「三菱ふそうトラック・バス株式会社」のニュース一覧 (208件中141~160件を表示)

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交通のゼロ・エミッション化を推進するニュージーランドで、 市場投入を控えた電気小型トラック「eCanter」が助成対象に選定
2021 年 3 月 5 日•ニュージーランドにて、エネルギー効率・保全局の低排出ガス車両競合ファンドの助成金を受給•電気小型トラック「eCanter」5 台をオークランド市内のゼロ・エミッション・エリア で実証、さらに 1 台がお客様向けのプロモーション車両として助成対象に •数ヶ月以内に本格投入を控えた「eCanter」の市場開拓を狙う三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、ニュージーランドの販売代理店 FUSO ニュージーランド(本社:オークランド、代表取締役社長:カーティス・アンドリュース)が同国エネルギー資源大臣およびエネルギー効率・保全局(Energy Efficiency and Conservation Authority)から助成金を受給したことを発表します。電気小型トラック「eCanter」6 台が助成の対象となり、ニュージーランドにおける交通のゼロ・エミッション化を推進します。 助成対象となる電気小型トラック「eCanter」6 台のうち 5 台は、オークランド市のゼロ・エミッショ ン・エリアで実施する物流事業者による一年間の実証試験で使用されます。この取り組みは、オ ークランド有数の密集エリアで大気汚染物質の排出量を低減させることを目指し、低排出ガス車 両の普及を推進するものです。この実証試験を通じて、物流事業者と同市の交通基盤を担うオークランド・トランスポート社は、「eCanter」などの電気トラックの採用による市内の交通や配送への 影響に関する知見を得ることを目的としています。1 台は FUSO ニュージーランドが所有し、数か月以内に本格的に市場投入することを踏まえ、お客様向けのプロモーション車両として使用します。助成金は、ニュージーランド政府による新たな低排出ガス交通プロジェクトを支援する取り組みの一環です。エネルギー効率・保全局(Energy Efficiency and Conservation Authority)が運営する低排出ガス車両競合基金(Low Emission Vehicle Contestable Fund)が、全 22 件のプロジェク トに対して総額 370 万 NZ ドルを拠出します。同基金はニュージーランド国内で現在稼働中の 450 箇所以上の EV 充電ステーションに対する資金援助も行っています。日本や各国政府の脱炭素に向けた動きが加速する中、「eCanter」は世界中の都市交通の重要 な役割を担います。騒音がなく、排出ガスゼロの「eCanter」は都市内の騒音や CO2 の低減に貢 献するソリューションとして、国内外のお客様から高い評価を得ています。現在 200 台以上の 「eCanter」が米国、欧州、日本のお客様の下で稼働しており、総走行距離はグローバルで 300 万 km 以上に到達しています。FUSO ニュージーランドについて FUSO ニュージーランド(FUSO New Zealand Ltd.)は 2017 年にニュージーランド市場における ふそうブランドの輸入代理店および販売代理店としてオークランドを拠点として設立されました。 FUSO ニュージーランドは現地企業 Keith Andrews Trucks の傘下企業です。ふそう車は 45 年以上にわたりニュージーランドで稼働しており、現在、国内に所在する 19 のカスタマーサービス・パーツ拠点により支えられています。大型、中型、小型のトラックおよびバスの全モデルを、MFTBCの川崎工場およびダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(本社:インド)のチェンナイ工場から完成車としてニュージーランドに輸出しています。 2020 年のデモ走行でニュージーランドのワイヘキ島を走る電気小型トラック「eCanter」 ニュージーランドの首都ウェリントンの郊外を走行する「eCanter」 [プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL:044-330-7787/E-Mail:marina.tokoro@daimler.com
2021/03/05 16:30 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 2020 年、海外の主要市場でシェアを拡大 ~インドネシアと台湾でトップシェアを継続~
2021 年 3 月 3 日 ・ 小型トラックに支えられ、インドネシアと台湾市場でトップシェアを達成 ・ 国際的な景気後退の中、欧州、オーストラリア、ニュージーランド、ケニア、シンガポールなど重点市場でシェアを拡大三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、ふそうブランド(以下、ふそう)のトラックおよびバスが 2020 年に海外最大市場であるインドネシアと台湾でトップシェアを維持したことを発表します。また、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込む中、海外の主要市場でシェアを拡大しました。国際経済が新型コロナウイルス感染症の打撃を受け、トラックやバスの需要は全主要市場で軒並み落ち込んでおり、インドネシアでも市場規模は 2019 年比で 51.7% *1となりました。このような状況の中、ふそうはインドネシア市場で 48.1% *1 のトップシェアを維持し、前年からシェアをさらに拡大しました。これは、小型車部門が堅調に推移し、小型トラック「コルトディーゼル」のマーケットシェアが58%*1を記録したことなどが貢献しました。中型トラック「フソウ」と「ファイター」が中型部門においてシェア 22.4%*2を占め、好成績でした。現地販売代理店で合弁会社の PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(本社:ジャカルタ、代表取締役社長:高井直哉、以下 KTB 社)は、ソーシャルディスタンスのガイドラインを速やかに徹底し、オンラインイベントや出張メンテナンスサービス、インドネシア最大の EC サイト「トコペディア」でのオンライン販売を展開し、お客様とのつながりをさらに強める取り組みを進めています。創業 50 周年を迎えた KTB 社の実績は、インドネシア市場をけん引してきた長い歴史を物語っています。台湾では、2020 年のふそうブランドの市場シェアは 32.2% *1 となり、29 年連続でトップシェアを維持しました。インドネシアに続く規模の輸出市場である台湾では、政府による効果的な措置により、新型コロナウイルス感染症の拡大の抑止に成功しています。そのため現地の産業活動は比較的安定して推移し、商用車の需要減退は抑えられ、小型部門ではふそうがトップの地位を維持しました。2020 年の台湾市場では、販売台数が7000 台を超えた商用車ブランドはふそうのみでした。これは現地販売代理店で合弁会社のダイムラー・トラック・アジア台湾(本社:台北、CEO:ジョー・ ウォン)による、新型小型トラック「キャンターPRO 5」(車両総重量5トン)の販売が好調だったことなどが要因です。最終的にふそうは同国の小型トラック市場のシェア 38.1% *1 を占め、元来のふそうブランドの強みを改めて示しました。台湾では 60 年以上にわたりふそう車両を販売しており、現在、同市場で最も充実した商用車販売・サービスのネットワークを有しています。 * 1 2021 年 3 月 1 日時点 * 2 2021 年 1 月 29 日時点 台湾とインドネシアにおける好業績に加え、2020 年には大多数の重要輸出市場でシェアが拡大しました。世界的な景気後退により販売台数は全体として減少した一方、欧州ではシェアを前年から7%近く伸ばして 26%となり、オーストラリアでは 2019 年から 1.6% 増の 13.1%となるなど、主要市場で好調な業績を達成しました*1。欧州では、MFTBC は小型車の販売に注力しており、都市封鎖やソーシャルディスタンスの中、「ラストワンマイル」配送のニーズなどが追い風となりました。またケニア(27.7%)、シンガポール(19.1%)、ニュージーランド(14.8%)などの重点市場でもシェアを拡大しました*3。2020 年第 4 四半期以降の受注も好調な見通しで、MFTBC は、ふそうが 2021 年も世界のロジスティクスの重要な役割を担うと確信しています。MFTBC は今後もダイムラー・トラックの一員として、世界を動かし続けるすべての人々を支える製品やサービスを提供していきます。* 3下記セグメントを対象に算出: 欧州:10 トン以下のトラック市場のみ、ケニア:トラック市場のみ、オーストラリア・ニュージーランド:トラック及び小型バスのみ 新型小型トラック「キャンターPRO 5」の導入により台湾ではふそうがトップシェアを継続 インドネシア市場の中型部門での好成績に貢献した「ファイター」
2021/03/04 13:53 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 社員教育のデジタル化を推進 ~新型コロナウイルス感染症拡大に対応~
