「ヒューマンホールディングス」のタグ一覧 (7件中1~7件を表示)
-
ヒューマンリソシア BIM/CIM 導入時の課題解決! 9 月 14 日(木)12 時 無料ウェビナー開催 Web メディア『建設 HR』×日建連・杉浦伸哉氏
2021 年 8 月 27 日ヒューマンリソシア株式会社 総合人材サービス事業を行うヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋 貢、以下「当社」)が運営する、建設業界のお困りごとに寄り添うオウンドメディア『建設 HR』は、9月 14日(火)に、BIM/CIM 導入の際の課題や解決方法について、Zoomを利用したオンラインセミナー(ウェビナー)開催を決定し、申込受付を開始しました。 ウェビナーは、「BIM/CIM 導入を検討している、または導入したものの活用しきれていない」や、「BIM/CIM 導入・運用の必要な人材が不足しており、なかなか採用も進まない」といった課題を抱える部門責任者・人事担当者の方を対象に開催します。事前登録制で定員は先着200名様、参加費は無料です。【本件のポイント】●建設業界人のお困りごとに寄りそうオウンドメディアとして新規開設した『建設 HR』主催の無料オンラインセミナー●日建連 杉浦伸哉氏を招き、9 月 14 日(火)のランチタイムに開催●BIM/CIM 導入に係る課題解決につながる成功事例や人材採用・育成のポイントなどについて講演 ■オンラインセミナー(ウェビナー)について 国土交通省は 2023 年度までに小規模を除くすべての公共工事で BIM/CIM の原則化に向け、段階的に適用拡大を図っていますが、大手ゼネコンを中心に普及が進む一方、業界全体で見ると、なかなか普及が進んでいない状況が見られます。 そこで『建設 HR』は、課題解決につながる成功事例や人材採用・育成のポイントなどについて、BIM/CIMの取組み第一人者である、日本建設業連合会の杉浦伸哉氏を講師に迎え、「日建連 杉浦氏がやさしく教える BIM/CIM 導入成功のための人材活用術」と題したオンラインセミナーを企画しました。 ランチを取りながら、またはご休憩がてら参加いただける無料ランチタイムウェビナーです。<セミナー開催概要> 日 時: 2021 年 9 月 14 日(火)12:00~13:00(開始 10 分前よりログイン可能です) 費 用: 無料 会 場: Zoom 利用によるオンラインセミナー 申込方法: 事前申込(締切:9 月 12 日(月)11 時 59 分) 定 員: 200 名 主 催: 『建設 HR』(ヒューマンリソシア株式会社) <参加申込み> 下記のセミナー案内 WEB ページ内の申込みフォームに必要事項を入力の上、送信してください URL: https://kensetsu-hr.resocia.jp/event/202109/ <セミナープログラム概要> 「日建連 杉浦氏がやさしく教える BIM/CIM 導入成功のための人材活用術」 講演者:一般社団法人 日本建設業連合会 i-CON 技術 TF リーダ 杉浦伸哉氏 (聞き手:『建設 HR』編集部)1.BIM/CIM がもたらすメリット 2.BIM/CIM 普及の現況 3.BIM/CIM 推進を阻む要因 4.BIM/CIM 人材獲得&育成のベストプラクティス 5.建築・土木領域での BIM/CIM 導入成功事例紹介 6.質疑応答 ※講演内容の一部が予告なく変更となる場合がありますので予めご了承ください。<セミナー参加方法>本イベントは Zoom(無料アプリ)にて開催いたします。参加用ログインURLは、当日開始前までに申込時のメールアドレス宛てにお送りします。
2021/09/07 16:30 KENKEY
-
ヒューマンタッチ総研が独自分析 建設業主要各社の2020年3月期決算と21年3月期予想から見る市場動向
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、総合工事業(ゼネコン)、土木工事業、電気設備工事業、管工事業、住宅不動産業、プラント・エンジニアリング業の 6 業種に分けて、2020 年 3 月期通期決算から見る市場動向をまとめました。 【本件のポイント】 ・6 業種別主要上場企業各 10 社の 2020 年 3 月期通期の決算から見る建設市場動向をまとめた ・2020 年 3 月期の決算は、6 業種ともに好調な結果 ・2021 年 3 月期については、各業種ともに新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響が懸念されている <総合工事業(ゼネコン)> ■8 社が増収となるも収益性は低下傾向、新型コロナウイルス感染症の影響もあり 21 年 3 月期は 6 社が減収減益予想 売上高は 8 社が前期を上回り、10 社合計の売上高は前期を 2.1%上回っています(図表①)。大林組とフジタ(単体)は過去最高の売上高となりました。