神戸清光が中国から日本の建機を遠隔操作! Builder Xのシステムで価格は500万円以下に

2022/10/0511:42配信

中国・北京から兵庫県の建機を遠隔操作したところ、操作感はマニュアル操作と遜色なく、カラーコーンをクリアしながらS字走行する実験では、遠隔操作の方がマニュアル操作よりも速いくらいでした。

神戸清光システムインスツルメントの代表取締役社長、走出高充氏は「遠隔操作だと画面に映るコースをよく見ようと、建機の向きをこまめに変えるため、マニュアルよりも速くなったのでは」と語ります。

S字走行実験では、中国からの遠隔操作(左)の方が、マニュアル操作(右)よりも速かった

このシステムは、今後、日本でも発売する予定です。

気になるお値段は、既存の遠隔操作システムの半額以下で、

500万円を切る

こともありそうです。

これだけ低価格になると、建機の遠隔操作がぐっと身近になり、テレワークで勤務する建機オペレーターも増えそうですね。国をまたいで仕事する国際派テレワーカーも登場するのではないでしょうか。

神戸清光インスツルメントの社員たち。右から2人目が走出社長。2022年2月に小野ドローン練習場にて撮影(写真:家入龍太)

なお、この遠隔操作システムは、2022年10月19日にマイドームおおさか(大阪市中央区)で開催される「神戸清光EXPO2022」でお披露目される予定です。ご興味のある方は、出掛けてみてはいかがでしょうか。

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最終更新:2022/10/0511:57

株式会社イエイリ・ラボ