「コマツ」のタグ一覧 (202件中101~120件を表示)
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コマツ、中国合弁「小松山推」への山推工程機械からの出資解消に合意
2021 年 10 月 29 日 コマツ(社長:小川啓之)は、山推工程機械股份有限公司(中国山東省 以下、「山推」)などとの合弁事業である小松山推建機公司(中国山東省 以下、「小松山推」)について、山推からの出資を解消することに合意いたしましたので、お知らせいたします。 当社は、1995 年に中国山東省済寧市において、現地の建設機械メーカーである山推などと油圧ショベルの生産会社である小松山推を合弁で設立し、主に中国国内市場向けに製品を供給してきました。 今般、小松山推を取り巻く近年の事業環境の変化等を鑑み、今後の事業の方向性について山推と協議を進めた結果、 両社は、それぞれが独自に建設機械事業を推進することに合意し、山推からの出資を解消することといたしました。 本件は 2021 年度中に順次手続を進めていきますが、お客さまへの製品供給への影響はなく、また本件に関する連結業績への影響は軽微です。 <小松山推の概要> ・名 称:小松山推建機公司 ・所在地:山東省済寧市 ・代表者:董事長 張全旺 ・事業内容:建設機械の製造 ・資本金:21 百万米ドル ・設立年月:1995 年 7 月 ・出資比率:コマツグループ 60%、山推 30%、住友商事株式会社 10%
2021/10/29 15:38 株式会社小松製作所
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コマツ、坑内掘りハードロック向け鉱山機械を電動化
―米国プロテラ社との2つ目の協業を発表― 2021 年 10 月 27 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび坑内掘りハードロック向けの鉱山機械の電動化の実現に向け、米国のプロテラ社(会長(兼)CEO: Jack Allen)よりリチウムイオンバッテリーシステムの供給を受ける協業契約を締結しました。坑内掘りハードロック向けの鉱山機械であるバッテリーLHD(ロードホールダンプ)、ドリル(ドリルジャンボ)、ボルタ(ロックボルト打設機)の電動化開発を進め、21年度より順次試作機の完成、2022年度の量産開始を目指します。 (プロテラ社のバッテリーを搭載したバッテリーLHD のイメージ) 気候変動への意識の高まりや環境問題の深刻化に対応するため、コマツは坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の生産再編を進めると同時に、坑内掘りハードロック向け鉱山機械の開発については、「No Blasting(発破の必要がない掘削性能), No Batch(バッチ処理をおこなわない連続掘削), No Diesel(ディーゼル不使用)」というスローガンを掲げて注力してきました。 プロテラ社は、商用車の電動化技術のリーディングカンパニーであり、世界の各分野の高負荷や商用の車両向けにバッテリーシステムと電動化技術を提供しています。このたびのプロテラ社との協業は、このスローガンを具現化する取り組みの一つであり、大気汚染や騒音を軽減することが期待されます。特に、安全性と耐久性が重要視される坑内の採掘現場において、プロテラ社のバッテリーは特徴ある構造と制御技術により優れた性能を発揮します。 (プロテラ社のバッテリーを搭載したドリルのイメージ) コマツとプロテラ社は、中小型の油圧ショベルの電動化において、高性能バッテリーと周辺機器の提供を受けるとともに、実証実験の戦略的パートナーの1社として協業を開始しており、今回はそれに次ぐ2つめの協業となります。 コマツは中期経営計画において、2030 年目標として 2010 年比で CO2 排出量の 50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げており、その延長として 2050 年までに CO2 の排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに掲げました。また鉱山オペレーションにおける温室効果ガス(GHG)削減を加速するため、コマツのお客さまである大手鉱山企業とともに「コマツ GHG アライアンス」を発足させるなど、世界的な気候変動への意識の高まりが加速する中、積極的に取り組みを進めています。 これまで培ってきたハイブリッド建設機械やバッテリー駆動式ミニショベルの技術も活かし、また今後は様々な戦略的パートナーとも協業を進めながら、お客さまの鉱山オペレーションの変革の実現に向けて取り組んでまいります。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。[プロテラ社の概要]社名: Proterra Inc設立:2004 年 1 月 所在地:米国 カリフォルニア州代表者:会長(兼)CEO Jack Allen事業内容: 商用車の電動化技術のリーディングカンパニー
2021/10/27 18:22 株式会社小松製作所
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欧州初 コマツ、Boliden社アイティク銅鉱山(スウェーデン)へ 無人ダンプトラック運行システム(AHS)を導入
2021 年 10 月 25 日 コマツ(社長:小川啓之)は、スウェーデンの資源大手 Boliden 社が保有する欧州最大級のアイティク銅鉱山 (スウェーデン)向けに、コマツとして欧州では初めてとなる無人ダンプトラック運行システム (Autonomous Haulage System 以下 AHS)を導入し、超大型ダンプトラック 930E-5 計 11 台が稼働予定です。 写真:アイティク銅鉱山で稼働する有人の超大型ダンプトラック(提供 Boliden) Boliden 社は、探鉱、採掘、精錬、リサイクルなどを中心に事業を展開しており、持続可能な資源開発に注力するマイニング大手です。Boliden社には、コマツとして欧州で初めてディーゼルエレクトリック式の超大型ダンプトラックを 2 年前に北欧の他鉱山に納入して以来、着実に実績を積み上げてきたことが、今回の AHS 導入に繋がったものです。このたびの導入は、既にアイティク銅鉱山で稼働している有人稼働のトラ ックの無人稼働を可能とするレトロフィットキットの装着も含めて11台の超大型ダンプトラックを AHS で運行するもので、コマツとして欧州で初めての AHS 導入となります。 AHS は、コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、世界 4 カ国 15 鉱山で稼働しており、累計稼働台数は 400 台、累計総運搬量 40 億トンを達成しています。稼働環境の異なる鉱山現場で稼働実績を蓄積した AHS は、世界各国の資源大手よりその安全性・生産性に対して高い評価を得ています。 現代社会に欠かせない鉱物資源は、その入手や採掘がますます困難になってきています。コマツは、これまで培ってきた運用経験や技術・ノウハウを結集し、Boliden 社と共に安全で生産性の高い鉱山オペレーションを実現することで、同社が掲げる GHG 削減や持続可能な開発の達成に貢献して参ります。
