招待状をお持ちでも事前登録がない場合は会場受付での登録が必要となります。
<主な展示商品>
1.機械稼働管理システム 「Komtrax」(パネル展示)
インターネットで機械の稼働を管理できるシステム「Komtrax」をパネルでご紹介します。
快適な操作性を追求した新しいユーザーインターフェース(※)に加え、アシスタントAIによるチャットボット機能も新たに搭載しました。また、荷重解析ツール「荷重トレンド・推移」と、成形時の荷重波形を取得することで成形における課題と変化を把握できるツール「Load Waveform Capture」により、全ショットのデータを可視化することで、金型の長寿命化や成形品の品質安定化に貢献します。
さらに、従来の予知保全システムを拡張し、金型摩耗を予測する金型予知保全にも対応しました。 あらゆる角度から現場の保全を支えるコマツ産機のICTをご覧ください。
※ユーザーインターフェース︓ユーザーが製品やサービスを操作・利用する際の画面や操作方法などの設計。


2.ACサーボプレス 「H1F200-2」(実機展示)
2025年8月に発売開始予定のサーボプレス「H1F200-2 アップグレードモデル」は、新型サーボモーターを搭載することで、消費電力を従来機と比べ6%削減するとともに、生産速度向上を実現させました。
また、サーボフィードバック制御技術の進歩により、±10kNの荷重制御を実現し、超高精度の生産が可能になります。
実演加工でその実力を直接ご確認いただけます。
さらに、お客さまの現場のDXを支援すべく、加工状態を能力線図や偏心荷重線図上で確認ができる過負荷モニタを標準搭載しました。

プレスブレーキPVS8525にロングリーチロボットを組み合わせた自動曲げ加工システムを省人化の一例として展示します。
無人連続運転と有人での加工の切り替えが容易に可能で、生産体制の変更に柔軟に対応できます。
また、高機能プレスブレーキロボットCAMを活用することで、曲げ加工のシミュレーションからロボットプログラムの作成までをすべてオフラインで完結できるため、段取り時間の短縮や試し曲げの削減にもつながり、生産効率を大きく向上させます。さらに、曲げ加工を自動補正することができる非接触式曲げ角度センサ「ベンディングアイ」がロボットと連動することにより、高い安定性を実現します。
4.三次元ファイバーレーザー加工機「TLM610-1」(映像展示)
ファイバーレーザー発振器を搭載した「TLM610-1」を映像でご紹介します。電力削減とランニングコストの低減を実現しながら、生産性向上を可能にします。ファイバーレーザーに必要となるマシンルームは、作業性を図った設計となっており、現場への運用のしやすさも特長です。既存のCO2レーザー発振器と加工プログラムの互換性を確保しており、容易に置換えることが可能です。
高生産・省エネ・扱いやすさを兼ね備えた本機で、スマートな加工環境を実現します。

5.アフターサービス 「レトロフィットソリューション」(パネル展示)
メーカーならではの視点で、お客様の設備ライフサイクル全体をサポートします。安全装置をはじめ、お客さまの設備ニーズに応じたさまざまな制御関連機器のリニューアルのご提案も実例と共にご紹介します。
また、既にご使用いただいている機械への「Komtrax」導入提案も進めており、見える化・予知保全による運用改善を支援します。導入から運用、そして更新までコマツ産機は現場の安心と進化を支え続けます。
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最終更新:2025/07/1011:20