「株式会社小松製作所」のニュース一覧 (242件中121~140件を表示)
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コマツ 国土交通省 宇宙無人建設革新技術開発の実施対象に選定 -月面等での建設活動に資する無人建設革新技術開発推進プロジェクト-
2021 年 11 月 18 日 コマツ(社長:小川啓之)は、国土交通省が「宇宙開発利用加速化戦略プログラム」(スターダストプロ グラム)の一環として、本年 7 月決定した「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」(国交省主担当、文科省連携)の公募に応募し、このたび、「無人建設(自動化・遠隔化)に係る技術」の実施対象の一つとして、コマツの「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」が選定されました。 今後は、省庁連携「無人建設革新技術開発推進協議会」の体制の下、個別の技術研究開発のひとつとして活動をすすめ、我が国が目指す建設事業の高度化の実現と、近い将来の月面等宇宙開発における建設活動に資する研究開発に貢献してまいります。 デジタルツイン技術を活用した月面建設機械への適応(イメージ) コマツは、2022 年 3 月期をゴールとする3カ年の中期経営計画において、「モノ(機械の自動化・自律化)」と「コト(施工オペレーションの最適化)」で「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」を実現することを目指しています。このたび選定された「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」の技術研究開発においては、コマツがこれまでに取り組んできた「モノ」と「コト」の技術を活用します。 月面では現物へのアプローチが困難なため、現場環境や実機を精度良くサイバー空間に再現する「デジタルツイン技術」が非常に重要となります。このたびの技術研究開発では、将来の月面建設機械の基盤技術である精度の高い「デジタルツイン技術」の構築可能性を検証するフィージビリティスタディ(実現可能性検証)を行います。具体的には、サイバー空間上に油圧ショベルを作成・動作させ、地球上の実機との挙動と比較することにより、シミュレータの精度を検証します。また、サイバー空間を月面環境に設定し、シミュレータ上の車体挙動を確認することにより、月面建設機械の課題を抽出します。 モノ(機械の自動化・自律化)とコト(施工オペレーションの最適化)で安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現 今後もコマツは次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。 なお、「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」詳細については、下記の関連リンクより国土交通省のウェブサイトをご覧ください。【関連リンク】 国土交通省(月面等無人建設革新技術開発推進プロジェクト)
2021/11/19 13:51 株式会社小松製作所
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コマツ 「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インディシーズ ワールドインデックス」に引き続き選定されました
2021 年 11 月 15 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本年も世界の代表的なSRI(社会的責任投資)指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インディシーズ(DJSI)」に選定されました。 DJSI は、米国 S&P グローバル社による指標で、経済性、環境への取り組み、社会的活動という 3 つの 側面から様々な項目で企業を分析し、優れた会社(上位10%)を認定するものです。今年度は世界の大手企業約 2,500 社が調査の対象となり、選定された 322 社のうち、日本企業はコマツを含む 35 社でした。 当社は、次の 100 年に向けて、「品質と信頼性」を追求し、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指し、ステークホルダーの皆さまとともに歩んでまいります。今後とも持続的な成長を続けていくために、業績を向上させ、経営の健全性と透明性を高めるとともに、社会から信頼される企業であるための努力をしてまいります。 なお、DJSIの詳細については、下記の関連リンクより DJSI のウェブサイトをご覧ください。 【関連リンク】 S&P グローバル社 https://www.spglobal.com/esg/csa/
2021/11/15 16:26 株式会社小松製作所
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-カーボンニュートラル実現を加速- コマツ、デンヨーの水素混焼発電機の開発にエンジン提供と技術協力
2021 年 11 月 11 日 コマツ(社長:小川啓之 以下「コマツ」)は、デンヨー株式会社(社長:白鳥昌一 以下「デンヨー」)が取り組む 250kW水素混焼発電機の開発に関して、発電機用 SAA6D170E-5 エンジンの提供および エンジン分野における技術協力を発表しました。 水素混焼発電とは、軽油や都市ガスなどの燃料に水素を混焼させることにより二酸化炭素(CO2) の発生を抑制する技術です。水素混焼発電は、水素と軽油の混合比率の調整や燃焼温度の管理が課題となっています。このたびのデンヨーの250kW水素混焼発電機の開発は、水素の混焼率を50%とすることで、軽油のみを燃料とする場合と比較して CO2 の発生を50%削減することを目指すものです。 今回の水素混焼発電機の開発では、コマツはこれまで培ってきた技術を活かし、エンジン性能データの解析や水素混焼時のエンジン制御の最適化に関して技術協力を行っています。そのほか水素の供給部については株式会社日立製作所(執行役社長兼 COO:小島啓二)が協力しています。2023 年の量産開始を目指しており、今後も共同でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強化してまいります。 コマツは中期経営計画において、2030年目標として2010年比で CO2 排出量の50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げています。その延長である 2050 年カーボンニュートラルに向け、CO2削減の取り組み対象を、自社の拠点(Scope1+2)、自社の製品使用時(Scope3 カテゴリ 11)にとどまらず、お客さまの現場全体にも拡げます。 コマツはこれまで、ハイブリッド油圧ショベルやバッテリー駆動式ミニショベルをレンタル機として国内市場へ導入するなど、気候変動に対応した環境負荷低減や安全に配慮した取り組みを行ってまいりました。2021 年 9 月には、いかなる動力源でも稼働可能なパワーアグノスティック超大型ダンプトラックのコンセプト車を発表するなど、カーボンニュートラルに向けたさまざまな開発を進めています。今回の水素混焼発電機に関する技術協力は、カーボンニュートラル実現に向けたコマツの取り組みの一つです。コマツは、今後もお客さまとともに安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指してまいります。
