2025年度 産業機械の受注見通し
4.タンク
2024年度
内需は、化学工業、石油精製、ガス業が増加したことから、前年度比20.0%増の194億円と見込んだ。
外需は、アジアの化学プラント用貯蔵設備の減少により、前年度比5.0%減の24億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比16.6%増の218億円と見込んだ。
2025年度
内需は、燃料アンモニア受入設備・LNGタンクの需要増等、カーボンニュートラル実現に向けた大型EPC案件の具体化により、前年度比5.0%増の203億円と見込んだ。
外需は、東南アジアや欧州等でのLNG案件の増加により、前年度比10.0%増の26億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比5.6%増の230億円と見込んだ。
5.プラスチック加工機械
2024年度
内需は、化学工業、情報通信機械、自動車の増加により、前年度比15.0%増の706億円と見込んだ。
外需は、アジアのEVバッテリー関連の需要が減少し、前年度比10.0%減の1,784億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比4.1%減の2,491億円と見込んだ。
2025年度
内需は、省人化・GX・生産性向上を支援する政府補助金の継続による更新需要の拡大の他、EV・生成AI関連の投資活発化により、前年度比5.0%増の741億円と見込んだ。
外需は、EV補助金打ち切りによるEVバッテリー投資の冷え込みが続くものの、中国における一定の設備投資が継続し、インドの「メイク・イン・インディア」政策や米国の設備投資促進策が追い風となり、前年度比5.0%増の1,874億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比5.0%増の2,615億円と見込んだ。
6.ポンプ
2024年度
内需は、鉄鋼、情報通信機械、電力等の民需が増加したことに加えて、防災・減災等の公共投資も増加し、前年度比10.0%増の3,849億円と見込んだ。
外需は、アジアの電子部品関連の増加の他、中東向け水インフラ関連も増加し、前年度比10.0%増の1,364億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比10.0%増の5,214億円と見込んだ。
2025年度
内需は、企業の低炭素・脱炭素化、老朽化対策に向けた設備投資意欲や、公共事業の堅調な推移により市場は維持される見込みであり、前年度比5.0%増の4,041億円と見込んだ。
外需は、東南アジアや中東、中央アジアでの下水・排水・灌がい向け市場の成長や、人口増加・気候変動対策によるインフラ投資の堅調さが追い風となり、前年度比5.0%増の1,433億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比5.0%増の5,475億円と見込んだ。
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最終更新:2025/03/2816:37