2021/10/25 18:27 株式会社小松製作所
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コマツ 電動式フォークリフト「FE25-2/FE30-2」がグッドデザイン賞を受賞
2021 年 10 月 20 日 コマツ(社長︓小川啓之)はこのたび、電動式フォークリフト「FE25/30-2」について、公益財団法人日本デザイン振興会が運営する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しました。グッドデザイン賞は、1957 年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。コマツは 2019 年度にもミニショベル「バッテリー駆動式ミニショベル」とホイールローダー「WA470-10」で同賞を受賞しており、2年ぶりの受賞となります。 【2021 年度グッドデザイン賞を受賞した FE25-2】 今回の受賞は、電動式フォークリフトでありながらエンジン式に匹敵する力強さを表現した点や、側面のルーバー部分から縦長のリアランプにつなげた造形処理の美しさといった優れた外観のデザイン性、また多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイが高い評価を受けました。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創 造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現してまいります。【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】・電動式フォークリフト「FE25/30-2」「電動式フォークリフトというと小型というイメージが強いが、この車両は大径タイヤとサイドの黒いパネルのおかげで、エンジン式に匹敵する力強さが伝わってくる。しかもサイドのラインを斜めにして、躍動感を出しつつステップ位置を低め、黒いパネルには急速充電時の放熱用ルーバーを埋め込み、縦長のリアランプにつなげた処理からは、美しささえ伝わってくる。多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイにも感心した。」 ※当該機は、2021 年 3 月より発売開始した商品です。ニュースリリース︓電動式フォークリフト「FE25-2」、「FE30-2」を新発売https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2021/20210310 *グッドデザイン賞・・・デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957 年の開始 以来、シンボルマークの「G マーク」とともに広く親しまれてきました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、 システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。 参考︓グッドデザイン賞ウェブサイト https://www.g-mark.org/
2021/10/20 16:54 株式会社小松製作所
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コマツ 新市場区分における「プライム市場」の選択申請に関するお知らせ
2021 年 10 月 15 日 コマツ(社長:小川啓之)は、2021 年7月9日付で株式会社東京証券取引所(以下、「東証」)より 「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について」を受領し、当社が「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認しました。 この結果に基づき、本日開催の取締役会において新市場区分における「プライム市場」を選択し、 東証に申請することを決議いたしましたのでお知らせします。 今後は、東証が定めるスケジュールに従い、新市場区分の選択申請に係る所定の手続きを進めてまいります。
2021/10/15 16:57 株式会社小松製作所
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コマツ、ホイールローダーWA470 トンネル仕様車自動化対応車両を開発
-鹿島建設が進める山岳トンネル工事を対象とした自動化施工システムに協力- 2021 年 10 月 14 日 コマツ(社長:小川啓之)は、お客さまが自社で開発した自動化施工システムに対応するインターフェース機能を付加したホイールローダー「WA470 トンネル仕様車」を開発しました。 コマツは、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現するため、「モノ(建設機械の自動化・高度化)」と「コト(施工オペレーションの最適化)」の両方で施工のデジタルトランスフォーメーションを目指しています。その一方で、自社で自動化施工システムの開発に取り組むお客さまに向けては、「モノ」である自動化対応車両を開発・提供してまいります。 自動ホイールローダーによるずり搬出の様子 提供:鹿島建設株式会社 このたび、コマツは、鹿島建設株式会社(社長:天野裕正、以下「鹿島」)が進める山岳トンネル工事を対象に開発を進めている自動化施工システム「A4 CSELⓇ for Tunnel」の一要素であるずり出し作業(※1)の自動化に供する車両の開発に協力しました。