「無人化施工」のタグ一覧 (6件中1~6件を表示)
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2025 年日本国際博覧会に、コマツと青木あすなろ建設が共同で協賛
-未来の水中工事はこうなる- 2023 年 8 月 2 日コマツ青木あすなろ建設株式会社コマツ(社長:小川啓之)と青木あすなろ建設(社長:辻井 靖)は、2025年日本国際博覧会 (以下、大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」において、 超遠隔操作・無人化施工・水中電動などの最先端技術による「未来の水中工事」を世界に発信します。 コマツは、1971 年にラジコン操縦の水陸両用ブルドーザーを開発し、国内外で 36 台を販売してきました。青木あすなろ建設は、このうち現在も稼働中の5台全てを所有し、東日本大震災の災害復興を含む 1,200 件以上の水中工事の中で知見と施工技術を蓄積してきました。 昨今、気候変動により激甚化・頻発化する自然災害や切迫する巨大地震の防災・災害復旧に対応するため、危険な水際や浅水域で工事ニーズが高まっています。また、少子高齢化もあり熟練した工事の担い手が不足し、深刻な状況です。 これら社会課題を解決するため、両社は、水深 50m までを視野に、自動制御と ICT 機能により、熟練技術がなくとも操作可能な電動式の水中施工ロボットの実証に向け、共同で取り組んでいます。そして、両社はさらに、3次元の測量・設計・施工データと、気象データや施工履歴などのビッグデータを組み合わせ、AI 解析で最適化した工事計画に基づき、安全・快適なオフィスから水中施工ロボットを超遠隔操作するソリューションを実現した「未来の水中工事」を目指しています。 大阪・関西万博では、この「未来の水中工事」を紹介します。省人化、効率化、安全性の向上が図られた未来の水中工事は、従来の工事を一新し、誰もが活躍でき、より迅速な工事を実現すると確信しています。コマツと青木あすなろ建設は、最先端の技術により社会課題を解決し、Society 5.0 の実現と 2030 年の SDGs 達成に貢献する活動に取り組んでいきます。
2023/08/02 17:16 株式会社小松製作所
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西松建設が3Dスキャナー付き遠隔操作ショベルを開発!空調完備の部屋で山岳トンネルを掘る
西松建設は、山岳トンネル工事で落石や落盤などで、最も危険な切羽(きりは:掘削最前面)での作業を無人化するため、遠隔操作や自動化の技術を組み合わせた山岳トンネル無人化施工システム「Tunnel RemOS(トンネルリモス)」の開発を進めています。イエイリラボのブログで紹介しただけでも、「切羽の遠隔監視」、「ホイールローダーの遠隔操作」、「掘削した地山性状の3Dモデル化」、「自由断面掘削機の遠隔操作」などがあり、同社の無人化に対する意気込みがひしひしと感じられます。 山岳トンネル無人化施工システム「Tunnel RemOS」の全体構想(以下の資料、写真:西松建設) そして同社はこのほど、ジオマシンエンジニアリング(本社:東京都荒川区)と共同で、ナ、ナ、ナ、ナント、油圧ショベルを遠隔操作し、切羽付近の作業を無人化できる「Tunnel RemOS-Excavator(トンネルリモスエクスカベーター)」を開発したのです。(西松建設のプレスリリースはこちら) 切羽の発破後、浮き出ている岩片や浮き石を落下させる「コソク作業」などを遠隔操作によって行う油圧ショベル 空調完備の遠隔操作室内のコックピットとモニター 山岳トンネル工事では、切羽を発破した後に、浮き出ている岩片や浮き石を、ブレーカーで落下させる「コソク作業」が行われます。これまではオペレーターが乗った油圧ショベルが切羽に接近し、この作業を行っていました。しかし飛び石や切羽の崩落などの危険や、振動、騒音、粉じんなどがあり、苦渋環境での作業でした。
2023/01/16 16:53 株式会社イエイリ・ラボ
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古い建機をカンタンに遠隔操作化! ARAVが後付けキットを発売