2021/11/11 17:07 株式会社小松製作所
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コマツ 対人地雷禁止条約第19回締約国会議のサイドイベントで対人地雷除去活動が紹介されます
2021 年 11 月 08 日 この度、2021 年 11 月 15 日~19 日にオランダ・ハーグにて開催される対人地雷禁止条約第19回締約国会議のサイドイベントにおいて、コマツ(社長:小川啓之)と、外務省から支援を受ける認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(理事長:岸川公彦/以下 JMAS)」が提携して行っている、カンボジアおよびラオスでの対人地雷除去活動が紹介されることとなりました。 対人地雷禁止条約第19回締約国会議は、164カ国の対人地雷禁止条約締約国による国際会議であり、世界中の政府機関やNGO等が一堂に集い、各国の地雷問題について議論する会議です。 コマツとJMASは2008年より提携し、対人地雷の被害に苦しむ地域の地雷や不発弾の除去活動、ならびに復興までのコミュニティ開発事業のプロジェクトを行っています。2021年9月末までの実績として、累計で8,000個以上の対人地雷や不発クラスター子弾を処理し、10校の小学校の建設、90kmを超 える道路整備を行いました。また、2020年からは、ブレードの高さを自動コントロールする機能(レーザーマシンコントロール)を有した農業ブルドーザーで水田を均平化するなどの稲作支援も開始しました。 コマツは、今後もカンボジアとラオスにおける対人地雷や不発弾の除去活動、ならびに地域復興支援プロジェクトを継続して支援していきます。
2021/11/08 16:09 株式会社小松製作所
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コマツ 氷見工場内の新シールリング工場 生産開始
-次世代のダントツコンポーネントの性能向上を目指した生産改革- 2021 年 10 月 29 日 コマツ(社長:小川啓之)は、中期経営計画の重点活動項目「成長のための構造改革」の取り組みの一つとして、この度、氷見第二工場敷地内に、足回りコンポーネント部品であるシールリングの新工場を建設しました。本日落成式を執り行い、本年 11 月より生産を開始いたします。鋳造材料のグローバルなマザ ー工場である氷見工場の技術開発強化の一環として、築約 60 年を経過した旧シールリング工場の生産機能を新工場へ移し、生産性の大幅向上と省人化、CO2 排出量半減を進めます。コマツは、2050 年までの長期ビジョンであるカーボンニュートラル実現に向けて、ものづくりの改革を目指していきます。 【新シールリング工場 外観写真】 コマツは建設機械の品質を左右するキーコンポーネントの自社開発・生産を強みとしており、その耐久性、信頼性向上により、建設機械の延長保証プログラムの保証期間を更に延ばした新たなプログラムを提供するなど、バリューチェーンビジネスの拡大を図っています。シールリングは、建設機械の終減速装置(ファイナルドライブ)*などの足回りコンポーネントにおいて、内部の潤滑油の漏れ防止のために使用されている精密部品であり、コマツグループの足回りコンポーネントの生産拠点へ供給されています。 新シールリング工場は、コマツグループのシナジー効果として、コマツNTC(株)と共同開発した高精度高能率な CBN 研削加工機や AI 技術を活用した自動検査装置などを導入し、大幅な省人化と生産性向上を実現しました。コマツは、当該新工場の完成を機に、自社開発・生産を強みとする次世代のダントツコンポーネントの開発・導入に取り組んでまいります。 また、コマツは中期経営計画において、2030 年目標として 2010 年比で CO2排出量の 50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げており、その延長として 2050 年までにCO2 の排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに掲げました。シールリングをはじめとする鋳造工程は特にエネルギー使用量が大きく、工程改善による高効率化は消費エネルギーの大幅な削減につながります。加えて、外壁・屋根・照明などへの省エネ設備導入および建屋の気密性向上などにより、CO2排出量削減など環境面での改善を図ってまいります。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。*エンジンの力を履帯などに伝える動力伝達装置の一つで、動力の最終的な減速比などを決める部品。<氷見工場 新シールリング工場の概要>・所在地:富山県氷見市下田子 1-3(氷見第二工場敷地内)・総床面積:8,230 ㎡ ・生産品目:建設機械コンポーネント用シールリング ・投資額:約 36 億円 ・竣工:2021 年 5 月 ・量産開始:2021 年 11 月<氷見工場の概要> ・所在地:第一工場 富山県氷見市窪 2654、 第二工場 富山県氷見市下田子 1-3 ・工場長:西山 知克 ・敷地面積:第一工場 67,400 ㎡、第二工場 489,500 ㎡ ・従業員数:834 名(2021 年 3 月末時点)
2021/10/29 15:47 株式会社小松製作所
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コマツ、中国合弁「小松山推」への山推工程機械からの出資解消に合意
2021 年 10 月 29 日 コマツ(社長:小川啓之)は、山推工程機械股份有限公司(中国山東省 以下、「山推」)などとの合弁事業である小松山推建機公司(中国山東省 以下、「小松山推」)について、山推からの出資を解消することに合意いたしましたので、お知らせいたします。 当社は、1995 年に中国山東省済寧市において、現地の建設機械メーカーである山推などと油圧ショベルの生産会社である小松山推を合弁で設立し、主に中国国内市場向けに製品を供給してきました。 今般、小松山推を取り巻く近年の事業環境の変化等を鑑み、今後の事業の方向性について山推と協議を進めた結果、 両社は、それぞれが独自に建設機械事業を推進することに合意し、山推からの出資を解消することといたしました。 本件は 2021 年度中に順次手続を進めていきますが、お客さまへの製品供給への影響はなく、また本件に関する連結業績への影響は軽微です。 <小松山推の概要> ・名 称:小松山推建機公司 ・所在地:山東省済寧市 ・代表者:董事長 張全旺 ・事業内容:建設機械の製造 ・資本金:21 百万米ドル ・設立年月:1995 年 7 月 ・出資比率:コマツグループ 60%、山推 30%、住友商事株式会社 10%
2021/10/29 15:38 株式会社小松製作所
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コマツ、坑内掘りハードロック向け鉱山機械を電動化