コマツはホイールローダー「WA470 トンネル仕様車」に自動化対応が可能なインターフェースの製作を行う役割を担い、鹿島が開発した自動ズリ出し作業のための計測・制御プログラムを実行できる車両を提供しました。 当該機は、ベースマシンであるホイールローダー「WA470-8」の従来の性能を維持しつつ、鹿島が開発した自動化施工システムの指令に基いた稼働を可能にする機能やインターフェースを開発したものです。キャブ(運転席)内に追加搭載した自動/手動切替スイッチにより、オペレーターによる通常運転から自動運転へ切り替え、自動化システムからの指令・制御により、前後走行や停止といった基本的な稼働のほか、トンネル仕様車特有のサイドダンプバケット作業を可能とします。また、キャブ上部にはモードランプを追加搭載し、自動化対応車両の有人・自動・異常の状態が外から一目で判別できます。 コマツと鹿島は、土木・建設業界における「熟練技能者不足」や「作業現場の安全性確保」「生産性向上」などの課題解決に向けて、2013年に共同研究開発契約を締結しています。今後も両社の知見・技術力を活かし、土木・建設業界における早期の課題解決および生産性向上に向け、共同で自動化施工システムの開発・普及を加速してまいります。 コマツは、お客さまとともに安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※1:トンネル工事において発破後に切羽(坑道の先端)に発生した岩砕をホイールローダーですくい取り、 そこから後方に配置した破砕設備等に積み込む作業
2021/10/14 17:55 株式会社小松製作所
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コマツ「衝突検知警報システム」をホイールローダーへ標準搭載開始
-作業現場の安全性向上に貢献- 2021 年 10 月 04 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、独自開発した衝突検知警報システムなどの新たな機能を付加し(※1)、商品力を向上させたホイールローダー「WA270/320-8」を本年10月から国内市場において発売開始いたしました。 当該機は、従来の作業性能は維持しつつ、衝突検知警報システム、LED作業灯、多機能オーディオ、輪止めなどの新たな機能・装備を追加し、現場の安全性とオペレーターの快適性を向上させています。標準搭載した衝突検知警報システムは、本年同月に国内市場導入する電動式フォークリフト(FE25/30-2)にオプション搭載しているシステムと同様のものです。ホイールローダーの後進時に、車体後方に設置したレーダーで人・物・作業車両の接近を検知し、表示灯とブザーでキャブ内のオペレーターにお知らせします。ホイールローダーの車速や稼働範囲に連動した誤検知低減機能を独自開発・搭載し、生産性は維持しつつ安全性を向上させています。掘削時や積込時などバケット操作に気をとられがちな後進時の衝突事故の軽減に寄与し、お客さまの作業現場における安全性向上を実現します。 【衝突検知警報システムを使用した現場のイメージ図】 当システムは、「WA270/320-8」に標準搭載するとともに、既存の「WA270/320-8」にもレトロフィットが可能です。幅広いお客さまへ当システムをお届けすることで、建設現場の安全をサポートするシステムの普及を推進します。今後は、他機種への標準装備を順次展開するとともに市場要望の収集やサポートを行い、更なる安全支援システムの向上を目指します。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※1 衝突検知警報システムの標準搭載およびレトロフィット、また今回追加された装備品は 1 名キャブ仕様のみに対応しています。なお、オプションの組合せによっては装着できない場合があります。【新たに追加された主な特長】 1.衝突検知警報システム(1)衝突の危険度合いに応じた 2 段階警告レーダーで検知した対象との相対速度と距離から判定した、衝突の危険度合いに応じて、注意喚起範囲と警告範囲の 2 段階の範囲を設定しました。警告ブザーの断続音の違いで、危険度をオペレーターにお知らせします。 (2)車両の状態に連動した警告範囲(誤検知低減機能)ホイールローダー向けに開発した車速連動機能、ステアリング連動機能、かき上げ連動機能を備えています。車両の状態に応じて注意喚起範囲・警告範囲を変化させることで不要な警告(誤検知)を低減します。 (3)検知対象にタグやセンサーが不要レーダーが人、荷物や作業車両を検知するため、検知対象側にタグやセンサーの取り付けは不要です。・本システムは、あらゆる条件で衝突を軽減する装置ではありません。性能には限界があります。システムに頼った使い方や間違った使い方を行った場合には、事故が発生する可能性があります。・本システムをお使いになる前には、必ず取扱説明書をお読み頂き、システムについて理解し、正しくお使いください。・本システムは、わき見操作や漫然な操作など、オペレーターの不注意を防止するための装置ではありません。2.輪止め、LED作業灯不意の車両の動きを防ぐ輪止めを標準装備しています。また、キャブ上前方と後方にLED作業灯を標準装備し、暗い夜間の現場も明るく照らします。3.多機能オーディオBluetooth®接続が可能なAM/FMラジオを標準装備しています。外部入力端子(USB、AUX)を使用してデジタルオーディオプレーヤーなどの携帯音楽プレーヤーも接続可能です。※Bluetooth® 接続および、USB接続の動作確認は一定条件下で実施したものです。接続機器の仕様によっては、確認した内容と異なる場合があります。4.IDキー始動キーにICチップ内蔵のIDキーを標準装備。機械に登録済みのIDキー以外ではエンジンは始動できません。【発売月】2021 年 10 月【公表価格】WA270-8︓24,200 千円/WA320-8︓29,500 千円(工場裸渡し消費税抜き)【販売目標】WA270-8︓220 台/WA320-8︓290 台(国内のみ) 【写真︓衝突検知警報システムを搭載した WA320-8(左)】 【写真︓衝突検知警報システムを搭載した WA270-8(右)】
2021/10/04 15:54 株式会社小松製作所
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コマツ初、大型ダンプトラックHD785-7ベース無人散水車を開発