2021 年 2 月 25 日 ・新型コロナウイルス感染症拡大に対応し、社員教育のデジタル化を促進 ・オンライン教育システム「ふそうホライズン」を通じ 560 以上の研修レッスンを提供 ・2020 年のオンラインレッスン修了者数は前年比 162%、月平均 5,500 人以上に三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は 2020 年に社員向けのオンライン研修を大幅に拡張しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、新しい生活様式として在宅勤務やソーシャルディスタンスが定着する中、従業員の柔軟なキャリア形成やスキル構築を支援します。新型コロナウイルス感染症の拡大により世界各国で働き方が大きく変化したなか、MFTBCは 2020 年 6 月に従来の在宅勤務制度を改正した「モバイル・ワーク」制度を導入しました。最大100%の社外での勤務、および従業員のニーズに合わせた勤務時間の調整を可能にしたことで、 感染のリスクを抑えながら自律性と柔軟性を育む勤務形態を提供しています。これに対応し、社員教育を担う教育機関「ふそうアカデミー」は従業員に対するオンライン研修のレッスン数を 560 以上まで増やし、前年比 61%拡充しました。* MFTBC の研修コースは営業、サービス、財務など幅広い分野をカバーし、受講者は製品の機能や技術、アフターサービス、業務プロセスなどの知識を磨くことができます。従業員は自身の端末から、オンライン研修システム「ふそうホライズン」を通じ、オンライン研修を受講できます。2017年から段階的に当システムの開発・試験を行い、2019 年に現在のデザインと機能で本格的に導入を開始しました。現在、研修は英語と日本語の 2 か国語で実施しており、世界中の 70 市場以上、 日本では国内子会社を含む全組織がアクセスできるオンライン研修システムを展開しています。ソーシャルディスタンスを徹底するため、ふそうアカデミーではいち早く多くの授業のオンライン化を実現しました。豊富な研修を「ふそうホライズン」で提供することで、2020 年のオンライン研修レ ッスン修了者は延べ 66,500 人に達し、前年比 162%となりました。対面でのやり取りが制限される中で、ビデオや受講者の知識を試すテストなどのインタラクティブ機能を充実させたコンテンツで社員教育の水準を維持しました。MFTBC は新型コロナウイルス感染症の流行収束後もデジタル教育への投資を継続し、組織のレジリエンスと従業員の柔軟なエンゲージメントの強化を目指します。 オンライン研修システム「ふそうホライズン」管理画面 *前年度比、2020 年 12 月時点
2021/02/25 17:12 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 電気小型トラック「eCanter」:納車台数がグローバルで200台に到達
2021 年 2 月 19 日 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、量産型電気小型トラック「eCanter」の納車がグローバルで 200 台以上に到達したことを発表しました。 MFTBC の電気小型トラック「eCanter」は、量産型電気商用車の先駆けとして 2017 年に販売を開始し、2021 年 2 月現在で既に200台以上が国内外のお客様の下で稼働しています。国内では関東・関西・北陸・山陰及び東海地域で 60 台以上、海外では米国および欧州で合わせて 140 台以上が稼働し、走行距離はグローバルで 300 万 km 以上に到達しています。「eCanter」は、特に宅配やルート配送、コンビニなど、市街地を主に走行し、ストップ&ゴー(停止と発進)が頻繁に発生する都市内輸送に適しています。1充電あたりの航続距離は 100km を確保しており、急速充電を繰り返すことでさらに長距離の走行も可能です。これまで運輸・物流や小売 のほか、Eコマース企業や家具メーカー等への導入実績があり、近距離の小口配送からルート配送、宅配便の集配や店舗への商品配送等の配送用トラックとして活用されています。一方海外ではこれらにくわえて、郵便配達や産業ガス運搬、廃棄物処理作業など多様な用途で活用されています。 MFTBCは電気トラックのパイオニアとして、商用車における電動化促進とゼロエミッション化のビジョンを掲げています。電動で駆動することで排出ガスが一切出ない「eCanter」は、従来のディー ゼル車と比較して騒音や振動も少なく、都市内での騒音や排出ガスの課題を解決するソリューシ ョンとして国内外のお客様から評価されています。また当社は商用車メーカーとして CO2 排出削減に向けた取り組みをさらに加速し、2039 年までに日本国内へ導入する全ての新型車両を走行時に CO2 を排出しない CO2 ニュートラル化にするビジョンも掲げています。国内外でのカーボンニュートラル化への動きが急速に進む中で、「eCanter」は大きな役割を担っています。 ■電気小型トラック「eCanter」について今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2 低減の課題を解決する答えとして、MFTBC が開発した量産型電気小型トラックです。「eCanter」は、車両総重量 7.5 トンクラス、急速充電では最大約 1.5 時間、普通充電では最大約 11 時間の充電で、航続距離は約 100kmを確保しています。電気 駆動システムには、モーター(最大出力 135kW、最大トルク 390Nm)と、370V・13.5kWh の高電圧リチウムイオンバッテリーパックを 6 個搭載しています。2020 年 8 月には安全装備を拡充した新型モデルを発売したほか、車両ラインアップの拡充を含む次世代モデルの開発にも取り組んでいます。 三菱ふそうの電気小型トラック「eCanter」
2021/02/19 12:36 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 小型トラック「キャンター」の新型投入で UAE での販売を強化
2020 年 12 月 23 日・ UAE 市場で初めて欧州排出ガス規制「ユーロ V」に準拠する小型トラックを発表 ・ EBD(電子制御ブレーキシステム)などの安全システムを装備 ・ 建設部門への継続的投資が期待される成長市場において、販売強化を目指す 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、アラブ首長国連邦(UAE)向けの小型トラック「キャンター」の新型モデルの販売開始を発表します。UAE 市場で初めて欧州排出ガス規制「ユーロ V」に準拠する小型トラックとして 12 月 15 日の発売記念イベントで現地のお客様に公開しました。 新たに導入する小型トラック「キャンター」には、車両総重量(5.7-8.55t)、キャブ仕様やアクスル形状などに幅広い選択肢を用意し、お客様の多様なニーズにあわせたバリエーションを提供します。 UAE 向けの「キャンター」に初めて装備する「4P10」型エンジンは、燃費性能と環境性能の改善を実現しました*。窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)の排出を抑えることで、欧州排出ガス規制「ユーロ IV」相当の現地水準を超え、「ユーロ V」に準拠しているこの車両は、環境への配慮と経済性を両立した輸送を可能にします。また、同車両は、運転席と助手席のエアバッグに加え、ABS (アンチロック・ブレーキ・システム)、EBD (電子制御ブレーキシステム)、BOS (ブレーキ・オーバーライド・システム)など、数多くの新しい安全機能を標準装備しています。 MFTBCの川崎工場から完成車として輸出している小型トラック「キャンター」は、1983 年以来、 UAE 市場で販売を続けています。現在は、現地販売代理店 Al Habtoor グループ傘下の Al Habtoor Motors (本社:アラブ首長国連邦、以下 AHM)が代理店としてふそう製品の輸入と販売を 統括しています。AHM は、8 つのショールーム、11 の部品アウトレット、7 つのサービスセンターから成るふそうブランドの販売網を持ち、ふそうブランドの市場牽引の長い歴史を支えています。販売代理店との協力関係を通じ、「キャンター」は市場導入以来、小型部門においてトップシェアを維持してきました。 ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(本社:インド)と協同でインドのチェンナイ工場で生産する中型及び大型トラックやバスも UAE 向けに輸出しお客様の様々なニーズに対応するなか、小型トラック「キャンター」は現地ラインアップのなかで常に販売数トップの座を占めています。 UAE を含む中東・北アフリカ地域内においては、政府の安定したインフラ投資が建設部門での継続的成長を引き出すことが見込まれるため、信頼性や耐久性に優れた「キャンター」に対する高い需要が継続することを想定しています。MFTBC は、この最新の「キャンター」によって成長市場のお客様にさらなる価値を供給します。 * UAE 向け「キャンター」の旧モデルと比較 UAE のお客様に披露した新型小型トラック「キャンター」
2020/12/23 13:13 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・バス 「水素バリューチェーン推進協議会」に参画