―米国プロテラ社との2つ目の協業を発表― 2021 年 10 月 27 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび坑内掘りハードロック向けの鉱山機械の電動化の実現に向け、米国のプロテラ社(会長(兼)CEO: Jack Allen)よりリチウムイオンバッテリーシステムの供給を受ける協業契約を締結しました。坑内掘りハードロック向けの鉱山機械であるバッテリーLHD(ロードホールダンプ)、ドリル(ドリルジャンボ)、ボルタ(ロックボルト打設機)の電動化開発を進め、21年度より順次試作機の完成、2022年度の量産開始を目指します。 (プロテラ社のバッテリーを搭載したバッテリーLHD のイメージ) 気候変動への意識の高まりや環境問題の深刻化に対応するため、コマツは坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の生産再編を進めると同時に、坑内掘りハードロック向け鉱山機械の開発については、「No Blasting(発破の必要がない掘削性能), No Batch(バッチ処理をおこなわない連続掘削), No Diesel(ディーゼル不使用)」というスローガンを掲げて注力してきました。 プロテラ社は、商用車の電動化技術のリーディングカンパニーであり、世界の各分野の高負荷や商用の車両向けにバッテリーシステムと電動化技術を提供しています。このたびのプロテラ社との協業は、このスローガンを具現化する取り組みの一つであり、大気汚染や騒音を軽減することが期待されます。特に、安全性と耐久性が重要視される坑内の採掘現場において、プロテラ社のバッテリーは特徴ある構造と制御技術により優れた性能を発揮します。 (プロテラ社のバッテリーを搭載したドリルのイメージ) コマツとプロテラ社は、中小型の油圧ショベルの電動化において、高性能バッテリーと周辺機器の提供を受けるとともに、実証実験の戦略的パートナーの1社として協業を開始しており、今回はそれに次ぐ2つめの協業となります。 コマツは中期経営計画において、2030 年目標として 2010 年比で CO2 排出量の 50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げており、その延長として 2050 年までに CO2 の排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに掲げました。また鉱山オペレーションにおける温室効果ガス(GHG)削減を加速するため、コマツのお客さまである大手鉱山企業とともに「コマツ GHG アライアンス」を発足させるなど、世界的な気候変動への意識の高まりが加速する中、積極的に取り組みを進めています。 これまで培ってきたハイブリッド建設機械やバッテリー駆動式ミニショベルの技術も活かし、また今後は様々な戦略的パートナーとも協業を進めながら、お客さまの鉱山オペレーションの変革の実現に向けて取り組んでまいります。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。[プロテラ社の概要]社名: Proterra Inc設立:2004 年 1 月 所在地:米国 カリフォルニア州代表者:会長(兼)CEO Jack Allen事業内容: 商用車の電動化技術のリーディングカンパニー
2021/10/27 18:22 株式会社小松製作所
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欧州初 コマツ、Boliden社アイティク銅鉱山(スウェーデン)へ 無人ダンプトラック運行システム(AHS)を導入
2021 年 10 月 25 日 コマツ(社長:小川啓之)は、スウェーデンの資源大手 Boliden 社が保有する欧州最大級のアイティク銅鉱山 (スウェーデン)向けに、コマツとして欧州では初めてとなる無人ダンプトラック運行システム (Autonomous Haulage System 以下 AHS)を導入し、超大型ダンプトラック 930E-5 計 11 台が稼働予定です。 写真:アイティク銅鉱山で稼働する有人の超大型ダンプトラック(提供 Boliden) Boliden 社は、探鉱、採掘、精錬、リサイクルなどを中心に事業を展開しており、持続可能な資源開発に注力するマイニング大手です。Boliden社には、コマツとして欧州で初めてディーゼルエレクトリック式の超大型ダンプトラックを 2 年前に北欧の他鉱山に納入して以来、着実に実績を積み上げてきたことが、今回の AHS 導入に繋がったものです。このたびの導入は、既にアイティク銅鉱山で稼働している有人稼働のトラ ックの無人稼働を可能とするレトロフィットキットの装着も含めて11台の超大型ダンプトラックを AHS で運行するもので、コマツとして欧州で初めての AHS 導入となります。 AHS は、コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、世界 4 カ国 15 鉱山で稼働しており、累計稼働台数は 400 台、累計総運搬量 40 億トンを達成しています。稼働環境の異なる鉱山現場で稼働実績を蓄積した AHS は、世界各国の資源大手よりその安全性・生産性に対して高い評価を得ています。 現代社会に欠かせない鉱物資源は、その入手や採掘がますます困難になってきています。コマツは、これまで培ってきた運用経験や技術・ノウハウを結集し、Boliden 社と共に安全で生産性の高い鉱山オペレーションを実現することで、同社が掲げる GHG 削減や持続可能な開発の達成に貢献して参ります。
2021/10/25 18:27 株式会社小松製作所
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コマツ 電動式フォークリフト「FE25-2/FE30-2」がグッドデザイン賞を受賞
2021 年 10 月 20 日 コマツ(社長︓小川啓之)はこのたび、電動式フォークリフト「FE25/30-2」について、公益財団法人日本デザイン振興会が運営する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しました。グッドデザイン賞は、1957 年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。コマツは 2019 年度にもミニショベル「バッテリー駆動式ミニショベル」とホイールローダー「WA470-10」で同賞を受賞しており、2年ぶりの受賞となります。 【2021 年度グッドデザイン賞を受賞した FE25-2】 今回の受賞は、電動式フォークリフトでありながらエンジン式に匹敵する力強さを表現した点や、側面のルーバー部分から縦長のリアランプにつなげた造形処理の美しさといった優れた外観のデザイン性、また多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイが高い評価を受けました。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創 造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現してまいります。【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】・電動式フォークリフト「FE25/30-2」「電動式フォークリフトというと小型というイメージが強いが、この車両は大径タイヤとサイドの黒いパネルのおかげで、エンジン式に匹敵する力強さが伝わってくる。