-無人ダンプトラック運行システム上での自動走行と自動散水を実現- 2021 年 9 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)は、この度、鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System 以下、AHS)上で、自動走行と自動散水が可能な大型オフロードダンプトラック HD785-7(積載量91トン)をベースとした無人散水車を開発しました。HD785-7 に無人散水を可能とするコンポーネント(※)と、AHS上に新たに散水制御プログラムを組み込むことで、運搬用無人ダンプトラックと無人散水車の同時制御が可能となります。鉱山現場の課題である安全性と生産性を向上させるための新たなソリューションとして、2022 年の市場導入を目指してまいります。 【HD785-7 ベースの無人散水車のイメージ】 鉱山の現場の生産活動では、周辺環境への影響や現場の視界を妨げる粉塵が多く発生します。そのため、運搬用のダンプトラックや積込機の他、ダンプトラックをベースとした散水車が走行路での散水を行い、粉塵量を管理しています。有人散水車は、運転手が走行と散水制御を同時に操作する必要があり、運転ミスによる事故が発生しやすいという課題がありました。また散水量や散水箇所も運転手の判断に委ねられているため、同じ地点に繰り返し散水されてしまうなどの偏りが、運搬用ダンプトラックのスリップ事故の原因となっています。 無人散水車は、AHSの従来機能により、走行経路に沿った安全な自動運行が可能となります。また、走行車速や走行コースに応じた最適な散水量の制御、散水履歴管理などを計画的に行うことで、スリップ事故の原因となる過剰な散水を防ぎます。加えて、従来同様、最適な自動運転制御や、鉱山内の他の無人ダンプトラックや走行路上の有人車両との協調制御を実現することにより、鉱山オペレーション全体の安全性と生産性の向上を実現します。 コマツは、中期経営計画「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」において、重点活動の一つとして、「最適化プラットフォームとソリューションビジネス戦略の進化」に取り組んでいます。AHSは、コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、累計導入400台、累計総運搬量40億トンを達成しています。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※散水装置メーカー製の散水システムを制御可能なインターフェース
2021/09/13 17:48 株式会社小松製作所
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コマツ、鉱山現場向け超大型油圧ショベルの遠隔操作化と、無人ダンプトラック運行システムAHSとの協調による半自動化を実現
-鉱山機械見本市「MINExpo」にてデモンストレーションを実施- 20221 年 9 月 10 日 コマツ(社長:小川啓之)は、9 月 13 日から 15 日までの 3 日間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021(以下、「MINExpo」)」において、展示会場に設置した遠隔操作用コンソール(※1)から、約 650 キロ以上離れた米国アリゾナ州に設置した超大型油圧ショベル 「 PC7000-11 」 を遠隔操作して、無人専用運搬車両「Innovative Autonomous Haulage Vehicle」との協調による半自動化作業のデモンストレーションを実施します。 写真:試験場でテストを行う超大型油圧ショベル「PC7000-11」(米国アリゾナ州) コマツは、お客さまの現場の安全性と生産性の向上を実現するため、コマツグループがこれまで培った技術やノウハウを集約し、超大型油圧ショベル「PC7000-11」の遠隔操作化と半自動化の開発を進めてきました。車体と作業機周辺に設置された複数のカメラとセンサーを通じて、現場の状況が遠隔操作用コンソールの 360 度モニターとディスプレイに映し出されることにより、オペレーターは実際の運転席から見える視界以上の現場状況を把握することが可能です。 遠隔操作に加え、無人ダンプトラック運行システム AHS(Autonomous Haulage System)と協調させることで、積み込み作業の一部自動化を実現しています。これにより積み込み作業のサイクルタイムを短縮し、オペレーターの疲労を軽減します。また、AR(拡張現実)技術を活用して、作業機やバケットの位置情報、モジュラーマイニング社(本社:米国アリゾナ州 ※2)の鉱山管理システムによるダンプトラックの到着予測時間などをオペレーターにリアルタイムにフィードバックする運転支援を行うことで、生産性の向上を実現します。 写真:無人専用運搬車両「Innovative Autonomous Haulage Vehicle」に積み込み作業を行う超大型油圧ショベル「PC7000-11」 また鉱山機械向けのオペレータートレーニングを提供するイマーシブ社(本社:オーストラリア西オースト ラリア州 ※2)のトレーニングシミュレーターの技術を活用して、積み込み作業ごとのデータ蓄積によるガイ ダンス機能を活用することで、作業中もオペレーターの運転操作の評価と最適運転方法を即時フィードバックします。これによりオンラインでの運転指導が可能となり、高効率な作業を行うことができます。また蓄積さ れたデータはいつでも再生してオフライン(稼働時以外)での運転指導に活用することも可能です。 遠隔操作機能と一部自動化機能を搭載した超大型油圧ショベル「PC7000-11」の開発はほぼ完了しており、2022年にはお客さまの現場での試験を行う予定です。 写真:遠隔操作用コンソール ※1 コンソールとは、360 モニターとディスプレイを備えた遠隔操作用のコックピット。 ※2 モジュラーマイニング社、イマーシブ社ともにコマツの 100%子会社。 超大型油圧ショベルの遠隔操作化と無人ダンプトラック運行システムAHSとの協調による半自動化のデモンストレーションなど、「MINExpo」展示の詳細についてはこちらのサイトよりご確認ください。 https://www.komatsuevents.com/ (英語サイトのみ)
2021/09/13 16:47 株式会社小松製作所
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コマツと Vale 社が「ダイナカット」でトライアル提携 坑内掘りハードロックの岩盤掘削新工法および機械切削新技術を促進
-鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021」に共同出展- 2021 年 9 月 3 日 コマツ(社長:小川啓之)は、100%子会社であるコマツマイニング株式会社(以下 KMC、社長:Jeffrey Dawes)を通じて、世界最大手の鉄鉱石およびニッケル生産者である Vale 社と、坑内掘りハードロックにおける岩盤掘削新工法と機械切削新技術を将来的に実現するためのトライアル提携契約を締結しました。両社は今後、コマツが新たに開発した「DynaCut(以下ダイナカット)」の新モデル「MC51」 のトライアルを Vale 社がカナダ・オンタリオ州サドベリーに保有するギャルソン鉱山で実施するなど、革新的な当該技術の早期市場導入を目指していきます。 (写真︓KMC 製 ダイナカット新モデル「MC51」) Vale 社の北大西洋事業所およびアジア製油所の最高執行責任者であるディノ・オトラント氏は、「真のイノベ ーションのためにはエンドユーザーとサプライヤーの効果的な協業が必要であり、新技術が鉱山業界全体の要求を確実に満たすことが重要です。本トライアル提携は、ダイナカット技術の鉱山業界の高い安全水準への適合や、技術に関する調査を行う最初のステップとなります」と述べています。 コマツと KMC が 10 年以上の期間を経て開発したダイナカット「MC51」は、岩盤を連続かつ 50 ミリメートル以内の精度で精密に掘削することで生産性を向上するとともに、フル電動システム化によるゼロ・エミッションを実現します。また工程の自動化と無線波による遠隔操作化により、お客さまは掘削現場や危険な掘削工法にオ ペレーターを配置することなく、安全に掘削することが可能となります。 気候変動への意識の高まりや環境問題の深刻化に対応するため、コマツは坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の生産再編を進めると同時に、坑内掘りハードロック向け鉱山機械の開発については、「No Blasting(発破の必要がない掘削性能), No Batch(バッチ処理をおこなわない連続掘削), No Diesel (ディーゼル不使用)」というスローガンを掲げて注力してきました。このたびのダイナカットと岩盤掘削新工法はこのスローガンを具現化する初めての製品であり、トライアル提携によりコマツはお客さまの鉱山オペレーションの真 の変革の早期実現を目指します。 コマツ と Vale 社 は、米国ネバダ州 ラスベガスで開催される鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021」において、両社のパートナーシップやイノベーションの加速について共同で発表を行う予定です。詳細についてはこちらのサイトよりご確認ください。https://www.komatsuevents.com/ (英語サイトのみ)【Vale 社の概要】 Vale社はブラジルに本社を置く世界最大級の鉱山企業。鉄鉱石生産大手であり、ニッケル生産の最大手。ベースメタル事業の主要拠点であるカナダでは100年以上にわたり、ニッケル、銅、コバルト、プラチナ、金、銀を生産している。同国オンタリオ州サドベリーには、5つの鉱山、工場、製錬所、ニッケル精錬所からなる世界最大級の総合鉱山施設を保有。<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/09/03 17:34 株式会社小松製作所
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リコールの届出について(コマツ WA150-8 他)
令和3年8月20日 株式会社小松製作所から、令和3年8月20日国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出がありましたので、お知らせします。添付資料リコール届出一覧表(PDF形式:164KB)改善箇所説明図(PDF形式:347KB)出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004155.html)
2021/08/20 15:28 KENKEY
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コマツフォレスト、環境に配慮した新工場の生産開始
―コマツ初のカーボンニュートラル工場― 2021 年 8 月 18 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、このたび 100%子会社で林業機械の製造販売を行うコマツフォレスト AB(スウェーデン・ウメオ、社長︓梅田博之、以下「コマツフォレスト」)において新工場を竣工し、生産を開始いたしました。 新工場は、従来ウメオ市内中心に点在していた生産工場を一ヶ所に集約し、生産工程および物流のレイアウトの最適化を図っています。さらにコマツで初めてAGV※1 を活用した自動牽引組立ラインの導入を始めとする新たな生産技術を織り込み、従来工場に比べ生産性30%向上を実現しました。加えて、約19,000 ㎡の 太陽光パネルの設置や地熱を活用した暖房設備など再生エネルギー供給設備を導入することで、電力使用量を大幅に削減し、コマツの生産工場として初めてカーボンニュートラルを実現しました。地球環境に優しい生産を実現することで持続可能な地域社会へ貢献します。 【新工場および太陽光パネル】 【AGV とフォワーダー】 コマツは中期経営計画の経営目標として、2030年までに製品使用により排出されるCO2の50%削減(対2010年比)、生産によるCO2排出の50%削減(対2010年比)を設定しています。またチャレンジ目標として2050年までにカーボンニュートラルを目指しています。 その取り組みの一つとして、林業ビジネスにおいては、伐採だけでなく植林や育林も含めた持続可能な循環型林業を掲げています。また、危険な作業を機械化し安全に貢献する機械化林業やドローンで計測した木の本数や成長度合いなどのデータを分析し、森林管理に活かすスマート林業に取り組んでいます。コマツフォレストは2004年にコマツが買収して以来、林業機械の開発・生産の中核拠点としてコマツの林業機械ビジネスを担っています。このたびの新工場の生産開始によりカーボンニュートラルへの取り組みを加速させるとともに、林業ビジネスの強化・拡大を図ってまいります。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。 ※1︓Automated Guided Vehicle 無人搬送台車 【コマツフォレスト AB の会社概要】 代表者︓梅田 博之社長CEO︓イェンス ベングトソン所在地︓スウェーデン ウメオ テーゲルブルクスヴェーゲン 1, 907 42主要事業︓林業機械の製造、販売 【コマツフォレスト AB 新工場の概要】敷地面積︓約 133,000m2建屋面積︓約 40,000m2(オフィス関連含む)投資金額︓約 100 億円生産品目︓ハーベスター・フォワーダー・ハーベスターヘッド<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/08/19 12:36 株式会社小松製作所
