2022年度 産業機械の受注見通し
4.タンク
2021年度
内需は、化学、石油、ガス業からの更新需要が減少し、前年度比△25.0%の 127億円と見込んだ。
外需は、アジアからの更新需要が底堅く推移し、受注金額としては低水準だった前年度を底として増加し、前年度比+100.0%増の12億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比△20.4%減の140億円と見込んだ。
2022年度
内需は、燃料アンモニアの貯蔵用タンクの整備計画があるものの、発注は来年度以降とみられ、今年度は石油・石化のメンテナンス工事が中心となることから、前年度 比△10.0%減の114億円と見込んだ。
外需は、新興国・途上国のLNG受入基地の整備計画の再開には今暫く時間が要することから、前年度比△10.0%減の11億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比△10.0%減の126億円と見込んだ。
5.プラスチック加工機械
2021年度
内需は、化学工業、電気機械、情報通信機械、自動車の増加により、前年度比 +35.0%増の926億円と見込んだ。
外需は、中国・台湾・韓国等を中心としたアジアの他、北アメリカ、ロシア・東欧の増加により、前年度比+50.0%増の2,174億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比+45.2%増の3,100億円と見込んだ。
2022年度
内需は、医療・医薬品、電子部品、自動車のセンサー・電装品、蓄電池等での需要増により、前年度比+10.0%増の1,018億円と見込んだ。
外需は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ等で、電子・デバイスやEV関連の需要増が続き、前年度比+5.0%増の2,282億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比+6.5%増の3,301億円と見込んだ。
6.ポンプ
2021年度
内需は、民需が石油、鉄鋼、電気機械、情報通信機械、自動車、造船等で増加し、官公需も洪水対策等の国土強靱化のための更新・整備が増加し、前年度比+5.0% 増の3,119億円と見込んだ。
外需は、アジア、中東、南アメリカ、アフリカが増加し、特に中東では海水淡水化設備の更新需要もあって伸張し、前年度比+70.0%増の1,260億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比+18.0%増の4,379億円と見込んだ。
2022年度
内需は、電力や石油・ガス等のエネルギー分野の落ち込みがあるものの、医薬品、半導体分野での増加や、鉄鋼等での脱炭素化対応の更新需要の増加に加え、国土強靱化に関する公共投資が堅調に推移し、前年度比+2.5%増の3,197億円と見込んだ。
外需は、アジアでの民間設備投資の本格化や水インフラ整備の増加に加えて、北アメリカのインフラ整備の再開による増加により、前年度比+5.0%増の1,323億円と見込んだ。
内外総合では、前年度比+3.2%増の4,520億円と見込んだ。
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最終更新:2022/03/2416:19