コマツ -3D施工機能を標準装備 お客さまと共に現場をよりスマートに- 新世代油圧ショベルPC200i-12を新発売

2024/11/2715:04配信

2.PC200i-12の主な特長
①作業性・生産性・環境性
・きめ細やかな動きで優れた微操作性を実現し、作業効率を高める新開発の電子制御油圧システムの採用や、出力を向上させた新型エンジンの搭載(特定特殊自動車排ガス2014年規制対応)などにより、従来機に比べ、燃費効率を20%改善。加えて、作業量を18%、掘削力を7%向上しました。
・ダンプトラックへの積み込み作業をアシストする自動旋回機能を装備。積み込み作業のセミオート化を図ります。また、アップグレードしたペイロード機能を標準装備。積み込み不足を防ぎ、現場の生産性を高めます。拡張性のあるシステムの採用により、ソフトウェアの更新による新機能提供や修正を遠隔で行えます。

 

②安全性
・工事現場内の電線や配管などとの接触を自動で防ぐジオフェンス機能(3D)※4を業界で初めて装備しました。車両が移動した際に2Dデータによる制御では必要な作業制限平面の再設定が、3Dデータの活用により不要となり、安全性および作業効率の向上にも寄与します。
・機械の周囲を360度(従来機は270度)写すKomVision機械周囲カメラシステムと、人や物を検知した場合に、注意や自動で減速・停止するKomVision衝突検知ブレーキシステムを標準装備。機械が転倒の危険性がある姿勢であることを察知する転倒検知警報システムも備え、現場における安全性向上に貢献します。
※4:ジオフェンス機能(3D):近づくと自動停止する作業制限平面を設定できる機能。

 

③快適性・操作性・整備性
・新設計のワイドキャブは、足元スペースが従来機比で30%拡大、視界性も大きく向上しています。
・電気レバーの採用により、軽快な操作性を実現するほか、人間工学に基づき、タッチパネルモニターや各種スイッチを手元集中配置とすることで、オペレーターの疲労軽減に配慮しています。
・GNSSアンテナを車体に埋め込み、障害物との接触による故障や盗難などのトラブルも防止できます。
・フィルタ類などの点検部品を地上から容易にメンテナンスが可能なレイアウトにするほか、作動油、フィルタ類の交換インターバルの延長などにより、メンテナンスコストの低減も図っています。

【発売日】 2024年12月1日※5
【公表価格】 PC200i-12(3DMG標準 機械本体) 31,500千円(工場裸渡し消費税抜き)
【販売目標】 1,000台/年(日本)
※5:一部の仕様車を除くPC210-12も同日発売開始予定。

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最終更新:2024/11/2715:17

株式会社小松製作所