しかし、営業利益、経常利益は 6 社が前期割れ、純利益についても 7 社が前期割れとなっており、10 社合計では営業利益が前期比 2.5%減、経常利益が同 3.4%減、純利益が同 6.9%減であり、収益性は低下傾向です。 2021 年 3 月期の業績予想を見ると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を織り込んだ数値を発表した 7 社のうち 6 社は大幅な減収減益予想になっており、厳しい経営環境が予測されています(図表②)。 <土木工事業> ■8 社が増収増益となり好調な決算、21 年 3 月期についても比較的落ち込みは小さい 売上高は 9 社が前年を上回り、8 社が増収増益となっています(図表③)。10 社合計の売上高は前期比 5.0%増、営業利益は同 2.8%増、経常利益は同 2.5%増、純利益は同 14.0%増となっており、土木工事業界は非常に好調な決算となっています。 2021 年 3 月期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を織り込まない予想を発表した 4 社(NIPPO、日本道路、東洋建設、ピーエス三菱)では売上高が前期を上回る予想となっています(図表④)。影響を織り込み済みの数値を発表した 4 社(大豊建設、川田テクノロジーズ、飛鳥建設、東亜道路工業)は前期割れの売上高予想となっていますが、総合工事業ほどの落ち込みにはなっていません。 売上の中心となる公共投資による土木工事が堅調に推移すると見られていることから、2021 年 3 月期についても土木工事業の落ち込みは、他業種に比べ比較的小さくなるのではないかと考えられます。
2020/06/30 12:34 ヒューマンタッチ総研
-
国内の人材市場動向数値 (建設業界編)
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 5月まとめ ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的 データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2020 年 5 月』を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。▼ 今月のトピックス厚生労働省が民営職業紹介事業者の運営状況をまとめた「2018年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」が今年3月31日に発表されました。今回は、この報告書と同じく厚生労働省がハローワークでの就職動向をまとめた「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」から、建設技術者の転職動向について、有料職業紹介所とハローワークを比較分析します。建設技術者の転職件数、2018年度は有料職業紹介所がハローワークを上回る有料職業紹介所とハローワークの建設技術者の転職者数の推移を比較してみると、2014年度には有料職業紹介所が6,235件、ハローワークが15,660件とハローワークが圧倒的に多くなっていました(図表①)。しかし、その後ハローワークは減少傾向が続く一方、有料職業紹介所での就職件数は増加を続け、2018年度には有料職業紹介所が13,650件、ハローワークが10,836件と逆転しました。 出典:厚生労働省「職業紹介事業報告書」「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より作成 ハローワークの建設技術者の新規求職申込件数は減少、有料職業紹介所は一気に増加次に建設技術者の新規求職申込件数の推移を比較してみると、ハローワークでの新規求職申込件数は2014年度の41,217件から年々減少して、2018年度には31,843件と1万件近くも減少しています(図表②)。一方、有料職業紹介所の新規求職申込件数は2014年度の64,105件から一気に増加して、2018年度には115,469件に達しています。 出典:厚生労働省「職業紹介事業報告書」「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より作成 このように建設技術者の転職件数も新規求職申込件数も有料職業紹介所がハローワークを上回るようになり、建設技術者の転職チャネルの中心はハローワークから有料職業紹介所に移ったと言えそうです。
2020/05/15 11:52 ヒューマンタッチ総研
-
ヒューマンタッチ総研 新型コロナで注目のテレワークで建設技術者に独自アンケート