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少数台数の改善対策届出の公表について(令和3年6月分)
令和3年7月21日 改善対策対象が少数である100台未満の届出について、令和3年6月は2件の届出がありましたので公表します。 添付資料少数台数の改善対策届出(令和3年月6分)(PDF形式:207KB)出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004142.html)
2021/07/27 14:04 KENKEY
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-Hondaとコマツ 共同開発を開始- 交換式バッテリー「モバイルパワーパック」を活用した電動マイクロショベルの開発 および土木・建設業界向けバッテリー共用システムの構築
2021 年 6 月 10 日 コマツ(代表取締役社長兼 CEO:小川啓之、以下、コマツ)と本田技研工業株式会社(代表取締役社長:三部敏宏、以下、Honda)は、Hondaの交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack (モバイルパワーパック※1)」を活用したコマツのマイクロショベル※2の電動化、およびモバイルパワーパックを活用し様々な建設機械・機材に相互使用を可能にする土木・建設業界向けバッテリー共用システムの体制構築を目指す共同開発に関する基本合意を締結しました。 左:Honda Mobile Power Pack 搭載の電動マイクロショベル PC01(試作車) 右:Honda Mobile Power Pack これまで、Hondaはモバイルパワーパックを活用した商品の拡大、コマツは 2008年に建設機械で世界初となるハイブリッド油圧ショベルを市場導入、2020 年 4 月にはバッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」をレンタル機として国内市場へ導入するなど、両社とも業界に先駆けて環境負荷低減に資する商品の開発を行ってきました。このたびの共同開発では、コマツの建設機械の中でも管工事や造園、農畜産など人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されることの多いマイクロショベル「PC01」に、Honda のモバイルパワーパックや電動パワーユニット(eGX)を搭載することで電動化し、21年度中の市場導入を目指します。マイクロショベルの電動化により、騒音・排熱を大幅に低減できるほか、“排気ガスゼロ”のため環境に優しく、屋内外問わず様々などのような作業環境でも快適に作業可能です。また交換式モバイルパワーパックの特長を活かし、充電を待たずに電動機器を使い続けることが可能という特徴があります。マイクロショベルへのモバイルパワーパック搭載によりエネルギー供給の容易化、お客さまの利便性向上の実現を図ります。電動マイクロショベルの市場導入後、Hondaとコマツは、土木・建設現場へモバイルパワーパックを供給しバッテリー交換をはじめとするアフターサービスも含めた電動建機の利便性向上に向けて実証実験を進めます。 将来的には、他のマイクロショベルや 1 トンクラスまでのミニショベルの電動化も共同開発するほか、土木・ 建設現場で使われる様々な機材に対するモバイルパワーパックを活用した電動化や海外市場への展開等を共同で検討していきます。 コマツは、建設機械の電動化を推進し、実用化を加速させるとともに、今後の更なる普及を目指してい ます。このたびの共同開発により、電動マイクロショベルをはじめとする土木・建設現場の様々な電動機材を、 Hondaの電動モビリティやパワープロダクツと連携したスマートな電力オペレーションに加えることにより、電動ショベルの普及を図るとともに、Hondaとともにモバイルパワーパックを活用した幅広い土木・建設業界向けバッテリー共用システムネットワークの構築を目指していきます。 お客さまの現場のゼロエミッション化や再生可能エネルギーの活用を更に進めることで、「環境負荷ゼロ」の循環型社会、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 モバイルパワーパックを活用した幅広いバッテリー共用システムネットワークの構築(イメージ) ※1:Honda Mobile Power Pack は、Honda が開発した交換可能なバッテリー。なお、Hondaではモバイルパワーパックを動力用電源に使用した、法人向けのビジネス用電動二輪車、三輪スクーターを「Honda e: ビジネスバイク」シリーズとして展開しています。 ※2:マイクロショベルはコマツのミニショベル PC01、PC05、PC09 の総称。PC01 は軽トラックで運搬が可能な世界一小さい搭乗式ミニショベルで管工事や造園、農畜産など人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されることの多いコマツのロングセラー商品です。<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/06/10 12:08 株式会社小松製作所
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コマツ「DX 銘柄 2021」に選定されました