2020 年 12 月 7 日 ●「水素バリューチェーン推進協議会」の趣旨に賛同し会員として参画 ● 燃料電池車の量産を通じて、水素社会の実現への貢献を目指す三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、水素社会構築の推進を目的に 12 月 7 日に設立された「水素バリューチ ェーン推進協議会(英語名:Japan Hydrogen Association)」に参画します。 「水素バリューチェーン推進協議会」は、水素サプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオ ープンな組織として社会実装プロジェクトの実現を通じて、早期に水素社会を構築することを目的に設立されました。欧州及び日本は 2050 年までに CO2 排出を実質ゼロとする目標を表明するなど、水素社会実現に向けた取り組みは現在世界的に加速しています。その一方で、水素の需要創出や技術革新による水素コストの削減、事業者に対する資金供給といった水素社会構築に向けた課題に取り組む必要があります。同協議会はこれらの課題に対応すべく、水素普及に向けた 論点出し、情報収集や政府への提言を通じ、水素社会の実現を目指します。 MFTBCは商用車メーカーとしてパリ協定にコミットし、CO2 排出削減に向けた取り組みを加速するなか、2020 年代後半までに燃料電池トラックの量産を開始し、2039 年までに全ての新型車を CO2 ニュートラル車にするビジョンを掲げています。MFTBC は「第 46 回東京モーターショー2019」にて 燃料電池小型トラックのコンセプトモデル「Vision F-CELL」を初公開し、2020 年 6 月には「eCanter F-Cell」として新たに改良した同コンセプトカーの走行の様子も公開しました。同時に、商用車におけるゼロエミッション化も先導し、2017 年に販売開始した量産型小型電気トラック「eCanter」は、これまでに欧州・米国および日本で合計 180 台以上が既にお客様のもとで稼働中です。 MFTBC が所属するダイムラー・トラックでも同様に、CO2 ニュートラル化に向けた活動を加速しています。ダイムラー・トラックは 2020 年 9 月に大型燃料電池トラックを公開し、今後実用供試を経て 2020 年代後半に量産開始を予定しています。また EV トラックでは「e アクトロス」を 2021 年に、 「e アクトロスロングホール」を 2024 年に量産を開始することを発表し、ダイムラーグループ全体で CO2 ニュートラル化を推進しています。 MFTBC は、「水素バリューチェーン推進協議会」の参画を通じて、燃料電池車の開発推進及び需要創出に必要となる社会インフラ整備等の政策提言や、社会実装に向けた企業・自治体等との実証の取り組み・連携を加速することで、水素社会実現への貢献を目指します。
2020/12/14 17:29 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 国際建機見本市「bauma CHINA」に出展
2020 年 11 月 24 日 ● 中国のノンロード規制に準拠する産業エンジンを展示 ● インフラ投資を背景に成長を続ける中国の産業エンジン市場で販売拡大を目指します三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、中国の販売代理店である上海栄商機械装備有限公司と協力のうえ、「bauma CHINA 2020」へ参加します。 11 月 24 日から 27 日まで上海で開催されるイベントでは、 成長を続ける中国市場向けの産業エンジンを展示します。 「bauma CHINA」は、中国における建設機械および鉱業機械の最大の国際見本市として知られています。 2,800 を超える出展企業が最新の技術とサービスを紹介するなか、ふそうブランドのブースでは、今後施行予定の中国ノンロード4次規制に準拠した製品を含むラインアップを展示しています。油圧ショベルおよびその他の重機の現地 OEM メーカーよりご好評頂いている品質・耐久性に加え、更に環境に配慮した燃費効率の高いモデルの産業エンジンを紹介しています。 MFTBC は 2006 年以来、川崎工場で製造しているふそうブランドの産業エンジンを中国本土市場で販売しています。現在、産業エンジンを扱う上海栄商機械装備有限公司とのパートナーシップを通じて現地販売を行っています。近年の都市化とインフラプロジェクトへの継続的な投資により、中国の建設業界における効率的で信頼性の高い産業エンジンに対する需要は増加傾向にあります。MFTBC は今後も高い性能と品質を兼ね備えた製品を同市場に提供し、経済大国での成長事 業をさらに強化していきます。 展示品 ・中国ノンロード3次規制対応製品:4D37 エンジン、4M50 エンジン、6M60 エンジン ・中国ノンロード4次規制対応製品: 4V20 エンジン、4M50 エンジン(参考出品) ・BlueTEC®排ガス後処理装置 (参考出品) ・電気小型トラック「eCanter」(参考出品) *BlueTEC®は Daimler AG の登録商標です。 「bauma CHINA 2020」 で展示中の「4M50」(左)と 「4V20」(右) 出展概要 会期:2020 年 11 月 24 日(火)~ 27 日(金) 会場:中国上海新国際見本市会場 ブース:N5-801 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/11/25 18:15 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 新しいデジタル技術を品質管理プロセスに導入 ~コグニティブ検索採用により品質管理プロセスを図る~
2020 年 11 月 17 日• 自然言語処理技術と機械学習を活用し、より効率的で正確な品質管理業務を実現• 販売店から寄せられる商品品質情報の処理時間を30%短縮し、品質改善を支える体制を強化• 車両のダウンタイムを減らし、安全で効率的な車両運行を支援します三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、品質管理プロセスに自然言語処理技術と機械学習を統合したコグニティブ検索の採用により、品質管理業務を改善しました。これは、ビッグデータの活用によりお客様の安全で効率的な車両運行を支える MFTBC の取り組みをさらに進めるものです。 コグニティブ検索は、膨大な量の情報をインデックス化し、クラスタリングや比較によりデータの解釈を明確化します。MFTBCは当技術を活用し、PQR(Product Quality Report)と呼ぶ、販売店から寄せられる車両品質情報の連絡書への処理対応を強化しました。これまでは、販売店から届く連絡書を手作業で確認、解析したうえで、既存の連絡書との照合を行い、報告事案の規模や重要度を把握して、その後の改善対応につなげていました。各担当者の知識や経験に頼るプロセスを、コグニティブ検索を用いて内容を分析し、過去事案を集めたデータライブラリーからの関連事項の探り出しが可能になったことで、業務効率と正確性の向上を実現しました。また、文章の意味の解析精度を高める自然言語処理機能を追加することで、データ照合の正確性を高めています。さらに解析の正確を期すために機械学習を取り入れ、より関連性の高い情報が提案されるようにしました。 今回のシステム構築において、MFTBCの品質管理部門はまず過去事案の詳細なライブラリーを作成し、これまでの連絡書から重要な情報を抽出できるようにしました。そのうえで、販売店からオンラインポータルを通して送信される英語または日本語の連絡書を分析し、世界各国の車両に関するデータをライブラリーに継続的に追加しています。このプロセスは、MFTBCの川崎工場と三菱ふそうバス製造の富山工場、そして三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場(ポルトガル)で製造する全ての車両を対象としており、海外市場からの連絡書にも対応しています。今年 1 月に当システムを導入して以来、連絡書処理に要する期間を30%短縮することに成功しました。情報分析が迅速化したことで、品質不具合を未然に防ぐ改善処置や早期解決を可能にする体制の強化に努めています。当システムの他にも、車両の品質や安全性を支える取り組みとして、ふそう車両に搭載するコネクティビティ機能「Truckonnect ®(トラックコネクト)」*によるリアルタイムでの車両モニタリングや遠隔診断機能があります。 品質管理におけるコグニティブ検索の活用は、川崎本社における業務のデジタル化の取り組みの一環でもあります。MFTBCでは、製造ラインから取引先関係まで様々な領域におけるデジタル化を業務改善の主要な柱としています。MFTBCは今後とも、世界を動かし続けるお客様を業務改善を通して支援して参ります。*「Truckonnect®(トラックコネクト)」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/11/20 17:48 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 岡崎サービスセンターをリニューアルオープン