しかもサイドのラインを斜めにして、躍動感を出しつつステップ位置を低め、黒いパネルには急速充電時の放熱用ルーバーを埋め込み、縦長のリアランプにつなげた処理からは、美しささえ伝わってくる。多くの情報をコンパクトにまとめ、整理されたボタンで扱えるディスプレイにも感心した。」 ※当該機は、2021 年 3 月より発売開始した商品です。ニュースリリース︓電動式フォークリフト「FE25-2」、「FE30-2」を新発売https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2021/20210310 *グッドデザイン賞・・・デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957 年の開始 以来、シンボルマークの「G マーク」とともに広く親しまれてきました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、 システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。 参考︓グッドデザイン賞ウェブサイト https://www.g-mark.org/
2021/10/20 16:54 株式会社小松製作所
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コマツ 新市場区分における「プライム市場」の選択申請に関するお知らせ
2021 年 10 月 15 日 コマツ(社長:小川啓之)は、2021 年7月9日付で株式会社東京証券取引所(以下、「東証」)より 「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について」を受領し、当社が「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認しました。 この結果に基づき、本日開催の取締役会において新市場区分における「プライム市場」を選択し、 東証に申請することを決議いたしましたのでお知らせします。 今後は、東証が定めるスケジュールに従い、新市場区分の選択申請に係る所定の手続きを進めてまいります。
2021/10/15 16:57 株式会社小松製作所
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コマツ、ホイールローダーWA470 トンネル仕様車自動化対応車両を開発
-鹿島建設が進める山岳トンネル工事を対象とした自動化施工システムに協力- 2021 年 10 月 14 日 コマツ(社長:小川啓之)は、お客さまが自社で開発した自動化施工システムに対応するインターフェース機能を付加したホイールローダー「WA470 トンネル仕様車」を開発しました。 コマツは、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を実現するため、「モノ(建設機械の自動化・高度化)」と「コト(施工オペレーションの最適化)」の両方で施工のデジタルトランスフォーメーションを目指しています。その一方で、自社で自動化施工システムの開発に取り組むお客さまに向けては、「モノ」である自動化対応車両を開発・提供してまいります。 自動ホイールローダーによるずり搬出の様子 提供:鹿島建設株式会社 このたび、コマツは、鹿島建設株式会社(社長:天野裕正、以下「鹿島」)が進める山岳トンネル工事を対象に開発を進めている自動化施工システム「A4 CSELⓇ for Tunnel」の一要素であるずり出し作業(※1)の自動化に供する車両の開発に協力しました。コマツはホイールローダー「WA470 トンネル仕様車」に自動化対応が可能なインターフェースの製作を行う役割を担い、鹿島が開発した自動ズリ出し作業のための計測・制御プログラムを実行できる車両を提供しました。 当該機は、ベースマシンであるホイールローダー「WA470-8」の従来の性能を維持しつつ、鹿島が開発した自動化施工システムの指令に基いた稼働を可能にする機能やインターフェースを開発したものです。キャブ(運転席)内に追加搭載した自動/手動切替スイッチにより、オペレーターによる通常運転から自動運転へ切り替え、自動化システムからの指令・制御により、前後走行や停止といった基本的な稼働のほか、トンネル仕様車特有のサイドダンプバケット作業を可能とします。また、キャブ上部にはモードランプを追加搭載し、自動化対応車両の有人・自動・異常の状態が外から一目で判別できます。 コマツと鹿島は、土木・建設業界における「熟練技能者不足」や「作業現場の安全性確保」「生産性向上」などの課題解決に向けて、2013年に共同研究開発契約を締結しています。今後も両社の知見・技術力を活かし、土木・建設業界における早期の課題解決および生産性向上に向け、共同で自動化施工システムの開発・普及を加速してまいります。 コマツは、お客さまとともに安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※1:トンネル工事において発破後に切羽(坑道の先端)に発生した岩砕をホイールローダーですくい取り、 そこから後方に配置した破砕設備等に積み込む作業
2021/10/14 17:55 株式会社小松製作所
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コマツ「衝突検知警報システム」をホイールローダーへ標準搭載開始
-作業現場の安全性向上に貢献- 2021 年 10 月 04 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、独自開発した衝突検知警報システムなどの新たな機能を付加し(※1)、商品力を向上させたホイールローダー「WA270/320-8」を本年10月から国内市場において発売開始いたしました。 当該機は、従来の作業性能は維持しつつ、衝突検知警報システム、LED作業灯、多機能オーディオ、輪止めなどの新たな機能・装備を追加し、現場の安全性とオペレーターの快適性を向上させています。標準搭載した衝突検知警報システムは、本年同月に国内市場導入する電動式フォークリフト(FE25/30-2)にオプション搭載しているシステムと同様のものです。ホイールローダーの後進時に、車体後方に設置したレーダーで人・物・作業車両の接近を検知し、表示灯とブザーでキャブ内のオペレーターにお知らせします。ホイールローダーの車速や稼働範囲に連動した誤検知低減機能を独自開発・搭載し、生産性は維持しつつ安全性を向上させています。掘削時や積込時などバケット操作に気をとられがちな後進時の衝突事故の軽減に寄与し、お客さまの作業現場における安全性向上を実現します。 【衝突検知警報システムを使用した現場のイメージ図】 当システムは、「WA270/320-8」に標準搭載するとともに、既存の「WA270/320-8」にもレトロフィットが可能です。幅広いお客さまへ当システムをお届けすることで、建設現場の安全をサポートするシステムの普及を推進します。今後は、他機種への標準装備を順次展開するとともに市場要望の収集やサポートを行い、更なる安全支援システムの向上を目指します。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※1 衝突検知警報システムの標準搭載およびレトロフィット、また今回追加された装備品は 1 名キャブ仕様のみに対応しています。