金杉建設が江戸川に巨大彫刻を完成! 全国に広がる「2022 POWER」運動

2022/01/2113:13配信

「社会インフラを活用し、建設技術で社会を明るくしよう」と、国土交通省が河川敷などの敷地を提供し、ICT建機を使って「2022 POWER」などの巨大彫刻を掘る建設会社の“課外活動”が、広がりを見せています。 

2021年12月には、湯澤工業が山梨県南アルプス市内の釜無川河川敷に(メーキング動画はこちら)、熊野組が熊本県内の迫間川河川敷で(メーキング動画はこちら)、それぞれ巨大彫刻を完成させました。

山梨県内の釜無川、熊本県内の迫間川に掘られた巨大彫刻(左写真:湯澤工業、右写真:熊野組)

そしてこのほど、筆者が確認している3つめの巨大彫刻が施工されました。

チルトローター付きバケットで文字のテーパー部を施工中のICT建機(特記以外の写真、資料:金杉建設)

その現場とは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

江戸川の河川敷

なのです。(施工場所の地図はこちら

埼玉県内の江戸川で巨大文字を彫刻中のICT建機

ICT建機のコックピットには「2022 POWER」の3Dモデルが

施工場所は埼玉県三郷市にある三郷排水機場前で、施工したのは金杉建設(本社:埼玉県春日部市)です。

バケットが360度旋回する「チルトローター」という機構を備えたバックホーで、文字のテーパー部分を掘削しました。ベテランのオペレーターさんは、ICT建機に乗るのは初めてでしたが、2日目には自分の手先のように使いこなしていたそうです。

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最終更新:2022/01/2113:30

株式会社イエイリ・ラボ