2021 年 6 月 8 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX 銘柄)」に選定されました。 経済産業省は、2015 年より、企業の戦略的 IT 利活用の促進に向けた取り組みの一環として、東京証券取引所と共同で、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のために、経営革新、収益水準・ 生産性の向上をもたらす積極的な IT 利活用に取り組んでいる企業を「攻めの IT 経営銘柄」として選定しており、昨年からは、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく DX に取り組む企業を「DX 銘柄」として業種区分ごとに選定しています。企業の選定にあたっては、デジタルガバナンス・コードの柱立てに沿った評価項目による一次評価と、企業価値貢献および DX 実現能力の観点による二次評価にて審査されています。 企業価値の向上につながる DX を推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業として、本年は「DX 銘柄 2021」に 28社が選定され、銘柄選定企業の中から 2 社が 「DXグランプリ」に選定されております。当社は昨年に続き 2 回目の銘柄選定(昨年は「DXグランプリ 2020」選定)となり、「攻めの IT 経営銘柄」を含めると 5 回目の選定となります。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、成長戦略による収益向上と ESG課題解決の好循環で持続的成長を図り、次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指してまいります。 [参考] ・経済産業省ニュースリリース「DX 銘柄 2021」「DX 注目企業 2021」を選定しました(URL)https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210607003/20210607003.html<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/06/08 14:32 株式会社小松製作所
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コマツ季刊誌「大地」133号
2021/06/01 16:14 株式会社小松製作所
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コマツ季刊誌「大地」132号
2021/06/01 16:03 株式会社小松製作所
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コマツと早稲田大学 産学連携の推進に関する包括協定を締結
2021 年 5 月 31 日コマツ学校法人早稲田大学ポイント ・ 長きにわたる連携・協力関係の更なる強化を目的として包括協定を締結・ 早稲田大学リサーチイノベーションセンター内に「コマツ 100 周年記念ホール」を設置 コマツ(所在地:東京都港区 社長:小川啓之)および学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区 理事長:田中愛治、以下、早大)は、2021 年 5 月 14 日(金)に「産学連携の推進に関する協定」(以下、本協定)を締結いたしました。【協定の概要】 本協定は、コマツと早大がこれまで推進してきた共同研究・人材育成等の産学連携の取り組みを更に強化させるための組織的連携に関する包括協定です。本協定を踏まえ、新たな価値の創造に資する共同研究開発等を加速させるとともに、既にコマツの創業の地である石川県で始められている有為な産業技術人材の育成に係る取り組みを深化させてまいります。【協定締結の背景・狙い】 コマツと早大の連携・協力関係は、コマツの創立者である竹内明太郎*1 が、1908 年の早大理工科(現在の理工学術院)創設にあたって、自身が養成してきた多くの人材の提供や多額の寄付などにより支援・協力したことに始まります。2020 年 9 月には石川県、コマツ、早大の三者にて、IoT/AI 高度技術人材育成に関する包括連携協定*2 を締結し、石川・北陸地区における産業技術人材の育成と産業活性化に資する活動を共同で推進しております。 本協定の締結は、これまで築き上げてきた連携・協力関係を更に強化させるとともに、現在早大が掲げる「早稲田オープン・イノベーション・バレー構想*3」を推進していくことを目的としております。また、コマツは、本年 5 月 13 日に創立 100 周年を迎えました。今後も次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指してまいります。なお、本協定の締結とコマツ創立 100 周年を記念し、このたび早大 121 号館リサーチイノベーションセ ンター*4 内のカンファレンスルームの名称を「コマツ 100 周年記念ホール」とすることといたしました。 (前列左から)早稲田大学総長 田中愛治、コマツ代表取締役社長(兼)CEO 小川啓之(後列左から)コマツ代表取締役会長 大橋徹二、早稲田大学副総長 笠原博徳 【人物・用語説明】*1 竹内 明太郎(たけうち めいたろう)明治・大正期の実業家。1902 年(明治 35 年)に、現在の石川県小松市にて遊泉寺銅山の開発に着手し、1917 年には、同鉱山向けの鉱山機械製作のためにコマツの前身となる小松鉄工所を開設。1921 年に、小松鉄工所を継承する形で、小松製作所(コマツ)を設立した。日本初の国産自動車”DAT 号” (D: 田, A:青山, T:竹内)製作への資金援助や、早大理工科(現在の理工学術院)の創設への貢献など、機械工業の発展や人材育成にも尽力。早大西早稲田キャンパスには、コマツ設立 90 周年を記念して、明太郎の胸像が設置されている。https://www.waseda.jp/top/news/6187*2 石川県、コマツ、早大による「IoT/AI 高度技術人材育成に関する包括連携協定」https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kensei/koho/photogallery/2020/20200902.html*3 早稲田オープン・イノベーション・バレー構想早稲田大学が掲げる「世界で輝くWASEDA」の実現に向けた研究推進の一環として展開する構想。産官学連携、たくましい知性を持つ博士人材の育成、知財創出、ベンチャー創出のサイクルを持続し、オープンイノベーションを実現する①「早稲田オープン・イノベーション・エコシステム」の構築と、早稲田地域をアメリカのシリコンバレーのように、産学連携を含めたオープンイノベーションの拠点を集積させ、拠点間をネットワーク化することで相乗効果を発揮し、新たな「知」を想像する②新研究棟リサーチイノベーションセンター(121 号館)を中核とした研究拠点の展開、の二つの柱から成る。