大成建設が自動建機の連携プレー! 有人建機にもシステムが指示
大成建設が施工する東京都稲城市の造成現場に、バックホー、クローラーダンプ、ブルドーザー、振動ローラーが勢ぞろいしました。
造成現場に勢ぞろいした建機群(以下の写真、資料:大成建設)
これらの建機は、それぞれ、「掘削・積み込み」「運搬」「敷き均し」「転圧」の工程を同時並行で行いますが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
すべて自動運転
で動くのです。(大成建設のプレスリリースはこちら)
これだけ異なる種類の建機が“密”に並んでいると、お互いに衝突したり、作業を邪魔したりしないか心配になりますが、その心配はいりません。
というのも、これらの建機は大成建設が開発した自動運転建機の協調運転を制御する「T-iCraft」というシステムで協調運転を行っているからです。
その一連の動作を、下記のパラパラ写真でご覧ください。
バックホーで土砂をクローラーダンプに積み込む
ブルドーザーのもとに土砂を運ぶクローラーダンプ。その間、振動ローラーは締め固めを続けている
ブルドーザーの手前で止まるクローラーダンプ
くるりと荷台を180度回転させる
そして土砂をダンプ
再びバックホーのもとに戻るクローラーダンプ
- 1
- 2
最終更新:2021/02/1217:15