平成31年4月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果
国土交通省
総合政策局建設経済統計
調査室令 和 元 年 5 月 3 1 日 公 表
民間工事は、不動産業、サービス業、情報通信業等が減少したため、対前年同 月比8.5%減少し、前月の増加から減少した。総計は、同19.9%減少し、前月の増加から再び減少した。
1.受注総額
①4月の受注総額は8,183億円。
②対前年同月比は、19.9%減であり、前月の増加から再び減少した。
③国内は民間工事、公共工事ともに減少した。国内計は8,059億円(対前年同月比18.7%減少、 前月の増加から減少)
2.民 間
①4月の民間工事は6,409億円(対前年同月比8.5%減少、前月の増加から減少)
②製造業、非製造業ともに減少した。
・製造業(同5.4%減),非製造業(同9.4%減)
・発注者別では、不動産業、サービス業、情報通信業等が減少し、運輸業、鉱業、建設業、金融・保険 業等が増加した。
・工事種類別では、建築は減少し、土木は増加した。工場・発電所、住宅、事務所・庁舎等が減少し、 鉄道、港湾・空港、電線路等が増加した。
3.公 共
①4月の公共工事は1,282億円(対前年同月比48.2%減少、前月の増加から再び減少)
②国の機関は減少し、地方の機関は増加した。
・国の機関(同64.0%減)、地方の機関(同82.8%増)
・発注者別では、国の機関は独立行政法人が増加し、国、政府関連企業が減少した。地方の機関は都道 府県、市区町村、その他が増加した。
・工事種類別では、建築は増加し、土木は減少した。事務所・庁舎、教育研究・文化施設、娯楽施設等 が増加し、土木その他、治山・治水、土地造成等が減少した。
4.海 外
①4月の海外工事は123億円(対前年同月比57.8%減少、前月の増加から再び減少)
※1 平成20年4月より日本標準産業分類が改訂されたため,民間の発注者分類の名称を変更しました。
・鉱業、建設業 → 鉱業,採石業,砂利採取業,建設業 ・運輸業 → 運輸業,郵便業
・卸売・小売業 → 卸売業,小売業 ・金融・保険業 → 金融業,保険業
※2 海外工事の受注額には,現地法人分は含まない。※3 施工都道府県別受注高を、平成22年12月分からP.3に追加しました。 (施工ブロック別受注高、施工都道府県別受注高は、国内計からその他(駐留軍・外国公館と小口工 事)を除いたものです。)
※4 平成27年4月に調査対象を一部変更している。
最終更新:2019/10/0111:20