1人で3台の重機を遠隔操作! 大林組が“超長距離テレワーク”やトンネル遠隔監視を実現

2022/10/2511:51配信

このほか、大林組は山岳トンネル工事の掘削面や、吹き付けコンクリートの厚さを遠隔操作で計測する

出来形・監視UGV

を開発したことも発表しました。(大林組のプレスリリースはこちら

出来形・監視UGV(左)と遠隔からの操作状況(右)

設計図面(左)と比較した出来形(右)の測定イメージ

出来形・監視UGV(Unmanned Ground Vehicle)には、スキャナーやカメラが搭載されており、掘削面の形状や吹き付けコンクリートの表面形状を、遠隔操作で3D計測します。

その形を設計断面と比較して、掘削形状や吹き付けコンクリートの仕上がり面、吹き付け厚をその場で算出し、高精度な出来形管理が行えます。

遠隔吹き付け作業を切羽近くで監視するUGV(左)と、スキャナーによる吹き付け不足の確認(右)

こうした作業の遠隔操作化ができると、あとは遠隔操作の距離を伸ばしたり、自動制御を行ったりすることで、現場の無人化や作業のテレワーク化がどんどん進んでいきそうですね。

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最終更新:2022/10/2512:09

株式会社イエイリ・ラボ