デジタル技術によるニューノーマルな建設工事を目指して! ~国の機関として初めてのローカル5G無線局免許取得~
令和3年 3月18日
大臣官房 技術調査課
国土交通省が国の機関として初めてとなる屋外のローカル5G無線局免許を本日、取得しました。今回の免許取得に伴い、無人化施工だけではなく河川管理・道路管理の高度化や災害対応、ドローンやAI技術を利用した施工管理等でのローカル5Gの活用検討を進めます。
国土交通省では、建設工事の無人化施工により、テレワークでの建設工事や安全で快適な労働環境といったニューノーマルな施工現場を目指しています。無人化施工を強く推進するため、屋外実証フィールドを整備しており、実証フィールドで建設機械の通信に必要となるローカル5G無線局について、使用周波数帯拡張の制度化当日に、総務省へ無線局免許申請を行い、本日無線局免許取得となりました。
1.無線局免許取得日
令和3年 3月18日(木)
2.無線局概要
(1)設置場所
国土技術政策総合研究所内(茨城県つくば市)
関東地方整備局 関東技術事務所内(千葉県松戸市)
(2)取組内容
国土技術政策総合研究所及び関東地方整備局にローカル5G環境を屋外に整備し、建設機械の無人操作を行う。
(3)周波数帯
4.8GHz~4.9GHz(Sub6)
「ローカル5Gとは」
・地域や産業の個別のニーズに応じて、地域の企業や自治体等の様々な主体が、自らの事業のために利用できる5G無線通信システム
「Sub6 とは」
・5Gで利用可能な周波数帯のうち6GHz帯に近い周波数帯のこと。ミリ波帯(28GHz帯)と比較すると遮蔽物に強く電波到達性が高い。
<添付資料>
① 国土交通省 国の機関として初めてのローカル5G 無線局免許取得
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
<問い合わせ先>
国土交通省 大臣官房 技術調査課 電気通信室 小嶋、小林
電話:03-5253-8111(内線 22364)、03-5253-8223(直通)
FAX:03-5253-1536
出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000788.html)
最終更新:2021/03/1815:29