なお、オプションの組合せによっては装着できない場合があります。【新たに追加された主な特長】 1.衝突検知警報システム(1)衝突の危険度合いに応じた 2 段階警告レーダーで検知した対象との相対速度と距離から判定した、衝突の危険度合いに応じて、注意喚起範囲と警告範囲の 2 段階の範囲を設定しました。警告ブザーの断続音の違いで、危険度をオペレーターにお知らせします。 (2)車両の状態に連動した警告範囲(誤検知低減機能)ホイールローダー向けに開発した車速連動機能、ステアリング連動機能、かき上げ連動機能を備えています。車両の状態に応じて注意喚起範囲・警告範囲を変化させることで不要な警告(誤検知)を低減します。 (3)検知対象にタグやセンサーが不要レーダーが人、荷物や作業車両を検知するため、検知対象側にタグやセンサーの取り付けは不要です。・本システムは、あらゆる条件で衝突を軽減する装置ではありません。性能には限界があります。システムに頼った使い方や間違った使い方を行った場合には、事故が発生する可能性があります。・本システムをお使いになる前には、必ず取扱説明書をお読み頂き、システムについて理解し、正しくお使いください。・本システムは、わき見操作や漫然な操作など、オペレーターの不注意を防止するための装置ではありません。2.輪止め、LED作業灯不意の車両の動きを防ぐ輪止めを標準装備しています。また、キャブ上前方と後方にLED作業灯を標準装備し、暗い夜間の現場も明るく照らします。3.多機能オーディオBluetooth®接続が可能なAM/FMラジオを標準装備しています。外部入力端子(USB、AUX)を使用してデジタルオーディオプレーヤーなどの携帯音楽プレーヤーも接続可能です。※Bluetooth® 接続および、USB接続の動作確認は一定条件下で実施したものです。接続機器の仕様によっては、確認した内容と異なる場合があります。4.IDキー始動キーにICチップ内蔵のIDキーを標準装備。機械に登録済みのIDキー以外ではエンジンは始動できません。【発売月】2021 年 10 月【公表価格】WA270-8︓24,200 千円/WA320-8︓29,500 千円(工場裸渡し消費税抜き)【販売目標】WA270-8︓220 台/WA320-8︓290 台(国内のみ) 【写真︓衝突検知警報システムを搭載した WA320-8(左)】 【写真︓衝突検知警報システムを搭載した WA270-8(右)】
2021/10/04 15:54 株式会社小松製作所
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コマツ「2021 森林・林業・環境機械展示実演会」に出展
コマツ(社長︓小川啓之)は、2021 年 10 月 10 日(日)~11 日(月)に開催される「2021 森林・林業・ 環境機械展示実演会」(場所︓北海道苫小牧市柏原 6-187 苫小牧東部地区)に出展します。 会場では、林業機械、電動ミニショベル、電動式フォークリフト、アタッチメントの展示やデモンストレーションを 実施します。また、コマツが取り組む「スマート林業」においては、森林の見える化に続く新たな林業ツールとして、 「ZOUZAI ウォッチャー」による生産性向上へ向けた取り組みについてもご紹介いたします。当該システムは、コマツの PC138US-11 ハーベスターC93 仕様から一本毎の丸太の情報や造材の位置情報を入手し、クラウドを通じて見える化を実現することで造材管理の効率化と省力化を目指すものです。 皆さまのご来場を心よりお待ちしております。 ■「2021 森林・林業・環境機械展示実演会」概要 期間︓2021 年 10 月 10 日(日)~11 日(月)9:00~16:30(11 日は 15:00 終了) 会場︓北海道苫小牧市柏原 6-187 苫小牧東部地区主催︓北海道、一般社団法人 林業機械化協会※詳細情報については、一般社団法人 林業機械化協会 HP をご覧ください また、ご来場者の方は下記 HP より事前登録を頂ければスムーズに入場いただけます。 https://www.rinkikyo.or.jp/news/view/68■出展予定機種 PC138US-11 ハーベスターC93 仕様 PC138US-11 ストレートブーム選木仕様車 PC78US-11 プロセッサ装着可能車 ハーベスターS92(参考出展) PC30E-5 バッテリー搭載電動ミニショベル 電動マイクロショベル(参考出展) FE25-2 電動式フォークリフト 油圧オートカプラ(単品) <PC138US-11 ハーベスタ C93 仕様> <Honda と共同開発している電動マイクロショベル> ■会場へのアクセス・国道・県道 [札幌方面から] 国道 36 号線→道道 129 号(分岐より) 約 8km [苫小牧方面から] 国道 234 号より 約 3km・高速道路日高自動車道「苫東中央 IC」より約 5km・無料シャトルバスルート① JR 南千歳駅前~新千歳空港~会場 所用時間:約 35 分ルート② JR 苫小牧駅前~会場 所要時間:約 30 分※シャトルバスの運行時刻や乗り場案内は、林業機械化協会 Web サイト http://www.rinkikyo.or.jp をご確認ください。 ■コマツブースのご案内 コマツブースは、会場中央の「おもてなし広場」付近のブース No.7にございます
2021/09/22 17:33 株式会社小松製作所
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オペレーターの後方安全確認を光と音でサポートする 「衝突検知警報システム」を電動式フォークリフトへ搭載開始
―作業現場の安全性向上に貢献― 2021 年 9 月 17 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、新たに独自開発した「衝突検知警報システム」を、2.5 トン、3.0 トンクラスの 電動式フォークリフト「FE25-2」、「FE30-2」にオプション設定し、本年 10 月から国内市場への導入を開始し ます。当システムは、フォークリフトの後進時に、車体後方に設置したレーダーで人・物・作業車両を検知し、警報ランプとブザーでオペレーターに注意を促します。フォークリフトに起因する事故の約半数を接触事故が占める中、特に安全確認不足になりがちな後進時のフォークリフト災害の抑制に寄与し、お客さまの作業現場における安全性・生産性向上を実現します。 【衝突検知警報システムを使用した現場のイメージ図】 当システムは、古河 AS 株式会社製の周辺監視レーダー(型式︓MMR1C)を採用しています。周波数 24 ギガヘルツ帯を使って電波パルスを送り、反射したパルス波を分析して対象の相対速度と位置を検知します。 日射や気象条件の影響を受けにくいことから、様々な環境下において安定した検知が期待できます。また、警報範囲はタイヤの向きから予測した車両の進行方向と走行速度に連動しているため、オペレーターへの不要な警報を低減し、快適な作業環境の実現と生産性の向上に貢献します。今後は、フォークリフトだけでなく建設機械への標準装備やレトロフィットキットへの展開を順次行うとともに市場要望の収集やサポートを行い、更なる安全支援システムの機能向上を目指します。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創 造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。