コマツ - 世界初の故障予兆検知システム実用化が評価 - KELKが第10回ものづくり日本大賞 製品・技術開発部門 優秀賞受賞

2026/03/2413:13配信

 コマツ(社長:今吉琢也)の100%子会社である株式会社KELK(社長:大内 力、本社:神奈川県平塚市、以下、「KELK」)は、熱電発電を活用したメンテナンスフリーIoTと、ローカルPC(オンプレミス)上での高速データ解析を組み合わせた“世界初の故障予兆検知システム”の実用化を実現した技術者チームが、第10回ものづくり日本大賞 製品・技術開発部門において優秀賞を受賞しました。

 ものづくり日本大賞は、我が国の産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知られるようにすることを目的とし、2005年に創設された賞で、経済産業省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省の4省の連携にて3年に一度開催されています。製品・技術開発部門は、優れて画期的な製品若しくは部品や素材等の開発・実用化を実現し、サービス・ソリューション提供等も含めた幅広い取組も交えながら新たな付加価値を創出した個人またはグループを表彰します。

 今回評価された故障予兆検知システムは、設備の未利用熱を利用して自立した電源を確保するメンテナンスフリーの環境発電型IoTデバイスと、大量データをオンプレミスで高速処理し、設備状態を分析するソフトウェアを組み合わせたものです。これにより、電源工事や電池交換が困難な製造現場でも、長期間にわたり安定的に設備状態をモニタリングし、故障前の微細な変化を検知することを可能にしました。本システムは、コマツの粟津工場・小山工場をはじめ、日本製鉄株式会社を含む多くの事業所で導入が進んでおり、設備の安定稼働や保全業務の効率化に貢献しています。

 日本では一次エネルギーの約6~7割が未利用熱として放出されているともいわれています(※1)。KELKは、熱電半導体のリーディングカンパニーとして、未利用熱の活用と設備の長寿命化を両立するソリューションの提供を通じ、製造現場全体の省エネルギー化とCO₂削減に貢献してまいります。

 本優秀賞の伝達式は、関東経済産業局 産業部長より執り行われました。


【受賞したチームメンバー】

最終更新:2026/03/2417:02

株式会社小松製作所

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