ヒューマンタッチ総研独自分析 建設業関連 6 業種における 2021 年 3 月期第 3 四半期決算から見る市場動向
■ヒューマンタッチ総研所長・髙本和幸(ヒューマンタッチ代表取締役)のコメント
建設業関連 6 業種の各主要 10 社合計の売上高と純利益の前年同四半期比増減率を見ると、土木工事業と電気設備工 事業の純利益が前年同四半期を上回り堅調な決算でしたが、ゼネコン、管工事業、プラント・エンジニアリング業では純利益が大幅に減少しており厳しい経営状況であることがわかります(図表⑦)。
売上高は 6 業種すべてで前年同四半期割れでしたが、住宅・マンション建設業は▲0.3%、土木工事業は▲0.4%と、ほぼ前年並みをキープしています。
また、全体で計 16 社が純利益を上方修正していることから見ても、新型コロナウイルス感染症拡大が建設業の経営に与えた影響は、各社の予想を上回るものではなかったと考えられます。
ただし、新型コロナウイルス感染症拡大が日本経済全体に与えた影響は大きく、今後の民間の建設投資の回復には不透明な要素も多く見られることから、2021 年 3 月期決算が予想通りで着地できるのか、来期 (2022 年 3 月期)についてはどのような状況になるのかについて引き続き注視していきたいと思います。
■ヒューマンタッチ総研とは
「ヒューマンタッチ総研」は、ヒューマンタッチ株式会社が運営する、建設業界に関する各種データを基に将来の姿を予測する研究所です。
「ヒューマンタッチ総研」は、建設業界の人材動向を中心に市場動向、未来予測などの調査・分析を行い、 独自調査レポートや定期的なマンスリーレポート、そして建設 ICT の最新ソリューションを紹介する各種セミナーの企画・運営など、建設業界に関わる様々な情報発信をしています。
建設業界の人材不足を改善するために、 ICT導入による「生産性向上」や魅力ある業界への転換としての「働き方改革」を推奨し、建設業界に関わる各種データや業界を超えた様々な情報の調査・分析から、建設業界の明るい未来につながる発信をしてまいります。
●ヒューマンタッチ総研 WEB サイト:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
■ヒューマングループについて
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、IT と多岐にわたる事業を展開しています。1985 年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げら れた SDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGs への貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。
●ヒューマンホールディングス WEB サイト:https://www.athuman.com/
会社概要
ヒューマンタッチ株式会社
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿 7-5-25 西新宿プライムスクエア 1F
●資本金:1 億円
●コーポレートサイト URL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイト URL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
<このレポートに関するお問い合わせ>
ヒューマンタッチ株式会社 ヒューマンタッチ総研担当
TEL:03-6872-1027
E-mail:htsouken@athuman.com
<ヒューマングループに関するお問い合わせ>
ヒューマングループ 広報担当:原、安永
E-mail: kouhou@athuman.com
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最終更新:2021/03/0413:03