【システムの主な特長】1.衝突の危険度合いに応じた 2 段階警報レーダーで検知した対象の相対速度と位置から予測した、衝突の危険度合いに応じて、注意喚起範囲と警告範囲の 2 段階の範囲を設定しました。警報ランプの点滅間隔と警報ブザーの断続音の違いで、危険度をオペレーターにお知らせします。 2.進行方向と走行速度に連動した警報範囲後進時にステアリング角度(タイヤ切れ角)から進行方向を予測し、その方向に衝突の危険性がある場合にオペレーターに警報を発します。車両の進行方向外にある人、荷物等に対しては警報を発しないため、オペレーターへの不要な警報を低減しています。 3.検知対象にタグやセンサーが不要レーダーが人、荷物や作業車両を検知するため、検知対象側にタグやセンサーの取り付けは不要です。【対象機種】・「FE25-2」,「FE30-2」※既にお使いの「FE25-2」、「FE30-2」には、レトロフィットキットを準備中です。(近日発売予定)・「FE25-1」,「FE25H-1」,「FE30-1」にも、レトロフィットキットを設定しました。 【公表価格】・FE25-2 (2.5 トン車)用 470 千円・FE30-2 (3.0 トン車)用 480 千円 【写真︓衝突検知軽減システムを搭載した FE25-2】
2021/09/17 18:25 株式会社小松製作所
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- コマツ、2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けて宣言 - 統合報告書「コマツレポート 2021」を発行
2021 年 09 月 15 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本日、統合報告書「コマツレポ―ト 2021」を発行し、2050 年までに CO2排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに向けた取り組みに関する長期ビジョンを新たに掲げました。 コマツは中期経営計画において、2030 年目標として 2010 年比で CO2排出量の 50%削減と、再生可能エネルギーの比率を50%とすることを掲げています。その延長である 2050 年カーボンニュートラルに向け、CO2 削減の取り組み対象を、自社の拠点(Scope1+2)、自社の製品使用時(Scope3 カテゴリ 11)にとどまらず、お客さまの現場全体にも拡げます。スマートコンストラクションの進化などによる施工の最適化や、植林・育林・伐採の循環型林業を支える林業機械事業およびコンポーネントを再生、再利用するリマン事業といった循環型ビジネスを更に強化していくことで、社会の CO2 削減にも貢献し、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上の好循環)の実現を図ってまいります。 特に、コマツのサプライチェーン全体の CO2 排出量のうちの約 9 割を占める製品使用時に対しては、燃費低減や製品効率改善に加えて、既に有しているハイブリットやディーゼルエレクトリックなどの技術の更なる強化と、燃料電池(FC)や水素エンジンなど新たな技術の採用により、環境負荷を低減する製品開発に向けたロードマップを示しました。また、生産拠点に対しては、生産技術改革によりエネルギー消費を削減する省エネ、自社で再生可能エネルギーを創る創エネ、そして再生可能エネルギーの購入の優先順位で取り組みを進めます。 この他、コマツ 100 年のアイデンティティーとして、ブランドプロミスである「Creating value together」やコマツの 100 年の歩みと強さのご紹介、次の 100 年へ向けた経営課題と経営戦略等を語る社長メッセージおよび CFO メッセージ、ESG課題の解決への貢献度を評価するための指標(KPI)に対する 2020 年度実績などを掲載しています。 コマツは、次の 100 年も「品質と信頼性」を追求し、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓いていくことを目指してまいります。 <統合報告書「コマツレポート 2021」> 和文:https://www.komatsu.jp/ja/ir/library/annual 英文:https://www.komatsu.jp/en/ir/library/annual
2021/09/15 18:14 株式会社小松製作所
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コマツ初、大型ダンプトラックHD785-7ベース無人散水車を開発
-無人ダンプトラック運行システム上での自動走行と自動散水を実現- 2021 年 9 月 13 日 コマツ(社長:小川啓之)は、この度、鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System 以下、AHS)上で、自動走行と自動散水が可能な大型オフロードダンプトラック HD785-7(積載量91トン)をベースとした無人散水車を開発しました。HD785-7 に無人散水を可能とするコンポーネント(※)と、AHS上に新たに散水制御プログラムを組み込むことで、運搬用無人ダンプトラックと無人散水車の同時制御が可能となります。鉱山現場の課題である安全性と生産性を向上させるための新たなソリューションとして、2022 年の市場導入を目指してまいります。 【HD785-7 ベースの無人散水車のイメージ】 鉱山の現場の生産活動では、周辺環境への影響や現場の視界を妨げる粉塵が多く発生します。そのため、運搬用のダンプトラックや積込機の他、ダンプトラックをベースとした散水車が走行路での散水を行い、粉塵量を管理しています。有人散水車は、運転手が走行と散水制御を同時に操作する必要があり、運転ミスによる事故が発生しやすいという課題がありました。また散水量や散水箇所も運転手の判断に委ねられているため、同じ地点に繰り返し散水されてしまうなどの偏りが、運搬用ダンプトラックのスリップ事故の原因となっています。 無人散水車は、AHSの従来機能により、走行経路に沿った安全な自動運行が可能となります。また、走行車速や走行コースに応じた最適な散水量の制御、散水履歴管理などを計画的に行うことで、スリップ事故の原因となる過剰な散水を防ぎます。加えて、従来同様、最適な自動運転制御や、鉱山内の他の無人ダンプトラックや走行路上の有人車両との協調制御を実現することにより、鉱山オペレーション全体の安全性と生産性の向上を実現します。 コマツは、中期経営計画「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」において、重点活動の一つとして、「最適化プラットフォームとソリューションビジネス戦略の進化」に取り組んでいます。AHSは、コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、累計導入400台、累計総運搬量40億トンを達成しています。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※散水装置メーカー製の散水システムを制御可能なインターフェース
2021/09/13 17:48 株式会社小松製作所