東京大学発のスタートアップ企業、ARAV(本社:東京都文京区)と言えば、スマートフォンやパソコンで数百キロメートルも離れた場所にある重機を遠隔操作できるシステムの開発で知られています。イエイリラボでもこれまで、バックホーの遠隔操作(2020年12月15日の記事)やキャリアダンプの遠隔操作(2021年2月10日の記事)などで、その“お手軽さ”を紹介してきました。従来の無人化施工は、危険な場所での作業を安全に行うことが目的でしたが、ARAVの場合は「重機オペレーターのテレワーク」を目的としているのが特徴です。そのため、操作はインターネット回線を通じて行います。 バックホーの遠隔操作(以下の写真:ARAV) キャリアダンプの遠隔操作 オペレーターが使う専用コントローラーの例。まさにゲーム感覚だ
2021/06/22 13:20 株式会社イエイリ・ラボ
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デジタル技術によるニューノーマルな建設工事を目指して! ~国の機関として初めてのローカル5G無線局免許取得~
令和3年 3月18日大臣官房 技術調査課 国土交通省が国の機関として初めてとなる屋外のローカル5G無線局免許を本日、取得しました。今回の免許取得に伴い、無人化施工だけではなく河川管理・道路管理の高度化や災害対応、ドローンやAI技術を利用した施工管理等でのローカル5Gの活用検討を進めます。 国土交通省では、建設工事の無人化施工により、テレワークでの建設工事や安全で快適な労働環境といったニューノーマルな施工現場を目指しています。無人化施工を強く推進するため、屋外実証フィールドを整備しており、実証フィールドで建設機械の通信に必要となるローカル5G無線局について、使用周波数帯拡張の制度化当日に、総務省へ無線局免許申請を行い、本日無線局免許取得となりました。1.無線局免許取得日令和3年 3月18日(木)2.無線局概要(1)設置場所国土技術政策総合研究所内(茨城県つくば市)関東地方整備局 関東技術事務所内(千葉県松戸市)(2)取組内容国土技術政策総合研究所及び関東地方整備局にローカル5G環境を屋外に整備し、建設機械の無人操作を行う。(3)周波数帯4.8GHz~4.9GHz(Sub6)「ローカル5Gとは」・地域や産業の個別のニーズに応じて、地域の企業や自治体等の様々な主体が、自らの事業のために利用できる5G無線通信システム「Sub6 とは」・5Gで利用可能な周波数帯のうち6GHz帯に近い周波数帯のこと。ミリ波帯(28GHz帯)と比較すると遮蔽物に強く電波到達性が高い。<添付資料> ① 国土交通省 国の機関として初めてのローカル5G 無線局免許取得 添付資料報道発表資料(PDF形式)<問い合わせ先> 国土交通省 大臣官房 技術調査課 電気通信室 小嶋、小林 電話:03-5253-8111(内線 22364)、03-5253-8223(直通) FAX:03-5253-1536出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000788.html)
2021/03/18 15:12 KENKEY
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無人化施工を上空から“自撮り”!フジタが長時間飛べる有線ドローンを開発
無人の重機を遠隔操作して土工などを行う「無人化施工」の現場では、離れたところにいるオペレーターに現場の映像を伝えるため、施工する重機はもちろん、その周辺にもカメラを積んだカメラ台車を配置するなど、大がかりな設備が必要でした。しかし、カメラ台車の配置が難しかったり、映像の切り替えに人手がかかったりという課題もありました。そこでフジタは、カメラ問題を省力化するため、画期的な装置を開発しました。無人化施工を行う重機から、ナ、ナ、ナ、ナント、有線給電ドローンを放ち、重機の上空から長時間、現場を実況中継するものなのです。(フジタのプレスリリースはこちら) 有線給電ドローンを装備した無人化施工用のバックホー(以下の写真、資料:フジタ) ドローンで上空から撮影した映像の例 このシステムは「建機追従型有線給電ドローン」というものです。