2020 年 11 月 13 日 ● 東海エリアの主要販売・サービス拠点を大規模リニューアル ● 電気トラック用急速充電設備を新設し、整備ストールを増設 ● 国内販売拠点の改装や新設を通して、高品質なサービスの提供と、 労務環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環 ● 国内販売拠点でプロセス改善と意識改革への取り組みを実施 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック)は東海エリアの主要販売拠点である愛知県の岡崎サービスセンターを大幅改装し、11月12 日(木)より営業を開始しました。 岡崎拠点は岡崎市及び周辺3市他を管轄する営業・サービス拠点です。愛知県は日本の3大経済圏のうちのひとつであり、そのなかでも岡崎市は県内3位の人口がある中核都市として知られています。輸送機器関連や生産用機械の工業が近年発展している岡崎市は、国内で有数の製造品出 荷額を誇る西三河地域の中心に位置します。多くの優良企業が進出している立地であることから安定した輸送需要が見込めるうえ、拠点付近には愛知県を横断する東名高速道路、新東名高速道路、そして国道1号などの大動脈が集中しています。今後も継続的に高い交通量が想定されるなか、今回の大規模リニューアルにより、さらに高品質なサービスでお客様のニーズに寄り添います。 今回の改修は、国内販売拠点の施設の改良・新設でより高品質なサービスを目指し、従業員の働く環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環です。ふそうディーラーコンセプトに基づき、ブランドカラーの赤・黒・白を基調としたモダンなデザインで外観を改修し、建材にこだわることで耐久性と安全性を追求しました。また、大庇をエントランスに建設し、悪天候のなかでも快適にご来店いただける 施設づくりを意識しました。待合室の内装や設備も一新し、女性のお客様にゆったりと休憩いただける女性専用の空間を新しく設けています。整備工場内では、全床面・壁面を塗装替えし、3柱・2柱式の最新リフトに入れ替えることで、作業環境の効率性と安全性を向上しました。加えて、最新フロアリフトを完備した整備ストール建屋を増設し、より迅速なお客様対応を目指しています。 「ミライ」プロジェクトのリニューアルが行われた松山支店や久留米支店に続き、岡崎サービスセンターでも従業員の労務環境や業務効率性の改善を図りました。事務所エリア、食堂、更衣室の全面改装を通し、より働きやすい職場づくりに取り組みました。併せて、入庫状況やサービス工程のデジタル化を可能にする管理システムを試験的に導入しています。事務所とメカルームのモニターをウェブ上の管理システムに紐づけることにより、拠点内のスムーズな業務連携を支えます。また、設備改良のハード面での改善のみならず、岡崎拠点では、従業員の意識改革を推進する「リテールエクセレンス」活動も実施しています。2019年には、日々の作業の生産性向上を念頭に、従業員が自ら課題を洗い出し、解決しました。当サービスセンターは作業動線や業務フローの見直しを行ったこ とで、事務所や工場内での生産性アップを実現しています。 当リニューアルを機に岡崎サービスセンターでは電気トラック用の急速充電設備を1機新設しました。 2017年に発表した電気小型トラック「eCanter」は現在国内外で170台以上が稼動しており、電動で駆動することで排出ガスが一切出ない電気小型トラック「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題に向けたソリューションとして、国内外のお客様から高く評価されています。今後更なる電動化に向け、国内拠点に急速充電設備を増設していきます。 「ミライ」プロジェクトについて お客様第一を掲げるMFTBCの中核を担う「ミライ」プロジェクトは、高品質なサービスをお客様に提供し、また従業員の働く環境を改善することを目的に国内販売拠点の設備や施設の改良を「ソフト」と「ハー ド」を組み合わせたアプローチにより行うプロジェクトです。 ソフト面では、2017年に国内販売拠点で開始した「リテールエクセレンス」と呼ぶ活動の下、整備業務 のプロセス改善と販売部門社員への意識改革を促進します。ハード面では、プロジェクトのコンセプトである「3R」(改装 -Refurbish、再建 –Rebuild、移転 -Relocate) に基づき、全販売拠点を対象に評価 を行い設備と施設の改良を実施します。 改修工事を終え、リニューアルオープンした岡崎サービスセンターの外観 (写真) 「岡崎サービスセンター」概要 所在地:愛知県岡崎市大平町石丸 102 電話番号:0564-23-2781(営業・サービス共通) 営業時間:8:30~19:00 定休日:日曜日、祝日、第2第4土曜日、年末年始、夏季休暇(等) 整備ストール数: 整備ストール:10、板金塗装ストール:1 合計 11 ストール 完成検査場1、洗車場1 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/11/13 15:28 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 小型バス「ローザ」新型モデルを海外初導入~オーストラリア市場に展開~
2020 年 11 月 5 日 ● フルモデルチェンジで装備、デザイン、燃費経済性が大きく進化 ● オーストラリアの小型バス部門では市場初となる「衝突被害軽減ブレーキ」などの先進安全装置を新規搭載 ● 「ふそうブラックベルト」を採用したフロントデザインは海外市場向けとしては初めて三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハート ムット・シック、以下 MFTBC)は、小型バス「ローザ」の新型モデルをオーストラリア市場に導入しました。小型バス「ローザ」は同国初となる先進安全技術に加え、フロント部分に「ふそうブラックベルト」デザインを採用しています。新型モデルは 2021 年の春にはニュージーランドでも順次発売予定です。 海外市場としては初めてとなる小型バス「ローザ」の新型モデルのオーストラリア導入は、技術とデザインの両面において大幅な改善を施しました。オーストラリアの小型バス市場では初となる「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)」、「車両逸脱警報装置(LDWS)」、「車両安定性制御装置(ESP®)」の標準搭載を実現しました。また、後部状況を把握できるバックカメラで死角の確認をサポートすることで、ドライバーの安全運転をさらに支えます。教育機関や高齢者支援施設への納車実績がある本市場の「ローザ」のフルモデルチェンジにおいては、これらの先進装備が特に重要な機能改良点となりました。同時に、排出ガス規制ユーロ VI に適合したエンジンや DUONIC®2.0(デュアルクラッチ式AMT)の搭載により、優れた燃費性能とスムーズな加速で快適な運転を実現します。 最新安全装備の追加に加え、オーストラリア向けの新型「ローザ」は広範囲にデザインを刷新しました。フロント部分には、「ふそうブラックベルト」デザイン・アイデンティティを海外モデルに初めて採用し、モダンで洗練された外観の車体にLEDヘッドランプを埋め込みました。インテリアではダッシュボードに高画質タッチスクリーン画面や、燃費情報およびメンテナンス情報などのデーターをリアルタイムで表示するメータークラスターを配置しました。さらに、 乗客エリアにフラットフロアを導入したことで、より安全かつ快適な乗車を実現しています。ふそうの「ローザ」はアジア太平洋地域ではここ 10 年間のベストセラーであり、日本国外ではオーストラリアが最大市場のひとつとなっています。「ローザ」はオーストラリアの小型バス部門で高いシェアを占めており、今回の安全性とデザイン面の強化により本市場でのさ らなるプレゼンス拡大を見込んでいます。現行モデルと同様、新型モデルの「ローザ」は三菱ふそうバス製造(MFBM)の富山工場より完成車として輸出しています。※DUONIC®と ESP®は Daimler AG の商標です。 オーストラリア向け小型バス「ローザ」の仕様 座席数: 22 または 25 人乗り エンジン: 3.0 リットル 4 気筒 4P10 Euro VI 定格出力: 129kW/33500rpm トルク: 430N.m/1600-2860rpm トランスミッション: 6 速 DUONIC®2.0 デュアルクラッチ式 AMT ないし 5 速マニュアル 寸法: 22 人乗り 全長 6990mm 全幅 2070mm 高さ 2755mm ホイールベース 3995mm 25 人乗り 全長 7730mm 全幅 2070mm 高さ 2755mm ホイールベース 4550mm 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/11/05 15:39 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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小型トラック「キャンター」新型モデルを発売 世界に先駆けて日本で発売