職場全体での導入率は 36.7%だが、小規模企業では遅れも ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、建設技術者の転職活動に与えた影響について、緊急アンケート調査を実施しました。【本件のポイント】・建設技術者の職場では 36.7%でテレワークを導入済み・「従業員規模 100 人未満」の企業では導入率 20.8%、小規模企業でのテレワーク導入が遅れている・設計職の導入率は 43.2%に対し、施工管理職は 27.5%と職種でも差新型コロナウイルス感染拡大に伴い、テレワークの導入が様々な企業で推進されています。今回は、ヒューマンタッチ株式会社に登録している建設技術者を対象に 4 月に実施した「新型コロナウイルスの感染拡大に関する転職活動意識調査」から、建設技術者の職場におけるテレワークの導入状況についてレポートします。■建設技術者の職場では 36.7%でテレワークを導入済み「新型コロナウイルスの感染拡大への対応策として、あなたの就業している職場では、テレワークによる在宅勤務が導入されているか?」という質問に対して「すでに導入されている」と回答した人の比率は 36.7%でした(図表①)。「今後導入される予定である」の 20.8%を加えると、57.5%の職場においてテレワークの導入が進められていることになります。一方、「導入される予定がない」も 4 割以上を占めました。 ■「従業員規模 100 人未満」の企業では導入率 20.8%、小規模企業でのテレワーク導入が遅れている調査対象者が働いている企業規模別にみると、従業員数100 人未満の企業では「すでに導入されている」が20.8%にとどまる一方、「導入される予定は今のところない」が 60.4%に達しており、小規模な企業においては建設技術者のテレワークが進まない状況であると言えそうです(図表②)。一方、従業員数 500 人~999 人では「すでに導入されている」が58.1%、従業員数 1000 人~2,999 人では同 42.1%、従業員数 3,000 人以上では同 57.6%となっており、規模の大きい企業では建設技術職におけるテレワーク導入が比較的進んでいることが分かります。
2020/05/12 11:30 ヒューマンタッチ総研
-
ヒューマンタッチ総研が建設技術者の転職活動への影響で独自アンケート
新型コロナウイルスの感染拡大で 3 割超に影響、転職意欲低下の声も ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、建設技術者の転職活動に与えた影響について、緊急アンケート調査を実施しました。【本件のポイント】・3 割超が新型コロナウイルスの感染拡大が転職活動に影響を与えたと回答・建設技術者からは「転職意欲が低下」、「転職活動を中止」の動きも存在・「面接が中止(延期)」、「希望企業が採用を中止」といった企業側に起因する影響も新型コロナウイルス感染拡大に伴い、経済活動が低迷し景気が一気に悪化することが懸念されています。今回は、ヒューマンタッチ株式会社に登録している建設技術者を対象に、今月上旬に実施した「新型コロナウイルスの感染拡大に関する転 職活動意識調査」から、新型コロナウイルス感染拡大が建設技術者の転職活動に与えた影響についてレポートします。3 割超が新型コロナウイルスの感染拡大が転職活動に影響を与えたと回答「新型コロナウイルスの感染拡大が転職活動に影響を与えたか」という質問に対して、「影響を与えた」と回答した人の比率は 30.6%であり、3 割超の人が転職活動に何らかの影響を受けていることが分かりました(図表①)。 大手企業で働く建設技術者のほうが影響を受けた人が多い建設技術者が現在働いている企業規模別にみると、従業員数 100 人未満では「影響を与えた」が23.7%であるが、500 人~999 人では 35.5%、1,000 人~2,999 人では 37.5%、3,000 人以上では 36.1%となり、企業規模が大きいところで働いているほうが、より影響を受けています(図表②)。
2020/04/30 11:30 ヒューマンタッチ総研
-
国内の人材市場動向数値 (建設業界編)
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 4 月まとめ ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新 宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的 データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2020 年 4 月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。今月のトピックス建設技術者の有効求人倍率が 4 年 8 カ月ぶりに前年同月を下回る2020 年 2 月の建設技術者の有効求人倍率は前年同期比 0.13 ポイント減の6.65 倍となり、実に 4 年 8 カ月ぶりに前年同月を下回りました。