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コマツ、鉱山現場向け超大型油圧ショベルの遠隔操作化と、無人ダンプトラック運行システムAHSとの協調による半自動化を実現
-鉱山機械見本市「MINExpo」にてデモンストレーションを実施- 20221 年 9 月 10 日 コマツ(社長:小川啓之)は、9 月 13 日から 15 日までの 3 日間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021(以下、「MINExpo」)」において、展示会場に設置した遠隔操作用コンソール(※1)から、約 650 キロ以上離れた米国アリゾナ州に設置した超大型油圧ショベル 「 PC7000-11 」 を遠隔操作して、無人専用運搬車両「Innovative Autonomous Haulage Vehicle」との協調による半自動化作業のデモンストレーションを実施します。 写真:試験場でテストを行う超大型油圧ショベル「PC7000-11」(米国アリゾナ州) コマツは、お客さまの現場の安全性と生産性の向上を実現するため、コマツグループがこれまで培った技術やノウハウを集約し、超大型油圧ショベル「PC7000-11」の遠隔操作化と半自動化の開発を進めてきました。車体と作業機周辺に設置された複数のカメラとセンサーを通じて、現場の状況が遠隔操作用コンソールの 360 度モニターとディスプレイに映し出されることにより、オペレーターは実際の運転席から見える視界以上の現場状況を把握することが可能です。 遠隔操作に加え、無人ダンプトラック運行システム AHS(Autonomous Haulage System)と協調させることで、積み込み作業の一部自動化を実現しています。これにより積み込み作業のサイクルタイムを短縮し、オペレーターの疲労を軽減します。また、AR(拡張現実)技術を活用して、作業機やバケットの位置情報、モジュラーマイニング社(本社:米国アリゾナ州 ※2)の鉱山管理システムによるダンプトラックの到着予測時間などをオペレーターにリアルタイムにフィードバックする運転支援を行うことで、生産性の向上を実現します。 写真:無人専用運搬車両「Innovative Autonomous Haulage Vehicle」に積み込み作業を行う超大型油圧ショベル「PC7000-11」 また鉱山機械向けのオペレータートレーニングを提供するイマーシブ社(本社:オーストラリア西オースト ラリア州 ※2)のトレーニングシミュレーターの技術を活用して、積み込み作業ごとのデータ蓄積によるガイ ダンス機能を活用することで、作業中もオペレーターの運転操作の評価と最適運転方法を即時フィードバックします。これによりオンラインでの運転指導が可能となり、高効率な作業を行うことができます。また蓄積さ れたデータはいつでも再生してオフライン(稼働時以外)での運転指導に活用することも可能です。 遠隔操作機能と一部自動化機能を搭載した超大型油圧ショベル「PC7000-11」の開発はほぼ完了しており、2022年にはお客さまの現場での試験を行う予定です。 写真:遠隔操作用コンソール ※1 コンソールとは、360 モニターとディスプレイを備えた遠隔操作用のコックピット。 ※2 モジュラーマイニング社、イマーシブ社ともにコマツの 100%子会社。 超大型油圧ショベルの遠隔操作化と無人ダンプトラック運行システムAHSとの協調による半自動化のデモンストレーションなど、「MINExpo」展示の詳細についてはこちらのサイトよりご確認ください。 https://www.komatsuevents.com/ (英語サイトのみ)
2021/09/13 16:47 株式会社小松製作所
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コマツと Vale 社が「ダイナカット」でトライアル提携 坑内掘りハードロックの岩盤掘削新工法および機械切削新技術を促進
-鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021」に共同出展- 2021 年 9 月 3 日 コマツ(社長:小川啓之)は、100%子会社であるコマツマイニング株式会社(以下 KMC、社長:Jeffrey Dawes)を通じて、世界最大手の鉄鉱石およびニッケル生産者である Vale 社と、坑内掘りハードロックにおける岩盤掘削新工法と機械切削新技術を将来的に実現するためのトライアル提携契約を締結しました。両社は今後、コマツが新たに開発した「DynaCut(以下ダイナカット)」の新モデル「MC51」 のトライアルを Vale 社がカナダ・オンタリオ州サドベリーに保有するギャルソン鉱山で実施するなど、革新的な当該技術の早期市場導入を目指していきます。 (写真︓KMC 製 ダイナカット新モデル「MC51」) Vale 社の北大西洋事業所およびアジア製油所の最高執行責任者であるディノ・オトラント氏は、「真のイノベ ーションのためにはエンドユーザーとサプライヤーの効果的な協業が必要であり、新技術が鉱山業界全体の要求を確実に満たすことが重要です。本トライアル提携は、ダイナカット技術の鉱山業界の高い安全水準への適合や、技術に関する調査を行う最初のステップとなります」と述べています。 コマツと KMC が 10 年以上の期間を経て開発したダイナカット「MC51」は、岩盤を連続かつ 50 ミリメートル以内の精度で精密に掘削することで生産性を向上するとともに、フル電動システム化によるゼロ・エミッションを実現します。また工程の自動化と無線波による遠隔操作化により、お客さまは掘削現場や危険な掘削工法にオ ペレーターを配置することなく、安全に掘削することが可能となります。 気候変動への意識の高まりや環境問題の深刻化に対応するため、コマツは坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の生産再編を進めると同時に、坑内掘りハードロック向け鉱山機械の開発については、「No Blasting(発破の必要がない掘削性能), No Batch(バッチ処理をおこなわない連続掘削), No Diesel (ディーゼル不使用)」というスローガンを掲げて注力してきました。このたびのダイナカットと岩盤掘削新工法はこのスローガンを具現化する初めての製品であり、トライアル提携によりコマツはお客さまの鉱山オペレーションの真 の変革の早期実現を目指します。 コマツ と Vale 社 は、米国ネバダ州 ラスベガスで開催される鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL 2021」において、両社のパートナーシップやイノベーションの加速について共同で発表を行う予定です。詳細についてはこちらのサイトよりご確認ください。https://www.komatsuevents.com/ (英語サイトのみ)【Vale 社の概要】 Vale社はブラジルに本社を置く世界最大級の鉱山企業。鉄鉱石生産大手であり、ニッケル生産の最大手。ベースメタル事業の主要拠点であるカナダでは100年以上にわたり、ニッケル、銅、コバルト、プラチナ、金、銀を生産している。同国オンタリオ州サドベリーには、5つの鉱山、工場、製錬所、ニッケル精錬所からなる世界最大級の総合鉱山施設を保有。<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/09/03 17:34 株式会社小松製作所
