三菱ふそう  バリューチェーン全体のカーボンニュートラル化に挑戦

2021/07/2014:00配信

■2039 年より早期の達成を目指し、ダイムラートラックグループで協力

MFTBC は 2039年をカーボンニュートラル化の目標年に設定していますが、目指すのは可能な限り早期の実現です。ヨーロッパのトラマガル工場やその他のダイムラートラックグループの生産拠点は、2022年までにカーボンニュートラルの達成に向けて順調に進んでおり、これらの拠点の知見が MFTBC の取り組みの加速にもつながります。またMFTBCからも取り組みをダイムラートラックグループの他拠点・企業に展開することで、グループ全体のカーボンニュートラルへの取り組みの加速に貢献します。

「気候変動は地球規模で取り組み解決すべき問題です。そのため、商用車の電動化は、商用車メーカーとお客様だけでは実現できません。業界間の連携と政府の支援も、物流とサプライチェーン全体で効果 的な変革を達成するにあたっては不可欠な要素です。この大きな挑戦を成功させるには、官民の協働が欠かせません」

 (三菱ふそうトラック・バス株式会社 代表取締役社長・CEO ハートムット・シック)  


三菱ふそうトラック・バス株式会社について 

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が 89.29%、三菱グループ各社が 10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。85 年以上の長い歴史を持つ FUSO ブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界 170 以上の市場向けに 開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019 年 には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAE レベル 2 相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBC は、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。


Daimler Trucks Asia について 

ダイムラートラック社傘下のダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、85 年以上の歴史を持つ日本の商用車業界の象徴である三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と、インド市場で新進気鋭の商用車メーカーであるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)を共同で運営する組織体です。 DTA は、製品開発、生産、輸出、調達、開発を組織として共同で行う戦略的なビジネスモデルを採用することで、革新的で最先端かつ価値の高い製品をお客様に提供しています。DTA は「人と地球に、より良い生活と環境を実現するモビリティ・ソリューションを提供します」をビジョンとし、全世界のダイムラートラックグループの目的である 「For all who keep the world moving/世界を動かし続ける全ての人々のために」を柱として活動しています

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最終更新:2021/07/2112:09

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