有効求人倍率の前年同月比増減を長期時系列で見ると、2015 年 6 月(前年同月比 0.03 ポイント増)以降連続して前年同月を上回り、16 年 10 月、12 月には同 1.03 ポイント増と大幅な上昇になりましたが、20 年 1 月には同0.04 ポイント増と上昇幅は一気に小さくなっていました(図表①)。また、有効求人倍率の推移を見ると、19 年 12 月に過去最高の 7.50 倍に達した後、20 年 1 月は 6.86 倍、2 月は 6.65 倍と 2 カ月連続で低下しています(図表②)。年々ひっ迫してきた建設技術者の需給ギャップはここにきて踊り場を迎え、今後については、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、徐々に 緩和されていくのではないかと考えられます。 出典:図表①②ともに厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より作成 建設業界の最新雇用関連データ(2020 年 3 月 31 日総務省・厚生労働省公表)1.建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数建設業の就業者数は 503 万人(前年同月比 101.4%)、雇用者数は 411 万人(同 102.8%)となり共に増加した。 出典:総務省「労働力調査」より作成 公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は 64,012 人(同 88.3%)と前月に続き大幅に減少した。 出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成 2.建設技術職の雇用動向ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は、4 年 8 カ月ぶりに前年同月比で低下に転じ、6.65 倍(前年同月比 0.13 ポイント減)となった。有効求人数は前年同月比 95.2%、新規求人数は同 89.6%となり、ともに 2 カ月連続で前年を下回り、建設業各社の求人意欲は低下傾向であるとみられる。 出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
2020/04/22 11:30 ヒューマンタッチ総研
-
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に建設業のテレワーク導入は進むか
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、新型コロナウイルスの感染拡大を契機とした建設業におけるテレワーク導入の方向性について、これまでの動向を踏まえて独自レポートします。【本件のポイント】 ・新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、建設業におけるテレワーク導入状況を検証 ・テレワーク導入により、建設業でも感染リスクを低下させることが可能だと考えられる ・建設業に進んできたテレワーク導入が、新型コロナウイルス対策を契機として、さらに増加する余地がある ■新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、建設業におけるテレワーク導入促進を 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が建設業にも多大な影響を与えています。建設技術者や建設技能工に感染者が発生した場合には、着工の遅れや工事の一時停止等で多大な影響を被ることになり、特に中小の建設業各社にとっては、“存亡の危機”に立たされる危険性があることも否定できません。このような状況の中、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、テレワークを活用した在宅勤務が多くの会社で導入されています。本レポートは、建設業におけるテレワークの導入状況を検証するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大という状況を踏まえて、今後の建設業におけるテレワーク導入の方向性について検討します。 ■テレワーク導入により建設業でも感染リスクを低下可能 テレワークとは情報通信技術を活用して、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をすることであり、出勤しないで自宅を就業場所とする「在宅勤務」、移動中や建設現場などを就業場所とする「モバイルワーク」、固定されたオフィス以外の遠隔勤務用のオフィスを就業場所とする「サテライトオフィス勤務」の 3 つの形態に分けられています。業務の特性に合わせてこれらの働き方を活用することで、建設業においても新型コロナウイルス感染のリスクを低下させることが可能であると考えられます。例えば、設計情報をクラウドで共有することにより設計技術者が在宅で設計業務を行ったり、WEB会議システムを使うことにより在宅勤務者同士で打ち合わせを実施したりすることで、感染リスクを下げることができます。