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コマツフォレスト、環境に配慮した新工場の生産開始
―コマツ初のカーボンニュートラル工場― 2021 年 8 月 18 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、このたび 100%子会社で林業機械の製造販売を行うコマツフォレスト AB(スウェーデン・ウメオ、社長︓梅田博之、以下「コマツフォレスト」)において新工場を竣工し、生産を開始いたしました。 新工場は、従来ウメオ市内中心に点在していた生産工場を一ヶ所に集約し、生産工程および物流のレイアウトの最適化を図っています。さらにコマツで初めてAGV※1 を活用した自動牽引組立ラインの導入を始めとする新たな生産技術を織り込み、従来工場に比べ生産性30%向上を実現しました。加えて、約19,000 ㎡の 太陽光パネルの設置や地熱を活用した暖房設備など再生エネルギー供給設備を導入することで、電力使用量を大幅に削減し、コマツの生産工場として初めてカーボンニュートラルを実現しました。地球環境に優しい生産を実現することで持続可能な地域社会へ貢献します。 【新工場および太陽光パネル】 【AGV とフォワーダー】 コマツは中期経営計画の経営目標として、2030年までに製品使用により排出されるCO2の50%削減(対2010年比)、生産によるCO2排出の50%削減(対2010年比)を設定しています。またチャレンジ目標として2050年までにカーボンニュートラルを目指しています。 その取り組みの一つとして、林業ビジネスにおいては、伐採だけでなく植林や育林も含めた持続可能な循環型林業を掲げています。また、危険な作業を機械化し安全に貢献する機械化林業やドローンで計測した木の本数や成長度合いなどのデータを分析し、森林管理に活かすスマート林業に取り組んでいます。コマツフォレストは2004年にコマツが買収して以来、林業機械の開発・生産の中核拠点としてコマツの林業機械ビジネスを担っています。このたびの新工場の生産開始によりカーボンニュートラルへの取り組みを加速させるとともに、林業ビジネスの強化・拡大を図ってまいります。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。 ※1︓Automated Guided Vehicle 無人搬送台車 【コマツフォレスト AB の会社概要】 代表者︓梅田 博之社長CEO︓イェンス ベングトソン所在地︓スウェーデン ウメオ テーゲルブルクスヴェーゲン 1, 907 42主要事業︓林業機械の製造、販売 【コマツフォレスト AB 新工場の概要】敷地面積︓約 133,000m2建屋面積︓約 40,000m2(オフィス関連含む)投資金額︓約 100 億円生産品目︓ハーベスター・フォワーダー・ハーベスターヘッド<お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/08/19 12:36 株式会社小松製作所
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コマツ 大手鉱山企業 4 社とともに「コマツ GHG アライアンス」を発足
-鉱山オペレーションのゼロエミッション実現を目指す- 2021 年 8 月 2 日 コマツ(代表取締役社長兼 CEO︓小川啓之)は、鉱山オペレーションにおける温室効果ガス(「以下、GHG」)削減を加速するため、コマツのお客さまである大手鉱山企業とともに「コマツ GHG アライアンス(以下、本アライアンス)」を発足することについて合意しました。創設メンバーとして、世界有数の鉱山企業であり、業界のリーディングカンパニーであるリオティント、BHP、コデルコ、Boliden の 4 社(※1)が参加します。お客さまとともに価値を創造するこの枠組みを通じて、コマツはいかなる動力源でも稼働可能なコンセプト「パワーアグノスティックトラック」の開発を加速させていきます。 (イメージ)いかなる動力源でも稼働可能なパワーアグノスティックトラックのコンセプト コマツのお客さまである大手鉱山企業は、世界的な気候変動への意識の高まりを受け、鉱山オペレーションに おける GHG 削減やゼロエミッションの達成などの課題解決を目指しています。本アライアンスは、コマツと大手鉱山企業がともに鉱山オペレーションのゼロエミッション実現を目指し、コマツは次世代の鉱山機械の商品企画、開発、テスト、導入などの各工程に関する情報を、鉱山企業は鉱山におけるインフラ設備に関する情報を、相互に 提供し、緊密に連携する枠組みです。本アライアンスの発足により鉱山業界のリーディングカンパニー各社と協力できることで、次世代の鉱山機械の開発・市場導入が加速され、GHG 削減に貢献し、持続可能な鉱山オペレーションを早期に実現できることが期待されます。また業界全体での協力体制をより強化するために、本アライアンスの参加メンバーを今後さらに拡大していくことも予定しております。 本アライアンスの最初のターゲットモデルは超大型ダンプトラックとし、ディーゼルエレクトリックやトロリー(有線) などの既に販売している動力源の他、バッテリーでの電動、燃料電池をはじめとした水素など、いかなる動力源でも稼働可能なコンセプト「パワーアグノスティックトラック」の開発を進めていきます。 本年 9 月 13 日から 15 日までの 3 日間、米国ネバダ州ラスベガスで開催される鉱山機械見本市 「MINExpo INTERNATIONAL 2021」において、コマツはパワーアグノスティック超大型ダンプトラックのコンセプトを初出展する予定です。 (写真)試験場でテストを行うパワーアグノスティックトラックのコンセプト車(米国アリゾナ州) コマツは中期経営計画の経営目標として、2030 年までに、製品使用により排出される CO2 の 50%削減 (対 2010 年比)、生産による CO2 排出の 50%削減(対 2010 年比)を目標としています。またチャレンジ目標として 2050 年までにカーボンニュートラルを目指します。 コマツはこれまで、2008 年に建設機械で世界初となるハイブリッド油圧ショベルを市場導入、2020 年 4 月 にはバッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」をレンタル機として国内市場へ導入するなど、気候変動に対応し た環境負荷低減や安全に配慮した高品質・高能率な商品・サービス・ソリューションを提供して参りました。今回のパワーアグノスティックトラックは、お客さまとともに価値を創造するコマツの新しいソリューションです。このような新たな取り組みを通じて、カーボンニュートラルにチャレンジして参ります。ニュースリリース︓コマツ、米ラスベガス「MINExpo 2021」に出展 ゼロエミッションを目指すパワーアグノスティ ック超大型ダンプトラック初出展(リンク) <お問い合わせ先>・コマツ サステナビリティ推進本部 コーポレートコミュニケーション部〒107-8414 東京都港区赤坂 2-3-6TEL︓03-5561-2616URL︓https://home.komatsu/jp/ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
2021/08/02 17:48 株式会社小松製作所
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