2020 年 10 月 19 日・先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト」を小型トラックに国内初搭載 ・キャブデザインを 10 年振りに一新、力強いデザインでアップグレードした外観へ進化 ・テレマティクス機能「トラックコネクト」を搭載 ・スイッチを押すだけでドアの施錠・解錠が可能な「FUSO イージーアクセスシステム」を全車標準搭載 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、キャブデザインを一新し、モデルチェンジした小型トラック「キャンター (Canter)」の新型モデルを 10 月 19 日に世界に先駆けて国内で発表しました。新型キャンターは、 全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて 11 月より順次販売を開始します。 新型「キャンター」では、ドライバーの死角となりやすい車両左側をレーダーで監視することで、対象物を感知し、警告を出す先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト (Active Sideguard Assist®*)」を小型トラックでは国内で初めて搭載しました。**「アクティブ・サイドガード・アシスト」 は、走行中に車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知し、左操舵または左折ウィンカー操作に入ると警報音でドライバーに警告し、左折時の巻き込み事故やレーンチェンジ時の危険性を抑制します。現行「キャンター」に搭載している衝突被害軽減ブレーキ、車両安定性制御装置および 車線逸脱警報装置に加え、「アクティブ・サイドガード・アシスト」の新規搭載により、ドライバーの安全運転サポートのさらなる強化を実現しました。今回の新型キャンターへの標準搭載により、同機能のFUSOトラックシリーズへの全展開を実現しました。 10 年ぶりにキャブデザインを一新したキャンターは、「モダン&ソリッド」を基本テーマに、キャンタ ーブランドが培った洗練のイメージを活かしながら、新時代のトラックシーンをリードするにふさわしいフロントフェイスへと進化させました。ふそうバスの 19年型「エアロクィーン/エアロエース」、および 18 年型「ローザ」に採用した新デザインアイデンティティ「ふそうブラックベルト」を、新型キャンターに継承しました。これにより、FUSOブランドのデザインアイデンティティを明確にするとともに、新型 LED ヘッドライトに象徴される技術面の進化と、小型トラックにふさわしい機敏さを表現した意匠としました。また、MFTBCの大型・中型及び小型電気トラックで導入しているテレマティクス機能 「Truckonnect®*(トラックコネクト)」を新たに「キャンター」に搭載し、トラックの運行効率化と安全強化のニーズにも対応しました。稼働中の車両データを用いて車両を遠隔管理する「トラックコネクト」は、車両の位置情報や燃費、遠隔診断を通じた故障の検知などを確認出来る機能です。問題発生時には、遠隔診断機能を通じてトラックから発信される車両の各種情報を24時間稼働のサポートセンターでモニタリングし、サービス提供の段取りや予後・予防メンテナンス等の必要なサポートをご提供します。 さらに、新型「キャンター」では、街中での配送業務等で乗り降りを繰り返すことが多い小型トラック の運転ニーズに対応し、スイッチを押すだけでドアの施錠・解錠が出来る「FUSOイージーアクセスシステム」を全車標準搭載しました。同システムでは、「FUSOイージーアクセスキー」をポケットの中などに入れたまま、ドアノブにあるスイッチを押すだけでドアの施錠・解錠が可能のほか、車両付近からのリモコン操作も可能です。エンジン始動時にはステアリングコラムにあるエンジンスイッチを押して回すだけで作動し、乗り降りや始動・停止を繰り返す作業の効率化を図りました。 MFTBC の小型トラックは、市場やお客様のニーズに対応するために改良を重ねてきました。先進安全装備とコネクティビティ機能を搭載し、新たなデザインで進化した新型キャンターを通じて、お客様の安全運転やビジネスの効率化をさらにサポートして行きます。 *「Active Sideguard Assist®」、「Truckonnect®」は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 **国産トラックにおいて、2020 年 9 月現在。三菱ふそうトラック・バス調べ。 ■キャンター新型モデル(撮影用特別仕様車) 新型キャンターに搭載された「アクティブ・サイドガード・アシスト」
2020/10/19 15:05 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 36 台の電気小型トラック「eCanter」を DB シェンカーへ納車
2020 年 10 月 15 日・今回の納車により DB シェンカーの「eCanter」保有台数は世界最大の計 41 台になります ・追加導入となる 36 台は欧州 11 ヵ国で運用される予定 ・フィンランド、オーストリア、スペイン、イタリアへの初投入を実現 ・今年度末までに世界各国で「eCanter」納車数 200 台突破へ 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハート ムット・シック、以下 MFTBC)は、大手国際物流業者の DB シェンカー(本社:ドイツ・エッセン、CEO:ヨヘン・テヴェス)へ電気小型トラック「eCanter」の新型モデルを 36 台納車すること を発表します。 ヨーロッパの陸上運送業界を牽引する DB シェンカーは 2018 年から、持続可能戦略の一 環として所有車両に CO2 を排出しない当社の小型電気トラック「eCanter」を導入してきました。ベルリンをはじめとする欧州の主要都市において本車両を利用した近距離配送を行っています。今回の発表により、年末までに同社の「eCanter」保有台数が合計 41 台となり、 稼働範囲が 11 ヵ国へ拡大されることが計画されています。三菱ふそうトラック・ヨーロッパ のトラマガル工場(ポルトガル)で生産している 36 台のトラックは、今後数か月にわたり各国に所在する DB シェンカーの運営拠点へ納車する予定です。今回の導入は、当社にとってフィンランド、オーストリア、スペイン、イタリアの 4 市場への初導入になります。 「ゼロ・エミッションの 36 台の『eCanter』によって、DB シェンカーとのパートナーシップを次のレベルに進めることができ、大変うれしく思います。私達はともに、都市部での物流の電動化をさらに進め、ヨーロッパの都市で騒音や空気汚染を減らすことに貢献します」 (MFTBC 代表取締役社長・CEO、ハートムット・シック) MFTBC は電気小型トラック「eCanter」を 2017 年に世界初公開し、その後世界中の多くのお客様に届けてきました。都市部での騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして開発した「eCanter」の納車台数は今回の納車を含めて年末までに 200 台を超えること を予定しています。MFTBC は 2039 年までに日本国内へ導入する全ての新型車両を走行時に CO2 を排出しない CO2 ニュートラル化にするビジョンを掲げており、排出ガスが出ない「eCanter」はそのビジョン達成において重役を担っています。 DB シェンカーについて DB シェンカーは 140 年以上の歴史を有し、世界の物流産業を主導する企業の一つです。 2019 年には、世界 130 か国のおよそ 2,100 の拠点と 76,900 人を超える従業員により総売上高 170 億ユーロを達成しました。総合ロジスティクスの主要なプロバイダーとして、45,000台以上の車両をヨーロッパで稼働させています。 DB シェンカーに納車した小型電気トラック「eCanter」
2020/10/15 15:34 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 久留米支店をリニューアルオープン ~九州初の電気トラック用急速充電設備を新設~
2020 年 10 月 9 日 ●九州の主要販売・サービス拠点を大規模リニューアル ●九州初の電気トラック用急速充電設備を新設し、3ストールの整備工場を増設 ●国内販売拠点の改装や新設を通して、高品質なサービスの提供と、 労務環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環 ●国内販売拠点でプロセス改善と意識改革への取り組みを実施 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は九州有数の入庫数を誇る久留米支店(佐賀県三養基郡)を大幅改装し、 10月8日(木)より営業を開始しました。久留米支店は福岡県久留米市、佐賀県鳥栖市一帯の営業・サービスを担当する拠点です。九州の基幹高速道路の九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道が交差する交通の要所であり、多くの企業が物流倉庫や配送センターを構える物流の中心に拠点を構えています。また、九州最大の 都市である福岡市から一時間圏内に位置し、今後も継続した交通量が期待されているため、流通を支えるお客様へのサービス強化を目指し、大幅リニューアルを決定しました。 当リニューアルは、国内販売拠点のサービス向上と労務環境を改善する「ミライ」プロジェクトの一環です。ふそうのディーラーコンセプトに基づく、現代的なデザイン要素を内外装に取り入れて全面改修し、社員やお客様の導線と、応接エリアやオフィス環境の改善を図りました。お客様待合室は男女に分かれており、女性用待合室には独立洗面台を設備したことで、女性ドライバーの方にも快適な環境を提供しています。さらに、支店の門扉を移設して営業時間外での待ち受け駐車スペース を設け、より多くのお客様への迅速な対応を可能にしました。 整備面では、多機能の4柱・3柱リフトを備えた3ストールの整備工場棟を新設し、近年の入庫数の増加に対応しました。新建屋は冷房を完備し、作業員の手元を照らすLED照明を床面に埋め込むことで、より安全で快適な整備環境を実現しました。メインの整備工場も、全床面の塗装替えを施し、最新リフトを1基増設したことで、さらなる効率性と安全性の向上を目指しました。メカニックルームでは、事務所と連携してデジタルで入庫や工程管理を可能にする大型液晶モニターを試験的に設置し、業務の効率性アップを促進しています。システム上での一括管理へ移行することにより、ストールの空き具合や予約状況をリモートでも確認可能になることを目指しています。さらに、従業員の更衣室エリアでは収納の拡充と、シャワーブースを3室完備するなど、働く環境を整えました。