また、施工管理のような現場での作業が中心となる職種についても、日報の作成、現場写真や図面の管理といった事務仕事をオフィスに戻ることなく建設現場や自宅で行うことで、移動による感染リスクを低下することができます。 ■建設業におけるテレワーク導入は急速に進んでいる 総務省の「平成30年(2018 年)通信利用動向調査」でテレワークの導入率を産業別に見ると、最も導入率が高いのは情報通信業の39.9%、次いで金融・保険業が37.6%、製造業が20.8%、卸売・小売業が19.9%、建設業が18.8%と続いています(図表①)。建設業は全体平均(19.0%)と同水準ですが、過去の推移を見ると2016年 9.5%、2017年 12.1%、2018年18.8%と年々上昇しており、この 2 年間で建設業におけるテレワーク導入が急速に進んでいることが分かります(図表②)。 この背景には、建設業では時間外労働の多さや週休 2 日制導入の遅れなどからワークライフバランスの改善が大きな課題になっており、テレワーク活用による業務改善の必要性が高まったことがあるのではないかと考えられます。また、厳しい人手不足により生産性向上が必須となったことも、テレワーク活用を後押ししたと考えられます。 ■危機対応のためのテレワーク導入は 15%、今後増加の余地 このように、建設業においてはここ2年間でテレワークの導入が急速に進んできましたが、そこに新型コロナウイルス感染拡大といった緊急事態が重なり、テレワークの重要性がさらに高まっています。総務省の「平成 30 年(2018 年)通信利用動向調査」によると、建設業以外の業種を含め、テレワーク導入の目的として多いのは「定型的業務の効率性の向上」(56.1%)や「勤務者の移動時間の短縮」(48.5%)であり、「非常時(地震、新型インフルエンザ等)の事業継続に備えて」は 15.1%にとどまっています(図表③)。ただし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今後については非常時の危機対応策として、テレワークの導入を図る企業が増える余地があるのではないかと考えられます。 出典:総務省「通信利用動向調査」より作成 ■ヒューマンタッチ総研所長・髙本和幸(ヒューマンタッチ代表取締役)のコメント 建設業のように現場での業務が多い業種ではテレワークを活用しにくいということもよく 言われますが、設計、施工、検査、維持管理といった建設生産の各プロセスにおいても テレワークを活用して業務のやり方を改革する余地はまだまだあるのではないかと考え られます。 今こそ、新型コロナウイルス対策を契機として、バックオフィス業務だけではなく設計や施工管理といった現場での業務にまでテレワークの適用範囲を拡大して、パンデミックをはじめとした様々な危機に対応できる柔軟性の高い業務モデルを一気に構築する機会とすべきではないでしょうか。 会社概要 ヒューマンタッチ株式会社 ●代表者:代表取締役 髙本 和幸 ●所在地:東京都新宿区西新宿 7-5-25 西新宿プライムスクエア 1F ●資本金:1 億円 ●コーポレートサイト URL:https://human-touch.jp/ ●ヒューマンタッチ総研サイト URL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/ <このレポートに関するお問い合わせ> ヒューマンタッチ株式会社 ヒューマンタッチ総研担当 TEL:03-6872-1027 E-mail: htsouken@athuman.com <このリリースに関するお問い合わせ> ヒューマングループ 広報担当:外川まで TEL:03-6846-8002 FAX:03-6846-1220 E-mail: kouhou@athuman.com
2020/04/02 11:15 ヒューマンタッチ総研
- 1
- 1
新着お知らせ
ニュースアクセスランキング
-
1
三菱ふそう 燃費性能を向上した新型6R30エンジンを搭載し、フルモデルチェンジした大型トラック「スー...
2023/10/2611:31 三菱ふそうトラック・バス株式会社
-
2
BHP 社サウス・フランク鉄鉱山(西オーストラリア ピルバラ地区)へ 41 台の超大型ダンプトラック...
2019/09/0511:12 株式会社小松製作所
-
3
国交省がiPhoneによる点群計測を正式採用へ! 小規模ICT施工への2022年度導入を目指す
2021/09/0817:30 株式会社イエイリ・ラボ
-
4
清水建設の新東名現場を直撃! そこは“i-Constructionの総合商社”だった
2020/11/0417:50 株式会社イエイリ・ラボ
-
5
三菱ふそう 金沢支店を移転しオープン
2021/07/2618:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社