最近の機械貿易動向（9 月）～機械輸出額 23 ヶ月連続対前年同月比減少～
2020/11/2712:45配信
（４）業種別動向～21 業種中 7 業種が前年同月比で増加、そのうち 2 業種が二桁の増加～
１）業種別では、電子ディバイス(3.3%増)をはじめ、7 業種が前年同月比で増加し(8 月は鉄道車両のみが増加)、そのうち農業機械(10.3%増)、鉄道車両(55.3%増)の 2 業種が二桁の増加であった。機械全体では 5.2%の減少となった｡
２）前年同月比で減少した 14 業種のうち、二桁の減少となったのは、軽機械(10.0%減)はじめ、船舶 (43.7%減)、建設機械(19.2%減)等 10 業種となり(8 月は 13 業種)、一桁以下の減少にとどまったのは、 自動車(2.6%減)、産業機械(0.8%減)はじめ 4 業種であった。
（５）機種別動向～鉄道車両等が大幅増加、携帯電話、船舶、航空機部品等が大幅減少～
１）10％以上の伸び率を示した機種は、①ASEAN・南アジア(主としてタイ)、その他地域(主としてカター ル)向け鉄道車両(55.3%増)、②中国、北米、韓国・台湾向け電気・電子計測器(18.2%増)、③中国、韓国・台湾向け半導体製造装置(16.3%増)、④北米、中国向け電動機(15.0%増)、⑤北米向け農業機械 (10.3%増)の 5 機種であった。
２）一方、最も落ち込み幅が大きいのが、携帯電話(45.0%減)、船舶(43.7%減)、航空機部品(42.9%減)、 時計(30.6%減)等であった｡
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最終更新：2020/12/0317:52
