国内の人材市場動向数値 (建設業界編)

2020/05/1511:52配信

建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ  5月まとめ

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的 データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report  2020 年 5 月』を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。

▼ 今月のトピックス

厚生労働省が民営職業紹介事業者の運営状況をまとめた「2018年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」が今年3月31日に発表されました。今回は、この報告書と同じく厚生労働省がハローワークでの就職動向をまとめた「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」から、建設技術者の転職動向について、有料職業紹介所とハローワークを比較分析します。

建設技術者の転職件数、2018年度は有料職業紹介所がハローワークを上回る

有料職業紹介所とハローワークの建設技術者の転職者数の推移を比較してみると、2014年度には有料職業紹介所が6,235件、ハローワークが15,660件とハローワークが圧倒的に多くなっていました(図表①)。しかし、その後ハローワークは減少傾向が続く一方、有料職業紹介所での就職件数は増加を続け、2018年度には有料職業紹介所が13,650件、ハローワークが10,836件と逆転しました。

出典:厚生労働省「職業紹介事業報告書」「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より作成

ハローワークの建設技術者の新規求職申込件数は減少、有料職業紹介所は一気に増加

次に建設技術者の新規求職申込件数の推移を比較してみると、ハローワークでの新規求職申込件数は2014年度の41,217件から年々減少して、2018年度には31,843件と1万件近くも減少しています(図表②)。一方、有料職業紹介所の新規求職申込件数は2014年度の64,105件から一気に増加して、2018年度には115,469件に達しています。

出典:厚生労働省「職業紹介事業報告書」「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」より作成

このように建設技術者の転職件数も新規求職申込件数も有料職業紹介所がハローワークを上回るようになり、建設技術者の転職チャネルの中心はハローワークから有料職業紹介所に移ったと言えそうです。

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最終更新:2020/05/1514:42

ヒューマンタッチ総研

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