コマツ KELK、排熱回収 高出力熱電発電ユニットを新発売

2025/04/0413:16配信

 コマツ(社長:今吉琢也)の100%子会社である株式会社KELK(社長:大内 力、本社:神奈川県平塚市、以下「KELK」)は、工場設備から発生する排熱を電力に変換する熱電発電ユニット「KELGEN(ケルジェン) G-Unit KSGU400」を4月より販売開始します。鉄鋼業界をはじめ、排熱が発生する設備を保有するお客さまに本製品を導入していただくことで、設備からの排熱を電 力として有効に再利用いただけます。

【排熱回収 熱電発電ユニット「KELGEN G-Unit KSGU400」】

 工場の鋳造、鍛造工程や熱処理炉などでは稼働時に多くの排熱が発生します。これらの排熱を再利用するシステムは、導入に高額なコストと設置スペースが必要となることから、大量の排熱が発生する大型設備への導入に限定され、それ以外の設備からの排熱は、多くが再利用されずに大気中に放出されています。

 KELKは従来より、排熱の有効活用を推進するために、熱電発電を応用した商品を販売してきました。2023年1月に販売開始した熱電発電ユニット「KSGU250」は、経済産業省 資源エネルギー庁が推進する省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(令和5年度)における、熱電変換式の産業排熱回収設備として初めて選定されました。
 このたび販売を開始する「KSGU400」は、「KSGU250」のサイズはそのままに、排熱回収時の発電出力を60%向上させ、400W※まで出力できるようになりました。また、約29cmx29cmのコンパクトさを生かし、狭いスペースに設置したり、設備の排熱範囲に合わせて設置台数を調整することもできるため、お客さまの設備規模に合った柔軟な導入が可能です。

 本製品は、コマツ粟津工場において、トランスミッションなどに使用されるギヤの製造ラインのうち、多くの排熱が発生する工程に設置され、発電性能だけではなく、高温・多湿の過酷な環境下における耐久性の試験を重ね、その有効性を実証してきました。
 今回発売する熱電発電ユニット「KSGU400」は、製鉄所などで排熱が発生する設備からの未利用熱を電力として有効活用するソリューションとして、鉄鋼業界をはじめとしたお客さまのカーボンニュートラルの実現に貢献します。

最終更新:2025/04/0413:27

株式会社小松製作所

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