*4 早大 121 号館リサーチイノベーションセンター2020 年 3 月に竣工した新研究棟。「コマツ 100 周年記念ホール」は同棟地下 1 階に設けられた約 200 名収容のカンファレンスルーム。最新の Web 会議システムが配備され国内外との遠隔会議等も実施可能となっている。<本発表資料のお問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部 担当 綱川TEL:090-9830-1767 E-mail:JP00MB_cc_department@global.komatsu・学校法人早稲田大学 広報室 広報課 担当 猪俣TEL:03-3202-5454 FAX:03-3202-9435 E-mail:koho@list.waseda.jp
2021/05/31 16:39 株式会社小松製作所
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コマツ 創立100周年記念活動 こまつの杜リニューアル
-ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓く- 2021 年 5 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本日 5 月 13 日に創立 100 周年を迎えました。100 周年記念活動の一環として、この度、石川県小松市のこまつの杜をリニューアルいたしました。 <こまつの杜 リニューアル(全景)> こまつの杜は、創立 90 周年記念事業の一環として、コマツ発祥の地におけるコマツグループのグローバルな人材育成の拠点とともに地域社会と一緒になり子供たちを育む場所として 2011 年より開園しました。 この度、創立 100 周年記念活動の一環として、持続的に地域社会へ貢献し、またコマツの歴史を振り返るきっかけとなる拠点として、コマツの歴史を展示する「わくわくコマツ歴史館」を設置するとともに、これまで展示してきた世界最大級のダンプトラック「930E」の横に、新たに超大型油圧ショベル「PC4000」を設置いたしました。また、お子さま向けに建機の仕組みを学んでいただく展示や、天候に左右されずに楽しめるミニ建機体験スペース、理科教室などを開催する多目的ホールなどもリニューアルいたしました。 6 月 1 日(火)※よりリニューアル開所を予定しており、今後も、多くの方々が集い、ものづくりや自然に興味を抱き、コマツの技術に触れていただく機会を積極的に提供する施設として発展してまいります。 ※新型コロナウイルス感染状況に伴う政府・自治体からの要請に従い、開所予定日が変更となる場合がございます。 石川県小松市にて設立された当社は「海外への雄飛」「品質第一」「技術革新」「人材の育成」という創業の精神のもと、今日に至るまで「品質と信頼性」を追求し、ステークホルダーの皆さまの信頼度を最大化することに努めてまいりました。 創立 100 周年を機にこれまでの歩み、原点を振り返るとともに、今後もコマツは次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。
2021/05/13 16:37 株式会社小松製作所
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-デジタルトランスフォーメーションによる安全性、生産性、環境性の向上を実現する- 新会社「株式会社 EARTHBRAIN」発足
2021 年 4 月 30 日 コマツ(代表取締役社長兼 CEO:小川啓之)、株式会社 NTT ドコモ(代表取締役社長:井伊基之、以下、ドコモ)、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:清水照士、以下、ソニー)、株式会社野村総合研究所(代表取締役会長兼社長:此本臣吾、以下、NRI)は、建設業界に、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)をもたらし、安全性、生産性、環 境性の飛躍的な向上を実現することを目的に、新会社「株式会社EARTHBRAIN」(以下、EB 社)を4 社共同で発足させることに、本日 2021 年 4 月 30 日(金)に合意しました。 1.株式会社 EARTHBRAIN 発足の意義 日本国内の建設業界における就業者の高齢化・労働者人口の減少といった社会課題や、新型コロナ ウイルスの感染拡大により、世界の建設現場における働き方改革が求められるなか、EB 社は、安全性、生産性、環境性の向上をめざし、建設業界における DX の推進に取り組んでまいります。 EB 社は、従来コマツがソリューションサービスとして提供していた「スマートコンストラクション※1」のさらなる高度化を図り、海外へも幅広く展開していくことに取り組むほか、建設現場で稼働している全ての建機、車 輌に対するサービスの提供を行うなど、4社が保有する知見やノウハウ、技術を組み合わせ、次世代スマー トコンストラクションへと進化させ提供します。 次世代スマートコンストラクションでは、デジタル技術を駆使し、建設現場の地形や機械・労務・材料さらには安全・環境面も含めて遠隔からリアルタイムでモニターしたり、分析・改善したりすることができる現場可 視化デバイス及びアプリケーションの開発・提供を加速させることで、現場のデジタルツイン※2 を作り、建設現場における生産の全工程をオープンプラットフォームでデジタルにつないで最適にコントロールすることにより、安全に生産性の向上を実現し、スマートでクリーンな未来の現場を創造していきます。 2.EARTHBRAIN 社の概要・会社名 株式会社 EARTHBRAIN(英名:EARTHBRAIN Ltd.)・事業開始日 2021 年 7 月(予定)※4・事業内容 建設業向けデジタルソリューション(現場可視化デバイス、プラットフォーム、アプリケーション)の開発、提供、保守など・所在地 東京都港区・代表者 代表取締役会長 四家 千佳史 代表取締役社長 小野寺 昭則・資本金 153.7 億円・出資比率 コマツ 54.5%、ドコモ 35.5%、ソニー 5%、NRI 5%
2021/04/30 15:30 株式会社小松製作所
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