加えて、電気トラック用の急速充電設備を1機新設しました。2017年に発表した電気小型トラック 「eCanter」は現在国内外で170台以上が稼動しています。排出ガスを出さない電力駆動のため、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題に向けたソリューションとして、国内外のお客様から高く評価されています。今後更なる電動トラックの拡大に向け、国内拠点に急速充電設備を増設していきます。 設備の大幅改良に加えて、従業員のプロセス改善と意識改革への取り組みを行う「リテールエクセレンス」活動も久留米支店を含む全国の拠点で推進しています。2018年に開始した当活動は、数名の従業員を異なる拠点に派遣し、現地従業員と共に課題を洗い出し解決する活動です。久留米支店では2019年に活動を行い、整備工場内のレイアウトの変更により作業動線を見直すなど、従業員 の作業効率が向上しました。 「ミライ」プロジェクトについて お客様第一を掲げるMFTBCの中核を担う「ミライ」プロジェクトは、高品質なサービスをお客様に提供し、 また従業員の働く環境を改善することを目的に国内販売拠点の設備や施設の改良を「ソフト」と「ハー ド」を組み合わせたアプローチにより行うプロジェクトです。 ソフト面では、2017年に国内販売拠点で開始した「リテールエクセレンス」と呼ぶ活動の下、整備業務のプロセス改善と販売部門社員への意識改革を促進します。ハード面では、プロジェクトのコンセプトである「3R」(改装 -Refurbish、再建 –Rebuild、移転 -Relocate) に基づき、全販売拠点を対象に評価を行い設備と施設の改良を実施します。 「久留米支店リニューアル式典の様子」 (左より:工場長 横山英夫/ 西日本ふそう社長 隅田洋二/代表取締役社長・CEO ハートムット・シック/取締役副社長兼国内販売・サービス本部長 林春樹/ 支店長 古井哲次) 「九州ふそう 久留米支店」 概要 所在地:佐賀県三養基郡基山町大字長野 607-1 電話番号:0942-92-7822(営業) 0942-92-3551 (サービス) 営業時間:8:30-19:00 業務内容: 三菱ふそう製トラック・バスの販売、並びに 上記各種製品に伴う整備 および 部用品販売(等) 整備ストール数:15ストール 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/10/12 13:20 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・バス インドネシアでトラックのオンライン販売を開始
2020 年 10 月 5 日・ふそうのインドネシア販売代理店 KTB 社は、コロナ禍への対応としてトラックのオンライン販売を開始・すべての現地モデルをインドネシア最大のオンライン市場トコペディアで販売 ・ふそうブランドの最大輸出市場であるインドネシアで初の新車オンライン販売三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長兼 CEO:ハー トムット・シック、以下 MFTBC)は、インドネシアにおける合弁会社で現地販売代理店である PT Krama Yudha Tiga Berlian Motors (本社:ジャカルタ、代表取締役社長:高井直哉、以下 KTB 社)が車両のオンライン販売を開始したことを発表しました。インドネシア最大の EC サイトである「トコペディア」でふそうのトラックを購入することが可能になりました。KTB 社は 9 月 1 日、毎月 3 人に 1 人のインドネシア人が利用していると言われている EC サイトの「トコペディア」*にふそうブランド車両のオフィシャルストアを開設しました。オフィシャルストアではすべてのインドネシア市場向け車両が購入可能です。MFTBC 最大の輸出市場であるインドネシアで新車のオンライン販売を行うのは初めてとなります。「トコペディア」のオフィシャルストアは KTB 社の販売ネットワークに属するディーラー22 社につながっており、北スマトラ州、南スマトラ州、ジャボデタベック、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャ ワ州、カリマンタンおよび同国東部の 8 地域にて、ふそう販売店の 85%を網羅しています。 オンラインでの小売り活動の開始は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行でソーシャルディスタンス(社会的距離)の維持が求められる中、お客様の車両購入を簡素化する機会を提供するという KTB 社の取り組みの一環です。「トコペディア」で購入したトラックは配送、または店頭受け取りを選択できます。お客様からは既に良い反響があり、オンラインショップを通してふそうブランドの存在感を強固にし、更なる拡販につなげていきます。 インドネシア国内で販売するふそうの小型・中型トラックは、MFTBC の川崎工場からノックダウンキット(KD)として出荷され、東ジャカルタ市の Krama Yudha Ratu Motors(KRM社)で組み立て、KTB 社が販売します。ふそうブランドは、50 年連続でインドネシアの商用車市場をマーケットシェアトップとして牽引しており、KTB 社は同国でのふそうの長い歴史を支えてきました。新型コロナウイルスの感染拡大とその経済への影響にもかかわらず、ふそうは、2020 年 1-8 月のインドネシア商用車市場で 48.7%のシェアを記録しました。 ふそうのトコペディアの公式ストアにはこちらからアクセスできます: https://www.tokopedia.com/discovery/mitsubishifuso (インドネシア語のみ) *統計はトコペディアの発表から: 「10 年目に入り、トコペディアはスーパーエコシステムとして引き続きインドネシアに注力」 https://www.tokopedia.com/blog/injak-tahun-ke-10-tokopedia-tetap-fokus-di-indonesia-dengan-menjadisuper-ecosystem/ ふそうの「トコペディア」オフィシャルストア 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/10/05 16:53 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうバス製造敷地内に「ウェルカムセンター」を新設 ~検収レーンとショールームを兼備~
2020 年 9 月 30 日● 三菱ふそうバス製造の本社・工場敷地内に、ウェルカムセンターを新設 ● 5 つの検収レーンに加えバスを展示するショールームを併設 ● 三菱ふそうバス製造は 1950 年創業から今年で 70 周年 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、 以下 MFTBC)は、ふそうブランドのバスを製造する三菱ふそうバス製造(本社:富山県富山市、代表取締役社長:藤岡佳一郎、以下 MFBM)が本社・工場の敷地内にバスのショールームと検収レーンを兼備した「ウェルカムセンター」を新設し、9 月 29 日より稼働を始めたことを発表しました。今回新設した「ウェルカムセンター」は、大型バスを 5 台同時に検収可能にする 5 つのレーンに加えて、 大型観光バスを 2 台展示することが可能なショールームを併設しました。5つのレーンは仕切りを可動式にすることで、秘匿性を保ちます。製造したバスをお客様へ納車する前に、お客様と共に車両確認作 業を行う検収設備をリニューアルすることにより、より正確な検収作業とお客様満足度の向上を図ります。また、MFBM正面入り口道路に面したガラス張りのショールームには、完成車両を展示することで、ふそうブランドと企業認知度向上を目指します。 MFBMは、1950 年にバスを製造する呉羽自動車工業株式会社として操業を始めてから今年で 70 周年を迎えます。現在では、約 700 人の従業員が働いており、ふそうブランドの大型観光バス「エアロクィー ン」「エアロエース」、大型路線バス「エアロスター」、そして小型バス「ローザ」を製造し、国内外に展開しています。 「最新鋭のウェルカムセンターは、ふそうバス事業の先進的な設備です。大規模な投資を行い、今回の完成につなげたことは、地域のみなさまと従業員、そしてバス事業に対する未来を見据えたコミットメントです」(三菱ふそうバス製造取締役社長、藤岡佳一郎) 「当設備がお客様へのおもてなしの精神を示し、ふそうブランドの多様な製品の優れたショーケースとし て機能してくれることを確信しています。MFBMと共に、引き続き優れた製品をお客様にお届けしていきます」(三菱ふそうトラック・バス 代表取締役社長兼ダイムラー・トラック・アジア代表、ハートムット・シック) 「ウェルカムセンター」落成式典テープカットの様子 (左より:沖縄ふそう自動車株式会社 代表取締役社長 與那覇 明/沖縄バス株式会社 常務取締役 新川 幹夫/沖縄バス株式会社 代表取締役社長 中山 良邦/ MFBM 取締役会長兼 MFTBC バス販売本部長 高羅 克人/MFBM 取締役社長 藤岡 佳一郎/MFBM 取締役 CFO 日出嶋 達郎) ウェルカムセンター外観 ショールーム 検収レーン 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com辻 TEL:044-331-4264/E-Mail:anna.tsuji@daimler.com
2020/10/01 15:39 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・バス 電気小型トラック「eCanter」を関西で初めて納車