一般的なドローンは内蔵バッテリーで電力を供給しますが、有線給電ドローンは文字通り、給電ケーブルから無限に電力が供給されるので、非常に長時間の効果が可能です。ドローンは重機の運転席の上に設置した小型のヘリパッドで離着陸を行い、重機を追いかけながら自動的に追従飛行します。カメラは光学ズームや光学防振機能が付いており、高画質な映像を撮影できます。ドローンの操作は、タッチパネル式のパソコンで直感的に行えます。また給電ケーブルは、ヘリパッドに内蔵した自動巻き取り装置で長さを調整するので絡み事故を防止します。 重機に設置された小型ヘリパッド タッチパネルによるドローンの操作画面 では、無人重機は誰が運転しているのかというと、「ロボQS」という遠隔操縦ロボットです。フジタが、国土交通省 九州地方整備局 九州技術事務所、IHIと共同開発したものです。 遠隔操縦ロボット「ロボQS」。初代に比べてかなり小型化された 以前のロボQは、人間のような形をしており、操縦席にどっかりと座っていましたが、ロボQSはかなり小型化が進みました。いざというときは、ロボQSの上に人間が座って手動操縦することも可能です。以前から凧(たこ)にカメラを取り付けて飛ばし、空撮する「凧カメラ(カイトフォト)」というものがありましたが、このシステムは、凧カメラのイノベーションとも言えますね。
2020/03/06 10:58 株式会社イエイリ・ラボ
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複数の建機を自動連携!キャタピラーと大成建設が無人化施工の実現目指す
大成建設は工事現場の生産性を上げるため、ここ数年「T-iROBO」シリーズと呼ばれる様々な建設ロボットを開発してきました。 現場を無人清掃する「T-iROBO Cleaner」やダム湖に潜って湖底を可視化する「T-iROBO UW」、コンクリート床版の鉄筋結束を自動化する「T-iROBO Rebar」、床仕上げを行う「T-iROBO Slab Finisher」などを紹介してきました。 その大成建設は、土工の生産性をさらに高めるため、キャタピラージャパンとタッグを組み、 ナ、ナ、ナ、ナント、 複数の建機を自動連携 させた無人化施工の実現を目指す取り組みを始めたのです。(キャタピラージャパンのプレスリリースはこちら) 開発のベースマシンとなるのは、電子制御が可能なキャタピラージャパンの次世代油圧ショベル「Cat320」で、掘削やダンプトラックへの積み込み作業などを自動化する技術開発に着手しました。 複数の建機による無人化施工を目指すベースマシンとなる油圧ショベル「Cat320」(以下の写真:キャタピラージャパン) 両社は開発の第一段階として、2014年に開発した巨岩を自動的に小割りする「T-iROBO Breaker」にCat320を実装し、2018年6月に作動テストを行いました。 その結果、Cat320は本体の改造なしで自律割岩システムを作動させることができ、直径1.5m級の岩を90%以上の高い精度で自律作業を行うことができました。 第一段階として実施した自律制御による割岩作業 続いて、第二段階として2018年7月から土砂ピットの掘削とダンプトラックへの積み込み作業を自動化するアルゴリズムの開発を行い、熟練工の運転技術をデータ化。基本的な掘削・積み込み作業の自動化と、ダンプトラックとの連携に注力してきました。 第二段階として取り組んだ自律制御による掘削・積み込み作業の自動化 Cat320には「CAN(Controller Area Network)」と呼ばれるネットワーク規格を採用しており、建設機械内部の各システムやセンサーを統合・連携させた制御が可能になっています。 今回の開発では、CANと外部との相互通信をシンプルかつ高速に行えるようにしました。さすが、もともとICT化が進んだマシンを使うと、無人化施工の技術開発もスピーディーに進みそうですね。 今後、キャタピラージャパンは AIの活用も視野 に入れて、建設機械の作業自動化や無人化施工技術の確立を目指していくとのことです。 土工現場も自動車工場と同じように、無人のロボ集団が黙々と施工を行う時代が、すぐそこまで来ているのかもしれませんね。
2019/05/07 14:59 株式会社イエイリ・ラボ
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