2020年9月24日三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、9月16日に名鉄運輸株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役社長:内田 亙、以下 名鉄運輸)の名鉄トラックターミナル関西(大阪市淀川区)へ電気小型トラック「eCanter」の新型モデル5台を納車したことを発表しました。名鉄運輸では、2019年から現在までに既に7台の「eCanter」が東京都内と愛知県内で稼働しており、今回の納車により合計で12台が同社にて運用されることになりました。また、今回の「eCanter」の納車は関西初となるほか、新型「eCanter」の納車も同社が世界初となります。同社は中期経営計画また社会的課題への取組みとして、地域との共生・共栄を目的にグループ全体で環境負荷の軽減に取り組む活動をする中で、騒音がなく、排出ガスゼロの電気トラック「eCanter」を集配用トラックとして選定しました。これまでに集配作業で使用する中で、その使い勝手の良さを評価し、今回新たに5台が導入されることになりました。三菱ふそうの電気小型トラック「eCanter」は、環境への負荷軽減だけではなく、従来のディーゼル車と比較して騒音がなく、振動も少ないため、ドライバーへの精神的・身体的な負担軽減につながり、労働環境のさらなる改善も期待されています。小型電気トラック「eCanter」は、2017年の発売開始以来、これまで日本国内では関東地方をはじめ、東海・北陸および山陰地域において、集配や配送、宅配業務等の用途で稼働中です。今回の関西地区での納車により、さらに多くの地域で「eCanter」が利用されることが今後期待されます。 名鉄トラックターミナル関西納車車両「eCanter」 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com辻 TEL:044-331-4264/E-Mail:anna.tsuji@daimler.com
2020/09/24 17:19 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそうトラック・バス 初の輸出仕様バスを発売開始
2020年9月21日• ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社のオラガダム工場で製造する輸出仕様バス「BA」の発売を本格的に開始• UAE市場向けに100台を生産三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下MFTBC)は、インドのオラガダム工場(チェンナイ)で輸出仕様バス「BA」の生産を本格的に開始したことを発表しました。ふそうブランドの初の輸出仕様バス「BA」は、ダイムラー・トラック・アジア*の協業の新たな段階を示すものであり、ダイムラーグループ傘下のMFTBC、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(以下、DICV)、エボバス社(以下、エボバス)の3社が共同で開発に関わっています。この製品の開発は、定員30名以上の大型バスに対するUAE市場の需要に応えるため発足したもので、MFTBCとエボバスは販売戦略、そしてDICVは設計・製造において貢献をし商品化につながりました。2019年12月より試験販売を開始し、今年の夏より本格的に発売を始めました。UAE市場向けにすでに100台を製造しています。「BA」の生産台数は2023年末までに累計800台を超える見通しです。「BA」は、DICVのインド国内向け商用車ブランド「バーラト・ベンツ」の大型バスをベース車両とし、従業員の送迎を運行する法人の需要を満たすモデルとなっています。急速に発展するインフラ建設や製造業を背景に、既存モデルを設計に活用したことにより、お客様のニーズに迅速に応えることが可能になりました。「BA」は、欧州排出ガス規制「ユーロ5」に準拠する3.9リットル4気筒エンジン「4D37」を搭載しています。また全座席に難燃材料と3点式シートベルトを採用するなど、安全性を確保しています。さらにルーフハッチにより緊急時の換気や避難が可能となり、より安全な通勤・通学を実現します。夏の酷暑に対応し、大容量のエアコンを標準搭載します。UAEはMFTBCにとって中東・北アフリカ地域における最大市場であり、従来からふそうブランドの強力な足場となっています。本車両に加え、現在MFTBC川崎工場から小型トラック「キャンター」や中型トラック「ファイター」、三菱ふそうバス製造株式会社の富山工場から小型バス「ローザ」を、そしてDICVのオラガダム工場から中型トラック「FA」や「FI」、さらには大型トラック「FJ」や「FZ」を輸出しています。2019年のふそうの同市場でのシェアは53%を超えています。現地販売は1983年以来、ふそうブランド車両の総合販売代理店であるAl Habtoor Motors (本社:アラブ首長国連邦、代表取締役社長:Sultan Al Habtoor)が統括しています。車両仕様モデル:BA車両総重量:9.6トンエンジン(出力):4D37(125kW/170hp@2500 rpm)トランスミッション:MO36(前進6段、後進1段)定員:37名(乗客36名+運転手)全長・全幅・全高:約9,080mm x 2,350mm x 3,137mmサスペンション:リーフ式サスペンション(フロントおよびリアにショックアブソーバー搭載)ブレーキ:空気圧式ドラムブレーキ(アンチロックブレーキシステム搭載) 輸出仕様バス「BA」 輸出仕様バス「BA」 [プレスリリース内容の問い合せ先]広報部 若尾TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL: 090-4368-6944 /E-Mail: marina.tokoro@daimler.com
2020/09/23 18:41 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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電気小型トラック「eCanter」、世界各国で CO2 ニュートラル輸送を促進
2020 年 9 月 15 日三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・シック、以下 MFTBC)の電気小型トラック「eCanter®」は、2017 年の発表以降、世界各国で CO2 ニュートラル輸送を推進し、昨年は世界 6 各国の主要市場で披露しました。昨年から今年にかけ、台湾、インド、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、そしてインドネシアのふそうブランドの主要市場にて電気小型トラック「eCanter」を、現地のお客様やメディアへの試乗を通し てその技術を公開してきました。当企画は、複数の国でのモーターショー出展を実現すると同時に、各国のお客様向けに体験試乗を実施し、電気トラックの実用性を紹介することを目的としています。オーストラリア郵便公社や南アフリカの飲料メーカーSouth African Breweries を含むお客様と実際の車両を用いて市街地での配送業務を経験していただく機会を設けるなど、環境に配慮した輸送ソリューションの提案に努めています。MFTBCは、2017年の初公開以来、170 台以上の「eCanter」を日本、欧州、そして北米のお客様に納入しており、今後さらなる市場への展開を計画しています。「都心部での配送業務には、騒音がなく、排出ガスを抑えたトラックが必要ですが、ふそうの『eCanter』は、そのようなニーズにお応えするものです。当車両は、全世界の都市環境で増加する騒音と大気汚染の問題を解決する車両です。都市部での近距離配送を担うお客様の必要条件を満たす航続距離と積載量を提供しています」(MFTBC 社長・CEO 兼ダイムラー・トラック・アジア代表:ハートムット・シック) MFTBC は 2039 年までに国内へ導入する全ての新型車両を走行時に CO2 を排出しない CO2 ニュートラル化にするビジョンを掲げており、排出ガスが出ない「eCanter」はそのビジョン達成において重役を担っています。同車の国内外での走行データは、製品ラインアップの電動化に向けた開発に活かしています。 小型電気トラック「eCanter」について 「eCanter」は運輸・物流や小売企業、さらには行政への導入実績があり、近距離の小口配送からルー ト配送、宅配便の集配や店舗への商品配送等の配送用トラックとして活用されています。「eCanter」は、車両総重量 7.5 トンクラス、最長で急速充電の場合最大約 1.5 時間、普通充電では最大約 11 時間の充電で、航続距離は約 100km を確保しています。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク 390Nm)と、370V・13.8kWh の高電圧リチウムイオンバッテリーパックを 6 個搭載しています。 ニュージーランドのワイヘキ島を走る「eCanter」 台湾で開催した試乗会 インドネシア、ジャカルタにて 南アフリカ South African Breweries との試乗会 三菱ふそう公式HP:https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/news/[プレスリリース内容の問い合せ先] 三菱ふそうトラック・バス株式会社 広報部 若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL:044-330-7787/E-Mail:marina.tokoro@daimler.com
2020/09/15 16:44 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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ダイムラー・トラックAGのEV、走行距離累計700万キロを超える
2020 年 9 月 14 日●ふそう、メルセデスベンツ、フレイトライナーを含むダイムラー商用車ブランドのバッテリー式電気自動車(BEV)が累計 700 万キロの走行距離を達成 ●2022年までに全世界主要地域でバッテリー式電動商用車を販売する計画にむけて、世界各国での実証走行データを開発に反映シュトゥットガルト (ドイツ)/ 川崎(日本)/ ポートランド(アメリカ)– ダイムラー・トラック AG (本社:シュトゥットガルト、以下ダイムラー・トラック)は、世界中のお客様のご利用で、バッテリー式電動トラックおよびバスの走行距離が 700 万キロを超えたことを発表しました。 ダイムラー・トラックは、電動化戦略の一環として、2022年までにすべての主要販売地域においてバッテリー式電気自動車を投入する計画です。ダイムラー・トラック傘下のふそう、メルセデス・ベンツ、そしてフレイトライナーの商用車ブランドの電気トラックはすでに世界各国で実用化を実現してきました。現在、小型部門ではふそうの「eCanter®」、中型部門ではフレイトライナーの「eM2」、大型部門ではメルセデス・ベンツの「eアクトロス」およびフレイトライナーの「eカスケディア」がお客様に利用されています。さらに 2018 年から量産しているメルセデス・ベンツの路線バス「e シターロ」は、ヨーロッパの様々な都市で市民の交通手段として活用されています。「私達は、世界最大の商用車メーカーの一つとして、新しいドライブシステムのイノベーションを牽引することを目指しています。たとえば、路線バス『e シターロ』は、2018年から量産しており、多くの都市で公共バスの電動化を実現しています。電気トラックについては、有用性と性能において従来のトラックと同レベルの製品をお客様に提供することを目指します。グローバルに展開しているダイムラー・トラックは、世界中のお客様によって様々な車両コンセプトを多様な用途でお試しいただいています。お客様との親密な対話やこれまでの多くの試乗走行のおかげで重要な発見があり、それらは電気トラックのさらなる量産に向けた開発に直接導入し活用しています」 (ダイムラー・トラック AG 取締役会長兼ダイムラーAG 取締役マーティン・ダウム) 持続可能性を追求するダイムラー・トラックの開発計画ダイムラー・トラックは、企業戦略である持続可能性を追求し、2039年までに欧州、日本及び北米地域の主要 3 市場で全ての新型車両を CO2 ニュートラル(燃料タンクから走行時まで)化する目標を 2019 年 10 月に発表しました。その一環として、2022 年までには、これらの主要地域における販売の車両ポートフォリオに、量産型電気トラックを導入する計画です。さらに 2020 年代後半には水素駆動の量産車により航続距離の拡大を目指します。CO2ニュートラル輸送のパイオニア: ふそうの電気小型トラック「eCanter」MFTBCは電気小型トラック「eCanter」を 2017 年 9 月に世界初公開し、その後世界中の多くのお客様に届けてきました。「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2 低減の課題を解決する答えとして開発した車両です。これまで既に日本国内外で170台以上が稼働中で、環境に優しく経済性に優れていることが証明されています。「eCanter」は、車両総重量 7.5トンクラス、最長で急速充電の場合約1.5時間、普通充電では約 11 時間の充電で、航続距離は約 100km を確保しています。電気駆動システムには、モーター(最大出力 135kW、最大トルク 390Nm)と、370V・13.5kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載しています。さらに先月、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装置を搭載した新型モデルを発表しました。同車は、川崎(日本)およびトラマガル(ポルトガル)で生産しています。* eCanter®は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 [プレスリリース内容の問い合せ先] 三菱ふそうトラック・バス株式会社 広報部 若尾 TEL:044-330-7749/E-Mail:ayako.wakao@daimler.com所 TEL:044-330-7787/E-Mail:marina.tokoro@daimler.com
2020/09/14 16:02 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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三菱ふそう 先進安全装置を搭載した新型電気小型トラック「eCanter」を発表
2020 年 8 月 20 日●新たに各種先進安全装置を標準搭載し、安全性能を強化 ●より進化した「eCanter」でゼロ・エミッション輸送を加速三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・ シック、以下 MFTBC)は、電気小型トラック「eCanter®」*に強化した安全装備を搭載し発表しました。本モデルは日本国内にて 8 月よりリース販売を開始し、今後は欧州及びアジア太平洋地域でも随時販売を開始します。 MFTBCの量産型電気小型トラック「eCanter」は新たに先進安全装置を標準搭載し、安全性能の強化を実現しました。新規搭載された衝突被害軽減ブレーキ「Advanced Emergency Braking System:AEBS」は、フロントバンパーに搭載した高精度ミリ波レーダーが前方の走行車両または静止車両や動いている歩行者を検知し、衝突の危険を察知するとドライバーに警報を発し、ブレ ーキを作動して衝突回避をサポートします。また、車両安定性制御装置「Electronic Stability Program: ESP®**」が車両姿勢をセンサーで常時検知し、カーブでの横転等の危険性が生じた場合、モーター駆動や 4 輪のブレーキ力を制御し、車両姿勢を適正な状態にして横転の危険回避を 支援します。さらに、車両逸脱警報装置「Lane Departure Warning System: LDWS」はウィンカー操作を行わずに車両が車線を逸脱した場合、白線認識カメラが車線逸脱を検知し、ドライバーにブザーで注意を喚起し、ドライバーの安全運転をサポートします。電動で駆動することで排出ガスが一切出ない「eCanter」は、世界的にますます高まるゼロ・エミッションの輸送ニーズに対して、三菱ふそうが提供するソリューションです。「eCanter」は従来のディーゼル車と比較して騒音がなく、振動も少ないため、市街地での深夜・早朝稼働の配送ニーズにも対応し、特に都市内輸送に適しています。さらに、夜間にも充電できるため、作業時間の効率化やドライバーの負担軽減にもつながります。2017年に日本をはじめグローバルで販売を開始して以来、これまでにルート配送や店舗への商品配送等の配送用トラックとして活用されており、環境に配慮したトラックとして国内外のお客様から高く評価されています。「環境に配慮した物流ニーズは、世界規模で現在急速に高まっています。MFTBCはEVトラックのパイオニアとしてゼロ・エミッション輸送の実現に貢献し、eCanterは国内外の様々なお客様のもとで稼働中です。より新しく進化を遂げたeCanterは、環境に配慮した輸送実現に向けた私たちの取り組みの証です。MFTBCはさらに、2039 年までに全ての新型車両をCO2ニュートラル化するビジョンの実現に向けた取り組みも今後加速していきます」(三菱ふそうトラック・バス 代表取締役 社長、ハートムット・シック)電気小型トラック「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして、MFTBCが開発した車両です。これまで既に世界全体で160台以上が稼働中で、合計 200 万キロ以上の走行実績があり、環境に優しく経済性に優れていることが証明されています。「eCanter」は、車両総重量 7.5 トンクラス、急速充電では最大約1.5時間、普通充電では最大約 11 時間の充電で、航続距離は約 100km を確保しています。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク390Nm)と、370V・13.5kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを 6 個搭載しています。 * eCanter®は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。 **「ESP®」は Daimler AG の登録商標です。 ■eCanter 新型モデル(撮影用特別仕様車)
2020/08/20 16:52 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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